X(旧Twitter)で透明PNGのままポスト(投稿)をできるようにする方法

X(旧Twitter)で透明PNGのままでポスト(投稿)をできるようにする方法

最近は、X(旧Twitter)でフリー素材を配ったり、配信者がリスナー向けの透過PNGをポスト(投稿)したりなど、SNSで画像素材を活用して活動を広げる動きが活発になっています。

そんなときに

  1. X(旧Twitter)にポストしても透過PNGがJPGに変換されちゃって透過情報が消えちゃう…。
  2. X(旧Twitter)で透過PNGの画像のままでポスト(投稿)する方法がわからない…。
  3. 透過PNG画像を高品質な圧縮フォーマットで利用するソフトがない…。

という問題に当たることも多いと考えます。

本記事では、シンプルな3つのステップでX(旧Twitter)にポスト(投稿)して透過PNGのままを保てる方法を紹介します。

X(旧Twitter)で透過PNGをポスト(投稿)する3つのステップ

やり方が分かれば、本当にスゴく簡単です。

透過PNG(アルファチャンネル付きのPNG画像)を作る環境と、どうしてもPCからX(旧Twitter)にポスト(投稿)する環境だけは必要になってしまいますが、それを踏まえた上で書いていきます。

透過PNGの長辺を900px以内にする

X(旧Twitter)で、透過PNG状態のままを維持して投稿できる画像の大きさMAXは、縦900px(900ピクセル)横900pxです。

あるいは、画像データの長辺を900px以内に設定して画像を作るか、書き出します。

透過PNGを圧縮してX(旧Twitter)にポストする

縦と横の長さを900px以内に設定して書き出した透過PNGでも、制作したアプリなどによっては、そのまま投稿すると結果的にJPGデータに変換されて、透明情報が消えてしまう場合があります。

そのため、書き出した透過PNGを、Webサービスに投稿する用に適したPNG画像圧縮フォーマットに変換します。

有料の画像加工ソフトやアプリケーション出れば、このあたりのPNG画像に適用できる圧縮フォーマットを選ぶことができるのですが、Googleが開発した無料で利用できるWebサービスの Squoosh を利用すれば簡単に、高品質でX(旧Twitter)で透過PNG状態のままを維持したPNG画像を書き出すことができます。

Webで使用する画像データを最適化する

画像圧縮の手順もシンプルです。

STEP

Squooshに透過PNGデータをアップロードする

STEP

圧縮設定で「Edit」→「Resize」を選択肢して、長辺が900pxを越さないようにする。次に「Compress」を選択して、書き出しフォーマットを「Browser PNG」にする

STEP

設定できたら画像を書き出すボタンを押す

これだけのプロセスで、X(旧Twitter)で高品質な透過画像PNGを維持したまま投稿できるデータが書き出せます。

PC版(Webブラウザ)のX(旧Twitter)からポスト(投稿)する

X(旧Twitter)に最適化された透過PNG画像が書き出せたら、いつも通りにポストするだけで完了です。

気をつける点としては、必ずPC版(Webブラウザ)から投稿するというところだけです。

最初のうちは、ポスト(投稿)できたらテストで自分が投稿した画像をスマホかPCでダウンロードしてみてください。

うまくできていれば透過PNGのままダウンロードされているはずです。

メッシュデザインなどの透過も活かせる方法

今回紹介した透過PNG画像の作り方であれば、メッシュ系デザインなども綺麗に透過されることが可能です。

細かい網目上になった部分などは、PNGの圧縮フォーマットによっては潰れてしまうことがありますが、今回の方法で綺麗に透けるような透過PNGで圧縮されているはずです。

X(旧Twitter)に直接、透過PNG画像を提供できるようになると、配信用のフリー素材を展開して認知度を広げていったり、リスナーさん向けに自分の配信アバターを重ねて遊ぶことができるような画像素材をプレゼントしたりと、使い道は企画次第でいくらでも広げていくことができます。

これらの情報がお役に立てば幸いです。

APNGデータを作る記事のカバー画像
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ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けの小規模Webメディアやライブ配信メインのYouTubeチャンネルを複数運営。映像技術関連の技術顧問やWebサイト及びYouTubeのチャンネル運営サポート、このほか複数の教育機関で特別講義を行なっています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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