筆者の周りでは、段々とバリカンでセルフカットに挑戦している人が増えていて、結果としては、横髪部分や後ろ髪の部分を、バリカンで短くするか、全体をカットして坊主にする感じが多くなりました。
筆者も坊主スタイルにしてから長い期間が過ぎて、しかも、更に皆が同じような髪型になっていたこともあり、せっかくなので、この記事では、バリカンでセルフカットをする際のコツや商品の選び方を紹介し、筆者のようなバリカンでセルフカットをする初心者でも、簡単で上手くできるようになるために書いてみました。
本記事の監修並びに、本記事の途中では、バリカンでセルフカットする時のツーブロックにするパターンを、個室美容室sai.salonのオーナーが、YouTubeで動画公開しているので、その動画も紹介します。
バリカンでセルフカットのメリット
バリカンでのセルフカットには様々なメリットがあります。
特に分かりやすく感じる、バリカンを使ったセルフカットの主なメリットを3つ紹介します。
散髪のカット代が無くなる
バリカンを使って自分でカットすることで、美容院や床屋へいくことは、スゴく少なくなると感じています。
ましてや、筆者の場合は丸坊主なので、ここ3年くらいは美容院に行っていません。
ただ、sai.salonなど、SNSやWebメディアなどで、いくつか裏方としてお手伝いしている美容院のオーナーと関係もあるので、坊主なりのヘアケアに行く用事くらいになりました。
そうでもなければ、ヘアカット代にかかる費用は3年間で0円になります。
また、バリカンは一度購入すれば長期間使用できます。
また、筆者自身がかなり驚いたのですが、バリカンはそれほど高くありません。
上記のバリカンは、いつもセルフカットで使っているバリカンですが、1台数千円です。
日中、よく居る各所に、1台用意しています。
バリカンのセルフカットは、髪型によっては、コストパフォーマンスはかなり高いと言えます。
自分好みのスタイルに調整できる
バリカンのセルフカットに慣れてくると、自分の好みに合ったヘアスタイルを作ることができます。
筆者の場合は、9mmの坊主から6mm、3mmと、ドンドン短くしていって、遂にアタッチメント無しの丸坊主になりました。
自由なタイミングでカット
筆者にとっては、このメリットが大きいです。
対人コミュニケーションが苦手なので、予約の手配や待ち時間を気にせず、自分の都合に合わせてセルフカットできます。
個人的に自分のペースでセルフカットを行うことができるのは、かなり大きなメリットです。
バリカンで仕上げるヘアスタイルは、坊主だけではないので、本記事冒頭で紹介しました美容師のプロが教える「ツーブロック」のバリカンによるセルフカットについての動画をここで紹介しておきます。
バリカンを使ってセルフカットを上手くやる方法をプロの美容師が解説します【ツーブロック編】|YouTube
筆者の場合は坊主にしてしまいましたが、この他にもバリカンでセルフカットをするヘアスタイルはいくつもあるので、上記のツーブロックバーション動画も参考になれば幸いです。
バリカン選びのポイント
バリカン選びはセルフカット習慣を見ぬ付けるのにに大きく影響します。
ここでは、バリカン選びのポイントを3つ紹介します。
筆者が利用しているバリカンは『パナソニック バリカン ヘアカッター 充電 交流式 白 ER-GF41-W』を利用しています。
もう何年も使用していますが、今のところ不便はありません。
アタッチメントの幅
バリカンのカット部分になる幅やアタッチメントの種類やサイズは、カットの幅や長さに影響する部分なので、なるべく多いほうが良いと考えています。
とはいえ、筆者の場合は、もうアタッチメント無しの丸坊主なので使わなくなってしまいました。
でも、各々のスタイルや髪型、バリカンの使用部分があると考えるので、自分がどのようなスタイルにしたいかによって、欲しいタイプの物品があるのか、適切なサイズを選ぶことが重要です。
電源タイプ
バリカンにはコード式とコードレス式があります。
コード式は安定した電力供給が可能ですが、コードレス式は場所を選ばず使える利点があります。
どちらのタイプが自分に合っているかを検討しましょう。
本記事で紹介している物は、コードレスタイプです。
付属品
バリカンには様々な付属品が付いていることがあります。
バリカンを長く使えるようにするためのマニュアルやメンテナンスに関する部材が入っていることが多いので、よく確認をしてみましょう。
バリカンによるセルフカットの準備
バリカンでのセルフカット前に、いくつかの準備が必要です。
ここでは、セルフカットの準備に必要なポイントを3つ紹介します。
完成イメージを明確にして髪の長さを整える
セルフカット前には、実際にバリカンでセルフカットした後の髪の長さを、できるだけ明確にイメージできる工夫をしましょう。
一度、バリカンでカットしてしまうと戻れないです。
筆者の場合、最初は6mm~9mmの坊主にしていたのですが、遊び心でアタッチメント無しでカットしたら、時代劇に出てきそうな髪型になって予想以上に短い長さになってしまったので、結果として、そのままアタッチメント無しで全体をセルフカットすることになりました。
鏡の準備
前面の鏡だけだと、横と後ろがカットしづらいので、出来ればもう一枚、合わせ鏡で確認出来るように両面で鏡を見られる環境を作ってから、全体のバランスを確認してカットできるとベストです。
また、カットする場所の照明や明るさを十分に確保する事をオススメします。
それだけで、意外と見落としやミスカットを防ぐことができます。
セルフカットの場所を決める
カットする場所を広く確保し、髪の毛が落ちても掃除しやすい場所を選ぶことが大切です。
また、床に大きなビニールのゴミ袋を開いて敷くことで、後片付けも簡単になります。
筆者の場合は、バリカンでセルフカットをしたら、そのままシャワーで全身を洗い流せるようにお風呂場でバリカンを使用しています。
また、結構、髪の毛が飛んだりするので、そのようなこともあって浴室を選んでいます。
その際には、排水口に細かい髪の毛が溜まるといけないので、目の細かいネットを排水口周りに置いたりしています。
これらは、住環境や髪質、初期のカットする長さなど、その時の状況でかなり変わると思うので、1番良いのは、同じセルフカットの環境で進められるように、習慣化してしまうことだと考えています。
バリカンでのセルフカットの基本手順
バリカンでのセルフカットの基本手順を
- 前髪
- 横髪
- 後頭部
- 仕上げ
の順に紹介して行きます。
前髪のカット
坊主にでもしない限り、前髪をバリカンでセルフカットすることは少ないと思いますが、前髪は顔の印象も含めて、最終的な仕上がりに大きく左右します。
そもそもカットする必要も有るかを含めて、検討していきましょう。
遊び心で真ん中からカットしたりすると、本当に笑えない状況になるので、一気に丸坊主にするときだけチャレンジです。
横髪のカット
バリカンで横髪をカットすると、意外とカットからこぼれる部分が出てきたりするので、安全な形状の形になっている眉毛ハサミなどで調整することも出てきます。
とは言え、あまりに段差ができないよう、上下の長さを調整しながらバリカンでセルフカットをしていきましょう。
後頭部のカット
後頭部は、防水仕様のハンドミラーを合わせ鏡を使って確実に確認しながらカットしていったほうが良いと考えています。
防水なのは、シャワーに入りながらセルフバリカンカットをしてしまうこともあるからです。
筆者の場合、もうだいぶ慣れたのでアタッチメント無しで、ひたすら細かく繰り返してやってしまっていますが、それでも少しカットが出来ていない所などが出てくるので、ちゃんと合わせ鏡で見ながらバリカンでセルフカットしていきましょう。
上記の手鏡が便利ですが、100均ストアでも便利な鏡があるので、好みで決める感じです。
仕上げのカット
全体のバランスを確認しながら、細かい部分を整えていきます。
安全な形状の眉毛はさみなどで調整するのが便利です。
セルフカットのコツ
セルフカットを上手に行うためのコツを4つ紹介します。
ゆっくりと丁寧にバリカンを使用する
バリカンは、ゆっくりと焦らず、丁寧にカットしていきましょう。
特に初期のカットミスはかなりショックになってしまうので、それをふせぐためにも、最初はゆっくりとカットしていきましょう。
適度な力でバリカンを利用する
バリカンは、強く押さえなくてもちゃんとカットしてくれます。
過度な力で利用するとあまりよろしくないので、適度な力で気軽にカットしていきましょう。
段差を作らないようにカットしていく
髪型によっては、バリカンによるカットの仕方で段差が出てきてしまいます。
段差ができると、仕上がりが悪くみえます。
筆者の利用しているバリカンは、段差が出来ないようにするカットの仕方などがマニュアルに書いてあったので、最初は読み込んで試しながら利用していきました。
練習を重ねる
あとはひたすら習慣化して練習を重ねるのみです。
セルフカットは練習を重ねることで、段々と効率的に仕上がりも良くなっていきます。
最初はうまくいかないこともありますが、続けることで上達できるで、何回も続けていきましょう。
セルフカットを継続させるためのアドバイス
セルフカットを継続するためには、習慣化や環境整備が重要です。
ここでは、継続するためのアドバイスを3つ紹介します。
定期的なスケジュールを設定する
バリカンによる、セルフカットを習慣化するためには、定期的にカットを行うスケジュールを設定するのが1番です。
筆者の場合、現在は3日〜5日に1回はバリカンでカットするようにしています。
例えば、毎月第一週の日曜日など、決めた日にカットすることが出来る人は、日や時間を決めてしまった方が良いと考えています。
セルフカット用のスペースを確保する
自宅で快適にセルフカットを行うためには、気軽にセット出来るセルフカット用の専用のスペースを設けることが有効です。
照明は常に明るい物に変えるのがベストで、鏡、片付けに必要な物品の選定を済ませ、カットに適した環境を整えてしまいましょう。
他の人と情報交換をする
セルフカットを継続するためには、他の人と情報交換を行うことも役立ちます。
筆者の場合は、周りにバリカンでセルフカットをする人が多かったので、利用するバリカンやカット環境も、色んな人に聞いて同じ物を揃えました。
セルフカットに失敗したときの対処法
セルフカットに失敗したときには、焦らず冷静に対処することが大切です。
ここでは、失敗時の対処法を3つ紹介します。
まずは冷静になる
セルフカットに失敗したときには、まず冷静になりましょう。
焦ってさらにカットを続けると、状況が悪化することがあります。
筆者の場合は、興味本位で9mmの坊主から、アタッチメント無しでちょっとやってみたらとんでもない差が出てしまってかなり焦りました。
結果として、繰り返しになりますが、アタッチメント無しの、1番短い坊主状態です。
修正できる範囲で対処する
失敗した箇所が修正できる範囲に感じた場合、自分で対処できるか検討することも大事ですが、基本的には、プロに任せた方が良い場合もあるので、一時対処が可能か検討です。
例えば、少しずつ整えていくうちに、見落としていたところの仕上がりが更に悪くなる可能性があるので注意が必要です。
プロに相談する
筆者もオススメですが、自分で修正できない場合は、プロの美容師や理容師の方にお願いをしてしまうのが1番です。
チャレンジは次の機会にしましょう。
初手は、失敗した場合にはプロの手で、失敗した部分をうまくカバーしてもらうことが理想です。
セルフカットは練習と経験によって技術が向上していくので、無理せずにチャレンジです。
セルフカットのメンテナンスとケア
セルフカット後も、髪の健康を維持するためのメンテナンスとケアは重要です。
以下では、適切なメンテナンスとケア方法を3つ紹介します。
適切なメンテナンスとケア
筆者の場合は、どちらかと言えばバリカンのメンテナンスえをするケアのほうが多いです。
髪型などによっては、カットした後のケアはとても大事なのですが、丸坊主になってしまったので、気をつけるのは頭をぶつけないようにすることくらいになりました。
定期的な髪の毛のケア
髪の毛が傷んできたり、枝毛が出てきた場合は、定期的にケアを行いましょう。
筆者は、髪の毛の専門家ではなく、しかも丸坊主なので、その内に本記事を監修してもらって、プロの美容師や先生に聞いてみようと思います、
髪と頭皮のマッサージ
丸坊主だと、マッサージはすごくやりやすくなりました。
あと、触ったざらざら感が結構気に入っています。
セルフカットを楽しむためのアイデア
セルフカットをさらに楽しむためのアイデアをいくつか紹介します。
個性を生かしたスタイル作りや、家族や友人との共有を通じて、セルフカットを楽しみましょう。
オリジナルスタイルの開発
独自のカットスタイルを開発することで、セルフカットをより楽しむことができます。
自分だけのオリジナルスタイルを追求してみるのも面白いかも知れません。
個人的には、丸坊主で更に、紙の色を真っ白にしたいのですが、今度、知人のプロの美容師さんに上手くやれる方法がないか聞いてみようと思います。
セルフカットのチャレンジスタイルを試す
セルフカットを楽しむために、新しいカットスタイルにチャレンジしてみましょう。
例えば、刈り上げやアンダーカットなど、普段試さないスタイルに挑戦することで、セルフカットの幅が広がります。
SNSからの情報収集
セルフカットのアイデアやコツをSNSで収集・発信することで、セルフカットをより楽しむことができます。
筆者の場合は、他のバリカン探しや、特に片付けが簡単になる方法を探したりしています。
また、他のセルフカッターと情報交換を行うことで、新たなアイデアや技術を学ぶことができるみたいで、結構大きなコミュニティーもあるみたいなのですが、筆者はコミュニティ系が苦手なので、少し、のぞいてみるくらいにしておきます。
バリカンのセルフカットを覚えると時短になる
バリカンでセルフカットを行う際には、適切なバリカンの選び方や基本的な手順、コツを押さえれば、かなりの費用削減と時短になります。
正直、知り合いの美容師さんとの接点が少なくなってしまったりなども起きていますが、それでも、自分にお金が掛からないというのは良いかと考えているほうです。
セルフバリカンで得た時間を別の事に使う
セルフバリカンによって、節約できた時間や費用は、違う人のために使えれば良いかなと。
それくらいの感覚から始まったバリカンのセルフカットです。
またいつか、髪を伸ばして遊べると良いなと思いつつも、今は、この現状維持で行こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。