筆者の会社では、「動物と野菜」をコンセプトに、尻尾が野菜の猫キャラクターなどをデザインしており、ライセンスしたりLINEクリエイターズマーケット(ユニコスタンプ®)でLINEスタンプや絵文字デザインを販売したりしています。
今回は下記の画像のように、筆者自身がSNSアイコンなどで利用している猫キャラクターのぬいぐるみをココナラ経由で依頼して、色々な制作方法でオーダーメイドして制作してもらいました。
ぬいぐるみのオーダーメイド
今回は、ココナラで公開依頼という方法によって、ぬいぐるみのオーダーメイドをお願いしました。
ぬいぐるみ制作に関わったことがなかったので、オーダーメイドの作り方や進行の仕方が分からなかったため、公開依頼という方式をとって、制作方法を提案してもらう形をとり、各クリエイターの方々とやりとりをしながら進めていきたかったというのがあります。
結果的に、ぬいぐるみ以外の方法で、キャラクターを現実の世界に出してもらう事にもなったので、それも合わせて本記事で紹介していきます。
制作したぬいぐるみやマスコットは3つ
今回、ぬいぐるみのオーダーメイドとしてココナラでお願いしたモノは3種類になりました。
- ミニチュアのぬいぐるみ
- ポーズ人形タイプのぬいぐるみ
- 3Dプリンターの光造形で制作したマスコット
の3つです。
1 ミニチュアのぬいぐるみ
1つ目は、高さ5cmのミニチュアぬいぐるみです。
何かと撮影時に、このぬいぐるみを添えられるようにミニチュア版のぬいぐるみが欲しかったので依頼しました。
ぬいぐるみの作り方としては、ニードルフェルトによるものです。
ニードルフェルトでオリジナルキャラクターをここまで作れるなんて、正直すごいと思っています。
ぬいぐるみの仕様 |
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素材 |
羊毛フェルト |
高さ |
5cm |
価格帯 |
8,000円台 |
2 ポーズ人形タイプのぬいぐるみ
2つ目はポーズ人形(デッサン人形)タイプのぬいぐるみです。
可動部が多いので、小物を持たせて撮影したりすることなどが可能です。
ぬいぐるみの仕様 |
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素材 |
薄手のボア生地 |
高さ |
10cm |
価格帯 |
10,000円 |
この猫のキャラクターは、3DCGデータがあるので、それをお渡しして、そのデータを基に可動部の設計図や素材の選定などを決めて進めて行きました。
起毛タイプなのでブラシも付けてくれました。
3 3Dプリンターの光造形で制作したマスコット
こちらは、ぬいぐるみではないのですが、公開依頼をしている時の提案で、3Dプリンターによるマスコットの造形を提案されたので依頼することにしました。
筆者が3Dプリンターで造形するところを見たのは、1990年代後半で、その時は、今で言うマインクラフトのような仕上がりだったのですが、今は積層の段差が見えない位の品質を手軽にお願いできてしまう時代になり驚いています。
予備も入れて2体、光造形してもらえました。
ぬいぐるみの仕様 |
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素材 |
薄手のボア生地 |
高さ |
10cm |
価格帯 |
9,000円台 |
着色するために、サポート(土台と本体がくっついている部分)を取り外すと分かるのですが、接着部分が細くなっており、取り外しも楽に出来るようになっています。
画像が圧縮されてしまっているので、少し分かりにくいのが恐縮ですが、サポートから取り外した部分も、ほとんど「バリ」がありません。
あまりに綺麗すぎて、もはや着色しないで、そのまま撮影用マスコットとして使える感じもするのですが、せっかく2つ制作してくれたので、1つは着色しておこうと考えています。
ぬいぐるみのオーダーメイドは1個から依頼できる
今回、筆者の場合はココナラ経由でしたが、他のプラットフォームでもお願いは出来ますし、1個からの作成を受けてくれるクリエイターの方はスゴく多くなっています。
実際に、最初は自分から、どのクリエイターの方に頼もうか色々見ていたのですが、決められなくって最終的にココナラの公開依頼を利用して、「たまたまの御縁」を優先してお願いすることにしました。
ぬいぐるみ制作を個人でお願いするなら個人に依頼がおすすめ
最近はCtoC(個人間取引)と言って、個人間で色々な業務やサービスをやりとりすることも簡単になっています。
個人から企業にお願いする場合は、それなりの大きな費用が必要になることも多く、また量産をする形でなければ、個人間取引が可能なプラットフォームを利用してお願いをするほうが楽と考えています。
けれど、大きなぬいぐるみや、着ぐるみなどになると、さすがにココナラのような個人間取引ができるプラットフォームでも対応してもらえるところは少なくなってくるので、法人各で事業としてやっているところにお願いしたほうが良いかなと感じます。
オーダーメイドのぬいぐるみを個人頼む時の値段感
今回、本記事で紹介した事例での金額は、相場と比べて安いのか高いのか、完成までのやりとりの回数や仕上がりの満足度で変わってくるので値段感を知るのは難しいところです。
本記事で今回紹介している事例もあくまでも値段感を決めるモノではなく、事例の1つになります。
オーダーメイドのぬいぐるみはオリジナルの写真素材に使える
オーダーメイドのぬいぐるみがあると、WebサイトやSNS、ブログサイトなどで画像を利用するときに、オリジナルの画像を作るために簡単に撮影することが可能となります。
このユニコブログ®では、基本的にストックフォトサービスの素材を利用しているのですが、実際に利用している商品やサービスなどの画像を使いたいときには、今まではイラスト素材を印刷して置いたりしていたのですが、これからは、ぬいぐるみ撮影でオリジナルの画像が作れるので、今後の撮影が楽しみです。
今は、オリジナルのキャラクターさえ作れれば、マスコットとして現実のモノとして制作して行くことが簡単にできるようになったので、是非、色々試してみてください。
筆者は個人的に、制作して行く進行を学べるのがとても楽しかったです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。