LINE公式アカウントを運用できると、「友だち」になってくれた人たちに向けてダイレクトに情報を届ける多くの配信手段を得ることができます。
LINE公式アカウントでは多くの配信手段の中に、友だちとのトークルームへ「リッチビデオメッセージ」を配信することが可能です。
リッチメッセージを活用して「メッセージ配信」の内容を動画でアピールすることにより、テキストだけの配信よりも効果の高いコンテンツを友だちに提供することが可能になります。
目次
LINE公式アカウントの開設
LINE公式アカウントの開設が済んでいない場合は、コチラから開設を行うことができます。
LINE for Business : LINE公式アカウントの開設
LINE公式アカウントは、無料で開設することができる素敵な販促ツールになります。
LINE公式アカウントで得られる様々なメリットを活用して集客や販促活動に役立てましょう。
リッチビデオメッセージとは
リッチビデオメッセージとは、友だちに向けて「メッセージ配信」を配信した時に、友だちのトークルームに動画で情報を発信できる機能です。
リッチビデオメッセージ配信のメリット
リッチビデオメッセージは、テキストだけの配信よりも効果の高い情報発信手法です。
通常のテキストだけの配信よりも、動画データを用いて視覚にアプローチすることで、高いエンゲージを獲得することが可能になります。
エンゲージとは
ある投稿や配信に対して、それを見たユーザーが「いいね」や「シェア」、「クリック」などの何らかの行動を起こしたときの名称です。
LINE公式アカウントのリッチビデオメッセージは、友だちとのトークルーム内で動画を再生することができ、プッシュ通知によって動画が配信されたことがダイレクトにLINEの通知で知らされます。
また、動画を再生中に画面の右上の方に「アクションボタン」を設置して、友だちに対して次のアクションを促す事が可能です。
動画配信から外部のリンクへ繋げたり、購入動作へ繋げたりと多くのアクション設定ができます。
- 詳細はこちら
- インストールする
- 購入する
- 予約する
- 応募する
- 申し込む
- 参加する
- 投票する
- お店を探す
- お問い合わせはこちら
- 資料を請求する
- ほかの動画をみる
- カスタムメッセージ(全角20文字以内)
リッチメッセージと組み合わせて効果を高める
LINE公式アカウントの「メッセージ配信」は、他のリッチメッセージやカードタイプメッセージと組み合わせることが可能です。
動画のアクションボタンからだけではなく、補足情報としてのリッチメッセージ画像を作成してURLリンクを設定するなどの工夫をすることで、友だちに向けて次のアクションを促す事ができます。
YouTubeのチャンネルがあれば連携ができる
LINE公式アカウントでは外部リンクが可能なため、もしYouTubeでチャンネルを持っていたら「他の動画を見る」などのアクションを設定してYouTubeチャンネルに来てもらうことも可能です。
YouTubeでシリーズ物の再生リストなどがある場合は、イントロダクション動画を作成しておき、アクションボタンをYouTubeの再生リストへリンクしましょう。
YouTubeの始め方など、YouTubeチャンネルの開設や運用方法については下記の記事にまとめてありますので、参考になれば幸いです。
リッチビデオメッセージの作り方
リッチメッセージを作るには、元になる動画データを作る必要があります。
どんな動画データを作れば良いのか分からない時は、下記の記事が参考になれば幸いです。
また、今後は動画制作において業種ごとの構図や撮影方法に関する記事も増やしていこうと考えています。
最近は個人でもLINE公式アカウントを開設して、ハンドクラフトコンテンツなどをブログ、YouTubeと連動してワークショップ運営に繋げたりしている方もいます。
リッチビデオメッセージの配信設定をする
動画データさえできあがれば、配信するための設定は簡単な作業で終わらせることができます。
- 公式アカウントのホームから「リッチビデオメッセージ」を選択
- 「作成」を選択
- タイトル情報を入力する
- アクションボタンの設置の有無を選択する
- 「表示する」を選択した場合は、リンク先のURLとアクションボタンテキストを設定する
- 完了したら保存を押す
これだけの動作でリッチビデオメッセージはセットできます。
セットしたリッチビデオメッセージは、「メッセージ配信」→「メッセージの作成」を選択したときに出てくる入力フォームから、「リッチビデオメッセージ」のアイコンをクリックするだけでセットできます。
リッチビデオメッセージの動画をタイムラインにも活用する
リッチビデオメッセージをメッセージ配信した後は、その動画コンテンツはタイムラインでも使用できます。
動画を作成する労力はとても大きいため、1度だけ使用するために制作するのはもったいないです。
メッセージ配信用と定期配信用で少しだけ編集内容を変えておいて、タイムラインにも利用できるようにしておきましょう。
まとめ|動画コンテンツの配信はYouTubeとセットで展開する
動画コンテンツの制作は、テキストや画像デザインによるリッチメッセージなどより制作の負荷がもの凄く大きいです。
しかし、YouTubeのチャンネル開設とセットで運用して、動画を自分たちで作成できるくらいまで慣れると、動画で訴求する大きな効果の恩恵を受けることができるようになります。
YouTubeのチャンネル開設からチャンネル設定、コンテンツの制作からアップロードまでをまとめた記事を策してあります。
こちらの記事も参考になれば幸いです。
どのような動画を作成していけば良いかは、業種によって大きく変わるので、別記事で業種や業態ごとの動画制作の方法を展開できればと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。