レンタルサーバーは、WordPress(ワードプレス)をはじめ、ブログやサイト運営に欠かせないサービスです。
私たちはレンタルサーバーを通して、WEBサイトやブログの閲覧を行っており、通信速度や通信の安定性は、レンタルサーバーの性能に頼る部分が大きくなります。
本記事では、WordPressの運用で人気のレンタルサーバー10種類を紹介します。
数あるレンタルサーバーの会社から10種類に絞った基準は3つあります。
- サービス内で独自ドメイン取得ができる
- WordPressが簡単にインストールできる
- 知名度の高い会社が運営してる
Webサイトやブログを始めるのに、準備にかける負担はなるべく減らしたいですよね。
結論として、以下の10社のレンタルサーバーサービスに絞りました。
どのレンタルサーバー会社も、Webサイトやブログが成長していく中でたくさんのアクセスを処理してくれる大事なパートナーとなってくれます。
その中で選ばれるレンタルサーバーはどれか。
ちなみにこのユニコブログは、ConoHa WINGにレンタルサーバーを移転しました。
※2021年02月24日(水)18:00まで、WordPress移行代行0円キャンペーンのようです!!
ConoHa WINGは、Webサイトを簡単に立ち上げやすいWordPressテーマの『SONIC』が、特別割引で購入する事もできるので、1番おすすめです。
サイトは高速に表示されて、管理画面も簡単なので快適になっています。
みなさんの予算、サイト運営の目的に合わせてピッタリのレンタルサーバーを見つけてください!
- レンタルサーバーとは何か
- WordPressと相性の良いレンタルサーバーの特徴
- 人気レンタルサーバーの機能、料金プラン詳細
※ 本文中で使用する専門用語は、本記事の後半「レンタルサーバーの専門用語」にて詳しく解説しています。
目次
レンタルサーバーとは?

サーバー(server)は別名を「ホスティングサーバ」と言い、サービスを提供するためのソフトウェアやソフトウェアを稼働するコンピュータも「サーバー」の中に含まれます。
ホスティングサーバとは
ホスティングサーバ(レンタルサーバ、共用サーバとも)とは、複数のユーザーが利用するサーバのことで、WebサイトやWebアプリケーションをインターネットで一般公開するために使われる。
出典元:ホスティングサーバ(Wikipedia)より一部抜粋
サーバの種類はひとつではありません。
ファイルサーバーやウェブサーバー、メールサーバーなど、さまさまなサーバーの種類があります。
サーバーの種類(一例)
ファイルサーバー |
ネットワーク上で、ファイルを共有するため設定されるサーバーのこと(例:LANやWANなど) |
ウェブサーバー |
Webシステム上で、利用者側のコンピュータに情報や機能をネットワークを通じて提供するサーバーのこと(ソフトウェアも含む) |
メールサーバー |
電子メールを配送するためのサーバーソフトウェアやサーバやコンピュータのこと。 |
レンタルサーバーを使うことで、ホームページやブログの公開、アフィリエイトやECサイトの公開、メールアドレスが利用できます。
またレンタルサーバーを利用すれば、サーバー会社の提供するサーバ機に搭載されたHDD、情報処理機能などが利用できる上に、メンテナンスやサポートサービスなども利用できるので、個人でもサーバーの運用や管理がしやすくなります。
レンタルサーバーの種類
サーバーは、サーバと表記することも多いのですが、本記事では統一し「サーバー」と表記します(※ ただし、さくらサーバなどの社名やサービス名は例外とします)。
レンタルサーバーは大きく4つの種類があります。
レンタルサーバーの種類
専用サーバー |
1契約者が1台のサーバーを使用するサービス |
共用サーバー |
1台のサーバーを複数の契約者で使用するサービス |
VPSサーバー(仮想専用) |
共用でありながら、専用サーバー感覚で使用できるサービス |
クラウドサーバー |
共用でありながら専用サーバー感覚で使用できるクラウドサーバー |
これらサーバのうち「共用サーバー」とVPSサーバー、クラウドサーバーは、複数のユーザーが1台のサーバーを共有するサービスのことです。
レンタルサーバーを申し込むと、サーバーを自社で運営・管理する必要はありません。
なお、本記事で紹介をするのはWordPressで人気の高い「共用サーバー」であり、専用サーバー、VPSサーバーについては解説を省きます。
またここからは、共用サーバーのことを「レンタルサーバー」と表記し、WordPressに必要なレンタルサーバーのメリット、おすすめのレンタルサーバーについて解説します。

なお、VPSサーバー、クラウドサーバーについて興味のある方には、以下の記事が分かりやすくおすすめです。
参考リンク:VPSとクラウドの違い(ALTUS by GMO)
レンタルサーバーのメリット
レンタルサーバーのメリットは、使用料が安価なことです。
共有とはいえ、月1,000円以下の定額でサーバーが利用できるのは、WEBサイト運営者や情報を扱う企業など運用する側にとっては「大きな魅力」と言えます。

また、レンタルサーバーサービスの多くが、高速なインターネット回線や大量のデータ通信に備え、大量のサーバーをデータセンター(サーバーの基幹通信設備)に設置しているのも安心できるポイントです。
IT企業など、大手企業になると自社でサーバーを運用・管理する場合もありますが、通常のサイト運営・ブログ運営であればレンタルサーバーで十分です。
実際に、中規模〜大型サイトの運営、ECサイトの運用にも、レンタルサーバーや本記事で紹介するWordPressが使用されています。
なぜサーバーが必要なのか?
基本的なことですが、なぜWEBサイトやブログを見るのにサーバーが必要なのでしょうか?
人によっては「サーバーの必要性」に疑問を感じることでしょう。
私たちが普段目にするブログやWEBサイトは、閲覧者とサイトが直接データ通信している訳ではありません。
実はやり取りされるデータは、一旦クライアント(サーバー利用者)を通じ、サーバーにデータを提供するようリクエストが行われています(下の図を参照)。

PCだけでなく、スマートフォンやスマートウオッチ、タブレット端末の情報も同じです。
サーバーはクライアント(サーバー利用者)に要求されたデータを提供し、はじめてブログやWEBサイトの閲覧、データのやり取りができるようになります。
普段、何気なく見ているWEBサイトやブログも、サーバー(ホスティングサーバ)の働きによって動いているのは面白いですね。
また、個人でも運用する方が多いWordPress(ワードプレス)においても、レンタルサーバーが使われています。

WordPressの名前は、ウェブ初心者の方でも一度は「聞いたこと」があるでしょう。
WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)とは、無料のソフトウェアの名称です。WordPressがあれば、WEBの専門的な知識がなくても簡単にWEBサイトやブログは作成できます。
WordPressとは
WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している。単なるブログではなくコンテンツ管理システム (CMS) としてもしばしば利用されている。
出典元:WordPress(Wikipedia)より一部抜粋
またWordPressを使えばウェブ初心者の方でも数時間でデザイン性が高く、見栄えの良いウェブサイトやブログが作れます。
なお、WordPressがWEBサイト運営で人気なのは「無料」という理由だけでなく、SEOに強いことや豊富なプラグインで、さまざまな機能が追加・カスタマイズできる点にあります。
実際に全世界のWEBサイトのうち、約37%はWordPressが使われており(下のWordPress公式サイトの画像を参照)私たちが普段よく目にするサイトも、WordPressで制作されています。

また、WordPressは複数人での管理や編集がしやすく、中規模〜大型サイトの運用にも適しています。
WordPressは「サーバーの設置が面倒」という声や「セキュリティリスク」を心配する意見もありますが、本記事で紹介するレンタルサーバーではすべて「WordPress簡単インストール機能」が搭載されており契約と同時にWordPressが数秒〜数分で設定できます。
これなら、サーバーの知識が無い方でも迷わずWordPressが始められますね。
セキュリティ面についても、無料や有料のプラグインが多数リリースされているほか、WEB上で多くの情報が共有されており、初心者でも迷うこと無くWordPressの管理と運用が行えます。
参考リンク:WordPress|ワードプレス(公式サイト)
WordPressに適したサーバーの特徴

WordPressの設定に適したサーバーには、『共通する特徴』があります。
- WordPressかんたんインストール機能が付いている
- コストが掛からず、手軽に運用できる
- 容量が大きい、PV数が増えても安心
- サーバースペックが高く、安定性が高い
- サポート機能が充実している
まず、WordPress(ワードプレス)を使う場合には、WordPressの「かんたんインストール機能」が付いたサービスを利用しましょう。
また、WordPressかんたん移行機能が付いていれば、他社サービスからの切り替えもラクに行えます。

そして、レンタルサーバーで大切なのは「コストパフォーマンスが良いか」どうかです。
どんなに魅力的なサービスでも、月額費用が高いなど、コストが掛かりすぎるようでは運用の(金銭的)負担が増えます。
レンタルサーバーを利用する場合は、値段、容量や速度などのスペック、利用できるサービス、サポートサービスなどの機能、プランの内容が釣り合っているか、必ず数社を比較してください。
そして、オーバースペックにならないようサイトの目的や大きさにマッチするサーバーを選びましょう。
WordPressで人気のサーバー10選!

ここからは、WordPressの運用で人気が高いサーバー10種類を紹介します。
値段、容量、利用できるサービスをそれぞれ比較し、ホームページやブログへの導入を検討してみましょう。
ConoHa WING(当ブログで利用中)
ConoHa WINGは、2018年9月26日にサービスを開始したGMOの新しいレンタルサーバーサービスです。
本記事を執筆している時点(2021年02月時点)で27万アカウントを突破! アクセス数が多く、勢いのあるブログやウェブサイトの多くが、ConoHa WING by GMOを使用しています。

なおConoHa WINGは、日本マーケティング機構の調査(2020年2月期)で【アフィリエイター人気、利用者満足度、サポートデスクの満足度】など三部門でNo.1を獲得。
ユーザーからの総合評価も高く、今後の展開が大注目されるレンタルサーバーです。
ConoHa WINGではレンタルサーバーの月額利用費がお得になるキャンペーンを頻繁に行っています。
ConoHa WINGはこまめにチェックしておきましょう。

ConoHa WINGがスゴイのは、国内最速というサーバー処理速度能力の高さ(※ 下のメモを参照)です。
また、初心者でもワンタッチでWordPressが導入できる機能が、長期の契約をすれば月額720円から利用できるというコストパフォーマンスの高さも魅力です。
【メモ】ConoHa WINGのサーバー処理速度
ConoHa WINGの調査によると、ConoHa WINGは業界第二位のサービスに比べ、約2倍速いサーバー処理速度を記録しました。
参考資料:ConoHa WING(公式サイト)
WordPressにConoHa WINGが適している理由は、「WordPress関連機能」の充実度にあります。
ConoHa WING by GMO |WordPress関連の機能
WordPressかんたんセットアップ |
WordPressサイトの開設に必要なレンタルサーバー、独自ドメイン、WordPress、WordPressテーマ、SSLをまとめて一括でお申し込み、自動的に設定できます。 |
WordPressかんたん移行 |
他社サーバーのWordPressをConoHa WINGにカンタン移行 |
WordPressサイトコピー |
ConoHa WINGで公開中のサイトを別ドメインに移行 |
WordPressプラグイン |
WordPress管理画面からConoHa WINGの設定が可能 |
ログイン回数宣言 |
短期間で複数回のログイン検知で一定時間ログインをブロック |
スパムコメント/ トラックバック制限 |
短期間で複数回のコメントで、トラックバックをブロック |
海外コメント/ トラックバック制限 |
海外からのコメント、トラックバックの制限 |
海外アクセス制限 |
海外からのIPアドレスの制限 |
特に上の表中にある「WordPressかんたんセットアップ」は最短10分程度でWordPressサイトの立ち上げが可能になる便利な機能です。
WordPressサイトの運用に必要なレンタルサーバー、独自ドメイン、WordPress、WordPressテーマ、SSLをまとめて一括で申し込めます。
自動的に設定されるのでWordPress初心者の方でも迷わず、ワンクリックでWordPressが設定できるので便利です。

驚くべきことに(ここまで紹介した)WordPress関連の機能は、ConoHa WINGの全プランに標準搭載されています。
これなら、他社サーバーを使っている方も安心してConoHa WINGに乗り換えできますね。
「WINGパック」がおすすめの理由
ConoHa WINGには「WINGパック」と呼ばれるプランがあります。
WordPress運用に必要なドメイン、WordPress、WordPressテーマ、SSLを一括で申し込みできます。

個別に独自ドメインを取得し、サーバーを契約して…という流れでは時間が掛かります。
しかし、WINGパックのようにすべて「セット」になったプランであれば、初心者の方も(運用のハードルが低く)安心して利用できますね。
「WINGパック」は料金もお得!
ConoHa WINGの気になる料金プランですが、標準プランは(月額1,200円)です。
しかし、ConoHa WINGを長く利用するのなら(標準プランではなく)WINGパックの申し込みがオススメです。
すでに紹介した通り、WINGパックはレンタルサーバーと独自ドメインがセットなったプランです。
このWINGパックは、長期利用者を対象に「割引価格」を提供しています。
「WINGパック」は月払い不可、一括前払い限定プランなのです。
しかし、WINGパックを申し込めば「通常1,200円/月」の利用料が「720円/月」に割引されるので大変お得です。
さらに、WINGパックの24カ月プランなら月額費用は「850円/月」に。36カ月プランなら「800円/月」にまで大幅割引されます。
WINGパックの契約期間と標準価格
3カ月 |
1,100円/月 |
6カ月 |
1,000円/月 |
12カ月 |
900円/月 |
24カ月 |
850円/月 |
36カ月 |
800円/月 |
※ WINGパックは月額払いに対応していません。
ここでは一括前払いを前提に月額費用を計算しました。
なお、ConoHa WINGにはベーシックコースのほか、スタンダード、プレミアムと3つのコースから選択できます(下の画像を参照)。
現在、27万アカウントキャンペーンを実施しており、かなり得する料金で利用することが可能になっています。

プランが上がるにつれて、SSDの容量、転送容量も大きくなります。
サイトの大きさや規模に合わせて、ふさわしいコースを選びましょう。
以下、ConoHa WINGのサービス概要をまとめてみました。
ConoHa WING by GMOの概要
WordPressのおすすめプラン |
ベーシック(WINGパック) |
WordPressの設定 |
WordPressかんたん移行 |
初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
8,640円(月額720円 × 12カ月) |
次年度以降の費用 |
8,640円(月額720円 × 12カ月) |
サービスの特徴 |
月額720円から、圧倒的スピードでWordPressが快適に使える! |
ウェブサーバーソフトウェア |
Apache + NGINX |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
250GB |
転送容量制限 |
18.0TB/月 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料(Let’s EncryptのSSL証明書が利用可能) |
マルチドメイン |
無制限 |
データベース(MySQL)の個数 |
無制限 |
自動バックアップ |
標準搭載(1日1回バックアップ) |
FTPアカウント数 |
無制限 |
プラン変更 |
〇 |
サポートサービス |
電話、メール |
運用実績 |
1991年5月24日(ConoHaは2018年9月26日より提供開始) |
キャンペーン |
キャンペーン:12ヶ月契約以上のWINGパック「ベーシックプラン」を新規でお申し込みいただくと、10%OFF |
運営会社 |
GMOインターネット株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★(大変おすすめ) |
なお、ConoHa WINGの詳細と申し込みは下記の公式サイトをご覧ください。
参考リンク:ConoHa WING
※2021年02月24日(水)18:00まで、WordPress移行代行0円キャンペーン中のようです!!
このブログも、最近ConoHa WINGにお引っ越ししました。
月間数十万PVをサクッとこなして、瞬間的に500~1000の同時アクセスも問題なく高速サイト表示してくれるようになったので嬉しいです。
エックスサーバー
エックスサーバーは、ブログやサイトの制作、WordPressの設定ではおなじみのレンタルサーバーサービスです。
2020年の調査では国内シェアNo.1、サーバー速度No.1を誇るハイスペックサーバー(※2020年5月時点、dataprovider.com 調べ)として知られています。

実際にエックスサーバーは、WordPressユーザーの評価が高く、契約後すぐにWordPressが設定できる「WordPress簡単インストール機能」や「WordPress簡単移行機能」が搭載されています。
なお、自分でWordPressを設定をするのが「不安」という方には、知識豊富なスタッフが設定を行う「設定代行サービス」が利用できます(有料オプション)。
以下、エックスサーバーのサービス概要をまとめてみました。
エックスサーバーの概要
WordPressのおすすめプラン |
x10プラン |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
初期費用 |
3,000円(2020年12/3まで、12ヶ月以上の契約で0円) |
初年度の費用 |
13,800円(初期費用+月額900円 × 12カ月) |
次年度以降の費用 |
10,800円(月額900円 × 12カ月) |
サービスの特徴 |
国内シェアNo.1! サーバー利用中はドメイン永久無料 |
ウェブサーバーソフトウェア |
nginx |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
200GB |
転送容量制限 |
無し |
独自SSL(SNI SSL) |
無料 |
マルチドメイン |
無制限 |
データベース(MySQL)の個数 |
無制限(1個につき2GBが目安) |
自動バックアップ |
標準(復旧作業は、手数料が必要) |
FTPアカウント数 |
無制限 |
プラン変更 |
〇 |
サポートサービス |
電話、メール |
運用実績 |
2003年 |
キャンペーン |
全サーバープランは10日間無料でお試しOK! |
運営会社 |
エックスサーバー株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★(おすすめ) |
エックスサーバーの詳細、申し込みに関しては以下のサイトをご覧ください。
参考リンク:エックスサーバー
なお、エックスサーバーではWordPressに特化した新サービス「wpX Speed from XSERVER」が、2019年秋よりリリースされています。
このサービスは、次項にて詳しく紹介します。
wpX Speed from XSERVER
wpX Speedは、WordPressの表示速度国内No.1※を誇るレンタルサーバーです(※ 2019年10月、XSERVER調べ)。
前項で紹介した、XSERVER(エックスサーバー)のWordPressに特化したサービスとして2019年9月24日にリリースされました。

wpX Speed from XSERVERは、次世代の接続インターフェースNVM(エヌブイエムイー)を採用しており、読み込み速度は従来の16倍以上※と、業界トップクラスのハイスピードを売りにしています。
※ 比較対象はオールSSD、ピュアSSDなど。

なお、wpX Speed from XSERVERには、WordPress簡単設定機能が搭載されており、ログイン後ワンクリックでWordPressが設定できます。
このほかにも、WordPress簡単移行機能、不正アクセスからWEBサイトを保護するセキュリティ機能。消えてしまったデータの無料復元など、WordPress運営に役立つ機能が標準搭載されています。
以下、wpX Speed from XSERVERのサービスのうち「WordPressに役立つ機能」をまとめてみました。
wpX Speed from XSERVER|WordPressに役立つ機能一覧
- 簡単インストール機能
- WordPress無制限(無限に設置可能)
- FTPアカウント無制限
- MySQL無制限
- 無料独自SSL
- PHP 7〜
- モリサワWebフォント
- WordPress簡単移行機能
- マルチドメイン無制限
- メールアカウント無制限
- オートスケール設定
- HTTP/2
- WEBメール
- プラン変更
wpX Speed from XSERVERの気になる「料金体系」ですが、初期設定費用は無料です。
また、月額料金は7段階のプランから自由に選択できるので、用途に合わせて無駄(オーバースペック)が省けます。
wpX speed from XSERVERの料金体系(よりグレードの高いプランあり)
W1〜W7の違いですが、プランが上がるにつれてSSDのディスク容量、メモリ、コア数、MySQL容量、転送量が大きくなります。
wpX Speed で、最もスタンダードなのは「W1」プランです。
サイトの大きさ、容量に合わせてふさわしいプランを選びましょう。
各プランの詳細は、wpX Speed from XSERVER公式サイトの「機能一覧」からも確認できます。
参考リンク : wpX Speed
以下、wpX speed from XSERVERのサービス概要をまとめてみました。
wpX Speed from XSERVERの概要
WordPressのおすすめプラン |
W1プラン |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
2円/時(月額上限は1,200円+税) |
次年度以降の費用 |
2円/時(月額上限は1,200円+税) |
サービスの特徴 |
WordPressに特化したXSERVER、処理速度が速い! |
ウェブサーバーソフトウェア |
nginx |
ディスクの種類 |
SSD(NVMe) |
容量(SSD) |
200GB |
転送容量制限 |
2.5TB/月 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料 |
マルチドメイン |
無制限 |
データベース(MySQL)の個数 |
無制限 |
自動バックアップ |
標準搭載、復元も無料 |
FTPアカウント数 |
無制限 |
プラン変更 |
〇 |
サポートサービス |
電話、メール |
運用実績 |
2003年(wpxは2019年9月24日からスタート) |
キャンペーン |
全プラン15日間無料でお試しOK! |
運営会社 |
エックスサーバー株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★(おすすめ) |
wpX Speedの詳細、申し込みは下記のサイトをご覧ください。
参考リンク:wpX Speed
お名前.com
お名前.comは、独自ドメイン取得でおなじみのサービスですが、レンタルサーバーのサービスも提供しており、サーバー利用者は独自ドメインが無料で取得できるなど、「お名前.com」ならではの特典が利用できます。

お名前.comには、WordPressの設定が数秒で完結する「WordPressかんたんインストール機能」が搭載されています(無料)。
また、お名前.comの最もスタンダードなプランはディスク容量(SSD)が250GBまで対応しており、月間のデータ転送容量制限も「9.0TB/月」と中規模〜大型サイトの運用にも向いています。
なお、お名前.comレンタルサーバーの料金は、初期設定費用は無料、24ヶ月にすれば月額が570円まで下がってリーズナブル。
さらに申し込みから、最長1カ月は無料で利用できます!
以下、お名前.comのサービス概要をまとめてみました。
お名前.comの概要
WordPressのおすすめプラン |
お名前.comレンタルサーバー |
WordPressの設定 |
WordPressかんたんインストール機能搭載 |
初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
月額980円(最大1ヶ月無料)12ヶ月契約 |
次年度以降の費用 |
月額980円 |
サービスの特徴 |
お名前.comで取得した所定のドメイン料金が無料 |
ウェブサーバーソフトウェア |
nginx(バックエンドにApache HTTP Server 2.4 を使用) |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
250GB |
転送容量制限 |
9.0TB/月 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料(標準搭載) |
マルチドメイン |
無制限 |
データベース(MySQL)の個数 |
無制限 |
自動バックアップ |
14日間無料 |
FTPアカウント数 |
複数名でサイト管理OK |
プラン変更 |
オプションサービスの追加・変更可 |
サポートサービス |
電話(24時間365日無料) |
運用実績 |
1991年5月24日 |
キャンペーン |
サーバーと同時申し込みでドメイン取得費用無料! |
運営会社 |
GMOインターネット株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★(おすすめ) |
お名前.comでレンタルサーバーを申し込む際は、下記のサイトをご覧ください。
参考リンク:お名前.com
ロリポップ!
ロリポップ!は、WordPressが60秒で設定できる「WordPress簡単インストール機能」を搭載。
WordPressユーザーに人気のレンタルサーバーです。
レンタルサーバー稼働率99.9%という高い安定性に加え、24時間365日電話やメールで相談ができる「無料サポートサービス」を実施し、顧客の満足度は業界トップクラスの水準を誇っています。

ロリポップの気になる料金ですが、2020年12月31日までは初期費用無料CPを行っており、初期設定費用0円、スタンダードプランの月額費用は500円と業界最安水準です。
現在は、スタンダードプランとハイスピードプランが同じ料金で利用できるのでかなりお得ですね。
また、アクセス集中に強い「同時アクセス数拡張機能」をはじめ、ムームードメインとの連携で、独自ドメインとWordPress設定が同時並行できる機能が充実しています。
※ ムームードメインは、独自ドメインの取得サービスの名称(GMOペパボ株式会社)です。
以下、ロリポップのサービス概要をまとめてみました。
ロリポップの概要
WordPressのおすすめプラン |
ハイスピードプラン |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
初期費用 |
2020年12月31日までは初期費用無料CP中!! |
初年度の費用 |
6,000円(初期費用0円+月額500円 × 12カ月) |
次年度以降の費用 |
月額500円 × 12カ月 |
サービスの特徴 |
利用実績200万サイト以上!18年の歴史あるレンタルサーバー |
レンタルサーバー長期利用特典 |
『ムームードメイン』の対象ドメインと、『ロリポップ!』のレンタルサーバーの両方を利用すると『ドメインずっと無料』 が適用 |
ウェブサーバーソフトウェア |
Apache2.4 |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
250GB |
転送容量制限 |
150GB/日 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料 |
マルチドメイン |
100個 |
データベース(MySQL)の個数 |
30個 |
自動バックアップ |
あり(月額300円) |
FTPアカウント数 |
1 |
プラン変更 |
〇 |
サポートサービス |
電話、メール |
運用実績 |
2001年11月より |
キャンペーン |
全サーバープランは10日間無料でお試しOK! |
運営会社 |
GMOペパボ株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★(おすすめ) |
現在、リニューアルに伴いハイスピードプランの値下げも実施しており、長期契約をすると「スタンダードプラン」と同じランニングコストでハイスピードプランが利用可能になります。
ロリポップの詳細、申し込みは下記サイトをご覧ください。
参考リンク:ロリポップ!
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、国内で歴史と実績のあるレンタルサーバーサービスです。
さくらのレンタルサーバがうれしいのは、サーバーの容量に応じてプランが自由に選べること。最も安いプランであれば、月額131円からレンタルサーバーが利用できます。

さくらのレンタルサーバーのうち、WordPressでおすすめのプランは「スタンダードプラン」です。容量(SSD)は100GB、転送容量制限が80GB/日であれば「月額524円」で利用できます。
さらに容量・転送量の大きなプランは月額1,571円ですが容量200GB、転送量も120GB/日に対応しています。
なお、さくらのレンタルサーバにも「WordPress簡単インストール機能」が搭載されており、ログインから最短2分でWordPressの設定が完結します。
以下、さくらのレンタルサーバのサービス概要をまとめてみました。
さくらのレンタルサーバの概要
WordPressのおすすめプラン |
スタンダードプラン |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
初期費用 |
1,048円 |
初年度の費用 |
6,286円(初期費用+年額5,238円) |
次年度以降の費用 |
5,238円/年 |
サービスの特徴 |
コースの数が多く、運用目的に合わせて自由に選択できる |
ウェブサーバーソフトウェア |
nginx |
ディスクの種類 |
HDD(データベースサーバーはSSD) |
容量(SSD) |
100GB |
転送容量制限 |
160GB/日 |
独自SSL(SNI SSL) |
あり |
マルチドメイン |
100個 |
データベース(MySQL)の個数 |
30個 |
自動バックアップ |
あり(無料) |
FTPアカウント数 |
1 |
プラン変更 |
不可 |
サポートサービス |
電話、メール |
運用実績 |
1996年 |
キャンペーン |
2週間無料でお試しOK!131円/月からサーバがレンタルできる |
運営会社 |
さくらインターネット株式会社 (SAKURA internet Inc.) |
おすすめ度 |
★★★★★(おすすめ) |
さくらのレンタルサーバの詳細、申し込みは下記のサイトをご覧ください。
参考リンク:さくらのレンタルサーバ
ヘムテル
ヘテムルは、月額800円から利用できる「超高速レンタルサーバー」サービスです。
すべてのプランに大容量オールSSDを採用しており、アクセスが集中した場合でも変わらず、安定したパフォーマンスが維持できます。
このほかにも、高速な動作環境に不可欠なモジュール版PHP、ウェブページの処理時間を短縮するHTTP/2を採用。「高速を追求したレンタルサーバー」としてサイト運営者やブログ運営者の間で人気です。

なお、ヘムテルにも「WordPress簡単インストール機能」が搭載されており、WordPressの新規設定をはじめ、他社からの乗り換えにも対応しています。
気になる料金プランですが、初期費用は2,000円、月額900円とコストをかけずに大容量サービスが利用できるのはお得です。
以下、ヘムテルのサービス概要をまとめてみました。
ヘムテルの概要
WordPressのおすすめプラン |
ベーシックプラン |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
初期費用 |
2,000円 |
初年度の費用 |
12,800円(初期費用+月額900円 × 12回) |
次年度以降の費用 |
900円/月 |
サービスの特徴 |
国内最大級の大容量・超高速サーバーが利用できる! |
ウェブサーバーソフトウェア |
Apache |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
200GB |
転送容量制限 |
160GB/日 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料 |
マルチドメイン |
無制限 |
データベース(MySQL)の個数 |
SQLite |
自動バックアップ |
あり(最長14日間分のデータをバックアップ) |
FTPアカウント数 |
50個 |
プラン変更 |
〇 |
サポートサービス |
電話 |
運用実績 |
2001年11月より |
キャンペーン |
無し |
運営会社 |
GMOペパボ株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★(おすすめ) |
ヘムテルの詳細、申し込みは下記のサイトをご覧ください。
参考リンク:ヘテムル
mixhost
mixhostは、アズポケット株式会社が運営する高速レンタルサーバーサービス会社です。
第三者機関による
- アクセス処理速度
- 表示スピード
- アフィリエイター&ブロガー満足度
の3部門で1位を獲得したレンタルサーバーサービスです。
とにかく高速な動作環境に、HTTP/3にも対応するなど、新しい通信技術へ迅速に対応しています。

Webサイトのトップで公表しているとおり、WordPressを簡単に立ち上げることの出来るクイックスタートサービスや、サーバー申込時に独自ドメインのWordPressがすぐにセットアップできるなど、WordPressの立ち上げにかかる負荷をとにかく軽減しています。
価格設定の方は、プレミアムプランで月額792円、容量が350GBで転送量目安が7.0TBと、Webサイトが大きく育っても十分なスペックを備えています。
WordPressのおすすめプラン |
プレミアムプラン(キャンペーン価格) |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
8,544円(初期費用+月額712円 × 12回) |
次年度以降の費用 |
712円/月 |
サービスの特徴 |
LiteSpeed採用の高速サーバー |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
350GB |
転送容量制限 |
7.0TB/月 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料 |
マルチドメイン |
無制限 |
バックアップ |
あり |
FTPアカウント数 |
50個 |
サポートサービス |
メール |
運用実績 |
2016年06月より |
運営会社 |
アズポケット株式会社 |
おすすめ度 |
★★★★★ |
mixhostの詳細や申し込みは、下記のサイトをご覧ください。
参考リンク:mixhost
ColorfulBox(カラフルボックス)
ColorfulBoxは、株式会社カラフルラボが 運営するレンタルサーバーサービスです。
サーバーの管理にはcPanelを採用しており、技術的な知識が無い人でもWebサイトやサーバーの管理ができる優しい仕様になっています。
技術使用についてもHTTP/3とLiteSpeedで構成されており、サーバー再度でサイトの高速化に積極的な仕様になっています。

現在、スペックアップ記念で、利用料永久50%OFF&ドメイン100%OFFというキャンペーンを行っており、30日間のお試しプランも用意されており、初めて運用をするための負担を軽減してくれています。
WordPressのおすすめプラン |
BOX(12ヶ月長期プラン) |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能 |
初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
12,720円(初期費用+月額1,060円 × 12回) |
次年度以降の費用 |
1,060円/月 |
サービスの特徴 |
LiteSpeed採用の高速サーバー |
ディスクの種類 |
SSD |
容量(SSD) |
300GB |
転送容量制限 |
6.0TB/月 |
独自SSL(SNI SSL) |
無料 |
マルチドメイン |
無制限 |
バックアップ |
あり |
サポートサービス |
電話/チャットサポート |
運用実績 |
2018年01月より |
運営会社 |
株式会社カラフルラボ |
おすすめ度 |
★★★★★ |
ColorfulBoxの詳細や申し込みは、下記のサイトをご覧ください。
参考リンク : ColorfulBox
ニフクラ レンタルサーバー
ニフクラ レンタルサーバーは、富士通グループの富士通クラウドテクノロージーズが運営するレンタルサーバーサービスです。
レンタルサーバーは富士通グループの国内最高水準のデータセンターで運用されており、99.999%の稼働率です。

運用の開始からしっかりとしたサポート体制でレンタルサーバー運用を支えてくれるので、複数人でのWordPress運用も見据えた計画がある場合にはおすすめのレンタルサーバーです。
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール |
SSL |
JPRSドメイン認証型1年 (有料) |
サポート |
詳細は問い合わせ |
詳細は下記のサイトへお問い合わせください。
参考リンク : ニフクラ レンタルサーバー
レンタルサーバーの導入方法

レンタルサーバーの導入方法は、驚く程カンタンです! 以下、レンタルサーバーの導入手順をまとめてみました。
レンタルサーバーの導入方法
- STEP① レンタルサーバーを選ぶ
- STEP② レンタルサーバーを申し込む
- STEP③ 管理画面にログイン
- STEP④ WordPressの設定(簡単インストール機能)
- STEP⑤ WordPressでサイトを作成・運営開始!
STEP①〜⑤について、簡単に解説します。
STEP① レンタルサーバーを選ぶ
まず、料金プラン、SSDの容量、転送容量、サービス内容を比較し、利用するレンタルサーバーを選択します。
※ 前項、「WordPressで人気のサーバー10選!」を参考にしてください
ちなみに、最近筆者の三男が小学4年生でブロガーデビューしました。
レンタルサーバーはConoHa WINGを利用して、WordPressテーマは『SONIC』を選択しました。
ConoHa WINGのWINGパックで申し込めるWordPressテーマ『SONIC』は、小学生でも簡単に立ち上げられる素敵なWordPressテーマです。
ConoHa WINGのWINGパックとのセット申込みで、通常価格よりかなりお得な金額になるので1番オススメです。
STEP② レンタルサーバーを申し込む
次に、STEP①で決定したレンタルサーバーに申し込みをします(ここでログインID、PWも同時設定します)。

STEP③ 管理画面にログイン
STEP②で申し込みの際、設定したメールアドレスとIDを使い、サーバーの会員ページ(コントロールパネル)を開きます。
管理画面からは、個人情報の管理、契約情報の確認、プランの変更、SSLの設定、WordPressの設定、WordPressの以降手続きなどが行えます。
STEP④ WordPressの設定(簡単インストール機能)
次に、レンタルサーバーが提供するWordPress設定(簡単インストール機能)機能を使って、WordPressをインストールします。
他社レンタルサーバーの乗り換えも、ここで設定できます
(サイトの情報が消えないよう、引っ越し設定の前に必ずバックアップを取っておきましょう)。
STEP⑤ WordPressでサイトを作成・運営開始!
STEP④でWordPressが設定できたら、いよいよWordPressでサイトを作成・運営してみましょう!
WordPressを含む「ブログやサイトの作り方」は、以下の記事で詳しく解説しています。
STEP①〜⑤でWordPressやレンタルサーバーを設定した後、チェックしてみてください。
レンタルサーバー設定の注意点

ここまで、さまざまなレンタルサーバーのサービスを紹介しましたが、「レンタルサーバー設定時の注意点」について解説します。
- オーバースペックにならないように注意!
- 安かろう悪かろうはNG!質と料金のバランスが大切
- 引っ越しの場合は、バックアップを忘れずに!
まずレンタルサーバーを契約する際には、オーバースペックに注意しましょう。
レンタルサーバーを利用する場合、料金が高ければ良いという訳ではありません。
オーバースペックにならないように注意!
小規模サイトの運営に大容量・転送量の大きなプランを申し込むのは(サービス・機能過多)オーバースペックになってしまいます。
格安レンタルサーバーも選択肢のひとつに
反対にどんなに費用が安くても、安定したパフォーマンスが得られないサーバーや、容量・転送容量制限が小さすぎるサーバーでは考えものです。
⇒格安レンタルサーバーのメリットとデメリットを分かりやすく解説
ただし、収益化を前提にしたECサイトやブログサイトを目的とするのであれば、逆に格安レンタルサーバーはおすすめしません。
安定して多くのアクセスを処理できるレンタルサーバーを準備しましょう。
レンタルサーバー契約で失敗しないためには、運用するサイトやブログの大きさ、アクセス数などを考慮します。
状況によって、サイトに見合う格安レンタルサーバーを選んで契約してください。
レンタルサーバーのスペックをプラン変更で対応する
筆者の場合、このユニコブログ®は月数十万PVのアクセスがあり、一瞬で500~1000の同時アクセスも起きることがよくあります。
なので、「リザーブド」タイプのプランを選択していますが、それ以外のサブサイトでは、「ベーシックプラン」をオススメします。
またConoHa WINGでは、サイトの成長に合わせてすぐにプラン変更が可能な素敵なサービスがあります。
サイト規模が大きくなってきたら、都度、すぐにプランへ変更の準備が出来るのは素敵ですね。

サイト引っ越しの場合は、バックアップを忘れずに!
他社レンタルサーバーから乗り換える際には、サイトやブログの情報が消えないよう、必ずバックアップを取ってからサイトの移行を行いましょう。
また、引っ越し先のレンタルサーバー会社によっては、サイトの引っ越し代行を行ってくれる所もあります。
サイト移転はプロに代行するのがベスト
筆者の場合は、このブログを開設した当初はお名前.comを利用していたのですが、2021年01月からConoHa WINGにサイト移転しました。
移行の際にデータが消えてしまうと、せっかく運用してきたサイトやブログを一から作り直すことになります。
ConoHa WINGはプロの技術チームがサイト移転をしてくれます。
面倒なSSLの再設定もお任せできる
このブログの場合はSSLも企業認証SSL(OV)を利用しているので、無料のSSLを利用しているWebサイトよりも色々と手間が掛かるのですが、これらの設定も全て行ってもらえました。
サイト移管中は旧サーバーのバックアップと並行可動を行う
万が一の事態に備え、バックアップは忘れずに!
これは超大事です。
WordPressは、DNSも新サーバーに向けてキャッシュが切り替わるまで安心できません。
いつ旧サーバーに戻すようなことが起きるか分からない部分もあるので、しばらくは並行して旧サーバーも稼働させておくことを推奨します。
この辺りもConoHa WINGの方はサポートをチキンとしてくれたので、安心して移管が出来ました。
このブログのプランは、ConoHa WINGのリザーブドプランにしています。
サイト表示スピードについても満足なので、しばらくこれで運用してみようと思います。
レンタルサーバー運営に関するおすすめ書籍

WordPressをベースにしたレンタルサーバーサービスに関連する、ドメインの取得方法から日々のメンテナンス、レンタルサーバーの移管など、知識やノウハウがあれば何かトラブルが起きたときでもスムーズに対応することが可能になります。
レンタルサーバーの仕組みやWordPressの運用方法は、日進月歩で日々良くなっていくので、書籍よりもWebサイトで公開されている情報を日々確認するのがベストです。
しかし、読み解くための前提知識も必要な部分ではあるので、ここでは初心者向けに5つの書籍を紹介します。
いちばんやさしい WordPress 入門教室
WordPressをインストールしたら、まず始めにどんなことから設定しておけばいいのかなどが詳しく書かれています。
基本的にそれほど凝った事を考えていなければ、本書で充分にWordPressの機能を使いこなすことが可能になります。
WordPress Perfect GuideBook 5.x対応版
先ほどの書籍と同様、WordPressの使い方に関する具体的な業務指南書として役立つ書籍です。
グーグルアナリティクスの設定の仕方などもわかりやすく記載されているお役立ち書籍です。
DNSがよくわかる教科書
ここからは少し技術的になってきますが、DNS(ドメインネットワークシステム)のことまで分かるようになると、レンタルサーバーやWebサイトデータの引っ越しなどが自分で行えるようになります。
数十人規模の会社の場合、この辺りまでを理解している人は少ないので、仕事をしている環境によっては、社内キャリアアップに繋がるきっかけになるかもしれません。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
WordPress用のテーマを入れたりした後、ちょっとだけカスタマイズしたい時などがよくあります。
そんな時に、本書に書いている内容を理解していれば、どの部分にどのようなコードを書くと変化が起きるのかなど、多くのサイトデザインについて役立てることが出来ます。
イラスト図解式 この一冊で全部わかるWeb技術の基本
本記事の目的は、レンタルサーバーを借りて簡単にWordPressをインストールすることなので、下記の書籍で書いてある内容まで理解しなくとも十分に運用が可能です。
けれど、本書に書いてあるネットワーク用語の意味を理解できるようになると、格段に運用スキルを上げていくことも可能になります。
なので、今回紹介した書籍の中では1番最後になりましたが、実務としてのネットワーク知識を身に付ける上では、本書が1番役に立つ書籍です。
次の章からは、レンタルサーバーに関する専門用語解説になるのですが、結構長いコンテンツなので改めて本記事で紹介したレンタルサーバー会社を紹介します。
それでは、レンタルサーバーに関する専門用語の解説に入ります。
レンタルサーバーの専門用語

ここまで、WordPressとレンタルサーバーについて解説しましたが、初心者の方がはじめて目にする「専門用語」も多かったはずです。
そこで本項では、レンタルサーバやWordPressの設定でよく使う「専門用語」を集めてみました。
本記事の途中で分からない用語、知らない単語があれば確認してください。
サーバー
サーバー(別名:サーバ)とは、サービスを提供するソフトウェア、あるいはサーバー機能が稼働しているコンピュータのこと。
ネームサーバー
ネームサーバーは別名をDNSサーバーと言い、ドメインとIPサーバーを結びつけるサーバーのこと。
レンタルサーバー
レンタルサーバーは別名を「共用サーバー」と言い、1台のサーバーを複数で共有するサービスのこと。⇔ 専用サーバー
専用サーバー
専用サーバーは、顧客がサーバーを占有するサービスのこと。⇔ レンタルサーバー

共有SSL(エスエスエル)
SSLとは、Secure Sockets Layerの略称で、データ通信を暗号化するセキュリティ機能のこと。
対する共有SSLは、SSLサーバーを共用で利用するサービスのこと。
共用サーバー
共用サーバーとは、レンタルサーバーのうち複数人でサーバーを共有するサービスのこと。
サブドメイン
サブドメインとは、特定のドメインの下位階層に位置するドメインのこと。

ディスク容量
ディスク容量とは、サーバー内の記憶容量のこと。
データセンター
データセンターとは、サーバーの運用や管理を行う拠点のこと。
転送量
転送量とは、サーバーから転送されるデータの容量合計を表したもの。
独自ドメイン
ドメインとは、ネット上で特定の領域を識別するために管理された名称のこと(.jpや.comなど)。
独自ドメインとは自分で文字列などを決定して出来る、世界にひとつだけのオリジナルドメインのこと。
マルチドメイン
マルチドメインは別名を「バーチャルドメイン」と言い、1台のサーバーに複数のドメインを割り当てること。
データベース
データベースとは、アプリケーションを動かすのに必要なもので、データなどを一定のルールに沿って蓄積・管理する機能のこと。

バックボーン
バックボーンとは、プロバイダーが所有するサーバー基幹通信設備のこと。
通信速度の速さに関わる重要な設備で、バックボーン容量の大きさによって通信速度が速くなる。
ドメイン
ドメインはIPアドレス同様に、ネット上での領域や場所を識別する目的で、管理される名称のこと。
(例:当ブログのドメインは、https://unicorn-blog.jp)
バックアップ
バックアップとは、システム異常や装置の故障などに備えて、ディスク内容をコピーし、クラウドなど別の記憶装置やメディアに保存を行うこと。
パーミッション
パーミッションは、WEB上のファイルやデータなど、ディレクトリに対するアクセス権のこと。

メールアドレス数
サーバー利用時に、設定できるメールアドレスの数のこと。
Apache(アパッチ)
Apache(アパッチ)は、Apache Software Foundationが開発したサーバーソフトウェアのこと。
レンタルサーバーの多くは、Apacheか後述のnginxを使用している。
nginx(エンジンエックス)
nginx(エンジンエックス)はNginx Inc.が開発した、フリーかつオープンソースなWEBサーバーのこと。
レンタルサーバーの多くは、前述のApache(アパッチ)やnginx(エンジンエックス)を使用している。
CGI(シージーアイ)
CGIとは、WEB上で様々なプログラムを実行するのに必要な仕組み(プログラム)のこと。

DB (データベース)
DB (データベース)は大量のデータを一元で蓄積・管理する機能のこと。
FTP(エフティーピー)
FTPは、インターネット上やイントラネットなど、TCP/IPネットワーク(通信時に必要な通信手順、通信規約のこと)において、ファイルを転送するのに必要なプロトコル(通信を行なう際、相互に決められた通信手順や通信規約)のこと。
IPアドレス
IPアドレスは、ネットに繋がれたPC、通信機器に割り当てられた識別番号のこと。
IPアドレスは数字の羅列で表されるので、ネット上の住所に例えられる(※ 対するドメインは、ネット上の名前に例えられる)。
IPアドレスにはIPv4とIPv6という表記法があります。
Perl(パール)
Perl(パール)とはテキスト処理やシステム管理に使われる、プログラミング言語および、プログラミング言語処理系ソフトウェアのこと。

PHP (ピーエイチピー)
PHP(ピーエイチピー)は、Hypertext Preprocesserの略称。
動的ウェブページの作成に必要なサーバーサイドスクリプト言語(サーバー側で処理し、クライアントに返すプログラム言語のこと)。
最近はPHPのバージョンもPHP5からPHP7以上でないと使用できないWordPressテーマなども出てきています。
プラグインも新しい物ではPHP7以上などが必須になってきています。
サイトの処理を高速化させるためには、PHPもバージョンも最新のほうが良いので、WordPressを常に最新版に保てるように運用していきましょう。
RAID(レイド)
RAID(レイド)は、Redundant Arrays of Inexpensive Disksの略称で、複数のハードディスクを一台のハードディスクとして管理・制御する機能のこと。
RAIDの働きによってデータ処理の高速化、通信障害などの耐久性が向上している。
RAID
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks、または Redundant Arrays of Independent Disks、レイド)は、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用し冗長性を向上させる技術。ディスクアレイの代表的な実装形態で、主に信頼性・可用性の向上を目的として用いられるものである。バックアップと混同される場合もあるが、RAIDはあくまでも運用に対しての冗長性を確保するものでありバックアップとは異なる点に注意が必要。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SSL(エスエスエル)
SSL(エスエスエル)は、Secure Socket Layerの略称で、通信情報を暗号化する機能のこと。
SSLとは?
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上におけるウェブブラウザとウェブサーバ間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みのことです。
インターネット上で頻繁に送受信される氏名・住所・メールアドレスなどの個人情報や、ショッピングの決済に必要なクレジットカード情報、ログインに必要なID・パスワードといった情報は、常に悪意ある第三者から狙われております。
SSLは、これらの重要な情報を、悪意ある第三者による盗聴を防いだり、送信される重要な情報の改ざんを防ぐ役割を持っています。
引用元 : GMOグローバルサイン |SSLとは?httpsとは?簡単説明より
Whois情報(フーイズ)
Whois(フーイズ)情報は、IPアドレスやドメイン情報などの「登録情報」が調査できるサービスのこと。

Whois情報の代理公開
Whois情報の代理公開とは、Whois情報を第三者に公開しないよう、ドメイン管理会社の情報を使用し、代理で公開するサービス(個人の情報が公開されないので安心)のこと。
ただし、法人利用などで会社情報をベースにドメイン登録できるときは、Whois情報の代理代行はせずに公開し、Webサイトの運営者情報やプライバシーポリシーなどの情報と一致するようにしてください。
これは、始めのうちに出来る手軽なSEOになります。
まとめ|レンタルサーバーでWordPressの設定はカンタンに!

今回はレンタルサーバーの仕組み、WordPressの特徴、WordPressにおすすめのレンタルサーバーについて紹介しました。
現在、レンタルサーバーでWordPressをセットするのは初心者でも迷わず設定することが可能です。
ブログ運営、ホームページの制作、自社ブログなどを持ちたい方など、Webサイトを運用したい方は本記事を参考に、レンタルサーバーを借りて設定を始めてみましょう!