LINE公式アカウントは、「友だち」になってくれたユーザーに向けてダイレクトに情報を届けることができる強力な販促ツールになります。
LINE公式アカウントでは、トークルームに「リッチメニュー」を設置できます。
リッチメニューを活用することで、「メッセージ配信」だけを発信するよりもたくさんのコンテンツを友だちに提供することが可能になります。
LINE公式アカウントの開設
現在、LINE公式アカウントは無料で開設することが可能です。
LINE公式アカウント開設のメリット
LINE公式アカウントを開設すると様々なメリットを得ることができます。
- 「友だち」になってくれたユーザーに向けてダイレクトに発信した情報を届けることができる
- 最初は無料で開設が可能。メッセージ配信も1000通まで無料で発信ができる
- 商品カードの作成、クーポン発行などのユーザーにアクションを促す機能を付けられる
- カスタマーサービスに関する機能も充実。オート対応とマニュアル対応を使い分けることができる
- 外部リンクも可能なので、様々なメディアとコンテンツを連動することができる
無料でこのような機能を自由に使えるLINE公式アカウントは、様々なユーザーに対して多くの有効な販促施策を行っていくことが可能です。
リッチメニューとは
リッチメニューとは、LINE公式アカウントで友だちとのトークルームの下部に設置することができるメニューのことです。
デザインも自由に行うことができて、最大6つまでのボタンに切り分けて、様々な機能を付加することが可能です。
リッチメニュー設置のメリット
リッチメニューを設置しないと、友だちへのメッセージ配信による情報発信の告知しかコンテンツを提供できません。
リッチメニューを設置すれば、友だちに対して様々なコンテンツと連想させることができるので、メッセ時配信時以外にも、ユーザーに行動を促すことができます。
私達も公式アカウントを開設して、リッチメニューを設置しています。
LINE公式アカウント : ユニコスタンプ®
「友だち」になっていただいてリッチメニューを確認いただいた後、そのまま通知OFFかブロックしていただければ幸いです。
同業種のリッチメニューを見てみる
リッチメニューを作成する前に、自分の業界、業種で開設されているLINE公式アカウントを見てみましょう。
最初のうちは、うまく運用されているLINE公式アカウントを参考にしてリッチメニューなどを進めていくことで立ち上げまでの負荷が軽減されます。
リッチメニューだけでなく、他のLINE公式アカウントがどんな情報を発信しているのかを知ることで得られることはたくさんあります。
同業種の公式アカウントを探す
同業界、同業種のLINE公式アカウントの調べ方は簡単です。
- LINEを起動して、画面右下の「ホーム」ボタンを押す
- 画面上部にある検索欄に、自分の業界、業種に関連する「キーワード」を入力する
- 画面上部のグローバルメニューに、「全て、友だち、トーク、メッセージ、公式アカウント」とカテゴリーが出てくるので「公式アカウント」をクリック
- 地域別など、すでに開設されているLINE公式アカウントがたくさん出てくるので、友だちになる
競合などの公式アカウントと友だちになっても、登録だけでは運営側は誰が友だちになったのかはわかりません。
うまく運営しているLINE公式アカウントを参考にする
LINE公式アカウントをうまく運用しているところは、Webなどで探すと運用事例などで多くの情報が得られます。
また、たくさんのLINE公式アカウントと友だちになってみて、うまく運用していると感じたLINE公式アカウントに絞っていきましょう。
LINE for Business : 事例記事一覧
リッチメニューの作り方
リッチメニューを作るには、メニューのデザインデータを作る必要があります。
リッチメニューを自分で作る
デザインができる環境にある方は、公式アカウントを開設したら公式アカウント内のガイドからリッチメニューのテンプレートをダウンロードしましょう。
- 公式アカウントのホームから「リッチメニュー」を選択
- 「作成」を選択
- コンテンツ設定の横に「デザインガイド」があるので、クリック
- 「テンプレートをダウンロード」をクリック
デザインに必要なボタンの範囲など、役に立つデザインデータが全て入手可能です。
外部のデザイナーにお願いする
自分でデザインする環境がない場合は、外部のデザイナーにお願いする事になります。
LINE公式アカウントに関連する様々なデザインデータを作成してくれるデザイナーは多くいるので、最初は何人かのデザイナーにお願いして、自分に合うパートナーを見つけましょう。
リッチメニューの作成は「coconara」などでも多くのデザイナーを探すことができます。
coconara公式サイト : 検索キーワード「LINE リッチメニュー 」
リッチメニューの内容を決める
リッチメニューは、1つのボタンから最大6つのボタンまで設定が可能です。どんなコンテンツを提供するか、作成する前に内容を決めておきましょう。
外部リンクを活用する
LINE公式アカウントが提供する機能だけでも充分に販促や集客が可能です。
ただ、リッチメニューには外部リンクの機能もあるので、Webサイトで何かコンテンツを提供していればそこに繋がるリンクを設定する事も可能です。
提供する機能が重ならないように注意
LINE公式アカウントでは、クーポンなどが発行できます。外部リンクでクーポンなどが発行できるサイトに繋いでも導線が2重になってしまうので、ボタン名などには気をつけましょう。
リッチメニューのコンテンツを充実させる
リッチメニューには最大6つのボタンを設置可能です。
これを機会にブログサイトなど、他のメディア連携などを行って、友だちにとって役に立つコンテンツを充実させることも重要です。
リッチメニューを登録する
リッチメニューが作成できたら、LINE公式アカウントにリッチメニューを登録する作業に入ります。
まずは「表示設定」でリッチメニューに関する情報を入力しましょう。
その次に、リッチメニューデータの登録をします。
- 公式アカウントのホームから「リッチメニュー」を選択
- 「作成」を選択
- 「コンテンツ設定」のテンプレートを選択をクリックして、作成したメニューに対応しているボタン数のテンプレートを選択
- 「背景画像をアップロード」を選択してメニューをアップロード
- A~Fのボタンアクションでリンクやクーポンなどのアクションを設定する
全ての作業が完了したら、「保存」で完了です。
リッチメニューの設置や更新は、時刻指定ですぐに反映が可能です。
まとめ|定期的に更新してリッチメニューを充実させる
リッチメニューは定期的に更新して、季節やイベント期間に合わせたメニューデザインにすることが可能です。
ずっと同じメニューでは友だちも飽きてしまうので、定期的にリッチメニューを更新していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。