今回は、OBS Studioでのライブ配信や動画の収録を行う時に使えるオーディオビジュアライザーのプラグインを紹介します。
下記の動画が使用したときのイメージになります。
プラグイン自体の機能でビジュアルの細かい設定にできるうえに、オリジナルのグラデーション配色などについても、OBSの標準機能にある「イメージマスク/ブレンド」を使用して鮮やかなオーディオバーを作成することもできます。
今回使用しているOBS Studioプラグインは下記のリンクになります。
Waveform|OBS Studio公式サイト
OBS Studioでオーディオビジュアライザーを使う
このプラグインは、現在は廃止のアプリとなったspectralizerの後継プラグインとしてOBS Studioの公式サイトから配布されているプラグインです。
OBS Studioheへの導入は非常にシンプルです。
利用しているOSに合わせたパッケージをダウンロードしてインストールするだけで完了します。
インストールが完了すると下記の画像のように「ソースの追加」から選択できるようになります。

Waveformをソースに加えると、どのオーディオソースをビジュアライザーと連携するかという画面とともに、オーディオバーの形状や音量に対する反応の仕方、そのほか様々な設定が可能です。
設定項目がすごく多いのですが、各項目を有効にしたときにリアルタイムプレビューで設定が反映されるので、まずはオーディオバーの形状を整えておきましょう。
Waveformの標準機能で、色の変更やグラデーション化することが可能です。
オーディオビジュアライザーにイメージ/マスクブレンドを反映させる
Waveformでオーディオバーの設定が完了したら、OBS Studio側にある標準の「フィルタ」機能を加えることで、複雑な配色などが設定できます。
ソースからWaveform Visualizerを選択
設定から「フィルタ」を選択
エフェクトフィルタの「+」ボタンから「イメージマスク/ブレンド」を選択
予め用意したグラデーションのPNG画像などを参照するように設定する
オーディオビジュアライザーは歌枠や雑談枠のほかゲーム実況などにも使える
配信画面内にデザイン要素がたくさんあるとゴチャゴチャして良くない面もあります。
とはいえ、マスコットキャラクターを動かしたりするなど、その方法を知っておくことは良いことだと考えています。
例えば、VTuber/バーチャルストリーマーのアバターが喋ったときに、同時に反応させることができるため、ゲーム実況で配置するテーブルにサイネージデザインを入れて、そこにオーディオビジュアライザーを配置するなどの使い方もできたりします。
使い所によっては、かなりメリットの多い演出なので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。