今回のテーマは、どんなWebサイトを運営しているのかによって結論が全く逆になることもあるような内容です。
とはいえ、情報公開しているWebサイト、匿名で運営しているWebサイト、これらのブログサイトも含めて筆者が運営しているWebサイトにおける結論が出たのでブログ記事にしています。
運営しているWebサイトに分析ツールを導入して観察する
本記事の冒頭に書いた通り、このテーマはWebサイトが扱うテーマや構成によって結論が変わる内容です。
常に、「自分が運営するWebサイトの場合は、どちらがユーザーにとって使いやすいか?」を前提に、Webサイト内のリンクの扱い方を決めていく必要があります。
自分が運営しているWebサイトのアクセス状況やユーザー行動を分析するためのツールとしてGoogleアナリティクスが有名ですが、現在は、それ以外にもいくつかの選択肢があります。
この辺りは、自分が運営するサイトポリシー、プライバシーポリシーによって変わってくるので、利用するツールによって必要になる情報管理の内容に応じて検討しましょう。
アフィリエイト広告を利用している場合にはリンクの扱いに注意が必要
アフィリエイト広告を利用している場合、アフィリエイト運営を行なっているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)によって、別タブで開かれる内容のHTMLになっていたり、そうでなかったりと広告リンクの挙動が変わります。
筆者が提携しているASPについても、各社の広告コードについては、別タブになるHTMLコードになっているものと別タブにならないHTMLコードの両方が存在します。
アフィリエイト広告を利用している場合、Webサイト内のリンクに関する挙動を完全に統一するためには、このあたりも考慮する必要があるので注意が必要です。
筆者が運営しているWebサイトの場合、割と新しく開設したサイトについては、このあたりのWebサイトの挙動を統一できるように、利用するASPも決めて運営するようにしています。
Webサイトのリンクは別タブで開く?開かない?
Webサイト内のリンクを別タブで開くか開かないのか?。
企業のWebサイトやサービスだと容易に変更することはできないですが、自分で運用しているWebサイトなら、手間がかかっても変更可能です。
そして、どちらのwebサイト内のリンクに関する仕様は統一するのか?
または、どのような場合に別タブで開くようにするのか?など、細かくルールを作っていく必要があります。
基本的には、自分の好みもあると思いますが、分析ツールを導入しているのであれば、それに基づくデータの分析を手始めに両パターンをテストして、その結果に基づいて変更することをお勧めします。
とはいえ、本格てな分析についてもパッと行うには難しい部分もあると考えます。
簡単に、Webサイト内のリンクを別タブにする場合としない場合のメリットとデメリットを紹介します。
Webサイトのリンクを別タブで開くメリット
Webサイトの内容や構成によって、メリットとデメリットが入れ替わることも前提に考えられることを紹介します。
- 情報ソースや参考情報などの外部サイトをユーザーに保持してもらえる
- デスクトップユーザーの場合は複数タブ扱い前提で情報ページの構築ができる
- 外部サイトから戻ってきてもらうための動線が残せる
Webサイトのリンクを別タブで開くデメリット
メリットだけではなく、デメリットも考えてみます。
- 膨大な数のタブを開かせることになりユーザーが困惑する
- 膨大な数のタブを開かせる可能性もあるためユーザーのハードウェアに負荷をかけるこことなる可能性がある
- ページを行き来している間に、ユーザー自身がどのページを見ていたのか分からなくなる
簡単にメリットとデメリットを考えただけでも上記のようなことが考えられます。
細かく言えば、まだまだたくさん出てきます。
この辺りは「ユーザー体験」や「アクセシビリティ」という言葉で様々な考えや指針がでているので、これを機会に、Webサイト内のリンク動作だけでなく、ほかの部分について学んでみるのも面白いと考えています。
ウェブアクセシビリティとは? 分かりやすくゼロから解説!|政府広報オンライン
Webサイトのリンク動作に関する運用の実例
実際に、筆者の場合はどうでしょうか。
筆者の場合、運営するWebサイトによって、Webサイト内リンクの動作ルールはバラバラです。
例えば実例として、このブログ(ユニコブログ®︎)での実例を紹介します。
- Webサイトの内部リンクは「別タブを開かない」
- WebサイトからSNSを含めた外部へのリンクは「別タブを開く」
- Webサイト内の広告に設定されたリンクについては「「別タブを開かない」
一部、AMAZONアソシエイトなどのリンクについては「別タブを開く」設定にしているものがあります。
ユニコブログ®︎は、ものすごくグラついていてバラバラですね…。
このブログ記事を書いている時点(2024年12月)で、すでにブログ記事数が700記事近くになっている状態で、コツコツと改善を進めていますが、まだまだWebサイトの構成を理想の形に改善していくには時間がかかりそうです。
そんなところでもあるので、このような「Webサイト内のリンク動作」など、Webサイト全体に影響してくる要素については、早々にルール決めしておくのが良いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。