YouTube、インスタライブ、ニコニコ動画など巨大なプラットフォームで多くの配信者に利用されているOBS Studio。
OBS Studioは世界中のサポーターやパトロンに支えられながら、オープンソース方式で常に開発と改善が進み、動画の録画とライブ配信機能を主軸に、それらの機能を無料で使えるという素晴らしい配信サポートソフトウェアです。
OBS Studioを利用して配信活動を行い、色々なプラットフォームで安定した収益を得ることに成功した配信者は数多くいます。
そんな中、OBS Studioは無料で使えるけれど、そもそも商用で利用しても良いのか?
という、質問をいただくことが多くあります。
結論としては下記の公式サイトFAQでも記載されているとおり「OBS は誰でも、どのような理由でも無料で使用できて制限なく商用で使用できます。」
Is OBS really free?|OBS Studio公式サイト OBS Help Portal FAQ
OBS Studioは商用利用が可能です
OBS Studioは、商用利用も含めて自由に利用することが可能です。
ライセンスの種類としてGPLv2に沿って利用することになります。
ライセンスの詳細については、いつでも誰もが参照できるようになっているので、確認しておきましょう。
OBS Studioを利用して動画の録画を行ったり、ライブ配信を行なってコンテンツを提供するということを普通に行う中で、何か問題になるようなことはないはずです。
OBS Studioのフォーラムやアイデアポータルはスゴく活発です
個人的に、OBS Studioの公式サイトから自分が利用しているOSに合わせてアプリケーションをダウンロードするときには、その他のページコンテンツも参照することをオススメします。
公式サイト内にあるフォーラムやアイデアポータル、公式で認定されているデバイスの情報など、すごく役立つ情報が記載されており、また、将来的に実装されて利用できるようになる機能の閲覧など、配信を彩るための重要な情報がたくさん公開されています。
特に、筆者のように様々な配信環境に対応してライブ配信ブースなどを構築する際に公式サイトのページとして、「OBS Device Certification」というページがあります。
ここには、OBS Studioに公式で認定されているオーディオインターフェイスが記載されているので、機材選定に自由度がある場合には、この情報を基準に録画や配信環境を構築していくことができます。
例えば、認定されている機器の1つにYAMAHA AG03 MK2があります。
これは、多くのVTuberが利用しているオーディオインタフェイスで、筆者が個人のブース作りをお手伝いするときには、ほぼほぼ、この機器を中心に必要な機材を繋ぎ合わせて構成していきます。
VTuberに限らず、日本の場合だと自分好みにアバターを作って楽しむことができるプラットフォームとしてREALITYやIRIAM、cluster (クラスター)、VRChatなどがあり、筆者のところでは、どこのプラットフォームでも音声機器の環境としてYAMAHA AG03 MK2をベースに音響機材を構築しています。
OBS Studioの開発を支援する
OBS Studioは、多くのサポーターやパトロンによって支えられています。
使いこなせるようになると、本当にたくさんの映像表現ができるようになっていて、無料で使える素敵な配信サポートソフトウェアとなっています。
完全に無料で利用することができるのですが、筆者の場合は、OBS Studioを用いることで、配信事業として利益を出すことが可能になっているので、その一部を還元させてもらっています。
OBS Studioの公式サイトには、サポーターやパトロン、あるいはそれ以上の支援が可能になる詳細情報が載っています。
OBS Studioで配信活動による収益化が出来た時など、感謝の気持ちを込めて検討してみるのもアリかなと感じています。
繰り返しになりますが、「OBS は誰でも、どのような理由でも無料で使用できて制限なく商用で使用できます。」というのが結論です。
とくに、昨今は今まで自分が得意にしてきたことや趣味、それでなくとも雑談ひとつで終映以下ができる環境が整った時代になりました。
自分自身がコンテンツとなり、それによって視聴者とコミュニケーションをとりながら応援してもらえる仕組みを放っておくのは勿体無いと考えています。
今は、身バレしないように配慮された仕組みも次々と整備されているので、ぜひ、録画、ライブ配信含めて楽しんでみることを検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。