LINE公式アカウントでは、友だちとのトークルームに対して一斉にメッセージ配信を行う事が可能です。様々な形式のメッセージ配信と共に、性別、地域、年代などの属性を指定して配信数やターゲットを調整することもできます。
適切にメッセージ配信を行う事で、高い集客効果を生み出すことができるので、積極的にメッセージ配信を活用していきましょう。
メッセージ配信
メッセージ配信は、LINE公式アカウントにログインして「ホーム」タブをクリックすると配信設定を行えます。
まずは「作成」ボタンを押しましょう。
配信先の設定
全ての友だちにメッセージを送るのか、絞り込みをして送るのかを選択します。
絞り込みと選択すると、予め「オーディエンス」設定で決めておいた友だちか、フィルターを使用してメッセージ配信をするターゲット属性を設定する事ができます。
フィルター設定で設定できる項目
- 友だち期間
- 性別
- 年齢
- OS
- エリア(地域)
配信日時の設定
配信日時の設定をします。
「いますぐ配信」という設定もありますが、タイムライン投稿と同時に配信したり、内容が合っているか最終確認をどこかでするためにも、基本的に予約投稿をするようにしましょう。
配信の高度な設定
メッセージ配信には高度な設定をすることも可能です。
タイムラインへの同時投稿や配信数制限、A/Bテストなどが可能です。
メッセージ配信の内容を決める
メッセージ配信では、様々な内容を盛り込むことが可能です。
- テキスト(絵文字も使用可能)
- スタンプ
- 写真画像
- クーポン
- リッチメッセージ
- リッチビデオメッセージ
- 動画
- ボイスメッセージ
- リサーチ
- カードタイプメッセージ
を組み合わせてメッセージ配信をすることが可能です。
テキスト
メッセージ配信でテキストだけの発信も可能です。Webのアドレスを入れるとリンクが機能します。また、自動でテキストの最下部には、入力したWebアドレスのサムネイル画像も表示されるのでとても便利です。
スタンプ
スタンプを使用することも可能です。
写真画像
画像を直接添付することも可能です。ただ写真画像を直接アップするなら、「リッチメッセージ」として添付した方が、反応は高くなる傾向にあるのでそちらをお薦めします。
クーポン
メッセージ配信の中に「クーポン」も合わせて送ることが可能です。
クーポンの作成の仕方については、こちらの記事で解説していますので、参考になれば幸いです。
リッチメッセージ
メッセージ配信にはリッチメッセージを組み込むことが可能です。
リッチメッセージの作成方法についてはコチラの記事で解説しています。
リッチビデオメッセージ
メッセージ配信の中に動画をベースにした高機能なビデオメッセージを組み込むことが可能です。
リッチビデオメッセージの作成方法については、下記の記事で解説をしていますので、そちらが参考になれば幸いです。
動画
動画を直接組み込むことも可能ですが、こちらもできればリッチビデオメッセージを作成した上で組み込んだ方が、友だちに対する次のアクションを設定しやすいので、そちらをお薦めします。
ボイスメッセージ
メッセージ配信でボイスメッセージを送ることも可能です。最近は、音声配信コンテンツも簡単に作成できるので、他のメディアで作成した音声コンテンツなどがあれば、メッセージ配信で送るのも有りです。
リサーチ
友だちに対してアンケートを送ることもできます。アンケートのお礼にクーポンなど組み合わせられるように、予めクーポンを作成しておきましょう。
クーポンには抽選機能を付けたりすることもできるので、お礼と言いつつもゲーム性を持たせた演出をすると面白いです。
カードタイプメッセージ
リッチメッセージと少し似ていますが、カードタイプメッセージはカルーセル方式でメッセージ配信ができたりなど、高度な見せ方が可能です。
カードタイプメッセージの作成方法は、下記の記事で解説をしていますので、そちらが参考になれば幸いです。
効果的な配信時間
業態業種によって、効果の高い配信時間はバラバラですが、1番良いのは、友だちが自分のお店などに来るまでのストーリーを思い浮かべながらメッセージ配信の内容と配信時間を考えると効果的です。
例えば、お惣菜を扱っていたら夕方が良いかもしれません。
飲食店でしたら、昼時間の場合、閑散時間の場合、夜時間の場合などで適切な内容や配信時間が決まってきます。
メッセージ配信の内容と、配信した時間は記録されているので、何回か色々なタイミングで効果を確かめながら、最大効果が出るところを把握していきましょう。
メッセージ配信の頻度
メッセージ配信は、友だちにプッシュ通知でかなり高い頻度で気づいてもらえます。この場合、毎日メッセージ配信をするなどすると、ブロック率が上がってしまうので、週に1~2回程度にするのが理想です。
代わりに、タイムライン投稿は毎日でも問題ありません。
タイムライン投稿で毎日魅力的な配信をしていけば、メッセージ配信で呼び込まなくても習慣的にみてもらえるようになります。
まとめ|メッセージ配信は定期的に行っていく
LINE公式アカウントは、月に1000通までの配信は無料で行う事が可能です。LINE公式アカウントを開設してしばらくの間、この無料メッセージ分で色々なマーケティング施策を試すことができます。
割り当てられているメッセージ配信の数は、月をまたいで持ち越すことができません。
せっかく友だちにダイレクトにコンテンツを提供できる素敵な機能なので、毎月しっかり使い切れるように友だちを増やしていく施策を行いながら活用していきましょう。
LINE公式アカウントの開設方法から運用方法までをまとめてありますので、こちらも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。