文章を考えたり書く時にそばに置いている3つの書籍を紹介

文章を考えたり書く時にそばに置いている3つの書籍を紹介

ブログサポートをしている中で、よく参考にした方が良い書籍を質問されることが多く、これまでも色々紹介してきたのですが、今回は、サイト構造にまで影響する内容の、文章コンテンツを主体にしている運用しているWebサイトやブログ型のWebサイト内の、サイト構成や文章構成を考えるときに、よく読み直している書籍を紹介します。

当ブログ(ユニコブログ®)の場合は、諸々の検証目的で一定範囲とは言え、カテゴリーレベルで文章の構成や書き方を変えたりしてコンテンツのテイストがバラバラになってしまっています。

他に運用し始めた副サイトや情報特化型Webサイト(50記事未満のミニWebサイトを含む)の場合は、Webサイト構成からコンテンツ(記事事)の構成、見出しのレベルまでWebサイトのコンテンツ設計をしているものもあります。

これまでも、当ブログ(ユニコブログ®)でおすすめ書籍カテゴリーという構成で、情報発信の種類に応じてブログ記事を書いてきたのですが、今回は、特にWebサイトの運営を始める初期段階から文章を考えたり書いたりしていくときに役立つ書籍を紹介します。

Webサイト全体の構成や文章構造を考えたりするのに役立ちます

Webサイト全体の構成や文章構造を考えたりするのに役立ちます

本記事冒頭で紹介した3つの書籍は、Webサイト全体に関連する、各コンテンツ(ブログ記事等)の構造から見出しまで考えて書いていくのにとても役立つ書籍です。

この3つの書籍の内容を参考に文章を書いていって得られる知見は、以下のスキルを身につけることが可能になると考えています。

  • 文章構造の考え方(演繹法と帰納法による思考)を学べる
  • 図解の技術とテキストでの補間方法が知ることが出来る
  • Webサイト全体の構造設計に必要な思考を学べる

上記の経験を体系的に学ぶことが可能だと考えます。

Webサイトを運営しながら実際に活用していくことで、ユーザーにとって役立つサイト構造を設計して運営していくことも可能になると考えています。

このあたりのスキルは、長期にわたるWebサイト成長と運営に役立つため、ぜひお薦めしたい書籍です。

文章構造の考え方(演繹法と帰納法による思考)を学べる

文章構造の考え方(演繹法と帰納法による思考)

1冊目は考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則という書籍です。

日記調というよりは、ビジネス向けの文章を書くとき向けの書籍なので、読み込んで実際に活用しながら身につけていく必要がありますが、自分のやり方として身につけられたときには、文章の構造をどのようにすれば、どんな意味づけ、印象づけしたい内容は何にするかなど、文章の方向性をコントロールするスキルを身につけることが出来るようになります。

また、見出しを作成していく上で、「単語」が文章の中でどのあたりのレイヤー(階層)に配置した方が良いかなど、Webライティングにおける、文章の構造作りにも役立ちます。

また、単語や事象のまとめ方も分かるようになるので、図解などで活用するための作図に必要な情報整理についても役にたちます。

図解の技術とテキストでの補間方法が知ることが出来る

2冊目はマッキンゼー流図解の技術という書籍です。

本書は、資料から得られる定量データをもとにして、どのチャートを選べば情報を視覚的に伝えるためにベストなのか?を学ぶことが出来る書籍です。

また、チャートの種類や利用方法を知ることで、Webページでチャート画像を利用したときに、補完的にテキストでどのように説明する文を加えれば良いのか?についても学ぶことが可能です。

チャートのノウハウが習得できれば、あとは、その画像をどうやってWebペーにアップするかだけです。

例えば、Googleの検索エンジンサービスを利用することを想定した場合、Google検索セントラルでは画像について下記のように記されています。

引用するには、少し長い内容になってしまいますので、Google 画像検索 SEO ベスト プラクティスについての内容を学ぶと、スゴく学びになるのでお薦めです。

SEOについて、テキストコンテンツの質について何か定義することはスゴく難しいですが、この画像部分については、明記されているので学びが多いです。

簡単に説明すると、画像をWebページに埋め込むだけでは不足で、可逆圧縮と不可逆圧縮の画像フォーマットのどちらでも良いので、

  • 大きな画像でも圧縮されていて綺麗な品質で軽量化された画像
  • altテキストを入力して画像の説明をする
  • キャプション部分も必要に応じて出典などの情報を入力する

ことが重要になります。

そんな時に、「何故、そのチャートを使うのか?」が理解できていると、図解で説明するときの画像だけでなく、altテキストのの作り方や解説の順番に迷うことも少なくなるので、ぜひお薦めしたい書籍です。

Webサイト全体の構造設計に必要な思考を学べる

Webサイト全体の構造設計に必要な思考を学べる

3冊目はGoogle AdSense マネタイズの教科書[完全版]という書籍です。

この書籍は、Webサイトを収益化するだけでなく、 MECEといって「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」、意味を簡単にすると「網羅的且つ、重複がない」というWebサイトを実現させてサイト成長を可能にする書籍と考えています。

検索してWebサイトに訪問してくるユーザーにとって、ピンポイントで疑問に対する回答があるWebサイトというのは、最短で答えが得られるWebページと筆者は考えています。

関連記事:Webライティングで読まれる文章とは?稼ぐテクニックを分かりやすく解説

そのようなWebサイトを制作出来るスキルというのは、かなり貴重な能力であるとも考えていて、広く活用できるスキルとも考えています。

また、自分だけでWebサイトを設計して運用するにしても、この書籍から得られる考え方はとても重要なモノになります。

特に、Webサイトをゼロから制作するとき、予め設計してからコンテンツ制作をするようなプロセスでサイト制作をしていくときに、スゴく役に立つ書籍になると考えています。

文章を書くときに単語を構造化できるとキーワードを扱えるようになる

文章を書くときに単語を構造化できるとキーワードを扱えるようになる

本記事で紹介した書籍3冊の内容ですが、実際に読みながらWebサイト運営やコンテンツ制作をしつつ身につけると、様々な仕事の場面でかなり役立ちます。

自分でWebサイトを設計してコンテンツ制作まで可能になるので、筆者のようにWebサイト運営事業をしていくのに、いくつものWebサイトをかなり効率的に制作していくことが可能になります。

Webサイト運営とコンテンツ制作であれば、サイトテーマやジャンルが決まった後に、メインとなる単語(キーワード)や検索ボリュームを調べて、サイト内の記事を設計していくことが可能になります。

1人で全てを書くにはリソースの問題もあるので、コンテンツのリライトも含めて、その時は、Webサイト全体のコンテンツを全て、文章作成として外部のパートナーへ頼むこともあると思います。

その時でも、見出し設計まで完成させておけば、外部に頼んでもコンテンツの品質を自分でかなりコントロールできるようになります。

今回、本書で紹介した3冊の内容を会得して、Webサイト制作に限らず、いろんなシーンで活用してみましょう。

関連記事:ライティングの勉強で役立つおすすめの書籍を紹介【初心者向け】

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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