ブログサポートをしている中で、「ブログ記事にはコメント欄を付けたままの方が良いでしょうか?」という質問があります。
筆者の場合は、基本的にブログ型サイトの場合は「コメント欄」は非表示の方が良いと伝えています。
本記事では、なぜ非表示の方が良いのか?
また、コメント機能を表示したままにしても大丈夫な場合などについて解説していきます。
- ブログ記事でコメント欄は表示・非表示のどちらが良いのか?
- コメント欄をブログ記事で表示しておいた方が良いパターン
- コメント機能を利用しない方が良いパターン
ブログ記事でコメント欄は表示・非表示のどちらが良いのか?
記事の冒頭でも記載したとおり、基本的に筆者のブログ型サイトの運営スタンスとして、「コメント欄」については表示しないほうが良いと伝えています。
けれど、コメント欄やコメント機能に関連する機能というのは、しっかりと活用していけばブログ記事やサイト全体のコンテンツ量や質を高めてくれるきっかけを作ってくれる大事な機能です。
ブログでコメントを活用した方が良い事例
ブログサイトでコメント欄を表示して良いパターンとしては、議論が深まるようなコメントやコミュニケーションでブログ記事のコンテンツを高められる状態を保てる時です。
例えば、ブログ記事のタイトルを「設問」タイプの記事にしたとします。
ブログ記事のタイトル事例:コーヒーを淹れるときの水は軟水派?硬水派?
上記のようなタイトルを付けて、ブログ記事の内容を設問に関連する内容にして
- 〇〇でコーヒーを淹れた場合の違い
- コーヒー豆ごとに軟水と硬水で淹れてみて比較してみた
- コーヒーを淹れる時の「硬水と軟水」に適正温度はあるのか?
みたいな形で、どちら派の方でもコメントで自由に議論が展開できるような見出しとコンテンツを構成していきます。
そうすると、コメント欄には、「どちらが正しい」ではなく、「私の場合は〇〇で、こうなりましたよ!」のような内容のコメントがつきやすくなり、議論、というよりかディスカッションのような感じです。
ブログ記事を読んでコメントまで読んでくれている方にとって、このようなコンテンツは他の人の体験談や気づきなど、付加価値を提供できるブログ記事にすることが可能になります。
ブログでコメントを利用しない方が良い事例
先述のように、ブログでコメントを活かして運営サイトの付加価値を高めていくことも可能ですが、コメント機能が逆に運営サイトにとってマイナスに働く場合もあります。
ブログ記事の内容でどちらかのポジションをとって書いている場合
事例として
ブログ記事タイトルの事例:コーヒーは絶対に〇〇で淹れた方が美味しい
このようなブログ記事タイトルの場合、コメント欄を表示していると、自分の価値観と反対の意見が書かれたコメントが入りやすくなります。
すると、「答えがあるもの」ではなく、嗜好について書いたモノは「〇〇が正しい」という作用が働きにくい面をもっているので、コメント内で色々と内容について問題が起きたりして、ブログ記事のコンテンツとしてあまり適さない状況になってしまうこともあります。
なので、事例で出したようなブログ記事タイトルのテイストで、議論やディベートで活発に意見を書きあうパワーと姿勢でなければ、コメントを入力できる部分は作らない方がサイト運用しやすくなると考えています。
ブログ記事のコメント管理方法がよく分からない場合
ブログサイト運営を始めたばかりで、例えばCMSでWordPressを利用している場合などは、すぐにコメント機能を使いこなすことが難しい場合があります。
筆者の場合、ブログ運営を始めたばかりの時は、ブログ記事を書くことに集中することをサイト運営の優先順位で上の方においているので、コメントなどに対する対応の仕方やコメント機能に対する管理方法などについては後のほうにした方が良いと考えていて、特にブログサポートをするときは基本、コメント欄は非表示にしてもらっています。
ブログ記事を書くことに集中できる環境作りを最優先にしているので、コメント機能や管理が、その方向性と合わないと思える場合は、まずはコメント機能については非表示にしてしまうのが良いと考えます。
ブログ記事を書くことは好きだけど双方向コミュニケーションが苦手な場合
筆者の場合、自分の考えや書きたいことを熟々とブログ記事などの文章にして表現するのは大好きなのですが、コメント機能を通じてコミュニケーションをとったりするのはスゴク苦手です。
苦手なことは、同じ文章量でもスゴくパワーを使うので、少し書いただけでスゴく疲れてしまいます。
なので、単純にサイト上で双方向にコミュニケーションをとるのが苦手なタイプの方は、サイト開設時からコメント欄(コメント機能)を非表示にしてしまうのが1番良い手段と考えています。
ブログ記事のコメント機能的な部分はSNSに任せる
筆者の場合は、ブログ内容に関するコミュニケーションの場は、X(旧Twitter)やFacebook、LinkedInなどで行うようにしていました。
関連記事:SNSとは?SNSの種類と仕組みを初心者に分かりやすく解説!
それでも、個別に返信していく量が多くなってしまったので、現在はブログサポートをしている人だけとのコミュニケーションにしています。
そして、同じ質問などが多くなってきた場合に、ブログ記事にしたりして記録しておくようにしています。
ブログサイトの運営方針によってコメント欄の表示・非常時を決める
コメント欄の表示・非表示、どちらが良いのかはブログサイト、またはサイト全体の運営方針や運営環境によって全く変わってきます。
筆者の事例だと、すごく専門的なテーマのサイトで複数人数で運営しているWebサイトの場合、ブログページの部分と、カテゴリーの中の細かい分類上で書かれているサイトコンテンツに関してはコメント欄を表示しています。
この場合、
- 自分が熟知している専門分野であること
- コメントの傾向や内用がある程度予測できるサイトページのコンテンツであること
- 複数人数でコメントに対応できること
上記3つが揃っていることによって、筆者でも手伝える状況にあると判断して、サイト運営に関わっているモノもあります。
1番良くないのはコメント欄が表示されていてWebサイトが放置状態になる事
最後に大事な事として一番避けたいのが、「Webサイトが放置されたままコメントが入力できる状態になっている」ことです。
これは1番避けたい。
というのは、コメント機能でちゃんと運営者が承認したモノだけ、コメントがサイトに表示されるような最低限の設定になっていればまだマシなのですが、それもなく、ダイレクトにコメントがすぐにアップされて、SPAM系で荒れているWebサイトの状態になってしまっている方もいます。
この状態だけは避けたいので、Webサイトを開設したら、コメントの表示・非表示をどうするか最初の内に決めて、最低限必要な対処をすることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。