ゲーマーの間でマルチプレイ時に特に人気なのは、より自由度の高いVPS(仮想専用サーバー)の利用です。
なぜなら、VPSを介したゲームであれば、通常のマルチプレイゲームよりもさらに沢山のプレイヤーと一緒に協力をしたり、競い合ったりできるようになるからです。
「オンラインで、ゲーム(マルチプレイ)を思いっきり楽しみたい!」
「快適な環境で、マルチプレイゲームを始めたい」
という方には、ゲーム用に提供されたレンタルサーバーの利用がオススメです。
このため、オンラインゲームを超快適に楽しむために、「ゲーム用サーバーが必須」という方も少なくありません。
そこで今回の記事では
- ゲーム用レンタルサーバーとは?
- VPSの仕組み
- マルチプレイゲームでオススメのサーバー
を紹介します。
本記事を読んでいただくことで
など、この他にもたくさんゲームはあるのですが、人気ゲームが快適なネット環境で楽しめるようになります。
オンラインゲームが大好きな方に、本記事がVPS(仮想専用サーバー)のような快適なマルチプレイ環境を手に入れるためのキッカケになれば幸いです。
ゲーム用レンタルサーバーとは?
ゲーム用レンタルサーバーとは、その名の通り、ゲームプレイに適したレンタルサーバーのことです。
筆者の家族も、ゲーム用サーバーを借りてマルチプレイや色々なゲームの共有データを管理しているようです。
検索で「ゲーム用サーバー」や「マルチプレイゲームサーバー」等のキーワードで検索すると、ConoHa VPSなどのサービスが上位に表示されるかと思います。
ゲーム用サーバーは一般的なサーバーとは違い、マルチプレイゲームに適した機能を搭載しています。
例えば、ゲーマーの間で人気のConoHa VPSであれば、ゲームのマルチサーバーを簡単に立てられる機能や負荷のかかりやすいゲームでも、安定して使える動作環境を提供しています。
なお、ゲーム用レンタルサーバーはハイスペックで快適なネット環境を提供しているため、テレワークやSEO対策で導入する個人や企業も多いです。
つまり、ゲーム用のレンタルサーバーは、数あるレンタルサーバーの中でも「高性能」ということが分かりますね。
VPS(仮想専用サーバー)はゲーム用サーバー以外にも色々使える
例えば、筆者が利用しているVPSは、ゲーム用でもWebアプリ運用も含めて3社のVPSを使用しています。
を利用しています。
例えば、実例として筆者の運用しているアイコンメーカーWebアプリのリンクリングミー®はVPSを利用しています。
利用しているVPSはさくらのVPSです。
また、ゲーム用VPSとしては、ConoHa VPSを利用して、利用感を試しつつ遊んでいます。
その他、BtoBでプロダクト開発やWebサービスを立ち上げる時など、会社の仕事関連ではロリポップ!マネージドクラウドを利用しています。
VPSの利用については今のところ、この3社のサービスに絞って利用しており、ノウハウを色々と積み上げている状態です。
筆者自身、最近までマルチプレイゲームはプレイしない方だったのですが、最近は面白そうなモノが結構出てきていて、食わず嫌いも良くないかな?と思ってリアルに一通り遊んでみる勢いでプレイしています。
それでは、マルチプレゲームの話に戻して解説していきます。
オンラインマルチプレイで人気のゲームタイトル
マルチプレイで有名なのは、「Minecraft」「ARK: Survival Evolved」「7 Days to Die」「Counter-Strike」などの人気ゲームタイトルです。
特に、筆者の三男がMinecraftに詳しいのですが、今後広がっていくMETAVERSE(メタバース)というか仮想現実(VR)、拡張現実(AR)の世界で、さらに話題になっていくと考えています。
実際、筆者も現在は3DCGソフトのBlenderを利用して次男に教えてもらっています。
Blenderのコミュニティーやドネーションに参加しつつ、大手のプラットフォームの乗っかりながら、仮想現実世界での3DCGコンテンツ販売をする事業を立ち上げました。
話がそれてしまいましたが、以下にオンラインで人気のゲームタイトルをピックアップしてみました。
この他にもたくさんのゲームがあるのですが、それは別のブログで書いていたり、毎日が記念日ブログ®という副サイト内で、該当ゲームの発売日ベースで書いたりしています。
マルチプレイヤーゲームでは、環境を共有することで、各プレイヤーが自由にゲームの世界を楽しめるよう工夫されています。
マルチプレイゲームとは?
マルチプレイヤーゲームとは、複数のプレーヤーが同時にコミュニケーションを取りながらプレーできるゲームを意味します。
通常オンラインゲームは、1人で遊ぶだけでなく、他のプレイヤーと同時に遊ぶことができるマルチプレイをメイン売りにしています。
マルチプレイでは、複数の友達とゲームを楽しむのですが、快適な環境を得るためには、ゲーム専用のハイスペックPC(ゲーミング用PC)を購入したり、レンタルサーバーもVPSのようなバーチャルプライベートサーバーを使用する「こだわり派」のゲーマーも少なくありません。
そもそも、マルチプレイとは?
マルチプレイは一人で遊ぶソロプレイに対し、複数のユーザーが同時にプレイすることを指しています。
また、このような機能そのものを「マルチプレイ」とも言いますし、海外のマルチプレイゲームは「対戦」という意味で使う場合もあります。
マルチプレイの楽しめる場所
マルチプレイゲームはオンラインゲームのほか、ソーシャルゲーム(ソシャゲ)にも存在しますが、多くの場合複数のプレイヤーとオンライン上で楽しむゲームのことを「マルチプレイゲーム」と呼んでいます。
マルチプレイゲームに必要な環境
通常のマルチプレイヤーゲームは、ローカルマルチプレイ以外にも、ゲーム機やパソコンをインターネットに接続してプレイします。
サーバー型のマルチプレイヤーゲームは一つの空間で、複数のプレイヤーが協力したり競い合ったりすることが可能になります。
複数のゲームプレイヤーでプレイを快適な環境で楽しむためには「マルチサーバー」が運用できるとかなり便利です。
マルチサーバーは自宅のパソコンにも設置することができますが、最近は長時間使用すると電気代がかかるほか、熱問題、PCが常時可動していないと遊べないなど、細かく言えば色んな欠点が多々あります。
そこで、マルチプレイヤーゲームを快適に楽しむために使いたいのが、VPSです。
例えば、月額料金が固定制のVPSサービス利用なら、いつでも気軽にマルチプレイヤーゲームが楽しめます。
また、ConoHa VPSのような専用サービスでは、初めての方でも簡単にマルチサーバーを構築できるテンプレート画像を提供してくれているので、専門知識や難しい操作をする必要もなく、すぐにマルチプレイ環境構築をすることも可能です。
マルチプレイゲームで良く聞く「VPS」とは?
VPS(Virtual Private Server)とは、仮想サーバを提供するサービスのことを指します。
VPSの名称は「Virtual Private Server」の頭文字で構成されています。
VPSでは1台のサーバーに複数の仮想コンピュータを設置し、ユーザーはその仮想コンピュータを利用します。
VPSの仕組みとしては、共有サーバーの中に専用サーバーと同等の仮想領域を複数作り、ユーザー間で分散させるというものです。
仮想コンピューターは、別名「仮想マシン」とも言いますが、コンピューター内にもうひとつのコンピューターを再現する技術のことで、代表的な仮想マシンには、一例として次のようなサービスがあります。
- Oracle Virtual Box
- Microsoft Virtual PC
- KVM
仮想マシンというと、特殊な機器やアプリケーションのように思われるかもしれませんが、普通のコンピュータと全く同じように動作します。
仮想マシンは、どちらかというと性能は少し弱くなりますが、目に見えて処理能力が悪くなるわけではありません。
※むしろデータが通る回線の太さのほうが大事かもです…。
例えば、仮想マシンのVPSは完全な専用サーバーを借りるのと同じように操作でき、外側から見たら通常は「仮想かどうか」の区別は全くつきません。
参考リンク:ブイピーエス(VPS)[virtual private server]の意味 – goo辞書
専用サーバーと仮想サーバーの違い
契約者1人につき1台の物理サーバーを割り当てる「専用サーバー」とは違い、仮想サーバーは契約者1人につき1台の物理サーバーが割り当てられます。
また、専用サーバーは物理サーバーを丸ごと利用できるサービスなのに対して、VPSは仮想的な専用サーバーであり、物理的な専用サーバーを持ちません。
※機能を分けてクラウドサーバーと連携したり等の設計は出来たりするので、一括りにするには難しい部分もありますが…。
そのため、専用サーバーの方が性能や耐荷重が高く、さらに物理サーバーに障害が発生した場合には、そのサーバーにいるすべてのVPSユーザーに影響が及びます。
気になる「回線状況」ですが、VPSサーバーは複数のユーザーで共有するため、他のユーザーの利用状況によってレスポンスが悪くなることがあります。
一方、専用サーバーの場合は個別に回線を利用することが可能ですが、その代わりに多くの費用がかかり、月々のランニングコストは高くなります。
VPSサーバーと共用サーバーの違い
VPSと共用サーバーでは、利用できるサーバーの自由度と性能に違いがあります。
通常VPSでは1台の物理サーバー上に、複数のサーバーが仮想的に構築されます。
またVPSは共有サーバーとは違い、ゲストOSをベースにして、ユーザーごとにゲストOSが構築されます。
これら「ゲストOS」は原則として相互に干渉はしません。
例えるならば、共有サーバーのように機能し、他のユーザーによるトラブルや速度低下が発生することも、基本的にありません。
また、「ゲストOS」はOSを共有する共有サーバーと異なり、ソフトウェアなどの操作も自由に扱えます。
このほか、VPSサーバーと共用サーバーが大きく異なる点として、メモリやCPUパワーは「ゲストOSのために確保される」という特徴があります。
共有サーバーよりも負荷の高い状況になっても、快適に使えるのはVPSの大きな魅力です。
VPSサーバーを利用するメリット
VPSの契約者は、物理的にサーバーを所有するわけではありません。
しかし、VPSの契約者は、ルート(管理者)権限を持つことができます。
「ルート権限」が与えられると、各種設定の変更や、ソフトウェアのインストールを自由に行うことができます。
VPSは初心者でも扱いやすい
「ルート権限」においてサーバー管理者の知識は必要ですが、専用サーバーの管理者ほど情報は必要なく、初心者でもすぐに運用を開始することができます。
また、共有サーバーと同様に、低価格で利用できるのもVPSの大きなメリットです。
事実上、サーバーは1台しかありませんが、契約者ごとにサーバーが割り振られています。
また、他の契約者のサーバーとは実質的に独立しているため、同じ物理サーバーで稼働している他サイトにアクセスが集中しても、自らのサイトが影響を受けることはありません。
さらに、専用サーバーと同等の使用感を持ちながら、専用サーバーよりはるかに安価で、VPSを簡単に導入できるのも大きなメリットです。
VPSはカスタマイズしやすいが、専門的知識が必要
VPSは「1台の物理サーバーを共有する」という点では共有レンタルサーバーと同じですが、VPSは共有レンタルサーバーより設定の自由度が高く、カスタマイズがしやすいという特徴があります。
とはいえ、何でも中にカスタマイズできる訳ではありません。VPSは、契約者自身が仮想サーバを管理できるものの専用サーバに比べ自由度が低く、ソフトウェアのインストールはできません。
このほか「メンテナンス」についても注意が必要です。
VPSは契約者ごとに仮想サーバーを作成するため、サーバーのメンテナンスは契約者自身が行う必要があり、共有レンタルサーバーを運用するよりも、さらに専門的な知識が必要になります。
さらに、VPSはインターネット接続が必要なため、インターネット接続に障害が発生するとサーバーが利用できなくなり、物理サーバーに障害が発生すると契約者の仮想サーバーもダウンしてしまいます。
VPSのデメリットを克服する方法
物理サーバーの故障が直接影響するデメリットを克服するには、Pro-Web(後述)のような仕組みが必要です。
Pro-Webであれば、物理サーバーが故障してもデータアクセスができます。実際に3台の物理サーバーに同時に分散コピーし、データをバックアップするVPSも登場している。
VPSは、専用サーバーほどのコストはかけられないが、自由度の高いサーバー運用を希望する個人や中小企業におすすめです。
また、使いたいアプリケーションがある場合など、レンタル共用サーバーではカスタマイズできない場合にもVPSは適しています。
VPSの導入を検討すべきケース
VPSは生産管理システムの導入など、自由度とパフォーマンスが求められるカスタマイズには適していません。
また、サーバーを自由に構築してテストし、開発環境を構築するような用途にもVPSは不向きです。
安定性や速度は実際に使ってみないと判断出来ないところではありますが、一般的にVPSは共用サーバーよりも他のユーザーの影響を受けにくく「安定性や速度が高い」と感じます。
オススメなのは、複数のデータセンターを持ち、負荷分散に力を入れていたり、壊滅的な被害を受けるリスクを減らすため、ディザスタリカバリが可能な環境にある方です。
また、VPSでは「バックアップが取れるかどうか」も重要なチェックポイントです。
機能面ではOSが選べるか拡張性があるか、用途に合わせてプラン変更できるかどうかも忘れずチェックしましょう。
コスト面では、もちろん安ければ安いほど良いです。しかし、安価なVPSの多くはコンテナ型の仮想化技術を採用しています。
コンテナ型の仮想化技術は、以前からある「ハイパーバイザー型」とは異なり、カーネル(=オペレーティングシステム(OS)の基本機能の役割を担うソフトウェアのこと)に近いシステムは存在しません。
ただし、ソフトは自由にインストールでき、カスタマイズも比較的自由に実行できます。
この他、仮想マシンが他のユーザーと共有していても、マシンのリソースは完全に分離されており、他の仮想マシンから影響を受けて遅くなることはありません。
マルチプレイゲームでオススメのサーバー
本記事の最初でも紹介したのですが、改めてマルチプレイゲームで、オススメのサーバーを3つ紹介します。
どのサーバーも、マルチプレイゲームで人気が高く「ネットワークの安定性」で評価されています。
この中でも、マルチプレイゲームで特に人気が高いのは、1つ目にあげたConoHa VPSのサービスです。
本項では、ConoHa VPSでどのようなサービスが利用でき、よりゲームが楽しめるのかを詳しく解説します。
ConoHa VPSの概要
ConoHa VPSは、初期費用無しでVPSが使えるお得なサーバーサービスです。
選べるプランは【512MB / 1GB / 2GB / 4GB / 8GB / 64GB】の容量別・6段階に分かれているのですが、ゲームで人気なのは【2GB / 4GB / 8GB】のプランです。
ConoHa VPSでは、4人以下のプレイでは2GBのプラン、5〜10人の場合は4GBプラン、11人以上のプレイについては64GBプランの使用を推奨しています。
本項では【2GB / 4GB / 8GB】のプランについて、どのような機能(スペック)なのか解説します。
ちなみに、ConoHa VPSには毎月費用が発生する「通常料金」プランと、3カ月以上の利用で月額料金が割引になる「VPS割引きっぷ」の二種類があるのですが、多くのユーザーが後者「VPS割引きっぷ」を使用しています。
このため、本項の内容は「VPS割引きっぷ」と呼ばれる、ゲームでお得な割引プランの内容を参考にしました。
ConoHa VPS「2GB」プランの概要
ConoHa「2GB」プランは、4名以下のプレイヤーとゲームを楽しむのにおすすめのプランです。
CPUは3コアあり、通常のゲームであればこのプランでも対応できます。
ConoHa「2GB」プランの概要は、次の通りです。
ConoHa VPS「2GB」プランの概要 |
---|
プラン名 |
ConoHa VPS「2GB」プラン |
プレイヤー数 |
4人以下 |
月額料金 |
1,458円〜1,815円(長期契約にて最大24%の割引が適用) |
初期費用 |
無料 |
メモリ |
2GB |
CPU |
3コア |
ストレージ(SSD) |
100GB |
ConoHa VPS「2GB」プランの詳細は、下の公式サイトにて確認できます。
ConoHa VPS|公式サイト
ConoHa VPS「4GB」プランの概要
ConoHa VPS「4GB」プランは、高速処理を得意としており、メモリも2倍の4GB、CPUも4コアあり、5〜10人のプレーヤーと同時に、快適な環境でゲームを楽しみたい方におすすめのプランです。
ConoHa VPS「4GB」プランの概要 |
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プラン名 |
ConoHa VPS「4GB」プラン |
プレイヤー数 |
5〜10人以下 |
月額料金 |
2,708円〜3,520円(長期契約にて最大24%の割引が適用) |
初期費用 |
無料 |
メモリ |
4GB |
CPU |
4コア |
ストレージ(SSD) |
100GB |
ConoHa VPS「4GB」プランの詳細は、下の公式サイトにて確認できます。
ConoHa VPS|公式サイト
ConoHa VPS「8GB」プランの概要
ConoHa VPS「8GB」プランは、11人以上のプレイヤーと快適な状態でゲームを楽しみたい方におすすめのプランです。
メモリはスタンダードプランの4倍と大きく、CPUも6コアにまで上がっています。
ConoHa VPS「8GB」プランの概要 |
---|
プラン名 |
ConoHa VPS「8GB」プラン |
プレイヤー数 |
11人以上 |
月額料金 |
5,931円〜7,260円(長期契約にて最大24%の割引が適用) |
初期費用 |
無料 |
メモリ |
8GB |
CPU |
6コア |
ストレージ(SSD) |
100GB |
このように、機能が上がるとその分月額料金はかかりますが、長期契約については割引が適用されることが多いです。
ConoHa VPS「8GB」プランの詳細は、下の公式サイトにて確認できます。
ConoHa VPS|公式サイト
【メモ】海外のVPSサービスはどうなの?
Hypixel(ハイピクセル)、Shotbow(ショットボウ)など海外のVPSサービスもあるのですが、万が一何かのトラブルが起きたときに、迅速に対応してもらえるのは、やはり日本のレンタルサーバーです。
レンタルサーバーは安さなどで選びがちですが、英語が分からないという方は、サポート面での心配もあるはずです。
安心して使えるよう、ゲームのレンタルサーバーは日本のサービスを選ぶようにすることをおすすめします。
VPS設定の注意点
VPS設定の注意点として、気をつけたいのが管理の方法です。
VPS(仮想サーバー)は、ロリポップやエックスサーバーなどの共用レンタルサーバーとは異なり、ルート権限を持っています。
このため、VPSは(仮想)サーバー上の全てを管理することができます。
この仕様により、様々なことができるようになるのがVPSの魅力なのですが、その一方で、(仮想)サーバ全体を管理する権限があるため、悪意のあるユーザーがVPSに不正アクセスした場合、サーバの管理権限を乗っ取られ、知らない間に悪質な行為を強要される可能性を否定できません。
VPSサーバの初期設定でroot(管理者権限)でのログインを許可している場合、万が一rootアカウントのパスワードが発見された場合、サーバを乗っ取られる可能性があります。
VPSを契約したらすぐにリモートルートでのログイン設定を無効にしてください。
また、対策方法については別の記事で書くとして、悪意のあるユーザーによるVPSへのDoS攻撃は、全員で共有するネットワーク回線に負荷をかけることで、他のVPSユーザーにも迷惑をかける可能性があります。
VPSを利用する場合、ネットワーク接続で利用する以上、ネットワークセキュリティ対策は重要です。
例えば、接続自体の通信の暗号化や、認証鍵の必要性、予算があればですがCDNの利用などが有効です。
通信の暗号化(Web管理コンソールのHTTPS化、Telnetの代わりにSSHの使用など)を利用したり、パスワードの代わりに認証キーを使用する等の工夫で、セキュリティ対策を忘れないようにしましょう。
オンラインゲームを快適にするレンタルサーバー環境の構築
今回は人気のオンラインゲームで必要な環境や、おすすめのマルチゲームプレイ向けレンタルサーバーについて解説しました。
2019年以降、新しい生活様式により「自宅で過ごす時間が増えた」という方も多いと考えています。
筆者自身も創業メンバー含め、全員フルリモートで活動をするようになり、お家時間というか場所を固定しない過ごし方が標準になりました。
このためオンラインゲーム、マルチプレイゲームを始めてみたという方も少なくないと思います。
実際、創業メンバーの周りでもゲームを始める人が増えて、結果的に、ずっと家族や知り合いとゲームしていたり、そして仕事に集中したりという感じになってきています。
また、ゲーム実況として本格的にキャプチャボードやライブ配信用ミキサーを使い始めてゲーム実況チャンネルを運営したりしています。
最近は部屋の防音DIYもして、だいぶ、初期のゲーム実況ブースっぽくなりました。
オンラインゲームは、グラフィックスの美しさもそうですが、いかに快適な環境で楽しめるかという点が重視されます。
今回紹介した、ゲーム用のレンタルサーバー(VPS)を使ってプレイ環境をレベルアップしつつ、ゲームの世界を楽しんでいければ良いなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。