働き方が変わりつつある昨今、ビデオチャットサービスの需要が高まってきています。
直接会って会議やミーティングしたり、レンタルスペースを借りてセミナーやワークショップをしたりする必要がなく、自宅や自分の好きな場所から発信・交流できるので便利です。
そこで今回は、3つのビデオチャットサービス「Google Meet」、「Zoom」、「Remo」についてご紹介いたします。
1.Google Meetとは
1-1.Google Meetとは
Googleが提供するビデオ会議コミュニケーションサービスです。
ビデオ通話以外にも、テキストメッセージの送受信や音声通話などができ、最大100名までのビデオ会議を行うことが可能です。
1-2.Google Meetの費用
無料
1-3.Google Meetの利用人数
最大100名まで
1-4.Google Meetの利用時間
最長 60分までの利用が可能です。
1-5.Google Meetの利用方法
PC・タブレット・スマホで利用できます。
ブラウザはGoogle chromeで利用できます。
1-6.Google Meetの特徴
Googleの提供しているWebサービスと連携できるので、GoogleカレンダーやGmailと合わせて活用することができます。
1-7.Google Meetの始め方
Google Meetを始める方法や使い方を記事にまとめましたので、参考になれば幸いです。
2.Zoom
2-1. Zoomとは
Zoomは主催者から送られた招待URLまたはミーティングIDを、指定の時間に入力することで参加できます。参加するだけであればアカウント作成する必要がありません。
2-2.Zoomの費用
無料版と有料版(プロ・ビジネス・企業の3種)があります。
2-3.Zoomの利用人数
【無料版】最大100人
【有料版】最大1,000人(最大49のビデオをスクリーン上に表示可能)
2-4.Zoomの利用時間
【無料版】3人以上で行った場合、40分まで
【有料版】無制限
2-5.Zoomの利用方法
PC・スマートフォン・タブレットで利用可能です。iPhoneまたはAndroid用アプリをダウンロードできます。
2-6.Zoomの特徴
レコーディング機能があり、有料プランの場合クラウド保存することもできます。
ホワイトボード機能があることも特徴です。本物のホワイトボードのように、字や絵・図を書くことができます。
2-7. Zoomの始め方
- Zoomトップページの上にある「サインアップは無料です」をクリックします。
- 指示に従い、入力します。登録したメールアドレスに確認メールが届くので、メール本文内のURLをクリックします。
- 名前やパスワードなど、必須項目を入力したら登録完了です。
- 次にミーティングを作成します。すぐに開始したい場合は「インスタントミーティング」を、日時を決めて開催する場合は「スケジューリングミーティング」を選択します。
- 指示通りに作成し、URLをコピーするかミーティングIDを発行します。参加者にこれらを送れば招待完了です。
アプリの場合、「新規ミーティング」をタップします。日時を決めて開催する場合は「スケジュール」をタップし、指示に従って入力します。
3.Remo.co
3-1. Remo.coとは
テーブルと呼ばれるグループを自由に行き来しながらビデオチャットができるサービスです。会場には大人数入ることができますが、1テーブルあたりの人数は少数のため、じっくり話すことができます。
3-2.Remo.coの費用
有料(14日間お試し無料)
3-3.Remo.coの利用人数
【ホストプラン】会場人数50人・テーブル人数4人
【ディレクタープラン】会場人数200人・テーブル人数6人
【プロデューサープラン】会場人数800人・テーブル人数6人
3-4.Remo.coの利用時間
【ホストプラン】1時間15分
【ディレクタープラン】2時間
【プロデューサープラン】無制限
3-5.Remo.coの利用方法
PCやタブレット・スマートフォンからwebブラウザを通して利用できます。
3-6.Remo.coの特徴
テーブルの形をしており出入り自由なため、リアルに近い感覚でビデオチャットできることが特徴です。
またプレゼンテーション機能で、参加者全員の画面に登場することができます。全員に挨拶をする際やセミナー時に利用しやすいでしょう。
3-7. Remo.coの始め方
- サイトを開き、Googleアカウントまたはメールアドレスを入力し「sign up」をクリックします。
- ユーザーネームとアイコンを登録すればアカウント作成完了です。
- 次に会場をつくります。ログインしたら、メニュー画面から「My Events」をクリックして、「Create Event」を選択します。
- タイトルや開始時間・終了時間・出席数などを入力して登録します。
- URLが発行されるので、参加者に送れば完了です。
4.まとめ
ビデオチャットサービスは、社内会議やワークショップ・セミナー・学習系ビジネス・オンライン飲み会など、ビジネスからプライベートまで幅広く活用できます。
有料プランのものもありますが、実際に会場を借りて交通費をかけることを想定すれば、ビデオチャットサービスの方がコストを抑えられることもあるでしょう。
個人的にはワークショップなどで利用するのであれば、教える側の使いやすさとグループ管理のしやすさ、Webワークショップの体験価値を考えると、Remo.coをお薦めします。
設定したテーブルを切り替えていきながら回るように教えていき、進み具合に応じてテーブルメンバーを入れ替えたりなど、Webワークショップを進める上で細かい対応が可能になります。
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最後までお読みいただきありがとうございました。