2014年5月のLINE Creators Market(LINEクリエイターズマーケット)サービス開始以降、登録されたラインスタンプ数は300万を優に超える数が展開されています。
当社でも、企画したキャラクターのLINEスタンプの販売を開始しました。
なぜ今このタイミングで?という質問もきたのですが、当社の場合はこのリリースによって単にスタンプを販売するだけとは違う効果が出てきました。
それは、販売を開始してから1〜2週間でキャラクターライセンスのコンサルティングやキャラクターライセンスについてのお問い合わせをいただけるようになったことです。
また、継続してLINEスタンプをリリースして、ある程度のランキングまでいけるようになると、創作活動に専念することが十分に可能な売り上げになることも分かりました。
LINEスタンプは、表現したいキャラクターの設計さえできればすぐにスタート地点に立つことができます。
- LINEスタンプ制作の始め方
- キャラクター設計の仕方
- LINEスタンプを作る目的
キャラクター設計の仕方
LINEスタンプのキャラクター設計はとても簡単です。下記の手順で行うことができます。
- まずは思いつくイメージを書いてみる
- キャラクターに名前をつけてあげる
- 性格や趣味嗜好を設定する
- 等身決めをする
- 特徴や要素をまとめる
これだけのステップで完了です。
具体的なキャラクターの設計方法
キャラクターを生み出すには、具体的なキャラクターイメージを細かく設定できるかが重要です。
LINEスタンプ制作では、8~40種類のスタンプデザインを行います。
デザイン数の多いLINEスタンプを販売する場合、デザインのポーズなどを決める際にキャラクターの設定を細かくしておくことで、デザインのポーズなどを決める際の情報としてとても役に立ちます。
キャラクターデザインのラフはアバウトだとしても、キャラクター設定はなるべく細かく設定していきましょう。
下記の記事でも、キャラクターの設定をどうやって決めていくか詳細を解説しています。
LINEスタンプ作成を始めよう!
LINEスタンプ制作は、展開の仕方によっては素晴らしい宣伝のツールにもなる得るし、様々な「きっかけ」を生んでくれる素敵なプラットフォームです。
今から始めるのに向いている人
今からLINEスタンプの販売を始めていくのに向いている人は、特に下記で説明する人たちだと考えています。
デザインのポートフォリオとして
単にデザインができますというよりは、実際にLINEスタンプや着せ替えでの販売展開をして実績があったほうが自分のアピールの仕方にも幅が出てきますね。
僕も面接をよく行っていましたが、実際にLINEスタンプで販売されている実績を見たときの印象は、やはり良いものがありました。
と言うのは、ただ単にデザインをするだけでなく、登録から販売までの一連のプロセスをしっかりこなしていると言うことでもあります。
子供や家族と一緒にLINEスタンプを作成
昨今は副業ブームと言われていますが、せっかく副業をするならビジネスにも繋がりながら家族子供と一緒に何かを作る時間を通じてコンテンツを作るのはとても良いことです。
特に子供たちは、その楽しみを知れば物凄い学習曲線でスキルをアップしていきます。
途中で飽きてしまうこともありますが、そんなときは違う遊びをしながら、また絵を書いてみてもらってください。
筆者の場合は、思わぬ感動が生まれました。
LINEスタンプを販売していたら、息子が趣味のハンドクラフトで当社のキャラクターを作ってくれたのです。
これには正直感動してしまいました。
こんな感動も体験できるなんで素敵なことだと思います。
是非、LINEスタンプ制作を始めてみましょう。
コンテンツ制作を考えている学生の方に
何らかのプラットフォームで、規約(ルール)を理解しながら販売展開するまでの経験を得るということはとても貴重な体験です。
社会に出て仕事としてそれを生業にしていくと「制作物を作る」だけでは難しく、クリエイティブではない業務的な側面もこなしていく必要があります。
できれば、LINEスタンプを「企画」、「マーケティング」、「デザイン」などの複数のセクションに分けて創作活動を行ってもらえると良いですね。
LINEスタンプ販売を収入の中心にしていこうと考えている人へ
LINEスタンプは、ファンになってくれる人が増えていくのに時間がかかります。
少しでもたくさんの人に早く知ってもらうためには、適切な宣伝とプロモーションが必要です。
その中のひとつで効果が大きいものに、LINE公式アカウントの開設があります。
LINEスタンプは、発売を開始してから「新着カテゴリー」のTOPにどれだけ表示されてその後、「新着(人気順)」の上位に入れているかが、最初のうちは重要になります。
LINE公式アカウントを開設していると、友だちになってくれた方へダイレクトに、そしてリアルタイムにメッセージ配信を行うことが可能です。
発売直後に、プロモーションを行って、購入してもらうタイミングを合わせることで、発売直後の売り上げを伸ばすことができます。
LINEスタンプの制作環境
現在、スマホでもLINEスタンプデザインをしていく環境は整ってきています。
iPadなども、スタイラスペンのラインナップも増えてきていて必ずしもPCを用意しなければいけない状況ではなくなりました。
スマホ版で表示される場合には、メニュー機能から「Web版を表示」、または「Web版をリクエスト」などを選ぶことでPC版サイトが表示できるようになります。
下記の記事では、筆者の制作環境も公開していますので参考になれば幸いです。
LINEスタンプで新しいきっかけを作ろう
現在のLINE Creators Market(LINEクリエイターズマーケット)は以前と違い、審査期間もかなり早くなり、スタンプの個数も8個からと、とても親しみやすくなりました。
LINEクリエイターズマーケットを単に販売フラットフォームとしてではなく、コミュニケーションや実際のビジネスの練習として関わっていくのも面白いやり方です。
下記の記事では、LINEクリエイターズマーケットへの登録の仕方を説明していますのでご覧ください。
まとめ
LINEスタンプ作成は、これから始めても様々なビジネスメリットがあります。
また、LINEスタンプ販売ビジネスは初動のプロモーションをしっかりやることで、長い間売れ続ける特性もあります。
LINEスタンプ販売後の宣伝方法やプロモーションも含めて、下記の記事で広くまとめてありますので、参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。