LINE公式アカウントの運用で、「友だち」に向けてダイレクトに多くの情報を届けることが可能になります。
LINE公式アカウントでは、多くの配信手段がある中で「タイムライン投稿」を行うことが可能です。
タイムライン投稿は、LINE公式アカウントのメッセージ配信とうまく使い分けることで大きな効果を発揮します。
目次
LINE公式アカウントの開設をしてタイムラインへ投稿する
LINE公式アカウントの開設はコチラから行うことができます。
LINE for Business : LINE公式アカウントの開設
無料で開設して運用を始めることができるのできる素敵な販促ツールなので活用していきましょう。
タイムライン投稿とは
タイムライン投稿とは、友だちとのトークルームではなくLINE公式アカウントのタイムラインに情報を発信する方法です。
タイムライン投稿のメリット
タイムライン投稿を利用するメリットは3つあります。
メッセージ配信のように料金がかからない
LINE公式アカウントは、一定数までは無料で友だちに配信することができますが、一定数以上は有料配信になります。
その点、タイムライン投稿はメッセージ配信料金がかかりません。
これは、友だちの数が多くなってくるとより効果が高くなります。
一番届けたい情報発信を「メッセージ配信」で行い、それ以外の情報発信はタイムラインにするなどの工夫をしていきましょう。
いいねやシェアで友だちの友だちへ広げてもらえる
タイムライン投稿は、いいねやシェアをしてもらうことが可能です。また、設定によりコメントを受け付けることも可能です。
おおくのいいねやシェアをしてもらうことで運用しているLINE公式アカウントをより多くの人に知ってもらうことができます。
また、LINEの特性上、シェアされた情報は比較的繋がりの強い人たちに通知されるので、そこからさらに発信した情報に対するエンゲージが期待できます。
エンゲージとは
ある投稿や配信に対して、それを見たユーザーが「いいね」や「シェア」、「クリック」などの何らかの行動を起こしたときの名称です。
コメント機能で反応を見ることもできる
タイムラインの設定では、コメントの受付も可能です。
コメント受付機能には善し悪しがありますが、一緒にLINE公式アカウントを育てていく時に、友だちの声が聞こえるというのはコンテンツやサービスの評価を聞くことができる貴重な情報にもなります。
タイムラインの収益化
LINE公式アカウントのタイムラインでは、動画を投稿することによる収益化が可能になっています。
収益化の条件は
- タイムラインのフォロワーが500人以上
- 直近1ヶ月間の動画の累計再生時間が50時間以上
の2つの条件を満たすことで可能になります。
関連記事:LINEタイムライン(VOOM)の動画を収益化する方法を解説
他の動画プラットフォームに比べると収益化の条件が軽くなっています。
2020年09月23日から始まった追加機能なので、動画コンテンツを多く投稿しているアカウントの場合は積極的に取り入れていきたいですね。
タイムライン投稿の作成方法
タイムラインは、テキストだけでも投稿ができ増すし、画像や動画があれば添付も簡単にできます。
- 公式アカウントのホームから「タイムライン」を選択
- 「投稿を作成」を選択
- 投稿日時を決める
- テキスト、画像、動画データを組みあわせてメッセージを作成する
- 完了したら投稿を押す
画像や動画は、通常のグリッド表示(連続して投稿素材を表示する)もできますし、カルーセル表示も可能です。
カルーセル表示は、ユーザーが画像を横に指をなぞると、次の画像や動画データが見られるようになる表示の仕方です。
いくつもの商品やサービスをグリッドで投稿すると縦に間延びした発信になってしまうので、複数の発信情報があるときは、カルーセル方式をお薦めします。
メッセージ配信とタイムライン投稿を使い分ける
メッセージ配信と同時にタイムラインにも発信することは可能ですが、基本的に情報を分けた方がいいと考えます。
トークルームへのメッセージ配信は、リッチメッセージなどを使用して、発信した画像自体にリンクを埋め込むことができますが、タイムライン投稿ではそれができません。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチビデオメッセージの作成方法を解説
メッセージ配信とタイムラインの投稿時刻は同時にした上で、タイムライン用の投稿情報は別途作成して、テキスト入力部分にURLリンクを貼るなどの対応をしましょう。
タイムラインとメッセージ配信の使い分け事例
タイムラインは、メッセージ配信と配信内容やタイミングを分けることで有効に情報発信をすることが可能です。
タイムライン投稿だけの場合、友だちに通知は行きません。
タイムラインに気づいてくれる友だちは、能動的にあなたのLINE公式アカウントを見てくれる人です。
業種に応じて有効なコンテンツは違いますが、タイムラインは積極的に活用していきましょう。
飲食店の場合
お昼時に、その日に調理した料理などの写真を添えて、タイムラインに載せていきましょう。
内容についてですが、お昼のうちに夜のメニューで一品載せておくと効果的です。
LINE公式アカウントでは、タイムラインにクーポンを付けることが可能です。
その日限定のクーポンなどを作成して、集客に結びつけましょう!
- お昼くらいにタイムラインで投稿する
- 投稿時にクーポンを添える
- 友だちのみ限定クーポンと使い分けて口コミ友だち登録の導線を作る
LINEスタンプクリエイターの場合
LINEスタンプを制作しながら、一日一絵をSNS発信で行っている人の場合などは
- 新しいLINEスタンプや、壁紙などのプレゼント画像はメッセージ配信
- 一日一絵は、タイムラインで投稿する
というような使い分けで発信するコンテンツの形式を決めておくと良いと思います。
リッチメニューも整えておく
この際、LINE公式アカウントでは「リッチメニュー」も配置が可能なので、タイムラインでの投稿内容を見てもらうときに、合わせて他のコンテンツも見てもらえるような施策をしておくと良いです。
関連記事:LINE公式アカウントに使うリッチメニューの作り方を解説
一日一絵でなくとも、ブログやYouTubeでの動画投稿など、日々更新されていくコンテンツの発信でも有効です。
ブログの開設
ブログの開設に関しては、こちらの記事でまとめていますので参考になれば幸いです。
関連記事:ブログの始め方と人気ブログの作り方を完全初心者向けに解説
YouTubeのチャンネル開設
YouTubeのチャンネル開設に関しては、こちらの記事でまとめていますので参考になれば幸いです。
関連記事:YouTubeの始め方を基本から応用まで初心者用にわかりやすく解説
LINE公式アカウントは、友だちに向けてダイレクトに情報を発信できる便利なツールです。
用意されている機能を駆使して多くの友だちを長く交流できる公式アカウントの運営ができるようにしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。