最近、ブログサポートをしている中で、ブログ型のサイト運営にサイトマップのプラグインはどれにすれば良いのか?
という質問が、ほぼ同時に多く来ることがありました。
質問の背景を聞くと、どうも本記事執筆時点(2022年4月12日時点)では、XML形式サイトマップ生成で有名なプラグインがダウンロードできない状況になり、代替利用できるXML形式サイトマップ生成プラグインを探している方が多くいらっしゃる状況があるようです。
調べてみると、確かに該当するプラグインはダウンロードは出来なくなっている状況のようです。
しかし、Google検索からの検索流入をアクセスのメインにしている場合において、XML形式のマップについてはGoogle検索セントラルでサイトマップが必要な場合と、必要ない場合の解説が明確に表記されています。
参考リンク:サイトマップが必要かどうか|Google検索セントラル
上記のリンクを確認いただければ、自分が運営しているサイトマップの必要性について確認をすることが出来ます。
筆者の場合も、サイトマップ生成プラグインを利用している場合と、していない場合があります。
本記事では、サイトマップ生成プラグインの必要性について解説して行きたいと思います。
- WoedPressなどのCMSには標準でXMLサイトマップが実装されているので元々サイトマップはある
- よりカスタマイズされたXMLサイトマップが必要な場合はプラグインなどで作り込む
- Google検索セントラルではサイトマップが必要な場合が明記されている。
ブログサイトにサイトマップは必要なのか?
運営しているブログサイトにXML形式のサイトマップが必要かどうかについては、Google検索セントラルに以下の記載があります。
その一例を引用すると
次の場合は、サイトマップは必要ありません。
サイトのサイズが「小さい」。サイトのページ数がおよそ 500 ページ以下の場合にサイズが小さいと考えます。検索結果に表示する必要のあるページのみをこの合計ページ数に加算します。
サイトマップが必要かどうか|Google検索セントラル
と記載されています。
筆者自身、一昨年辺りまでは、Webサイトを立ち上げたら必ずサイトマップをサイト開設時の準備で行っていたのですが、最近は、テーマ特化のサイトでコンテンツが完成するか、ブログサイトのコンテンツが数百記事になる、または直にECサイトの運用で画像も含めた多くのURLをインデックスする必要がある。
このような時以外は、XMLサイトマップ生成プラグインを入れることはなくなりました。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)によっては標準搭載されている
WebサイトのXMLサイトアップ生成機能については、以下の内容で実装する、あるいはすでに実装されていることがあります。
- CMSにWordPressを利用している
- XML生成プラグインをインストールする
- SEOプラグインの中に組み込まれている
上記のような状況があります。
なので、もしかしたら全てに当てはまっていて、実は色んなXML形式のサイトマップが生成されている可能性もあります。
※基本的にプラグインを導入した場合などは、重複しないようになっているのであまり心配はいりません。
ブログサイトの運営にWordPressを使用している場合
例えば、現在サイトマップ生成プラグインを導入していなくても以下のURLを入力してみてください。
https://***.**/wp-sitemaps.xml
実際の事例として、副サイトとしては、まだ完成とは遠いさいとなのですが、サイトマップの事例として紹介します。
https://nm0.jp|(筆者の会社サービス紹介サイト)
に
このような形で確認すると、最初からすでにWordPressでXML形式のページが生成されているメッセージと、実際のサイトマップリンクが生成されていることが分かります。
XML形式のサイトマップ生成プラグインをインストールする
XML生成プラグインをインストールすると、各プラグインで定められたXMLサイトマップ用のURLが作成され、サイトマップの表記方法に関する細かい設定などが出来るようになっています。
ただ、Google検索セントラルでは、サイトマップについて以下のように言及しています。
検索結果に表示させたいメディア ファイル(動画、画像)やニュースページが多くない。サイトマップは、サイト内の動画ファイル、画像ファイル、またはニュース記事を Google が探して理解するうえで役立ちます。画像、動画、ニュースの検索結果に表示する必要がない場合、サイトマップは必要ありません。
サイトマップが必要かどうか|Google検索セントラル
なので、多くのコンテキストが付加された動画や画像のコンテンツがある場合にはXMLサイトマッププラグインは必要になるのかなと考えています。
実際に、当ブログ(ユニコブログ®)でも一時期はXML Sitemap & Google Newsというプラグインを使って、Googleサーチコンソールで数千ページのインデックスをしたりしていました。
SEOプラグインの中に組み込まれている
SEO系のプラグインにXML形式のサイトマップが組み込まれている場合もあります。
現在、当ブログ(ユニコブログ®)では、この方式を利用しています。
以前は、ALL IN ONE SEO を利用していましたが、現在はSEOPressSEO SIMPLE PACKを利用しています。
なので、WordPress標準のXMLサイトマップ機能を利用したりしています。
サイトマップは有料のWordPressテーマを入れておけば安心
筆者の場合、現在は有料のWordPressテーマを導入しておけば、先述したとおり、サイト全体のページ数が500ページ前後になるまではサイトマップにかんしてあまり気にしなくても良いと考えている方です。
Google検索セントラルの中に
次の場合は、サイトマップは必要ありません。
サイトはサイト内で完全にリンクされている。つまり、Google がホームページからリンクをたどって、サイト内の重要なページをすべて見つけられるということです。
サイトマップが必要かどうか|Google検索セントラル
と、明記されています。
最近の有料WordPressテーマは、素敵なサイトデザインがすぐにできるだけでなく、特別シンプルを目指して標準の機能をそぎ落とさなければ、サイト内のページがちゃんと繋がるようにSEOに沿った設計がされています。
WordPressで生成されるサイトマップでの注意事項
注意事項とまではいかないのですが、WordPress標準のサイトマップを利用している場合、「author」のサイトマップからUser Nameが見えるということを知っておく必要があります。
なので、ブログ記事を作成してユーザー名を選ぶときは、サイトマップを見られても問題ないユーザー名にしておくことをおすすめします。
※また、パスワードも強固なものにしておくことをオススメします。
事例:当ブログのサイトマップ構成やブログサイト運営環境
事例として、当ブログのサイトマップに関連する情報を含めて記しておきます。
- レンタルサーバー:ConoHa WING
- WordPressテーマ:STORK19
- SITE MAP プラグイン(検証で新しいものをお試し中)
上記3つの構成になっています。
もし、運営するサイトを増やす場合などにお役に立てば幸いです。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
SEO PRESSを利用すると、何かとプラグインの数を減らしたり出来るので、個人的にはお気に入りのSEOプラグインでしたが、最近はSEO SIMPLE PACKに変えました。
ブログサイトは、サイトコンテンツが積み上がっていかないとサイトマップの構造改善をしても中々サイト成長していきません。
まずは、運営しているブログサイトのコンテンツを充実させることに集中させていきましょう。
とはいえ、当ブログも含め、Googleサーチコンソールにサイトマップを登録し、ブログ記事を書いたときには取り急ぎURL送信するのが流れのようになっていると思います。
現在は、単体であればXML Sitemap & Google Newsあたりをインストールするか、プラグインを増やさなくても、既存のすでに導入されているSEO系のプラグインにXML形式のサイトマップ生成機能が付いていないかなど、改めて確認して見るのも良いかもしれないです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。