LINE公式アカウントを開設すると、「友だち」になってくれた人たちに向けてダイレクトに情報をを届けることができるようになります。
LINE公式アカウントでは、友だちとのトークルームに「カードタイプメッセージ」を配信することができます。
リッチメッセージを活用して「メッセージ配信」の内容を画像でアピールすることにより、テキストだけの配信よりも効果の高いコンテンツを友だちに提供することが可能になります。
LINE公式アカウントの開設
LINE公式アカウントの開設は済んでいるでしょうか？
LINE公式アカウントは無料で開設することができて、とても強力な集客販促ツールです。
LINE公式アカウントで得られる様々なメリットを活用しましょう。
カードタイプメッセージとは
LINE公式アカウントで利用できる「カードタイプメッセージ」には、3つの特徴があります。
- 複数枚の画像を同時配信
- 配信された複数の画像はカルーセル方式で表示される
- プロダクト、ロケーション、パーソン、イメージなどの豊富な見せ方を選択できる
カードタイプメッセージは、複数の画像データを送信する時に効果を発揮します。
カルーセル方式のメリット
カルーセル方式による発信は、ユーザーに円滑な選択動作を促す事が可能になります。
カルーセル方式とは
ひとつの広告領域、または表示領域に対して複数の画像やリンク機能などを設置できる方式です。
ユーザーは、画像などを横にスワイプすることによって複数の画像を見ることができます。
カルーセル方式の特性を使って、画像の順番を工夫すると、手順やストーリー仕立てに見せることができたり、適切に分類された画像を配置することで「友だち」のアクションを増やすことができます。
効果的なカルーセルメッセージを配信する
カルーセル方式は、友だちに対してスワイプ動作で情報をたくさん見せることが可能です。
また、発信する情報を工夫することでクリック率を改善することも可能になります。
- 属性を考えた商品ラインナップ型
- 手順や制作過程などのストーリ型
- 複数の問いかけを用意するクウェスチョン型
など、いろいろなコンテンツの組み合わせがあります。
ただ、単純に並べるよりも、何らかの意図を含ませて画像の順番や内容を考えて配信すると、より効果が上がるようになります。
同業種の公式アカウントをいろいろ見てみる
同業界、同業種のLINE公式アカウントをいろいろ見てみることをお薦めします。
中には、カードタイプメッセージをうまく使って、カルーセル方式を活かしているところが見つかるかもしれません。
たくさんのLINE公式アカウントと「友だち」になって、運用の中で良いところはどんどん吸収していきましょう。
業界、同業種のLINE公式アカウントを調べる方法はとても簡単です。
- LINEを起動して、画面右下の「ホーム」ボタンを押す
- 画面上部にある検索欄に、自分の業界、業種に関連する「キーワード」を入力する
- 画面上部のグローバルメニューに、「全て、友だち、トーク、メッセージ、公式アカウント」とカテゴリーが出てくるので「公式アカウント」をクリック
- 地域別など、すでに開設されているLINE公式アカウントがたくさん出てくるので友だちになる
競合などの公式アカウントと友だちになっても、登録だけでは運営側は誰が友だちになったのかはわかりません。
また、合わせてプロフィールページをどのように運用しているかなどもよく調べてみると勉強になります。
カードタイプメッセージの作り方
カードタイプメッセージを作るには、画像デザインデータを作る必要があります。
また、発信する情報によって準備する情報に違いがあります。
カードタイプメッセージの種類
カードタイプメッセージは4種類のカードタイプが選べます。
- プロダクト
- ロケーション
- パーソン
- イメージ
カードタイプは、共通の入力事項とカードタイプによって独自の入力情報があります。
プロダクトカードタイプ
プロダクトタイプを選べば「価格」情報が載せられるようになります。
テキスト情報だけでなく、アクションでクーポンなどと合わせてショップカードやURLリンクも入れることができるので便利なカードです。
画像も3枚までレイアウトすることが可能です。
ロケーションカードタイプ
ロケーションを選ぶと「住所」や「時間」などの情報が入力できるようになります。
画像も３枚までレイアウトすることができるので、活用していきたいですね。
パーソンカードタイプ
パーソンカードタイプでは、画像データがサークルアイコンになります。
また、独自のカラータグを付けることができるようになるので、どのような属性タグにするか予め決めておくと、長く運用していく中で役に立ってきます。
イメージカードタイプ
イメージは、リッチメッセージと入力事項はほぼ同じです。
カードタイプメッセージの画像アスペクト比
カードタイプメッセージは、選択するカードタイプによって使用する画像データのアスペクト比（縦横比率）が違います。
プロダクト
ファイル形式：JPG、PNG
ファイルサイズ：10MB以下
比率：1.54:1
ロケーション
ファイル形式：JPG、PNG
ファイルサイズ：10MB以下
比率：1.54:1
パーソン
ファイル形式：JPG、PNG
ファイルサイズ：10MB以下
比率：1:1のサールクアイコン型
筆者が開発したWebアプリで「Linkringme」があります。SNS用のアイコンに、カラーリングデザインを施せる無料のWebアプリになっています。
アイコンをリングで飾ることで映えるので、是非活用してみてください。
イメージ
ファイル形式：JPG、PNG
ファイルサイズ：10MB以下
推奨比率：1.11:1
カードタイプメッセージのアクション
カードタイプメッセージには、1~2つのアクション機能を付加することが可能です。
Webリンクとクーポンの組み合わせなどを用いる事も可能なので、いろいろ試すことができます。
もっとみるカードを活用する
「もっとみるカード」とは、カルーセル表示でたくさんの画像を配置していく中で、カード群の最後にさらに多くの商品を見てもらいたいときなどに利用するカード機能です。
筆者は、「もっとみるカード」には、LINEスタンプの一覧が見られるURLをリンクしています。
入力作業が完了したら保存する
カードタイプメッセージは、複数のカード情報を入力していくので作業が少し大変ですが、カルーセル方式によるメッセージ配信は友だちが起こしてくれるアクション率を高めてくれます。
積極的に使用していくことをお薦めします。
まとめ｜定期的にカードタイプメッセージを配信する
LINE公式アカウント運用で重要なことは、適切な期間でコンテンツの発信を行っていくことです。
コンテンツの配信感覚は提供するサービスや商品によってまちまちですが、あまり多すぎても少なすぎても友だちは離れていってしまいます。
LINE公式アカウントを開設するときに、どんなコンテンツをどんな間隔で発信していくのかを、運用する初めのうちに決めておくと続けられるようになります。
筆者のLINEスタンプメインのLINE公式アカウントは開設から３ヶ月になりますが、定期的に配信を続けて友だちが１万人を超えました。
ユニコスタンプ® : 公式アカウント
LINE公式アカウントは、友だちにダイレクトに発信情報を届けることができる素敵なサービスなので活用していきましょう。
LINE公式アカウントに関する様々な情報はこちらにまとめてあります。
本記事で解説したカードタイプメッセージ以外の発信方式の解説もしているので、参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
