LINE公式アカウントは、「友だち」になってくれた人たちに向けてダイレクトに情報を届けることができる強力な販促ツールです。
LINE公式アカウントでは、友だちとのトークルームに「リッチメッセージ」を配信できます。
リッチメッセージを活用して「メッセージ配信」の内容を画像でアピールすることにより、テキストだけの配信よりも効果の高いコンテンツを友だちに提供することが可能になります。
LINE公式アカウントの開設
LINE公式アカウントは無料で開設することができる素敵な販促ツールです。
LINE公式アカウントで得られる様々なメリットを活用して集客や販促活動に役立てましょう。
リッチメッセージとは
リッチメッセージとは、LINE公式アカウントの開設により可能になる「メッセージ配信」を配信した時に、友だちのトークルームに画像データで情報をアピールできる機能です。
リッチメッセージ配信のメリット
リッチメッセージは、テキストだけの配信よりも効果の高い情報発信手法です。
通常のテキストだけの配信よりも、画像データを用いて視覚にアプローチすることで高いエンゲージを獲得することが可能になります。
エンゲージとは
ある投稿や配信に対して、それを見たユーザーが「いいね」や「シェア」、「クリック」などの何らかの行動を起こしたときの名称です。
LINE for Business : LINEメッセージ配信のコツ|開封率を高める工夫や企業事例
効果的なリッチメッセージを配信する
LINE公式アカウントを運用する上でリッチメッセージの配信手法を学ぶことはとても重要なことです。
どのようなリッチメッセージを配信していけば効果的なのかは、同業界、同業種の他のLINE公式アカウントがどのようなリッチメッセージを配信しているかを知り、良いと感じたものを取り込んでいくのが一番です。
同業種の公式アカウントを探す
同業界、同業種のLINE公式アカウントを調べる方法はとても簡単です。
- LINEを起動して、画面右下の「ホーム」ボタンを押す
- 画面上部にある検索欄に、自分の業界、業種に関連する「キーワード」を入力する
- 画面上部のグローバルメニューに、「全て、友だち、トーク、メッセージ、公式アカウント」とカテゴリーが出てくるので「公式アカウント」をクリック
- 地域別など、すでに開設されているLINE公式アカウントがたくさん出てくるので友だちになる
競合などの公式アカウントと友だちになっても、登録だけでは運営側は誰が友だちになったのかはわかりません。
リッチメッセージと合わせて、リッチメニューやショップカードなど、確認できるモノは全て確認して、良い部分をどんどん取り入れていきましょう。
リッチメッセージの作り方
リッチメッセージを作るには、画像デザインデータを作る必要があります。
リッチメッセージを自分で作る
デザインができる環境がある場合は、公式アカウントを開設したら公式アカウント内のガイドからリッチメッセージのテンプレートをダウンロードしましょう。
- 公式アカウントのホームから「リッチメッセージ」を選択
- 「作成」を選択
- メッセージ設定の横に「デザインガイド」があるので、クリック
- 「テンプレートをダウンロード」をクリック
デザインに必要なデザインデータの情報全てが入手可能です。
外部のデザイナーにお願いする
外部のデザイナーにお願いをして、リッチメッセージを作成することも可能です。
リッチメッセージの作成費用はそれほど高い費用をかけなくても制作してもらえます。
リッチメッセージの作成は「coconara」などでも多くのデザイナーを探すことができます。
coconara公式サイト : 検索キーワード「LINE リッチメッセージ 」
リッチメッセージの内容を決める
リッチメッセージは、一つの画像に1〜6個の機能を付加することが可能です。
伝えたいメッセージを整理しましょう。期間限定の新商品の場合は1つだけ。
季節の新メニュー、新しい商品の発売など、伝えたいメッセージによってリッチメッセージに追加する情報やボタン要素は変わってきます。
リッチメッセージの機能
リッチメッセージには、リンク機能とクーポン機能を画像の中に追加することが可能です。
画像の位置によって機能を使い分けたりすることができます。
リッチメッセージには最大6個までの情報を追加することができますが、画像のデザインとリンク先が一致するようにデザイン範囲に注意しましょう。
リッチメッセージのコンテンツを充実させる
リッチメッセージには最大6つのボタンを設置可能です。
運用しているWebサイトやブログ、YouTubeなどの運用もしている場合は、リッチメッセージに他で運用しているサイトのページを埋め込むことが可能です。
主役となるメッセージに合わせて関連コンテンツを充実させる事も可能です。
友だちに起こしてほしいアクションが多くなりすぎないことも重要です。1番伝えたいメッセージ内容のデザイン面積を多くするなどの工夫をしましょう。
カスタムサイズでの発信も可能
LINE公式アカウントのリッチメッセージは、正方形サイズのリッチメッセージ画像以外に、カスタムサイズの画像登録も可能になりました。
サイズが横1040px × 縦520~2080pxまでの範囲で登録が可能です。
Webサイトやブログサイトへのリンク
運営しているWebサイトやブログサイトへの訪問を促すことも重要です。
特にブログサイトなどは常に更新がされているはずです。
リッチメッセージに最新情報を組み込むことで、常に新しいコンテンツを友だちに提供する事が可能になります。
YouTubeへのリンク
LINE公式アカウントのメッセージ配信では、「リッチビデオメッセージ」という動画を配信する機能もありますが、YouTubeなどでチャンネルを開設していればリンクすることが可能です。
リッチメッセージを登録する
リッチメッセージが作成できたら、LINE公式アカウントにリッチメッセージを登録する作業に入ります。
- 公式アカウントのホームから「リッチメッセージ」を選択
- 「作成」を選択
- タイトルなどの情報を入力する
- 「メッセージ設定」のテンプレートを選択をクリックして、作成したデザイン画像に対応しているボタン数のテンプレートを選択
- 「背景画像をアップロード」を選択して画像をアップロード
- 各ボタンエリアに対応させるアクションを設定する
全ての作業が完了したら、「保存」で完了です。
タイトルはプッシュ通知やチャットリストで表示されます。「TEST」という仮のタイトルや「20200728」などの管理番号などで発信してしまうと、友だちに伝わらない文章になってしまうので注意しましょう。
登録したリッチメッセージは、「メッセージ配信」のときにメッセージ入力フォームからリッチメッセージボタンを押すと組み込むことができます。
プレビュー画面を見ながら、必要に応じてテキストも入力してメッセージを作っていきましょう。
まとめ|定期的にリッチメッセージを配信する
リッチメッセージは定期的に配信していきましょう。セールスメッセージだけではなく、飲食店で素材にこだわるお店などでしたら、使用している素材情報をリッチメッセージで送信したりするのも効果的です。
この際に、リッチメッセージにはリンク情報やクーポン情報などを添えてあげるといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。