mixhost(ミックスホスト)は、独自SSLが無料で設定できるレンタルサーバーです。
SSL(HTTPS)化は、サイトのセキュリティ対策を高めるほか、SEO施策においても外せない項目のひとつです。
この記事では、mixhostでSSL(HTTPS)を設定する方法を紹介します。
● mixhost(ミックスホスト)の契約からブログを作る手順を分かりやすく解説
mixhostでの独自SSLとは?
独自SSLとは、独自ドメインに対して発行される「SSLサーバー証明書」のことです。
SSL認証局からSSLサーバー証明書が発行されたドメインに限り、暗号化通信できるようになります。
一見同じように見えるドメインでも「HTTP」と「HTTPS」には大きな違いがあります。
「HTTP」は暗号化されていないドメインですが、SSL暗号化されたサイトには「HTTPS」が付き、サイト所有者の身元が保証されるため「サイトの信頼性」が高まります。
mixhost は国際的に信頼できる認証局がSSL証明書を発行してくれます。
また無料かつ無制限にサイトが登録できるのもmixhostの強みです。
サイトの数に制限がなければ、複数サイトを運用する方も安心ですね。
また無料で独自SSL設定ができるので、セキュリティ対策も万全です。
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mixhost(ミックスホスト)SSL設定の手順
mixhost(ミックスホスト)で独自SSLを設定する方法ですが、まずmixhostのコントロールパネル「cPanel」を開いてください。
mixhostの申込時にクイックスタート機能を使用した方は、申し込み後1時間程度でSSLが設定できます。
また契約後、新たに独自ドメインを取得した方は、ネームサーバーの変更後24時間〜72時間でSSLが設定できるようになります。
SSL証明書をできるだけ早く発行したい場合は、まずネームサーバーを変更し、1時間ほど待ってから独自ドメインを追加すればOKです。
mixhost(ミックスホスト)と証明書持ち込み
mixhostは、Let’s Encriptなど外部の「無料SSL証明書」も使用できます。
このため、ドメイン設定より前にSSLが設定できるのでSSL化の時間が短縮できます。
ドメイン名を再度「HTTP」に変更する必要がなく、そのまま「HTTPS」が引き継げるので便利ですね。
なお、Let’s Encryptで発行されたSSL証明書の有効期限が3日前になると、mixhostのSSL証明書に自動で置き換えられます。
通常、他のレンタルサーバーでは、SSL証明書の持ち込みはできませんが、mixhostはコントロールパネル「cPanel」を採用しているため、「秘密鍵」「中間証明書」の欄を入力することで、外部のSSL証明書が持ち込めるようになっています。
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mixhostの初期サブドメインで、独自SSLを設定する
mixhost(ミックスホスト)契約と同時に割り当てられる「初期サブドメイン」にも、独自SSLが設定できます
(※ サーバー登録後、24〜72時間以内に変更可能)。
- mixhostのcPanelにログインをする
- セキュリティーの「SSL/TLS」を選択
- mixhostで推奨されているセキュリティタイプがあるのでそれを選択
以上で完了します。
WordPress内部のhttps化
WordPressサイトを非SSLからSSLに切り替えた場合、投稿画像が従来のhttp:// で始まるURLで読み込まれ、サイトに「HTTP」で表示されることがあります。
また、一部のテーマやプラグインでも同様の問題が発生することがあり注意が必要です。
mixhost公式サイトでは、http:// で始まる URL は完全に自動的に https://から始まるものに置換してくれるWordPressプラグイン「Really Simple SSL」の導入を推奨しています。
セキュリティ対策だけでなく、最近では検索エンジンにおいて、非HTTPサイトの評価が下がるケースも増えています。
またサイト内にHTTPSとHTTPページが混在するのも、SEO的にはマイナス評価となってしまいます。
すべてのページがSSL化できるよう、mixhost 推奨プラグインを使用し、サイトの内部までHTTPS化できるよう調整しましょう。
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mixhost(ミックスホスト)独自SSLでよくある質問
最後にmixhost(ミックスホスト)の独自SSL設定で「よくある質問」を集めてみました。
http://からhttps://にリダイレクトする方法を教えてください。
mixhostに独自ドメインを追加した場合、または独自ドメインを使用している場合、以下の2つの方法でURLにアクセスできます。
- https://example.net
- https://www.example.net
統一したい場合は、次の方法でもリダイレクトが設定できます。
- Really Simple SSLプラグインの使用
- cPanelのリダイレクト機能を利用する。
- .htaccessファイルの編集
mixhostでSSLを設定するには、どうすればいいですか?
mixhostでは、無料の独自SSLができます。SSLの設定ができていること確認し、URLの先頭の「http://」を「https://」に置き換えてください。
次にWordPressが表示されることを確認します。
アカウントを作成した直後や、ドメイン名を追加したばかりの場合、SSLの設定が有効になるまで最大で24~72時間かかることがあります。
WordPressが表示されない場合は、SSLの設定が完了していないため、しばらく待ってから表示されるか確認してください。
WordPressの管理画面にログインし、左側のメニューにある「設定」→「一般」をクリックします。
次に https://から始まるアドレスに変更。WordPressのアドレス(URL)とサイトのアドレス(URL)を追加します。
ここまでの操作ができたら、最後に「設定を保存」をクリックします。
これでWordPressにSSLが設定できました。
Really Simple SSLとは何ですか?
mixhostでは、Really Simple SSLというWordPressプラグインを推奨しています。
このプラグインをインストールすることで、http://から始まるURLがhttps://から始まるものに置換されます。
なおWordPressのサイトを非SSLからSSLに変更すると、投稿画像が従来のhttp://から始まるURLで読み込まれる場合があります。
また一部のテーマやプラグインでも同様の問題が発生することがあり注意が必要です。
こうした状況を放置すると、一部のブラウザではセキュリティの警告が表示されたり、SSL鍵マークが表示されないことがあり、セキュリティ対策やSEO施策で不利になります。
とはいえ、手動で置換ツールを使用したり、テーマやプラグインを変更したりするのは大変な時間と労力が伴います。
このような問題を解決するのが「Really Simple SSL」です。
同アプリを使うことで http://から始まるURLをhttps://に自動でリダイレクトしてくれます。
まとめ|mixhostでのSSL化(HTTPS)
今回はmixhostで、独自SSLを設定する方法を紹介しました。
セキュリティ対策として、また信頼性を高めるためにも、できるだけ早い段階でSSL化(HTTPS)を済ませておきましょう。
mixhostなら、無料で独自SSLが設定できるのではじめての方も安心して使用できます。
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下記の記事でも色々特集しているので、Webサイト開設のお役に立てば幸いです。
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