今や、SNSを基点にした集客から販促を始め、ブランディングツールとしてLINE公式アカウントの運用は、欠かせないものになりました。
その中でも、数あるSNSの中でLINEは、利用者数が8,000万人以上となっている、日本で1番利用者が多いSNSアプリにまで成長しています。
そこで今回は、LINEが提供している「LINE公式アカウント」の作り方から運用方法までを解説します。
LINE公式アカウントを開設して運用する
LINEは、日本で一番利用されているSNSアプリです。
この記事を読んでいる皆さんも、おそらくほとんどの人がLINEアプリで何らかのコミュニケーションツールとして利用していると思います。
SNSを使用していると様々な広告が「流れては消えていき」を繰り返しますが、LINE公式アカウントから送れるコミュニケーションは一時の発信で終わらない、とても効果的なプロモーションを可能にします。
実際に筆者も、2020年から運用を始めてユニコスタンプ® LINE公式アカウント、2023年01月時点では「友だち」の数が17,500人になりました。
LINE公式アカウントは、友だちに向けての情報発信や送信の形式も、それぞれの業種で活かせる多種多様な使い方が可能です。
LINE公式アカウントで繋がった「友だち」に発信をすることで、自分の扱っている様々なサービスの情報をダイレクトに届けることができる素敵なツールとなっています。
運営費用も、規模によっては無料で使い続けることができるのが嬉しいところです。
関連記事:LINE公式アカウントの料金は無料です。費用が掛かるパターンも解説
その点から、大手企業や法人はもちろん、中小企業や個人店でも手軽に始められることがLINE公式アカウントの特徴です。
それではメリットや機能・プランなどの説明と開設方法についてご紹介いたします。
LINE公式アカウントとは?
企業や店舗、またはクリエイターなどの個人も公式アカウントを開設できるサービスです。
飲食店やファッション業界・塾など幅広い業種のアカウントが開設されていて、現在は300万以上あります。
無料でできる「フリープラン」を含めて3つのプランが用意されているため、状況に合わせたものを選ぶことができます。
LINE公式アカウント開設のメリット
LINE公式アカウントを開設するメリットを紹介します。
ユーザー数が圧倒的に多い
LINEの月間利用者は8,400万人以上、そのうち86%の人が毎日利用しています。
他のSNSと比較してもかなり多い数字です。つまり、LINEでのアプローチはより多くの人に届きやすいと言えるでしょう。
見てもらいやすい
他のSNSは見に行かなければ目に入らないことに対し、「友だち」になってくれたユーザーに対して発信されたことが「プッシュ通知」によってダイレクトに伝わります。
プッシュ通知とは
プッシュ通知とは、スマホやPC内にあるアプリケーションで何かの変化が起きた場合に、アプリケーションから自動的に表示や音で通知してくれる機能です。
一方、メルマガもLINE同様メッセージが直接送られてきますが、迷惑メールに振り分けられてしまう可能性があります。
このような環境から、LINE公式アカウントからのメッセージ配信は、ユーザーに見てもらいやすいのです。
無料でも使える
LINE公式アカウントは、有料プランと同じ機能を利用できるフリー(無料)プランが用意されています。
期間の制限もなく、発信規模によっては無料のまま使い続けることが可能です。
有料プランにすると配信数を増やすことができるため、登録者(友だち)が増えた際に有料プランにするのも良いでしょう。
LINE公式アカウントの機能
LINE公式アカウントで可能な様々な機能を紹介していきます。
メッセージを配信する
友だち登録したユーザーに様々な形式のメッセージを配信できます。
一斉に全員に送るだけでなく、性別や年齢・エリアなどでセグメントして配信する方法も提供されています。
関連記事:LINE公式アカウントからメッセージ配信を効果的に送る方法を解説
配信されたメッセージは友だちのトークルームにされます。プッシュ通知で届くのでとても効果が高いので活用していきましょう。
テキストメッセージ配信
メッセージ配信は、テキストだけを配信することも可能です。
外部へのリンクを貼ることも可能です。
リッチメッセージの配信
メッセージ配信の時に、画像データを用いて配信する方法です。画像データ自体にリンクを貼ったり、クーポンを作成してれば、クーポン表示に繋げることも可能です。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチメッセージの作成方法を解説
リッチビデオメッセージの配信
メッセージ配信をするときに、動画を配信することが可能です。
業種によっては、動画でアピールすることで高いエンゲージを獲得することが可能になります。
動画再生中にアクションボタンを設置して、友だちに向けて次のアクションを促すことも可能な機能がついています。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチビデオメッセージの作成方法を解説
カードタイプメッセージの配信
メッセージ配信をするときに、カルーセル方式で発信をすることも可能です。
- プロダクト
- ロケーション
- パーソン
- イメージ
の4種類から選択が可能で、それぞれ選択したカードの種類によってコンテンツの内容を充実させることができます。
カルーセル方式は、友だちに対して複数の画像によるアピールができるので、次のアクションを促しやすいことが特徴です。
関連記事:LINE公式アカウントで使うカードタイプメッセージの作り方を解説
毎月のメッセージ配信は使い切る
毎月割り当てられるメッセージ配信は、翌月に持ち越すことができません。
無料で割り当てられている数、有料でも割り当てられている数はなるべく使い切るようにしましょう。
友だちの増やし方については後半のほうで解説しています。
タイムラインへの投稿
友だちになってくれた人たちはタイムラインも見てくれます。
設定によってユーザーがコメントを書くこともできるので、コミュニケーションとして活用できます。
また、シェア機能により情報の拡散も期待できます。
タイムラインの動画収益化
タイムラインへ投稿する動画を収益化することができるようになりました。
LINEスタンプ制作をしている人はイラストメイキング、解説動画を作っている人は講義映像、物作りしている人は制作過程を動画にして投稿すれば、それも収益にすることが可能になります。
関連記事:LINEタイムライン(VOOM)の動画を収益化する方法を解説
筆者はLINEスタンプ販売のLINE公式アカウントを開設しているので、LINEスタンプのイラストメイキングをタイムラプスにしてアップするようになりました。
作っている過程も大事なコンテンツになるので頑張ってチャレンジしてみましょう。
機能付きの画像配信ができる
テキストメッセージだけでなく、画像配信も可能です。
「友だち」限定の様々なデザインカードの配布を配布したり、画像にリンク設定をつけることもできるため、別の見てもらいたいサイトへ誘導することも可能です。
チャット機能
業態や業種によっては、個別にコミュニケーションをとることも必要になってくる場合があります。
その時には、LINEトークと同じように友だちと直接メッセージのやり取りをすることができます。
関連記事:LINE公式アカウントのチャット機能の使い方を分かりやすく解説
クーポン・抽選などを作成
LINE公式アカウントではクーポンを発行することができます。
「LINE公式アカウントの友だち限定」や「抽選」機能を付けて幅広い集客企画の施策ができるようになります。
関連記事:LINE公式アカウントで使えるクーポンの作り方を解説
クーポンの抽選機能はうまく活用すれば自分が計画したタイミングでの集客を行う事もできる高機能サービスです。
クーポンの抽選機能活用して集客に役立てましょう。
関連記事:LINE公式アカウントのクーポン抽選機能を使う方法を解説
ショップカードの作成
LINE公式アカウントでは、来店回数などを記録して得点チケットなどを発行するショップカードを作成することができます。
ポイントの付与やポイント付与履歴も管理したり記録したりできるので、計画的に設計すれば友だちにリピーターになってもらうことができるようになります。
リッチメニューの作成
リッチメニューを作成すると、LINE公式アカウント内の下の方に、メニュー一覧表を追加することが可能です。
リッチメニューの内容を充実させることによって、発信していない間でも友だちがいろいろなコンテンツを見られる様に工夫をすることで、様々なアプローチが可能になります。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチメニューの作り方を解説
この他にも様々な機能があります。
LINE公式アカウントでは、自動で応答してくれるBotモードや、使い方次第では面白いコミュニケーションを自動で行ってくれるAI応答メッセージの設定、動画をトークルームのカードとして配信したりなど、たくさんの機能がついています。
LINE公式アカウントのプランと価格
LINE公式アカウントの利用には、無料も含めて3つのプランがあります。
フリープラン
【月額固定費】無料
【無料メッセージ通数/月】1,000通
【追加メッセージ従量料金】不可
ライトプラン
【月額固定費】5,000円
【無料メッセージ通数/月】15,000通
【追加メッセージ従量料金】5円/通
スタンダードプラン
【月額固定費】15,000円
【無料メッセージ通数/月】45,000通
【追加メッセージ従量料金】~3円/通
プランの違いは発信規模の大きさだけ
以前は有料プランのみだった「リッチメニュー」や「リッチメッセージ」などの機能がフリープランでも利用できるようになりました。
現在、どのプランでも利用できる機能に差はありません。
LINE公式アカウントを始める手順
LINE公式アカウントの開設方法を説明していきます。
- LINEサイトを開き「アカウントの開設(無料)」をクリックし、「LINE公式アカウント開設(無料)」を選択します。
- 「認証済アカウントを開設する」または「未認証アカウントを開設する」をクリックします。認証済アカウントとは、審査申請し通過することで取得できるアカウントです。未認証アカウントとは、法人・個人問わず誰でも作成でき審査もいらないアカウントのことです。
- 「アカウントを作成」をクリックします。
- 個人のLINEアカウント、またはメールアドレスを登録します。それぞれ入力内容が異なるため、指示に従って入力します。
- 管理画面である「LINE Official Account Manager」にログインできれば、アカウント登録完了です。
- 次に基本情報を設定します。アカウントのプロフィールページを開き、アカウント名やプロフィール画像・背景画像などを設定します。web版でもアプリ版でもどちらからでも設定できます。
- 続いて、あいさつメッセージと応答メッセージの設定を行います。ユーザーに配信する前に正常に配信されるかテストしましょう。
- すべて設定できたら、LINE公式アカウントを公開します。「設定」メニューから「検索結果で表示」の項目を「表示」に切り替えれば完了です。
友だちを集める前に準備すること
LINE公式アカウントを開設したら、友だちを迎える準備をしておきましょう。
ここでは、最低限必要な設定だけを記載していきます。
アカウント設定
最初は設定をするのが大変かもしれませんが、いちど設定してしまえば、あとは状況に応じて少し変えていくだけなので頑張りましょう。
一通りの設定後は、自分で公式アカウントの動作や表示を確認しておかしなところがないか確認していきましょう。
また、LINE公式アカウントは様々な業種、業態で利用されています。
自分と同じ業界を含め、これを機会に様々な企業やお店のLINE公式アカウントの友だちになって、どこがうまく運用しているのか参考にしていきましょう。
もしよろしければ、筆者たちもLINE公式アカウントを開設しているので、ご覧になっていただけたら幸いです。
下記の設定項目は、公式アカウントページ内の一番右にある「歯車ボタン」から設定が可能です。
ステータスメッセージ
LINEアプリ上で、アカウント名の下に表示される文章です。
ステータスメッセージは、認証済みアカウントになって検索で表示されるようになった時にSEOで重要になる部分です。
業種によっては「地名」を入れたりなどの、「キーワード」となる単語を含めて設定しましょう。
プロフィール画像
友だちに表示されるアイコンとして表示される大事なブランディング部分です。
ここでは、お店の名前だけを入れてみたり、ロゴだけ入れてみたりと、いろいろなパターンがありますので、他の公式アカウントも参考にしてみましょう。
関連記事:LINE公式アカウントのアイコンを設定・変更する方法を解説
筆者の場合は、季節などに合わせてアイコンを変えていて、例えば、梅雨の時期は、雨がっぱを着た猫キャラクターのアイコンにしていました。
あまり大きな変更はしないようにしておきましょう。
まるっと大きくデザインを変えてしまうと「これ何の公式アカウントだっけ?」となってしまいます。
背景画像
タイムラインの一番上に設定される画像です。ここも業種業態によってアピール方法が異なりますので、最初は同業種でうまく設定しているところを探してみて、参考にしていきましょう。
筆者たちの場合は、猫のイラストキャラクターを設定しています。
チャット機能
LINE公式アカウントではチャット機能が利用できます。業種やサービス内容によってbotモードにするかチャット対応をするか決めましょう。
LINE公式アカウントのチャット機能は、LINEミーティングと連携したり、トークルーム上でLINE Payによる決済をすることもできるので、オンラインサロンなどのサービスを運営していくことも可能です。
この他、LINE公式アカウントでは通話やビデオ通話もできるので、サポートセンターとしての機能を持たせることも可能です。
関連記事:LINE公式アカウントのチャット機能の使い方を分かりやすく解説
背景デザイン
友だちとのトークルームで表示される背景色になります。
筆者たちの場合は、「黒」に設定しています。
アカウント情報
公式アカウントを長く続けていくためには、プレミアムIDをお薦めします。乱数で表示されたIDよりは、ちゃんと会社名やお店の情報がわかる名前のほうが見栄えがよくなります。
後に、ほとんどの方が「認証済みアカウント」へと進んでいくと思いますが、この時に検索された時、または検索しやすくするために、なるべく短いプレミアムIDにすることを薦めています。
また、アカウント名は早い者勝ちです。
より短く覚えやすいものは早めに取得したほうがお得です。
筆者たちの場合は、LINE公式アカウントのIDを「@unico.jp」にしています。
続いて、応答設定に入ります。
応答設定
- 応答モードを一旦Botモードにしておきましょう。
- 挨拶メッセージをONにします。
- 応答メッセージをONにします。
友だちになってくれた人は、公式アカウントに対して様々なメッセージをトークルームに入力します。
最初のうちは、多くの質問には対応できないので、Botモードにして固有の応答メッセージだけを設定しておきます。
続いて、挨拶メッセージです。挨拶メッセージはとても重要で、デフォルトのままは推奨しません。
試しにデフォルトの挨拶メッセージに設定してみていたら、即ブロック率が70%以上になりました…
応答メッセージでは、ある特定のキーワードやメッセージに対して、自動で返事を返してくれる便利な機能です。
筆者たちの場合は、「置き配カード」を呼び出す時や、いくつかの挨拶、「あ」とか「い」だけの1文字メッセージに対していつくかの自動応答設定を入れてあります。
プロフィールページの設定
一度、ホーム画面に戻って、「プロフィール」を押しましょう。
ここでは、最初は「投稿」だけを表示させるようにします。
他にもたくさんの設定ができるのですが、勉強や練習をしながら追加して行ったほうが、間違いが少なくなります。
このほか、店舗などの場合でしたら店舗情報などは詳しく入力していきます。
LINE公式アカウントでは、プロフィールページに商品やサービス一覧などを表示するための設定が豊富に盛り込まれています。
LINE公式アカウントを開設して慣れてきたら、プロフィールページも充実させていきましょう。
テキストと画像の設定
LINE公式アカウントのプロフィール画像は、友だちになる前からユーザーが情報を閲覧できる情報ページです。
しっかりと情報を入力して、魅力あるページにしておきましょう。
関連記事:LINE公式アカウントのプロフィールにテキストと画像を設定する方法
先ほど、タイムラインの背景画像について解説をしましたが、現在はプロフィールページにも背景が設定できるようになっています。
プロフィールページは友だちになる前のユーザーも見ることができるページなので、ここにも素敵な背景画像を設定してみましょう。
コレクション
LINE公式アカウントのプロフィールページには、「コレクション」というサービスや商品カテゴリーの設定をして商品やサービスメニューのようにデザインできる機能です。
関連記事:LINE公式アカウントで使えるコレクション機能で商品一覧を作成する
デリバリー
プロフィールページには、デリバリー情報を設定することができます。
デリバリーには、出前と宅配があります。
デリバリーが可能な店舗形態の場合は設定をしておきましょう。
また、デリバリー情報はかなり細かく設定できます。
電話対応の有無や注文ページへの誘導も可能なので、是非活用していきましょう。
テイクアウト
デリバリー以外にもテイクアウトに関する情報表示も可能です。
基本的にはデリバリーと同じく、かなり細かい設定が可能なので、テイクアウト対応をしている場合はプロフィールページに情報を記入しておきましょう。
LINE公式アカウントのプロフィールページをWebブラウザで表示
LINE公式アカウントのプロフィールページにはWebアドレスが付いています。
認証済みアカウントにする必要がありますが、まだプロフィールページをWebリンクで活用しているアカウントは少ないので目立つかもしれないですね。
関連記事:LINE公式アカウントのプロフィールページをWebブラウザで表示
応答メッセージの設定
ホーム画面に戻り、「ホーム」を押すと、挨拶メッセージや応答メッセージを設定する項目があります。
デフォルトのままですと、ブロック率がかなり高くなるので、オリジナルの挨拶メッセージや応答メッセージを設定しましょう。
挨拶メッセージ
先ほどの解説で、筆者たちの公式アカウントと友だちになってくれた方は、挨拶メッセージが確認できたと思います。
筆者たちの場合は、
- 感謝の気持ちを画像データでデザインしたものを1番目に配置
- どのような情報を届けるのか説明メッセージを入力
- 通知OFFの設定の仕方と合わせて、外部リンク情報を入力
の3構成にしています。
参考になれば幸いです。
参考に挨拶メッセージだけ見るのに登録して、確認ができたらブロックしていただいて大丈夫です。
応答メッセージ
最低限、「標準メッセージ」の設定をしておきましょう。
標準メッセージでは
- 個別に返信対応していない事
- メッセージは自動で返信されている事
最低限、この2点を入力することが重要です。
筆者の場合は、この他に、特定のキーワードを入れた場合の内容を追記しています。
参考程度に標準メッセージだけを見るのに登録して、確認ができたらブロックしていただいて大丈夫です。
チャットモードで対応する
LINE公式アカウントでは、登録してくれた多くの友だちとチャットモードで直接やりとりを行う事も可能です。
筆者がお手伝いしている美容院や個室型飲食店では、LINE公式アカウントをBotモードではなく、チャットモードで予約対応をしてきめ細やかに対応をするようにもしています。
関連記事:LINE公式アカウントのチャット機能の使い方を分かりやすく解説
リッチメニューの登録
リッチメニューは、デザインの手間がかかるので少し面倒にはなりますが、「ないよりはあったほうが良い」です。
というのは
- 他に運用しているSNSやWebページがあればそちらにも気づいてもらえる
- ビジュアルで常に伝えたいものを表示できる。
- メッセージ配信がされていく中で開く期間のクッションになる
からです。
もし、リッチメニューを作るのが難しそうでしたら、今はココナラで1,000円前後のお手軽デザインメニューから、10,000円くらいで作り込んだメニューまで幅広く、クリエイター様が取り扱っているので、そちらをご覧ください。
参考リンク : ココナラ
検索キーワードは「 LINE リッチメニュー 」でたくさんのデザインが確認できます。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチメニューの作り方を解説
リッチメッセージの準備
友だちになってくれた人たちに、定期的に送る画像データと送信日を最初のうちに準備しておくことで、なれない中で配信に戸惑うことがなくなります。
リッチメッセージやデザイン物を伴う発信は、デザインが苦手な方もいらっしゃると思います。
先述で紹介した「ココナラ」でLINE公式アカウントで扱う様々なデザイン物を作ってくれるクリエイター様がたくさんいらっしゃるので、最初のうちはお願いしたほうが勉強になります。
参考リンク : ココナラ
こちらの検索キーワードは「 リッチメッセージ デザイン 」で様々なデザインが確認できます。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチメッセージの作成方法を解説
LINE公式アカウントを開設したら友だち増やしを始める
LINE公式アカウントは、適正な友だちの数ではじめて効果がでてきます。
新規顧客獲得とリピート顧客のふたつに分けて、友だちを増やしていく方法を解説します。
友だち追加広告(新規顧客重視)
LINE公式アカウントでは、「友だち追加広告」というものがあります。
新規の顧客をスタートダッシュで増やしたい方はこの方法を試してみる価値があります。
友達追加広告は、性別、年齢、地域、興味関心と、細かく設定ができます。
特に飲食店などでは、今までの自分のお店に来る人達の属性を把握できていると思います。
そのような属性に友だちになってもらうことで、特に、新規来店などの売上見込みを得ることが可能になります。
友達追加広告にはアカウントの認証が必要です。
友だち追加広告の始め方や運用方法、友だち追加広告を始めるときの注意点から、広告を配信してからの対策をまとめました。
関連記事:友だち追加広告をLINE公式アカウントで利用するやり方を解説
来店時に友だちになってもらう(リピート重視)
来店されたお客様に、至る所でLINE公式アカウントへの友だちになってもらえるタイミングを作りましょう。
- 出入り口、待合エリア、喫煙エリア、テーブルなどの至る所に友だち登録ノベルティーを置く
- Tシャツなどに友だち登録デザインのQRコードを印刷して準備する
- チラシ、会計時に渡すクーポンなどにも友だち登録のQRコードを印刷する
LINE公式アカウントの強さは、他のSNSが及ばない発信情報の到達力です。
したがって、友だち数が多くなければ発信の効果も弱まってしまいます。
アカウントの認証の状態によって、ポスターやノベルティーの内容に違いがあります。
店舗の場合などは、いたるところに友だちになるきっかけを作っていきましょう。
また、友達登録を増やしていくには、接客される方々の協力が不可欠です。
LINE公式アカウントの運営方法について一緒に考えていきながら友だちを増やしていきましょう。
LINE内の検索流入を増やす
LINE公式アカウントは、認証済みアカウントにしないとLINE内で検索された時に表示されません。
事項で認証済みアカウントについて解説します。
Webサイトから友だち登録をできるようにする
Webサイトやブログサイトを運営していたら、サイトの中に友だち登録してもらうための施策をおこないながら、友だち登録をしてもらうためのQRコードやリンクを設定しましょう。
Webサイトに単純にリンクを貼っているだけでは友だちは中々増えていきません。
業種によってやり方は様々になりますが、友だち登録するメリットを表に出しつつ増やしていきます。
運営していく手間はかかりますが、現在は多くのブログサービスがあります。
内容を少し変えつつ、自分たちのサービスを知ってもらう入り口の導線を増やしながら、プロフィールに自分のLINE公式アカウントの友だち登録リンクを貼っておくことが重要です。
関連記事:ブログの始め方と人気ブログの作り方を完全初心者向けに解説
SNSを運用する
SNSもLINE公式アカウントで友だちを増やすための大事なチャンネルになります。
SNSは多くの種類が利用されているので、自分達のサービスにあったSNSを選択して運営していきましょう。
この場合も、SNSのプロフィール欄にはLINE公式アカウントへ友だち登録してもらうためのリンクを忘れずに貼っておきましょう。
YouTubeチャンネルを開設する
もしも、提供しているサービスがストーリ仕立てで構成できるようなものでしたら、YouTubeのチャンネル開設もお薦めします。
例えば農業でしたら、長い期間をかけて収穫まで行ったドキュメンタリーのような動画がいくつかあれば、それはユーザーの心に届く強いコンテンツになります。
お惣菜屋さんでしたら、こだわりの素材からお惣菜を完成させるまでのメイキング動画も良いと思います。
LINEスタンプのLINE公式アカウントでしたら、イラストメイキングが効果的です。
動画を通じてファンになってくれる友だちが登録の大半を占めると、ブロック率も総じて低くなっていく傾向があります。
現在は、スマホでも簡単に収録することも可能なので、検討してみる価値は充分にあります。
関連記事:YouTubeの始め方を基本から応用まで初心者用にわかりやすく解説
LINEブログも初めてみる
LINEブログは、LINEスタンプクリエイターにお薦めしています。
LINEブログを続けているLINEスタンプクリエイターは現在それほど多くありません。
LINEブログはハッシュタグで読者層を決めることができるので、LINEスタンプのリリースと合わせてLINE公式アカウントのリンクを貼っておくような構成になります。
関連記事:LINE BLOG(ラインブログ)の始め方を分かりやすく解説
LINE公式アカウントの友だちを増やす方法まとめ
主にオンラインで完結する方法で、友だちを増やしていくやり方を下記の記事でまとめましたので、コチラが参考になれば幸いです。
関連記事:LINE公式アカウントの友だちをオンライン完結で増やす方法
LINE公式アカウントを認証済みアカウントに変更する
LINE公式アカウントの開設と準備が終わり、いろんな機能を使ってみて試運転を始めたら、LINE公式アカウントを認証済みアカウントにするために申請をしておきましょう。
申請は、ホーム画面右にある「歯車ボタン」を押してページを移動し、「アカウント設定」から申請可能です。10営業日前後で回答がきます。
認証アカウントになると以下の特典があります。
- 認証済アカウントのバッジが青色に変わり、信頼度が上がる
- LINEアプリ内のアカウント(友だち)検索結果に表示される
- 友だち追加広告を利用することができる
- 販促用ポスターデータが無料でダウンロードできるようになる
- POPなどの友だち集めに有効なツールが発注できるようになる
- 支払い方法として、クレジットカードに加えて請求書決済が選択可能になる
関連記事:LINE公式アカウントを認証済みアカウントにする方法を解説
青色の認証済みアカウントは、費用はかからないので認証をとったほうがメリットが大きいです。
一番大きいメリットとしては、LINE内の検索で公式アカウントが表示されるようになることです。
検索キーワード対策についても別記事でまとめてみましたので、参考になれば幸いです。
関連記事:LINE公式アカウントが検索結果で表示されない時の対処方法を解説
プレミアムIDを取得する
認証済みアカウントにできると、検索結果にアカウントが表示されるようになります。
短い単語や名詞のプレミアムIDはとても利便性が高いIDです。
短くて覚えやすい単語や名詞が空いている内に取得してしまいましょう。
関連記事:LINEプレミアムIDの取得方法を解説「早いうちの取得がおすすめ」
ノベルティを作成する
LINE公式アカウントが認証済みアカウントになると、友だち登録するためのQRコードが自動で組み込まれたポスターの印刷や、店舗に置いたり貼ったりできる様々なノベルティを作成することができます。
業種や業態によっては友だちを増やしていくのに必須のアイテムになるので、認証済みアカウントになったらポスターの印刷をして様々なところに貼ったり、ノベルティを作成して適切な場所に配置していきましょう。
関連記事:LINE公式アカウントのノベルティを作成する方法を分かりやすく解説
運用コンサルタントは必要か?
現在、筆者たちはLINE公式アカウントの開設からデザイン、運用のお手伝いなどをしていますが、LINE公式アカウントは、運用方法がすごく簡単なので、ある程度の練習ができれば、自分でも運用が可能ですし、それこそ1人でも管理して情報発信していくことが可能です。
開設から運用までのコンサルは、相当大きな規模であればいいかもしれないですが、中小規模の場合、筆者たちの場合は、運用や設定方法をある程度、アドバイスして一定期間の試運転をしたら、その時点でコンサルティングを終了させています。
せっかくLINE公式アカウントの運用で来店してくれるお客様が増えても、コンサルティング費用で利益がなくなってしまっては元も子もありません。
最初のほうは仕方がないかもしれませんが、基本的にコンサルティングや活用方法などのコンサルティングは必要ないと考えています。
営業でLINE公式アカウントを効果的に活用す
公式アカウントの運用ノウハウが書いてある書籍や、当ブログでこれから追加されていく記事も含めて、Webだけでもかなり参考になる記事がたくさんあります。
また、同業種のLINE公式アカウントを参考にすることで得られることがたくさんあります。
- どのようにデザインを統一しているか
- どれくらいの頻度でどのような内容を配信しているか
- 友だち数の増加具合はどれくらいか
実際に運用されている公式アカウントを参考にするのが一番のマーケティングになります。
また、LINE公式アカウントの運用を担当してくれる方に運営担当手当を出してあげるほうが、やる気になってくれてよっぽど効果が出るでしょう。
業種別のLINE公式アカウント活用方法
ここでは、業種別のLINE公式アカウント活用方法を解説していきます。
筆者は、LINE公式アカウントの運用代行をやっているので、効果の出た方法を記録していくスタイルでブログ記事にしています。
新しい業種のLINE公式アカウントでノウハウが積み上がってきたらここで共有したいと思います。
美容室の集客をLINE公式アカウントで成功させる方法
美容室の集客でLINE公式アカウントを活用する方法を、下記の記事でまとめました。
下記の記事が参考になれば幸いです。
関連記事:美容室の集客をLINE公式アカウントで成功させる方法を解説
お花屋さんの集客をLINE公式アカウントで成功させる方法
お花屋さん(生花店)でLINE公式アカウントを活用して集客を成功させる方法を下記の記事でまとめました。
こちらも参考になれば幸いです。
関連記事:花屋さんの集客をLINE公式アカウントで成功させる方法を解説
引き続き、新しい業種を扱うことがあれば追加していきます。
LINE公式アカウントの運用でビジネスを成功させる
LINE公式アカウントのメリットや機能・プランについての説明と開設や準備方法についてお伝えしました。
LINE公式アカウントは、色々な状況の変化で影響で、一度離れてしまった顧客を呼び戻す集客ツールにもなりますし、心機一転、新たに新規顧客をつかんできてくれる事も可能な素敵なSNSツールです。
また、LINE公式アカウントで集客の成果を出すためには、登録ユーザー数を増やす企画や、ブロックされないための工夫も重要です。
どのようなLINE公式アカウントであれば友だちであり続けたいか、常にユーザー目線で考えてみて運用をしていきましょう。
今後も、この記事を中心に内容の更新や、各項目についての内容など、多くの記事を追加していく予定です。
- ブログサイトや、他のSNSやYouTubeとの連携方法
- 各メディアでの集客と収益化の方法
- 長期的に友だちを増やしていく方法
上記の内容を中心に情報を追加していきますので宜しくお願いいたします。
- レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバー10選
- WordPressおすすめブログテーマ10選!有料版と無料版を比較
- 画像素材サイト10選!各サービスの料金と特徴を徹底比較
- SNSとは?SNSの種類と仕組みを初心者に分かりやすく解説!
- 副業でおすすめのビジネスについて実例も交えて分かりやすく解説
最後までお読みいただき、ありがとうございました。