LINEスタンプの作り方を分かりやすく解説

LINEスタンプの作り方をわかりやすく解説

今からLINEスタンプ制作を始める人に向けての作り方をまとめたノウハウをまとめました。

筆者は2020年01月に法人化をして、会社の事業の内の1つでLINEスタンプを制作して販売をおこなっています。

LINEスタンプの作り方を知って販売するやり方を知っておけば、他の販売プラットフォームへ応用展開することも出来ますし、売上の規模によっては、事業化する規模にだってすることが可能です。

本記事では、実際の制作過程で得た情報やノウハウを公開していきながらLINEスタンプの作り方をまとめていきます。

この記事の内容
  • LINEスタンプの作り方が分かる
  • LINEスタンプの販売方法が分かる
  • LINEスタンプの宣伝方法が分かる

LINEスタンプ制作と販売は、コツコツと積み上げていけば、少しずつ収益が積み上がっていきます。

現在、LINEスタンプから生まれたキャラクターは、LINEスタンプだけに限らず、色々なグッズ販売などのプラットフォームでも活躍してくれるようになりました。

例えば、筆者の実例を紹介すると、LINEスタンプで販売しているキャラクターのグッズを、ユニコスタンプ®︎ストア(SUZURI)というECサイトで販売したりしています。

このほか、オリジナルキャラクターとコンセプトが一致した商品やサービスとのコラボ案件などがあったりします。

そういう意味でもLINEクリエイターズマーケットにLINEスタンプとしてキャラクターやデザインを販売することは、認知度を高めていくキッカケの1つとして、有効なマーケティングにもなっていきます。

目次

LINEスタンプの作り方と販売方法

LINEスタンプの作り方と販売方法

LINEスタンプの作り方と販売の方法はとても簡単です。

まずは、簡単に制作したLINEスタンプを販売するまでのステップを把握しておきましょう。

具体的には、下記の手順で行うことができます。

LINEスタンプの販売までのステップ
  1. LINEクリエイターズアカウントを開設
  2. デザインしたLINEスタンプを登録
  3. リクエストボタンをクリック
  4. 審査結果を待つ
  5. ステータスが承認になったらリリースボタンをクリック

それでは、順に解説していきます。

LINEスタンプの作り方① LINEクリエイターズアカウントを開設

まずは、LINEスタンプを販売するためのアカウントを作成しないと何も始まりません。

LINEクリエイターズアカウントのデザイナー名は販売者名は、後からでも変えることが出来ます。

また、売上を振り込むための口座登録なども必要になるので準備しておきましょう。

LINEクリエイターズアカウントの作成に費用はかかりますか?

費用はかかりません。

LINEスタンプの作り方② デザインしたLINEスタンプを登録

アカウントが作成できて、LINEスタンプもデザインできたら、LINEクリエイターズマーケットで販売するための登録作業があります。

具体的な方法は、本記事の中盤でも解説しています。

LINEスタンプの作り方③ リクエストボタンをクリック

デザインしたLINEスタンプの情報が全て登録できたら、ついに審査リクエストになります。

LINEスタンプの作り方④ 審査結果を待つ

作成したLINEスタンプの審査期間は、通常であれば2~3日で審査の結果が返ってきます。

しかし、状況によっては審査にとても時間が掛かる場合があります。

  • 審査システムに大きく影響する問題が起きているとき
  • LINEクリエイターズマーケットで新しい種類のスタンプなどがリリースされる前後
  • きわどい表現が描写されているLINEスタンプのデザインの時

こんな時は、時間が掛かる場合があるので、そんな時は気長に待ちましょう。

以前は審査プロセスに1ヵ月以上掛かることが普通でしたが、それに比べれば現在はかなり早くなっています。

LINEスタンプの作り方⑤ ステータスが承認になったらリリースボタンをクリック

無事、審査が通ったら販売開始が可能になります。

どんなタイミングでリリースすれば良いのかは別記事でも紹介していますが、正直あまり変わらないという印象です。

※とても有名なLINEスタンプを出しているデザイナーの場合は違うかもしれないですが…。

そんな感じで、項目としてはこの5ステップで完了です。

LINEスタンプ制作は収益化出来るの?

LINEスタンプ制作は収益化出来るの?

LINEスタンプ制作は、今から始めても収益化が可能です。

何か1つのキャラクターや、凝ったデザインで1発で当てる事はかなり難しいと思いますが、リリース数で勝負すればまだまだ収益化が可能です。

筆者としては、シンプルな絵文字から始めて、コツコツと積み上げていくことをオススメします。

LINEスタンプは収益化出来る?
  • LINEスタンプはまだまだチャンスがたくさんある
  • LINEスタンプの販売を実績やコミュニケーションきっかけとして
  • 当ブログのスタンプ販売実績は記事後半で紹介

それでは①〜③を解説します。

① LINEスタンプ制作はチャンスがたくさん

LINEスタンプは、制作を長く続けていけば大きな収入に繋げていくことが可能です。

また、数多く出したLINEスタンプはそのままアナタのポートフォリオにもなります。

LINEスタンプ制作は楽しみつつコンテンツを積み上げていきましょう。

筆者の場合は、猫のキャラクターと絵文字(顔文字)が海外で安定的に売れているパターンです。

LINEスタンプはどれくらいの売り上げになりますか?

制作者によって大きく差があります。筆者の場合、LINEスタンプの具体的な売り上げ金額を公開しているので、そちらが参考になれば幸いです。

参考記事:LINEスタンプの収入とランキングはどれくらいなのか実例を公開

② LINEスタンプの制作実績作りやコミュニケーションきっかけとして

LINEスタンプは、ただ販売に向けて作成する物ではなくなってきています。

副業をする中でも、様々な人とのコミュニケーションや体験を経てのビジネスにできるプラットフォームになりました。

リモートワークも増えてきた中、家族と一緒に作ったり、学校の友達と共同で作ったり、自分のデザインポートフォリオの実績の場として利用することもできます。

関連記事:LINEスタンプ作成を始めて新しいことにチャレンジしてみよう!!

また、販売しているLINEスタンプをLINE公式アカウントで運用することで、友だちへの発信をとおしてファンを増やしていくことも可能です。

LINEスタンプ以外にもWebサイト、ブログサイト、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、Pinterest、LinkedInなどを運用していたら、LINE公式アカウントと連携すると相乗効果が出てきます。

LINE公式アカウントの開設については記事の後半で紹介しています。

LINE公式アカウントは無料で開設できるので、LINEスタンプを始めるのと合わせて活用してみましょう。

関連記事:LINEスタンプ用のLINE公式アカウントを開設しよう【初心者向け】

③ 当ブログのスタンプ販売実績は記事後半で紹介

一気にリリースをしているときは、LINEスタンプだけ生活できるんじゃないか…。

と、思えるくらいの時もありましたが、最近はリリースが留まってしまっているのでさすがに少し売上は減ってきました。

当ブログのスタンプ販売実績は、本記事の後半で紹介していますので、参考になれば幸いです。

LINEスタンプを作って販売するためにクリエイターズマーケットに登録しよう

クリエイターズマーケットにプロフィールを登録しよう

まずはLINEクリエイターズマーケットへ「登録」してアカウントを開設しましょう。

開設した後は各スタンプの作り方や審査のガイドラインが確認できるようになります。

登録方法については以下の記事で紹介しています。

関連記事:誰でも簡単にできる!LINEクリエイターズマーケットに登録しよう!

LINEスタンプ制作の前準備

ここでは、スタンプの制作をする前の環境準備について書いています。

人によってかなり環境が変わる部分でもあるので、私たちの制作環境も紹介します。

関連記事:LINEスタンプ制作を始めるための準備環境を作ろう!

LINEスタンプのアイデアをまとめてデザインしよう

LINEスタンプを制作する準備ができたら、次はデザインするための制作工程に入ります。

ここでは、LINEスタンプ を効率的に制作していくためのノウハウを書かせていただきました。

LINEスタンプのデザインを始めるには、ほとんどのものにキャラクターが必要になります。

LINEスタンプのキャラクターを考えるステップはこちらの記事をご覧ください。

関連記事:オリジナルのLINEスタンプキャラクターを制作しよう!!

LINEメッセージスタンプの作り方(実例を公開)

LINEメッセージスタンプ制作の実例を記事にしました。

LINEメッセージスタンプの制作実例を先にアップした理由は3つあります。

  • 筆者の場合はLINEメッセージスタンプの売り上げや使用比率が高い
  • MAXの制作個数が24種類(通常のLINEスタンプはMAXが40種類)
  • 文字入れ部分を工夫して海外販売展開しやすい

こちらの記事で制作実例を公開していますのでご覧いただければ幸いです。

関連記事:LINEスタンプ制作の流れが分かる実例を公開

LINEスタンプの数

LINEスタンプの数は何個からOKなのか?

LINEスタンプのデザインするスタンプ個数(1セット)は、以下の数から選べます。

  • 8個
  • 16個
  • 24個
  • 32個
  • 40個

この内、アニメーションスタンプとLINEメッセージスタンプは1セットが24個までとなります。

LINEスタンプのタイプ

2020年3月30日から、公式STOREでメッセージスタンプの販売も開始されました。

2020年6月からは、LINEクリエイターズマーケットでもBIGスタンプの申請が可能になりました。

スタンプタイプ
  1. LINEスタンプ
  2. アニメーションスタンプ
  3. カスタムスタンプ
  4. メッセージスタンプ
  5. BIGスタンプ
  6. LINE絵文字
  7. アニメーション絵文字
  8. 着せ替え
  9. ポップアップスタンプ
  10. エフェクトスタンプ

記事は日々更新しています。

それぞれのスタンプタイプを解説していきます。

① LINEスタンプ

LINEスタンプの作り方はこちらの記事で説明をしています。

関連記事:LINEスタンプを制作する準備内容を学びながらデザインを始めよう!

LINEスタンプを制作するときの画像サイズや登録するときの、フォーマットについてはこちらの記事にまとめています。

関連記事:LINEスタンプのサイズをわかりやすく解説

② アニメーションスタンプ

アニメーションスタンプは、アニメーション化する前のフォルダ構造の準備編と作成していくための実践編の2構成になっています。

LINEアニメーションスタンプは、制作過程で様々な中間ファイルが生まれます。

作成したファイルを正しく管理していきながら制作するための準備編はこちらになります。

関連記事:LINEアニメーションスタンプの作り方をわかりやすく解説

LINEアニメーションスタンプの制作過程で出来上がるファイルの管理ができるようになったら実践編です。

実践編は、こちらの記事にまとめてありますので、参考になれば幸いです。

関連記事:実際にLINEアニメーションスタンプを制作した実例を公開

③ カスタムスタンプ

メッセージスタンプが販売開始されたことで、カスタムスタンプとメッセージスタンプの使い分けができるようになりました。

関連記事:LINEカスタムスタンプとLINEメッセージスタンプの違い

④ メッセージスタンプ

LINEメッセージスタンプの作り方を共有します。

フォントの設定情報なども公開していますので、参考になれば幸いです。

関連記事:LINEメッセージスタンプの作り方を分かりやすく解説

⑤ BIGスタンプ

BIGスタンプもLINEクリエイターズマーケットで登録できるようになりました。

関連記事:LINEストアで販売可能になったBIGスタンプの作り方を解説

BIGスタンプはとにかく描き込めるカンバスが大きいので、しっかりと描き込んでいけば相当リッチなスタンプデザインを作ることが可能です。

手間がけっこうかかるスタンプの種類になりますが、自分のラインナップの中にひとつは入れておきたいタイプのLINEスタンプですね。

⑥ LINE絵文字

LINE絵文字は通常のスタンプコンテンツを応用することで、新しい売上の機会を作る事ができます。

もし、すでにLINEスタンプで販売をしている方は、そのまま縮尺設定で絵文字用に出来そうでしたら、絵文字版も作ってしまいましょう。

LINEスタンプを絵文字用に変換して販売した事例

LINEスタンプでの販売よりも絵文字のほうが売れています。

最近は、LINE絵文字を優先して作るようにしているのですが、LINEメッセージスタンプと一緒で、海外販売向けのデザインも絵文字のほうが作りやすいです。

関連記事:LINE絵文字の作り方をわかりやすく解説【絵文字の制作事例付き】

通常のLINEスタンプに比べて、LINE絵文字はまだ登録数がそれほど多くないです。

もし、すでにLINEスタンプを販売している場合はそのデザインをリメイクして絵文字にすると、もしかしたら売れ行きが変わるかもしれません。

始めてLINEスタンプをデザインするという場合は、絵文字からスタートすると良いです。

小さいカンバスで書けるというのと、セリフ文字などをあまり入れなくてもよい所がメリットです。

⑦ アニメーション絵文字

アニメーション絵文字は、LINE絵文字がアニメーションになったスタンプです。

アニメーションスタンプ系は、通常のスタンプの大きさでも絵文字の大きさでも、アニメーションにする手間が結構掛かるのタイプです。

筆者の場合は、これまで販売した絵文字をBlenderという3DCGを用いて3D化させ、3DCGでアニメーション化する方法でいろいろなエフェクト書けて試していこうかなと考えています。

LINEアニメーションの特集記事については現在作成中です。

ですが、Blenderなどの3DCGを活用した簡単にアニメーション絵文字を作成する方法などをYouTubeにアップしました。

LINEスタンプの制作環境と言えば、AdobeCCやクリスタなどが有名ですが、最近はメタバースプラットフォームに対応したマテリアル作成にも、LINEスタンプのノウハウは活かして収益化が出来るので、BlenderやMAYA LTを使ったりしています。

⑧ 着せ替え

LINEクリエイターズマーケットでは、「着せ替え」を制作して販売することも可能です。

着せ替えは、LINEのバージョンアップによって定期的に販売作品のアップデートが必要になります。

着せ替えはデザインする素材が多くあるように感じますが、「絵文字」を制作している場合はそのデザインを活用することで着せ替えデザインを進めることもできます。

LINEスタンプ、絵文字などに慣れてきたらチャレンジしてみましょう。

⑨ ポップアップスタンプ

ポップアップスタンプは、画面いっぱいにアニメーションが表示されるインパクトのあるLINEスタンプです。

アニメーションスタンプと通常のスタンプ両方を作成するので、制作は大変ですがリリースされる数が他のスタンプに比べて少ないうちは絶好のチャンスです。

制作負荷を軽減しながら作っていくTipsも入れてあるので、参考になれば幸いです。

関連記事:LINEのポップアップスタンプの作り方を解説

⑩ エフェクトスタンプ

エフェクトスタンプは、画面背景いっぱいにアニメーションが表示される素敵な演出が出来るLINEスタンプです。

エフェクトスタンプもポップアップスタンプと同様に通常のスタンプとエフェクト用のアニメーションスタンプ2種類を用意する必要があります。

こちらも新しく販売できるようになる新ラインナップなので、スタンプの種類が増える前にリリースできれば認知度アップの機会が生まれますね。

関連記事:LINEのエフェクトスタンプの作り方を解説

制作して完成したLINEスタンプを登録

スタンプのデザインが出来上がったらついに、LINEクリエイターズマーケットへの登録です。

LINEスタンプの新規登録

入力に手間が多くかかる作業ですが、せっかくできた制作物のお披露目情報になるので頑張って入力をしていきましょう。

関連記事:LINEスタンプの登録手順をわかりやすく解説

LINEスタンプで設定できる値段

LINEスタンプやLINE絵文字の販売価格は

  • 120円
  • 250円
  • 370円
  • 490円
  • 610円

から選ぶことが出来ます。

この内、カスタムスタンプ、LINEメッセージスタンプ、アニメーションスタンプ、BIGスタンプは250円からの販売価格で設定できます。

LINEスタンプ制作のプロセスは完了

LINEスタンプの審査期間はどれくらいなのか

スタンプ申請が完了したら次に気になるのは審査期間。

下記の記事では、私たちが作成して現在販売しているスタンプの申請期間を公開しています。

またどのような申請の仕方をすれば審査期間が短くなるかについても紹介しています。

関連記事:LINEスタンプの審査期間はどれくらいなのか実例を公開

LINEスタンプがリジェクトされたら?

ラインスタンプも市場に出る前にやはり審査があります。

合格なら嬉しいですが、時には「リジェクト」として不合格で返ってきてしまうこともあります。

しかし、LINEから返ってくる「リジェクト」の内容は、他のプラットフォームに比べてわかりやすいです。

何番の何が規約に準拠していないのか、明確に書かれてきますので、対処がしやすのが特徴です。

「リジェクト」に対応した後の再審査も、以前に比べるとかなり対応が早くなり、リリースまでの期間はとても短くなりました。

もし、「リジェクト」で返ってきても粛々と対応し、作成したスタンプをデビューさせてあげましょう。

リジェクトについての詳細は、下記の記事でも紹介しています。

関連記事:LINEスタンプのリジェクト対応と販売地域

LINEスタンプの販売停止や販売再開の操作をするときの方法

販売を開始したスタンプも状況によっては販売停止の判断が必要な時もあります。

筆者は、動物メインのラインナップを中心にLINEスタンプをリリースしているのですが、思いつきで販売したLINEスタンプがあまりにも他のLINEスタンプと馴染まなかったので、販売停止にしたLINEスタンプがあります。

LINEスタンプを販売停止にする時については、下記の記事を参考にしてください。

関連記事:LINEスタンプを販売停止にしたらどうなるのか?

LINEスタンプの売り上げが反映されるまでの時間

LINEスタンプのリリースが完了したら気になるのは、どれくらいでLINE STOREに掲載されるのか。

関連記事:LINEスタンプの売上反映や確認方法をわかりやすく解説

どれくらいで売り上げが反映されるのかなど、いろいろなことが気になりますよね。

LINEスタンプの売り上げ反映などに関する情報は上の記事にまとめていますので、参考になれば幸いです。

LINEスタンプの販売エリアを意識する

LINEスタンプは、海外販売に向けての販売エリア登録を簡単に行うことができます。

  • 販売可能な全てのエリア
  • 販売可能な一部のエリア
  • 選択した一部のエリア

の3種類から選べます。

筆者の場合、LINEスタンプの場合は言語ごとにスタンプをデザインしているので「選択した一部のエリア」で設定し、LINE絵文字の場合は「販売可能な全てのエリア」を選択しています。

ここに注意!

販売エリアを後から変更すると、ユーザーがLINEスタンプを送るときのスタンプ選択画面最下部に表示される「〇〇〇(クリエイター名)の最新の絵文字」の一覧が反映されなくなるときがあります。

筆者体験済みです。極力販売エリアの変更がないように計画しましょう。

LINEスタンプの場合

日本語のセリフで制作したスタンプがそのまま世界へ配信されても日本語のままでは販売につながりません。

その国で使用している言語と、提供しているLINEスタンプの言語が違えば、当然購入してもらえる可能性が低くなってしまいます。

筆者が行っている販売展開の手順は、まず日本向けに、日本語だけのLINEスタンプを制作します。

日本での販売開始後、多言語対応させるための翻訳を行いながら順次各言語ごとのLINEスタンプをリリースしています。

LINE絵文字の場合

絵文字は、当初は日本用と海外用のコンテンツを分けてリリースをしていましたが、現在は絵文字にセリフや文字のないもの「販売可能な全てのエリア」で展開しています。

2020年09月現在、筆者のLINE絵文字については簡単な顔文字やエモティコンの、販売実績が多い状況になっています。

ねこねこ絵文字シリーズも増やしているのですが、顔文字やエモティコンのほうが労力は半分以下で販売実績は倍以上です…。

販売エリアを意識して、スタンプ制作をするための参考記事はこちら。

関連記事:海外向けにLINEスタンプを販売展開していく方法を分かりやすく解説

また、海外にタイプできるLINEスタンプを既に展開している場合には、LINEが使われている主要な国で使われているSNSを活用しましょう。

海外向けにLINEスタンプの宣伝をSNSで行う

ここでは、海外に向けて発信をするのに役に立つSNSを紹介します。

今回、日本以外にLINEの利用者数として多いところをピックアップして、いくつか紹介します。

台湾の場合

  • プルク(PLURK)
  • 中国語(繁体字)で作成したFacebook(Facebookページ)とストア作成
  • Instagram

タイの場合

  • タイ語で作成したFacebook(Facebookページ)とストア作成
  • Instagram

インドネシアの場合

  • インドネシア語で作成したFacebook(Facebookページ)とストア作成
  • Instagram

全部作っていくと大変かもしれませんが、翻訳は短い簡単な文章で

を使用しながら調整していけば何とかなります。

1度作ってしまえば、あとは新作を出す度に商品追加や更新、投稿をするだけです。

海外に向けて発信をする手段は限られているので、少しずつでも準備してみましょう。

LINEスタンプを広げるための国内向けSNS活用

LINEスタンプ制作を始めたら、ファンとのコミュニケーションを行える場所を作りましょう。

散発的になりがちなスタンプへの反応も、大きなひとつのコミュニティースペースを作ってあげることでマーケティングにも役立ちます。

国内向けに活用できるSNSには以下の種類があります。

活用できるSNS
  • LINE公式アカウント
  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • Instagram
  • LinkedIn
  • Pinterest

それでは、それぞれのSNSを解説していきます。

①LINE公式アカウントを開設する

LINEスタンプの販売を始めたら、たくさんの人に自分のLINEスタンプを知ってもらいたいですね。

LINE公式アカウントは無料で開設することができます。

もし、継続的にLINEスタンプを制作するのであれば絶対にLINE公式アカウントを開設しておいた方がいいです。

当ブログでは、LINE公式アカウントの開設方法と運用までの手引きを実例を含めてまとめてあります。

また、LINE公式アカウントの細かい機能や準備できるコンテンツの内容など、詳細については下記の記事で解説しています。

関連記事:LINE公式アカウントの作り方を分かりやすく解説

②X(旧Twitter)を利用する

LINEスタンプ専用のX(旧Twitter)アカウントを作成しましょう。

X(旧Twitter)のプロフィールには、LINE公式アカウントの友だち登録URLか、認証済みアカウントになっていればLINE公式アカウントのプロフィールWebページのリンクを載せておきます。

事例 : 【LINE公式アカウント】ユニコスタンプ®Webサイト用のURL

X(旧Twitter)はどんどん情報が流れていく特性があるので、こまめに更新情報をツイートしていきながら、リプライなどがあったらこまめにコミュニケーションをとっていきましょう。

また、X(旧Twitter)でLINEスタンプ及び絵文字等、クリエイターズマーケットのURLを短縮URLで表記したりプロフィールサイトを作成してリンクする方法もありますが、絵文字URL等を用いてリンク用URLを設置したりすることもできます。

筆者の場合は、X(旧Twitter)などのほかに、海外向けのSNSにリンクするプロフィール部分には、y.atで作成した絵文字URLを色んなサイトで貼り付けています。

参考:ユニコスタンプ® X(旧Twitter)公式アカウント

絵文字URLに関する、各検索サービスの立ち位置は、数年ごとに変化があるので、日本だけでなく、日本以外においても流行がどうかについては判断が難しいところですが、絵文字URLは一定の検索ボリュームがあるので一考する余地はあるかと思います。

③Facebookを利用する

Facebookでは、個人用のFacebookページとは別にブランド用のFacebookページの作成が可能です。

また、Facebookページにはショップページを作成することが可能です。

理想は、台湾、タイ、インドネシア語用のページを作れるのがいいのですが、まずは日本語で作成をして慣れていきましょう。

当ブログのFacebookページにショップを作成したので、参考になれば幸いです。

参考リンク : Facebook|ユニコブログショップページ

④Instagramを利用する

Instagramは、基本的にリンクが1つしか貼れないことを前提にすると以下のリンク方法があります。

  • プロフィールサイトで各クリエイターURLを1つにまとめる
  • LINEスタンプ、絵文字、着せ替えごとにアカウントを作成する
  • LINE公式アカウントのプロフィールページURLをリンクする(認証済みアカウント)

Instagramも情報がどんどん流れていくタイプなので、毎日コンテンツ更新できるようなアイデアで更新していきましょう。

⑤LinkedInを活用する

LinkedInは、ビジネス特化型のSNSです。

最近は日本向けにどんどん機能を拡張していて、利用者数も伸びてきているSNSです。

LinkedInは、他のSNSと同様にストーリーズなどにも対応しており、新作スタンプのリリース告知をすることが可能です。

ビジネスに特化したLinkedInは、「注目のコンテンツ」というリンクをプロフィールのTOPページに設定できます。

作品一覧を記録したポートフォリオのWebサイトや、制作記録をテーマにコンテンツを積み上げたブログサイトを開設してリンクを貼っておいたり、イラストやデザインなどのお仕事依頼のページをTOPに設定しておくことでアピールをすることも可能です。

SNSを活用する

加えて、LinkedInでは「言語別のプロフィール」を追加することが可能です。

言語別のLINEスタンプを作成している場合は、言語ごとのビジネスプロフィールも設定して世界中に制作実績をアピールしましょう。

⑥Pinterestを活用する

Pinterestを利用して、LINEスタンプをキャラクターやコンセプトごとに分類してボードを作りましょう。

筆者もLINEスタンプのボードを作成して、LINEスタンプや絵文字のピンをまとめています。

筆者のPinterestアカウントには、月間で約3万インプレッションがあり、エンゲージメントもそこそこあります。

それほど更新の手間は掛からないので、アカウントを開設してLINEスタンプや絵文字のボードを作成していきましょう。

作ったLINEスタンプの売上を上げるために

LINEスタンプの売上を長期的に向上させるためには、SNSの運用やWebメディアによるプロモーションなど様々な宣伝活動が必要になってきます。

下記に、LINEスタンプの売上を上げるために可能な宣伝方法やWebメディアの育て方などを紹介します。

LINEスタンプの売上をアップさせるための宣伝方法

LINEスタンプの売り上げをアップさせる施策をまとめたので参考になれば幸いです。

関連記事:LINEスタンプの売り上げをアップさせる宣伝方法をまとめて解説

LINEスタンプの紹介ブログから収益の窓口を広げていく方法

下記の記事は、LINEスタンプを紹介しつつ、LINE公式アカウントに繋げたり、音声配信のチャンネル登録を促したりしつつ、アフィリエイトリンクを¥やAmazonアソシエイトを利用した収益の窓口を広げる見本記事として紹介しています。

LINEスタンプコンテンツは、様々な収益の窓口に繋げていくことが可能です。

少しでも参考になれば幸いです。

関連記事:ブログでLINEスタンプを紹介する時の見本記事【積み上げていけば色々な収益化が可能】

LINEスタンプ制作コンテンツで売上や収入を上げていく方法

前述した見本記事の解説を中心に、収入や売上を上げるための様々な展開方法を解説しています。

関連記事:LINEスタンプクリエイターが収入や売上を増やすための方法を分かりやすく解説

LINE PRスタンプで無料スタンプを配布していく方法

すでにLINEスタンプをクリエイターズマーケットで販売している場合には、LINE PRスタンプを利用して宣伝することも可能です。

ただ、この宣伝方法を活用する場合には、LINE公式アカウントの開設を済ませてからのほうが効果的です。

単に無料スタンプを設定して無条件で配布することも可能なのですが、LINE PRスタンプは、クリエイター側で宣伝費用をかけてプロモーションをする方法です。

できれば、公式アカウントを開設し、『友だち』を増やしていく過程のプロモーションの一つとして検討していく必要のある宣伝方法だと考えます。

LINEスタンプが売れない時に出来ることは

LINEスタンプは通常、スタンプの総送信数減ってくると売れなくなってきます。

自然発生的に突然たくさん売れるということは滅多にありません。

現実的な方法にはなりますが、いくつかの対策を紹介しています。

関連記事:LINEスタンプが売れないときにやれる対策を分かりやすく解説

LINEのプロフィールにデコレーション機能が追加されて、販売しているLINEスタンプや絵文字のスタンプがプロフィールの背景に添付できるようになりました。

関連記事:LINEのプロフィールで使えるデコレーション機能の使い方を解説

デコレーションではテキストを加えることも可能です。

新作で発売したLINEスタンプや絵文字をプロフィールに貼り付けて告知していきましょう。

LINEスタンプ販売は大きな収入に繋がる

LINE STOREでのLINEスタンプ制作は、デザイン実績によるポートフォリオの積み上げにもなりますし、学校の授業を通して共同制作するための良い練習になります。

(教育関連での講演終了後に多い質問は、本題とは別にLINEスタンプ制作のことだったりもします。)

また、LINEスタンプ制作を中心にデザイン活動をしていけば、時間は掛かりますが少しずつ大きな収入に繋げることが可能なビジネスになっていきます。

また、そこでデザインされた素材を横展開で別のプラットフォームやグッズ販売などに展開したりと、LINEスタンプデザインだけでは終わらないビジネスにして行くことが可能になります。

最初はLINE絵文字でエモティコン(emoticon)を描く

いろいろLINEスタンプの作り方を調べたけど、やっぱり大変そう…という人が始めるのに一番良いのは、「絵文字」です。

LINE絵文字のカテゴリーでデザインを始めて、しかもジャンルは顔文字やエモティコン(emoticon)がお薦めです。

顔文字やエモティコン(emoticon)には日本向けと海外向けがあります。

関連記事 : 顔文字やエモティコンでLINE絵文字を販売しよう!!

顔文字やエモティコン(emoticon)は線画で描けるので、通常のLINEスタンプ制作よりは、多くの負荷はかかりません。

(たぶん、早い人だと1時間くらいで制作できると思います。)

せっかくLINEスタンプの制作に興味を持てたのなら、絵文字カテゴリーで顔文字やemoticonから始めてみましょう!

日本の場合は「顔文字」

日本の顔文字

日本の場合はよく使われる「顔文字」というのがあります。

キーボード上にある記号や特殊文字を使って顔文字を作成して感情などを表現するモノです。

海外向けにはエモティコン(emoticon)

海外の顔文字で使われるエモティコン

海外の場合、顔文字は「: )←笑顔」このように横に傾けた顔文字で感情を表現するモノです。

日本向けと海外向けに分けてデザインしてみて、面白そうな絵文字・顔文字・エモティコン(emoticon)を作成してみましょう。

AIで生成した画像をLINEクリエイターズマーケットでLINEスタンプとして販売しても大丈夫?

自分で創作し、制作して著作権全般を所有しているコンテンツを、強化学習によってAIに学習させ、その学習結果で制作を効率化させることについては問題がないと考えます。

ただし、単にプロンプトを用いてAI生成機能を利用して生成した制作物の場合は注意が必要です。

AI生成による著作権については、世界中で議論され、その利用の仕方については解釈が流動的になっています。

  • 学習元データの開示義務について
  • 生成された制作物に利用された元素材のメタ情報の埋め込み方法
  • 生成した制作物のプロンプトなど生成に利用した制作物に保存する方法

など、上記以外にも著作権のことだけに限らず、生成データフォーマットについても議論が盛んに行われています。

LINEクリエイターズマーケットの審査ガイドラインでは、第三者による著作者への知的財産権の侵害について明記されているので必ずチェックしておきましょう。

また、LINEクリエイターズマーケットは世界中で販売可能です。

つまり、AIによって生成したLINEスタンプに関する取り扱いは、販売する国や地域によっても扱いが変わる可能性を持っています。

このあたりは、日々内容が変わっていく部分なので、AI生成機能を利用した制作物を販売することに関して多くの確認事項が必要になると考えます。

LINEスタンプで制作したデザインは他のプラットフォームにも販売できる

LINEスタンプで制作したデザインデータは、他のプラットフォームでも販売可能です。

例えば、SUZURIのようなフルフィルメントサービスで、デザインデータを様々なパッケージにすることも可能です。

関連記事:SUZURIを実際に使ってみて売上を伸ばす方法などを解説

LINEスタンプで制作したキャラクターやデザインに背景や枠を付けて、ブログやYouTubeで使ってもらえるようなデザインを素材と販売することも可能です。

LINEスタンプのデザインや素材を販売できるサイトは、下記の画像素材の特集ブログ記事で紹介されているサイトで可能です。

関連記事:画像素材サイト10選!各サービスの料金と特徴を徹底比較

他のメディアと連携してコンテンツを広げていこう

有名なLINEスタンプクリエイターは、認知度を高めるために様々なコンテンツの網をかけています。

自分に合ったメディアを選択して、制作したLINEスタンプのことをたくさんの人に知ってもらえるようにしていきましょう。

LINEスタンプを広めていくための施策
  • ブログ開設をしてLINEスタンプを広めていく
  • 音声配信チャンネルを開設する
  • YouTubeで配信する
  • WebやSNSを組み合わせてLINE公式アカウントの友だちを増やしていく
  • Webセミナーやオンラインサロンでさらに収益アップ
  • LINEスタンプの作り方を電子書籍にする

それぞれ解説していきます。

①ブログ開設をしてLINEスタンプを広めていく

ブログ開設をしてLINEスタンプを広めていく

多くのSNSアプリがリリースされている中から、自分に合うSNSを選んで育てていくことが出来れば、LINEスタンプの知名度を飛躍的に伸ばしていくことが可能になります。

SNSは、スマホだけで収益化も簡単にできるくらいのプラットフォームが多くあるので、是非チャレンジしてみましょう。

LINEスタンプと相性の良いブログメディアの運営

LINEスタンプとブログメディアはとても相性の良いメディアです。

例えば、単にLINEスタンプを制作して販売するだけでなく、YouTubeでLINEスタンプのイラストメイキング動画をアップしたり、さらにその動画をブログ記事に埋め込んだりしていきます。

例えば下記のような感じです。

ブログ記事の前半では、LINEスタンプの作り方やスタンプの説明、世界観、雑記でも何でも、とにかくコンテンツを埋め込んでいきます。

少しコーディングができる人は、さらに動画の構造化データもページ内に記述してWebサイトやブログサイトと動画の関連性を検索エンジンに伝えやすくして最適化していきます。

多くのインフルエンサーは、複数のSNSやWebチャンネルを同時並行して運用しており、コンテンツの価値をマルチメディア化することで高めていっています。

LINEスタンプを主体にしたブログコンテンツの作り方サンプルブログ記事を作成して解説した記事を作成しました。

関連記事:LINEスタンプクリエイターが収入や売上を増やすための方法を分かりやすく解説

LINEスタンプと合わせてブログを始めてみたい方へ

筆者の場合、LINEスタンプの作り方を紹介しながら、YouTubeでイラストメイキング動画を紹介して、このブログを中心にコンテンツを連動させています。

SNSについても、先ほど紹介したように

  • LINE
  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • Instagram
  • Pinterest
  • Tumblr
  • PLURK

など、多くのSNSを運用してたくさんの人に認知してもらえるようにしています。

SNSと相性の良いのはブログサイトの運営です。

実例として、筆者のオリジナルキャラクターが、自作したフリー台本の小説を朗読しているWebサイトを作成したりして、多くの人に閲覧してもらっています。

また運用するなら、このブログと同じConoHa WINGでレンタルサーバーを借りれば、ブログサイトの開設まで簡単に進めることが可能になります。

関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説

ブログメディアを通じてコンテンツ管理をしておく

ブログのようなテキストコンテンツとSNSコンテンツを連携していくことで、収益を最大化させていくことが可能になります。

ユニコブログでは、初心者の方のためにブログを簡単に始めながらコンテンツを管理していく方法を数多く紹介しています。

SNSと合わせて、これからブログを始める方は是非、こちらの記事もご覧ください。

関連記事:初心者がブログを始めるならどこ?【答えはWordPressです】

また、下記の記事は、独自ドメインで自分だけのメールアドレスを無制限に作成する方法を紹介している記事です。

レンタルサーバーを借りるときから、WordPressをセットしてメールアドレスを作れるところまでのステップを、多くの画像を使って解説しています。

メールアドレスの発行や管理を自分で出来るようになると、コンテンツの発信方法や、新しいメディアやプラットフォームの登録など、目的に応じてメールアドレスを振り分けて管理するやり方を覚えることが可能になります。

関連記事:メールアドレスの作り方や作成方法を解説!!【独自ドメインを取得して無限に追加して増やしていく】

現在は、レンタルサーバーを借りるときにWordPressのインストールなどの煩わしい作業は、全てクリック感覚で済ませることが出来ますので、LINEスタンプのデザインをしつつ、ブログメディアも育てて行きましょう。

関連記事:ブログとは?初心者向けに分かりやすく解説【ドメイン取得のことから収益化まで】

②音声配信チャンネルを開設する

音声配信チャンネルでは顔出しをする必要がありません。

また最近の音声配信アプリなどは、LIVE配信だけではなくて録音コンテンツを貯めておくことが出来ます。

この場合も、LINE公式アカウントを開設しておくと効果的です。

プロフィール欄以外にも、収録した音声コンテンツの説明欄などにリンクを貼れるアプリもあるので、コンテンツを楽しんでもらいつつLINE公式アカウントへの友だち登録を促す内容を音声の中に盛り込んでおくことで、友だちを増やしていくことが可能になります。

③YouTubeで配信する

YouTubeも固定ファンを増やしていく手法の1つです。

筆者の場合は、制作過程をタイムラプスメイキングで制作し、YouTubeで公開しています。

YouTubeの概要欄に、LINEスタンプのリンクやLINE公式アカウントのリンクを貼っています。

参考動画:LINEスタンプの作り方 イラストメイキング | タイムラプス(YouTube)

YouTubeのチャンネル開設から諸設定の方法は、下記の記事にまとめてあります。

関連記事:YouTubeの始め方を基本から応用まで初心者用にわかりやすく解説

④WebやSNSを組み合わせてLINE公式アカウントの友だちを増やしていく

LINEスタンプで少しずつでも売上を増やしていく方法は、LINE公式アカウントを開設して、Webサイト(特にブログサイトの開設)のコンテンツや音声配信、動画コンテンツを提供して、LINE公式アカウントの友だちを増やしていくことです。

最初はインパクトが弱いかもしれないのですが、友だち数が500人〜1,000人くらいになってくると、新作リリースをメッセージ配信したときの反響に驚くことになります。

最初は開設の準備やコンテンツを更新していくのが大変かもしれませんが、せっかく作ったLINEスタンプをたくさんの人に知ってもらうためにコツコツと積み上げていきましょう。

⑤Webセミナーやオンラインサロンでさらに収益アップ

LINEスタンプを多くリリースできている人は、Webセミナーやオンラインサロンの運用もお薦めです。

LINEスタンプを多くリリースすると、効率の良い作り方や売れ筋などの感覚が掴めていると思います。

そんなノウハウを、Webセミナーやオンラインサロンとしてサブスクリプション化してノウハウを提供していくことで、LINEスタンプの収入と合わせて安定した収益を得ることも可能です。

現在、Webセミナーやオンラインサロンのプラットフォームは、管理が苦手な方でもそれほど苦労せずに運用できる仕組みが整ってきています。

⑥LINEスタンプの作り方を電子書籍にする

LINEスタンプの書籍は、一時多くの書籍が販売されましたが、現在はそれほど多くの書籍は出ていません。

書籍でLINEスタンプの作り方を知るニーズが減ったこともあるのでしょうが、LINEスタンプの書籍は、2015年出版の物がいまだに売れている状況です。

書籍は、紙媒体だけでなくで電子書籍で販売するという方法もあります。

筆者の書籍も、印刷版と合わせて電子書籍になっています。

書籍情報

売上を向上させるための「YouTube活用術」

発売日 : 2021年02月01日 著者 : 小林 玲王奈 出版・発行 : 近代中小企業研究会 マップアソシエーツ

電子書籍でLINEスタンプ制作の書籍を出版した著者としてのステータスは、かなりのインパクトがあります。

LINEスタンプのデザインもしていきながら、LINEスタンプの作り方を書いていくことで、ブランディングを構築して行くことも可能になります。

書籍というと大変に見えますが、先ほどオススメしたようにブログの運営などで積み上がったコンテンツをまとめたり、X(旧Twitter)などでつぶやいたことを積み上げてまとめていけば、なんとか書籍出版まで辿り着くことは可能です。

関連記事:電子書籍とは?電子書籍の作成方法とリリースの仕方を分かりやすく解説

LINEスタンプの販売実績を公開

一部ではありますが、私たちが販売しているLINEスタンプの中で売り上げが大きかったものについて、ランキングの参考にもなる記事を作成しました。

こちらも参考になれば幸いです。

関連記事:スタンプの収入とランキングはどれくらいなのか実例を公開

LINEスタンプの販売ラインナップを紹介

筆者が販売しているLINEスタンプやLINEメッセージスタンプ、LINE絵文字の販売ラインナップです。

関連記事:LINEスタンプ®|発売中のLINEスタンプや絵文字の紹介-ユニコスタンプ

最近は絵文字がメインになってきました。

もしよろしければ、こちらも見てもらえると嬉しいです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

関連記事:副業でおすすめのビジネスを分かりやすく解説【実績を銀行通帳で公開】

補足:自分で使う用のLINEスタンプの作り方

販売用ではなくて、自分用のLINEスタンプを作るのもアリです。

LINEスタンプ自体は8種類から登録することができるので、とりあえずは自分が使うためだけ用に作成するのもアリだと思います。

有名人の場合だと勝手にどんどん売れていくのでうらやましいところですが、それは別の話として解説していきます。

自分用のLINEスタンプを作るパターンは3つあります。

  1. 自分の写真を撮ってそれをLINEスタンプにする
  2. 自分でデザインする
  3. ココナラなどでイラストレーターさんにお願いする

予算があれば、頼んでみたいところですね。

最近だと、8種類1万円台でも、素敵なデザインのモノがたくさんあります。

そして、LINEスタンプに関しては、委託で受けてデザインするより、自分でどんどん積み上げて販売した方が収入が上がるのでは?と考えています。

売り上げが毎月積み上がっていくまでに時間のかかる部分がありますが、長期的に販売されていく商品になっていく分野なので、ぜひ体験してみることをおすすめします。

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ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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