在宅で可能な仕事が増えてきて、急速にリモートワークやテレワークに関する情報が増えてきました。
それと合わせて自分が情報発信の主体としてコンテンツを制作し、ビジネスにつなげて収入を増やしている方も多くいます。
多くの方は、自分の個人情報が出てしまうのが嫌だとか顔を出したくない方も多くいらっしゃいます。
顔出し無しの動画配信は全然OKです。
顔出し無しで収入の窓口を増やしたいという方向けに、ハンドメイドを主体とした発信とオンラインワークショップ運営の方法について書いていきます。
- ハンドメイドコンテンツの作り方
- オンラインワークショップ運営
- 決済の方法
目次
ハンドクラフトコンテンツの作り方
発信することにおいて必ずしも顔出しまでする必要はありません。
「何かを始めたい」、「何かを作りたい」「何かを習得したい」というユーザーのニーズを満たすことがコンテンツ作りの重要なポイントです。
その結果として、撮影時に制作した物などをECストアで販売したり、ワークショップを開催して収入につなげたります。
もしも公開した動画が人気になれば、YouTubeでの発信自体が収入になってきます。
今回説明するビジネスのラインは以下の通りになります。
- YouTubeのアカウントを作る
- minneやCreema、iichiなどのアカウントを作る
- TwitterやInote、Instagramなどのアカウントを作る
- ハンドメイド作品を作りながらスマホで動画を作ってYouTubeにアップ
- minneやCreema、iichiなどに作成したハンドメイド作品をアップ
- YouTubeの概要欄にminneやCreema、iichiなどにアップした作品のURLを載せる
- TwitterやnoteにはYouTubeの動画URLをアップする。
- Instagramには、YouTubeのサムネイル画像などをアップする
- ユーザーやファンが増えてきたらZoomやRemoでアカウントを作成してオンラインワークショップを開催する
- ④~⑧を繰り返して、なれてきたら⑨ワークショップなどを開催してみる
というような流れです。
また、Instagramは基本的にリンクが1つしか貼ることができません。
プロフィールサイトを活用して色々なECサイトに登録した自分のリンクをまとめておきましょう。
撮影方法

映像コンテンツは、上の画像のようにスマホを傾けて制作するものや制作工具などが映るようにだけしておけば大丈夫です。
参考画像の物はそこそこ値段がする物ですが、スマホを支える物は100円ショップでも売っている物で大丈夫です。
もし、声が小さいなどの心配がありましたらスマホ用の簡易的なマイクも1,000円〜2,000円でそこそこの物が販売されています。注意することとしては
- スマホと直接接続できる形になっているか?
- 「単一指向」と書いてあるか?
の2点です。「単一指向」とは、音声を拾う向きが集中しているタイプのマイクか?ということです。
マイクにはいろいろな機能の物があるのですが、「単一指向」のマイクは、外部の音を拾いにくいのでお薦めです。
YouTubeのアカウント作成方法やチャンネル開設に関する記事は下記で纏めてあります。
撮影した動画を編集をする必要はない
撮影したコンテンツは特にちゃんと編集する必要はありません。
まずは撮影してコンテンツを作り、映像を確認してどうしてもカット(映像を切り取る)したい部分があったらカットするくらいの気持ちで作っていきましょう。
また、タイトルや映像中のテロップなども、今は全てスマホの中で完結できます。
コンテンツが増えてきてなれてきたら少しずつ凝ったコンテンツ作りをするくらいの気持ちで進めていきます。
クラフト系コンテンツをVlogでシリーズ化していくのも楽しいコンテンツ作りのひとつになります。
制作中の動画をタイムラプスにしたり、日常の中のクラフト時間をコンテンツにしたりすると、素敵なコンテンツが作れます。
Vlogの始め方については、こちらの記事でまとめてあります。
せっかく作った物はECサイトへアップ
動作作成時に作った物はいくつも作ることが可能ですから、せっかくなので「minne」や「Creema」、「iichi」などに商品情報をアップしましょう。
ハンドメイド作品のECストアを開設する方法はこちらにまとめてあります。
動画コンテンツによる訴求は画像だけでの紹介よりも効果が大きいです。
うまく活用していきたいですね
慣れてきたらオンラインワークショップの運営も

リアルタイムに教えることが可能なくらいの自信がついたら、オンラインでのワークショップ運営をお薦めします。
使用ソフトは様々な物がありますが。ここでは3つのオンラインビデオチャットツールを紹介します。
お薦めビデオチャットサービス
- Google Meet
- Zoom
- Remo.co
Google Meetが一番上の理由は、Googleアカウントを持っている方が多いからです。Google MeetとZoomは、数十人規模でワークショップを開催する時に便利です。
Remo.coは、まだあまり知っている人はいないかもしれません。
Remo.coはひとつのビデオチャット人数が最大4人までなのですが、その4人のグループをいくつも同時に作成可能です。
したがって、3人の受講グループをいくつも作ってビデオチャット上でそのグループを周りながら教えることも可能です。
Remo.ioは、複数のグループをお店の席配置図面のように組めるので、慣れてきたらこちらを利用すると本格的な雰囲気を出すこともできます。
ビデオチャットサービスについては、こちらの記事でまとめてあります。
カメラ位置はYoutubeと同じ状態でOK

オンラインワークショップでも、カメラの位置は制作スペースが見えるようにして、顔を映す必要はありません。
受講者に対しても制作スペースがよく見えるように伝えてあげましょう。(顔だけ写っていてもしょうがないので…)
最初は家族や友達に手伝ってもらおう
いきなりのオンラインワークショップは難しく感じることもあります。最初は誰か知り合いに手伝ってもらいながら運用イメージを付けていくことをお薦めします。
決済の方法
オンラインワークショップまでを考えると決済の方法も考えなければいけません。
現在、決済の方法はたくさんあります。
- 銀行振り込み
- カード決済
- スマホ決済アプリ
銀行振り込みは、人数が多くなると互いに手間がかかるので少し大変かもしれません。
自分の銀行口座情報も出さなければいけないので個人ではあまりお薦めしていないです。
カード決済は以前に比べるとかなり簡単に構築できるようにはなりましたが、決済用のページを作って決済システムへのリンクを貼る必要があるなど、ちょっと障壁が高いです。
スマホ決済アプリでしたら、今はPayPayや楽天pay、LINE Payなどスマホ上で決済をすることができるのでこちらのほうが簡単です。
スマホ決済サービスの参考記事はこちらになります。
SNSを活用していく
まずは動画コンテンツを作成してユーザーが認知する入り口を作ってあげましょう。
次に、そのコンテンツをTwitterやnote、Instagramなどで「#:ハッシュタグ」を活用して新規開拓をしていきながらファンを増やしていきます。
SNSを活用して、自分の作品をたくさんの人に知ってもらいましょう。
また、あなたの作品をより多くの人に知ってもらうためには、制作過程を通じて素材のこと、作り方など、全てがファンを獲得するためのコンテンツになります。
ブログサイトを開設して、検索からでもファンの獲得が出来るように活動を広げていきましょう。
人気が出てきたと思ったらLINE公式アカウントの開設もあり
以前と違い、今はLINE公式アカウントが無料で開設できるようになり、個人のアカウントとビジネス用アカウントが切り分けられるようになりました。
LINE公式アカウントを使えば、集客からワークショップの開催連絡、リピーター確保までの同線が簡単にできるのでチャレンジする価値があります。
LINE公式アカウントを開設してコンテンツを整え、運用をしていく全体の流れについては下記の記事にまとめました。
筆者は、LINEスタンプ制作をしているのでLINEスタンプの公式アカウントを開設しています。
こちらはLINEスタンプを制作している人向けの記事なのですが、参考になれば幸いです。
音声中心のコンテンツ作りで集客もできる
ポッドキャストを始めとした音声中心のコンテンツで集客をすることも可能です。
音声だけだとハンドクラフト系は伝わりづらいのでは?ということも考えられます。
しかし、音声コンテンツではその物を作ったきっかけや、ハンドメイド作品などをうまく作るエッセンス程度の内容にして、YouTubeへ導線を作ることも可能です。
音声だけのコンテンツをYouTubeへ
YouTubeでは顔出し無しで手元だけ映して配信する方法もありますが、映像データの方を静止画像だけにして音声収録したものをアップして動画化する方法もあります。
まずは、音声配信はどんなサービスがあるのかだけでも知っておくだけで選択肢はとても広がります。
こちらの記事も読んでいただければ幸いです。
まとめ
なんとなくの運用イメージができたでしょうか。
今回のビジネスラインは一人でも複数人でも担当を分けて運用することが可能なので、皆んなで楽しみながら運用をしていってもいいと考えています。
本記事は引き続き、別記事の作成でより細かく説明を加えていきます。
また、ハンドメイド作品以外にもイラストやデザインの経験があればそのスキルは絶対に活かせます。
おうち時間を使ったイラストワークでの収入を得る方法をまとめましたので、こちらも参考になれば幸いです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。