最近は、テレワークやリモートワークでの働き方が少しずつ増えてきました。
中には、2021年秋頃から諸々状況が変わったので、また通常出勤になった方もいらっしゃるようです。
筆者の会社では会社設立時に、皆が集まる本社機能的な事務所は持つようにして、オフィスワークも出来るように事務所は持ってはいるのですが、創業時のメンバーとはリモートワークを前提にした働き方についてタスク処理のルールを決めていきました。
※ 創業時のメンバーとは、フリーランス、合同会社、株式会社などの法人代表として個人で会社を持っているメンバーなど、それぞれが独立をした人達なので、従業員という雇用契約の方式ではありません。
それでも、一緒に筆者の会社を助けてくれる素敵なパートナー達です。
基本的には外部状況に限らずほぼ全てがチャットベースで進んでいて、プロダクトの開発に関してはGitやGitHub、プロジェクトのスケジュール管理なども、外部の環境に合わせてアプリの利用をしています。
本記事では、リモートワークベースでの働き方について実例を交えながらメリットを解説して行きたいと思います。
リモートワークとは?
リモートワークとは、業務をこなす場所を限定せず、オフィスから離れた遠隔地からもタスクをこなす環境のことを指します。
テレワークという用語と同様にほぼ同義語として定着してきていますが、「テレワーク」については、会社によってかなりちゃんと定義している所もあるので、本記事ではリモートワークという言葉を中心に使っていきます。
リモートワークで利用しているビジネスツール
筆者の会社では、最近までメインの基本的なコミュニケーションツールとしてChatWorkを利用していました。
ただ、実際問題として、他の企業のプロジェクトに参加したりする時に、相手企業の環境に合わせる必要も出てくるので結果的には
などの各種コラボレーションツールも利用することになっています。
プロジェクト管理ツールなども色々ありますが、基本的に相手に合わせてプロジェクトを進めていく形になると、相手企業の環境を優先したほうが問題が少ないので、これで良いと考えています。
とはいえ、最近(2023年05月頃から)は色々なツールの利用料金が上がってきているので、自分で用意するビジネスクラスのチャットツール利用環境は1つに絞っている背景もあります。
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リモートワークでもオフィスは用意しておく
完全にリモートワークの環境とはいえ、都内にオフィスを持つようにしました。
創業メンバー全員が来やすい場所として、今の世田谷オフィスを選んでいます。
この他にも、気分転換になるように、とても小さいですが軽く日帰り温泉に入りに行ったときの宿泊費がかからないように部屋を借りています。
創業当時(2020年01月)は、4Kマルチカムライブ配信スタジオを設営するために動いていたのですが、あまりに大きく環境が変わってしまったので、ライブ配信スタジオは断念しました。
でも、会社がうまくいったら、改めてアラタにカフェを併設した物録り撮影スタジオや、Vtuber向けのライブ配信用機材を無料で使えるスタジオなどを設営して、みんなが喜ぶ感じを生み出すという夢があるので、少しずつですが、コツコツと事業展開しています。
できれば、スタジオで用意する環境で作り上げるコンテンツについては、日本市場向けにするよりも、世界向けに発信したり、世界にコンテンツを販売できるプラットフォームに乗っかれるやり方を解説しつつ、スタジオで作成したコンテンツをすぐに販売プラットフォームに乗せるというような、クリエイターの方々に貢献できるスタジオ製作をしていきたいと考えています。
リモートワークのメリット
こういうような記事をSEO的に書くなら「メリット」と「デメリット」はセットにして書きたいところですが、今のところ、リモートワークのデメリットは感じていないのが正直なところです。
当然、小規模な会社と大規模な会社でリモートで業務が出来ない業務や事情がでるのも知ってはいますが、少なくとも筆者のように会社自体を1人で経営して、複数の人間でチームとして事業を進めていく中ではデメリットは全然感じません。
Webミーティングなどで、打ち合わせ中に子供が騒いでしまうとか、チャイムが鳴ってしまうとかはありますが、それは周りが理解していれば何も問題はないかなと思っています。
リモートワークのメリット① 満員電車から解放される
筆者が個人的に1番大きいメリットはここにあります。
総合格闘技を何年もやって、だいぶ身体を鍛えた時期もありましたが、基本的に内臓がとても弱い人間なので、満員電車に乗るとすぐにものすごい腹痛が出てしまうタイプです。
急に目の前がキラキラな真っ白感になったりするので、本当にいつも辛かったです。
請け負った仕事の状況によって、早朝に電車で移動したり、もろに通勤時間移動もたまにありますが、「この時間までに会社に行かなければいけない」というプレッシャーからは離れることが出来たので、随分と違います。
リモートワークのメリット② 自分時間が調整できる
リモートワークのメリットには、自分時間の調整が可能という大きなメリットがあります。
全ての会話が100%無駄とか、すべての会社がそうだ、とは言いませんが、筆者が知る限り、オフィスで働いていると謎に生産性のない会話に対応して、結果的にどんどんと仕事が遅れていき、帰りも遅くなる。という負のループになっている方も多いと思います。
リモートワークの場合は、基本的にチャットツールで淡々とタスクを進められるので、自分のペースで業務を進めることが可能です。
また、結果的にテキストベースになるので、「言った言わない」はなくなります。
それも判っていて、あえて電話で要件を伝えるためにかけてくるやり方もありましたが、現在は電話に出なくなったのでそういうことも起きなくなりました。
また、人によっては家族との関わり方で調整が必要な方もいらっしゃるし、家庭環境の状況で働けないなどの事情も、リモートワークを活用すれば解決できることも多いです。
また、筆者は片道2時間コースで通勤していた人間ですが、現在ではこの時間がなくなっているので1日4時間の可処分時間が増えたことにもなります。
時間は買えないので、これは大きなメリットです。
リモートワークのメリット③ 場所の制限がない
リモートワークのメリットには、場所に縛られないで仕事が出来るというメリットもあります。
腰痛があまりにもひどかったので、Gotoトラベルがあったことには湯治を兼ねて温泉地域で仕事をしていたこともあります。
また、時期によって高くなる前に、沖縄でしばらく仕事をしたりと、中々体験できない体験が可能になります。
特に筆者の場合は、地域ネタのブログも書いたりしているので、地元の人から聞ける観光地のことやその人ならではの人生など、めっちゃ素敵なインプットがたくさん出来ます。
宿泊費も、1週間以上だったら、ウィークリーマンションを借りれば家族でいってもそれほど高い費用にはなりません。
飛行機も、時期をずらしてLCCを利用すれば、沖縄とかの凄く素敵な海を、それほど費用をかけずに楽しめます。
なので、家族旅行も兼ねつつ、とはいえ日中は一緒に遊べないですが、夕方から夜は地元の料理を一緒に食べるなどの体験をすることも出来ます。
人生は一度きりなのでリモートワークを活用していく
筆者の場合、会社員時代に過労で何回も死にかけたことがあるので、「人生は1度きり」については、実感レベルでかなりリアルに感じています。
だからこそ、独立したときはリモートワーク(テレワーク)で上手く仕事が出来るようにすることを大事にしてきました。
リモートワークの是非については、筆者の場合、「必須」ではなくて「選択」できるように経営者として環境を提供してあげることが必要だと感じています。
実際、リモートワークが可能な業態や業務については「選択」できるようになっている会社の方が話す会社への帰属意識や満足度はスゴく高いと感じています。
筆者のプロフィールでも書いているのですが、会社のオーナーでもない限り、どれだけ会社に尽くしても、割とあっさりとそこの会社での活躍機会はなくなったりします。
であれば、自分が望む環境に対して少しでもアクションしてみて、環境の変化にチャレンジしてみることをオススメしています。
けっして楽なことではないけれど、ずっと辛いことをガマンするよりはずっと良き毎日になると思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。