現在、多くのWebサイトではソーシャルボタンが設置されています。
基本的には以下の3箇所にソーシャルボタンが配置されていることが多いです。
- ページの冒頭(アイキャッチの下など)
- コンテンツページの終わり
- Webサイトの閲覧画面横(左端か右端)
実例として、当ブログ(ユニコブログ®)の場合では、ソーシャルボタンをWebサイトの記事下に配置する以外は外すことにしました。
本記事では、ソーシャルボタンの様々な事項について解説していきます。
特に、PV数重視のアドセンス重視で収益化をされている方のお役に立てれば幸いです。
- ソーシャルボタンとは何か?
- ソーシャルボタンの効果的な使い方
- ソーシャルボタンの必要性
ソーシャルボタンはWebサイトやブログサイトの内容や配置の仕方によって大きく効果が変わります。
Webサイトごとに合わせて効果的なソーシャルボタンの配置構成を見つけて活用していきましょう。
目次
ソーシャルボタンとは?
ソーシャルボタンとは、Webサイトの中でもニュースサイトやプレスリリースなどの情報サイト、ブログサイトで多く設置されている、読者に対して拡散を促すサイト機能のことを言います。
- ブログ記事に「スキ」や「Like」などのプラス感情や共感した人の数を示すことが出来る
- フォロー機能を付加すれば、ブログサイトなどのリピーターを増やすことが出来る
- シェア機能を持ったソーシャルボタンを設置すれば、拡散効果が期待できる
ソーシャルボタンは、一見するとひとつの機能しか無いように見えますが、実は3つの機能があります。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
ブログ記事に「スキ」や「Like」などのプラス感情や共感した人の数を示すことが出来る
でも、これからブログを始める人や、サブブログなどで新しくブログサイトを立ち上げる人は採用しても良い機能だと思います。
また最近は、ソーシャルボタンとは別に、純粋に「いいね」ボタンを各ページに設置できるWordPressテーマなどもあるので、筆者のサブブログや家族が運営しているブログサイトでは配置しています。
一般的にソーシャルボタンは様々なソーシャルブランドが並んでサイトにデザインされて配置されていますが、「いいね」機能が独立したWordPressテーマも多くあります。
フォロー機能を付加すれば、ブログサイトなどのリピーターを増やすことが出来る
ブログ記事を書いたライターさんなどが紹介されている場合に、その紹介文の近くに配置されているアイコンです。
ブログと合わせてSNSアカウントも一緒に育てていきたいブロガーさんや、複数人で運営している場合には役立つ機能ですね。
ユニコブログ®では利用していないです。
SNSを育てつつブログを運営していけるとベストなのですが、筆者の場合は、SNSアカウントを育て得る方針ではなくて、検索流入を上げていくほうに力を注いでいます。
シェア機能を持ったソーシャルボタンを設置すれば、拡散効果が期待できる
今、Webサイトで設置されている一番多いパターンがこのシェアボタンですね。
ブログサイトの場合ですと、多くの場合はニュース記事やブログ記事の上と記事の最後に配置されています。
ユニコブログ®では、シェアされることが少なく、サイトの表示スピードにも影響するのでシェアボタンなどの設置は無しにしました。
OGPの設定を忘れないようにする
様々な機能を持つソーシャルボタンですが、特に拡散のためのシェア機能を持つボタンを利用する場合は、OGP設定をしっかりしておきましょう。
OGPについては「SNSでシェアされた時のOGP画像キャッシュ更新方法をわかりやすく解説」で詳しく書いているので、OGPを更新するときの一覧表も添付していますので、こちらがお役に立てば幸いです。
ソーシャルボタンの効果的な使い方
ソーシャルボタンを効果的に使うための解説に入ります。
あくまでも、このユニコブログ®で計測できた結果に基づいてなので、参考程度にしていただければ幸いです。
ちなみに、ユニコブログ®の場合は、シェア率は0.05~0.1%くらいです。
他のサイトを調べると、モバイルにおいてはソーシャルボタンが使われる確率は0.2%という数字をよく見かけました。
もっとシェアされるブログに慣れるように日々頑張ります。
筆者は、この他にも3つの雑記ブログや7つの収益用のテーマ特化ブログを運営しています。
また、ブログコンサルでサポートしているブログから見える統計も考慮しています。
- ソーシャルボタンを配置する位置
- ソーシャルボタンの種類
- ソーシャルボタンのデザイン
それでは、ひとつずつ解説していきます。
ソーシャルボタンを配置する位置
ソーシャルボタンの配置を考える場合、下記の3ヶ所が考えられます。
- 記事のアイキャッチ(画像)の真下
- 記事最下部あたり
- 2~3カラムのサイドバー
記事のアイキャッチ(画像)の真下
この位置のソーシャルボタンは、ほぼ全くと言って良いほど、押されないです。
確かに、読む前からシェアはないかと思いつつも、例外もあって、ページタイトルを強烈なインパクトにした場合です。
一瞬だけ試したことがありますが…。
タイトルを過激にすればというのはありました。
けれど、筆者個人としては、これはコンテンツとタイトルのバランスのが難しいとすごく感じたのでやらないです。
基本的に、この位置にあるソーシャルボタンは、SNSなどで発信する際に、何に対してコメントしたのかを補助するための記事を引っ張るくらいの時にしか利用されないようです。
記事最下部あたり
記事の最下部辺りにあるソーシャルボタンは押される位置としては2番目でした。
記事を読んでのシェアなので、読者の満足度は高かったと言えるのかもしれません。
また、そのほとんどがX(旧Twitter)での共有でした。
2~3カラムのサイドバー
押されたシェアボタンの中で、1番比率が多いのが実はこの2~3カラム(PC表示)のサイドバーにあたるソーシャルボタンでした。
確かに、読み切るまでに好きなタイミングでシェア出来るようにボタンが見えていれば、押される機会は増えるな…と感じた次第です。
ここについても、配置設定を簡単に行えるWordPressテーマは、記事前半でも紹介した「THE SONIC」です。
筆者は、ソーシャルボタンの利用を無しにしてしまったので、引き続きこのお気に入りのWordPressテーマ「STORK19」を利用していきます。
このあたりは、有料とはいえ、自分でオリジナルで組んでいくより収益化が超早くできるので、有料WordPressテーマの導入は始めのうちにこなしておくことをおすすめします。
ソーシャルボタンの種類
ソーシャルボタンは本当に多くの種類があります。
全部配置していくのも良いのですが、例えば、ヒックハイマンの法則では、「選択肢は5個くらいがベストなんじゃないか?」と言われています。
- X(旧Twitter)
- はてなブックマーク
- LINE
- note
- Tumblr
など多数
日本の場合、
- X(旧Twitter)
- note
- LINE
- はてなブックマーク
辺りで良いのではないかと考えます。
例えば、筆者が会社員時代によく行っていた台湾だと、プライベートのコミュニケーションについてはFacebookとLINEだけを利用しているって人達が多かったです。
ソーシャルボタンのデザイン
公式のソーシャルリンクボタンを埋め込むと、それぞれ色やデザインが別々なのでサイトデザインの色構成に困ります。
Webには多くのシェアボタン用CSSのコードが配布されています。
しかし、それぞれのソーシャルサービスのロゴ規約があるので、その規約に合わせたデザインを守らなければいけません。
デザインのコードを利用するときは注意をしましょう。
ソーシャルボタンの必要性
ソーシャルボタンの必要性について解説します。
まず、当ブログ(ユニコブログ®)では、ブログ記事サイト内のソーシャルボタン系は、ブログ記事の最後以外は全て外してしまいました。
理由は3つあります。
- サイトスピードに影響する
- それほど利用されていない
- ブラウザの共有機能で賄える
という理由です。
ニュースサイトだったり、とても有名なブロガーや芸能人だったりすれば、一言しかな無いようなブログ記事でも、シェアボタンが各所配置されていれば、ガンガン拡散されます。
でも、筆者は無名だし、人気者になって拡散されるような資質もないので、特にソーシャルボタンについてはメリットを感じなくなってしまいました。
けれど、ブログサポートしている人の中には、ソーシャルボタンのクリック率が高くて拡散されている方もいるので、この辺りはデータを元にして、サイトのユーザーエクスペリエンスと拡散力をどのように活かしていくのか難しくなってきます。
2021年05月からは、サイトのユーザーエクスペリエンスの指標がランキングに影響してきます。
Google 検索へのページ エクスペリエンスの導入時期 | Google 検索セントラル ブログ
ソーシャルボタンは、設置場所、埋め込み方によって、ユーザーエクスペリエンスに関する様々な指標に影響するので注意が必要です。
ソーシャルボタンの今後
ソーシャルボタンの機能提供が終了したモノで有名なのは「Google+」ですね。
今後もWebサイトで利用されるソーシャルボタンは目まぐるしく変化していきます。
InstagramなどのSNSが台頭してくると、シェアされる先のサイトがそもそもないので難しいところです。
筆者の場合、検索を利用するユーザーは、多種多様な環境でシェアするので、ブラウザが持っているシェア機能だけで良いかなと考えています。
また、ソーシャルボタンがあると少なからず検索ランキングに影響可能性があります。
ランキングの指標になるユーザーエクスペリエンスのスコアに影響してくるので、しばらくはソーシャルボタンは無しで様子を見てみようと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。