LINEスタンプ制作は、いきなり作り始めるとつまづくことが多くあります。
スムーズにLINEスタンプ制作を進めるやり方を学びながら、楽しくLINEスタンプのデザインをしていきましょう。
また、販売されているLINEスタンプの多くは40種類MAXまで作られていることが多いです。
しかし、LINEクリエイターズマーケットでは通常のLINEスタンプは8種類からでも販売登録が可能です。
まずはひとつでも販売をする経験をするために、8種類からでもLINEスタンプのデザインをして審査プロセスから販売までの一通りの経験をしてみるのもお勧めです。
どんなスタンプにするのか紙に文字情報で書いてみよう
デザイン工程に入る前に、どんなキャラクターにするか設計をしておくとスムーズに進みます。
おうち時間を楽しむために、子供たちと一緒に作るなどの場合は自由に描かせてあげてください!
ラインスタンプ デザインに向けて進めていく工程は以下の通りです。
- キャラクターの設定
- スタンプの個数の設定
- 伝えたい文字情報の設定
が、最低限設定したい情報です。
キャラクターの設定をしよう
まずはどんなキャラクターにするかを自由に発想して書いていきましょう。
プロになるとかなりマーケティングして設定を作り込んでいきますが、最初のうちは思いつくままに描いてOKです。
絵がヘタクソかどうかは問題になりません。
LINEストアを見るとわかるのですが、一見下手に見えても秀逸に情景やメッセージが洗練されていてバランスが取れている物がたくさんあります。
キャラクターの設定方法は色々なやり方があります。
- 人か動物か物か
- ゆるくするか描きこんだモノにするか
- どれくらいの色使いにするか
くらいの簡単な感覚で構いません。
簡単な情報や設定を決めて描き始めましょう。
スムーズに書いていくために、何かフォーマットがあるといいな。と思う方がいるかもしれません。
下記のリンクでは、私たちが使用しているLINEスタンプ制作用のフォーマットをアップしているので、自由にお使いください。
ユニコーンコンサルティング公式WebサイトのLINEスタンプ一覧ページ : ユニコブログ連動データページ
また、LINEスタンプのキャラクターを考えるヒントになればと思い、キャラクターのアイデア出しに関する記事を作成しましたので、こちらも参考にしてみてください。
スタンプの個数の設定
理想は40個ですが、最初は8個でもOKです。
伝えたい文字情報の設定
ここが難しいところですが、コツとしては設定した文字情報に対義語を付けていけば8個くらいの設定でしたら、割と簡単にキーワードが集まります。
- 「ありがとう」「ごめんなさい」
- 「おはよう」「おやすみなさい」
- 「いいよ」 「だめ」
- 「嬉しい」 「悲しい」
このような感じでやっていくとたくさん言葉やキーワードが出てきます。
私たちの場合は、Stickerシートを作成してそこに情報を埋め込んでいっています。
ここまで周到に準備をしなくてもどんどんデザインをしていけばできていきますが、何もポーズ資料や文字情報を用意しないで進めると、結構同じ意味になってしまうコマが出来てしまうのでやっておいた方が良い感じに進められます。
設定ができたらキャラクターのコマ作り
おおまかなの設定や情景ができたら、次は描きこんでいきます。
手書きでアウトラインを書いていく
まずはあらかたのデザインを手書きで紙に書いていきます。
慣れている人や手書き工程は面倒臭い!という人は、直でデジタル工程で描きこんでしまっても問題ありません。
人それぞれのやりやすい方法でいいと考えています。
上記の画像のような感じで書いていきます。
下書きがかけたらスキャンする
スキャン方法は他の記事でも書きましたがいろいろなスキャン手法があります。
スキャナ付きのプリンタでスキャンする
これは、環境によっては難しいかもしれないですが作業する身としては一番嬉しい環境ですね。
コンビニでスキャンする
今のコンビニは、紙からUSBメモリや携帯にデータが転送できるので便利ですね。
スマホでスキャンして取り込む
スマホで写真をとって、クラウド環境かチャットツールでPCに取り込んでしまえば簡単にデジタル化できます。
着色、仕上げ作業をする
ここまで来ればあと少しですね。
下書きしてスキャンした画像をデザインソフトで仕上げていきましょう。
LINEスタンプの仕上げに入る前に、LINEスタンプの画像サイズなどについて確認しましょう。
人によっては紙で仕上げまでする人もいると思います。
私たちは下書きであらかたの線画を書いたらそれをスキャンして、彩色工程に入り、仕上げまで行います。
完成したらLINEスタンプの登録へ
ここまでで、LINEクリエイターズマーケットで審査まで進めるようになったと思います。
次のステップで完成したLINEスタンプの登録に入っていきます。
販売開始までもう少しなので頑張りましょう!
慣れてきたら多言語対応にもチャレンジしてみよう!
LINEスタンプの制作になれてきたら、世界中の言語に合わせたLINEスタンプを制作してみるのもおもしろいです。
「日本語版」「英語版」「中国語(簡体字)(繁体字)」などに分けて、すでに制作したLINEスタンプに翻訳した文字を入れ替えてLINEスタンプの登録をしてみましょう。
少し大変な作業にはなりますが、日本語のスタンプをそのまま世界販売にするより反応が出てくるので面白いです。
多言語対応についてはこちらの記事で紹介していますので、参考になれば幸いです。
絵文字やエモティコンで簡単に始めてみる
少しでも負荷を減らして始めてみたいなら、LINE絵文字で始めて「顔文字」や「エモティコン」を作成して世界中に販売してみましょう。
文字がなくてシンプルなデザインは、世界中で購入してもらいやすい分野です。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。