少し前に、OpenAIが提供しているコンテンツ生成の始め方や使い方について、文章生成の方法や、文章作成の補助ツールとしての活用方法を中心にブログ記事で紹介させてもらいました。
今回は、より利用する機能を絞って、ChatGPTの始め方や使い方について書いていきます。
ChatGPTは、質問を的確にしていけば、ファクトチェックは必要なものの、Webメディアに適応出来る文章を生成してくれたり、例えば、Webアプリケーションの開発で必要なコーディングや、その他、プログラムのソースコードを生成してくれる高度な機能をもっています。
本記事では、ChatGPTの始め方や、使い方について解説していきます。
現在は、GPT-3.5ベースの言語モデルが実装されているようですが、Chat GPT Plusを利用しているユーザーに対しては、利用できるリソースに上限が有るものの、GPT-4モデルが使えるようになりました。
また、全てのChatGTP Plus利用者に、様々なプラグインを利用した機能が試せるようになる情報公開もされ、活用できる方法や幅が増えています。
参考リンク:Web browsing and Plugins are now rolling out in beta (May 12)|OpanAI リリースノート
大規模言語モデルのバージョンアップによって、機能追加やコンテンツ生成の種類や品質など、日々改善と改良が積み重なられています。
また、最近では機能を特化したり、サービス開発でつかえるよう、OpenAIからAPI(Application Programming Interface)も提供されており、一例ですが、AIジョブサーチのように、AIとちゃっとコミュニケーションをしながら自分に合う仕事を探したりと、たくさんの事ができるようになってきました。
今後は、これらの様々な言語モデルや学習モデルによるコンテンツ生成が進んでいきます。
これらの技術は、現在、ものすごく大きな規模で開発や活用が広がっており、早い段階で体験しておくことをオススメします。
ChatGPTとは?
ChatGPT(Generative Pre-training Transformer)とは、LLM(大規模言語モデル)といわれる自然言語生成モデルを利用した技術の1つです。
大規模な言語学習データを用いて、テキストの生成による自然なコミュニケーションを可能にしています。
日本語を含む多くの言語で利用が可能なのでスゴく便利な技術といなっています。
最近は、ChatGPTの使い方に関して、日本語での情報もWeb上でかなり多くなってきました。
今回アは、その利用方法についてのヒントやアイデアになる情報がかなり増えてきました。
ChatGPTは、教師データと言われる多くの学習データを利用して、そのデータをもとに、ユーザーの質問や設問に対して、自然な言葉で文章を生成したり、コーディング、プログラムも生成してくれます。
ChatGPTを使用することで、人間同士で会話しているかのように自然なコミュニケーションを行うことができる「対話型のボット」などを体験できます。
ChatGPTは、OpenAI が開発しました。
関連記事:OpenAIの始め方や使い方について実例を用いて分かりやすく解説【文章を書く人向けです】
ChatGPTの始め方
ChatGPT(Generative Pre-training Transformer)の始め方はとても簡単です。
AIを体験するには、すごく良い経験になるので、利用してみることをオススメします。
Webブラウザ上で、ChatGPTのwebサイトにアクセスすると、ログイン画面に遷移(移動)します。
まずは、ChatGPTが体験できるようにアカウントの作成を行いましょう。
アカウントは
- Googleアカウント
- マイクロソフトアカウント
- メールアドレス
から選んで作成することができます。
OpenAIのOpenAIのPlaygroundを利用する時のブログ記事でも書いたのですが、基本的には、自分の独自ドメインで作成したメールアドレスで登録することをお薦めします。
関連記事:メールアドレスの作り方や作成方法について実例を用いて解説!!【独自ドメインを取得してから作成まで】
ChatGPTの使い方
アカウントを作成して、ログインした後のChatGPTの使い方は、とても簡単です。
シンプルに「テキスト入力フォーム」があるので、そこに質問や設問をテキストで入力するだけで、ChatGPTが答えてくれます。
OpenAIのPlaygroundのやり方と一緒で、例えば、ある事をテーマにして
●●が出来る5つの方法を教えて
と、入力すれば、Webサイトやブログサイトで使えるレベルの「見出し」構成を生成出来てしまいます。
その後、その方法1つ1つに対して、自分のオリジナル体験を入れていきながら文章を書いていけば、コンテンツが完成してしまいます。
繰り返しになりますが、これらは、先ほど紹介したようにOpenAIが提供するOpenAI内のPlaygroundで同じ事ができます。
また、例えばブログを始めたばかりで、どんな風に文章を書いたらよいのか分からないときは、ChatGPTから生成された「見出し」を1つ1つ、その方法についてより具体的に質問していけば、参考になる文章を生成してくれます。
WebサイトのCMSにWordPressを利用して運営している場合には、有料のWordPressテーマと合わせて活用すれば、コンテンツ制作も効率よく行っていくことが可能になるかもしれません。
ただ、ChatGPTは経験や感情などを感じる文章は生成してくれないため、あくまでも参考程度にしておきましょう。
それでも十分に文章作成などの補助として役立ってくれる存在になります。
ChatGPTはコーディングやプログラムのソースコードも生成してくれる
ChatGPTは、HTMLやCSSなどのコーディングに関する質問にも、コード付きで答えてくれます。
なので、要件と実装したい機能を、明確な質問で進めていくことで、かなり勉強になる事が多いです。
Webアプリケーションを含めた、様々な言語についても、同じように答えてくれます。
ただ、コーディングやプログラミングに関する質問は、質問するスコープ(範囲)を明確にしてあげないと、質問内容から外れた内容のソースコードを生成してしまったりするので注意が必要です。
また、コードを生成する際に、例えば、画像データを扱うコードを生成するときに、「仮」で、大きさなどを定義して生成したりするので、そこは、人の手で手直しをして、アプリケーションの仕様に合わせた内容に修正する必要があります。
ChatGPTなどのAIツールを活用して生産性を上げる
高度なAIの機能を利用することについて、様々なところで賛否両論出ている所ですが、技術の発展によって生まれたツールを、どのように活用していくかを考えて行くと、様々なビジネスチャンスを生むことが可能です。
例えば、Webサイトやブログサイトであれば
- テキスト
- 画像
- 映像(動画)
- 音声
の4つがコンテンツの種類になりますが、この他にもAIツールは、AR(拡張現実)での物体認識や物体検出、VR(仮想現実)での動作補助、これ以外にも、あげればきりがないくらいの多くの新規事業アイデアで形にしていくことが可能です。
また、最近は、ChatGPTでもChatGPT Plusというアップグレードプランも提供されています。
実際に、ChatGPT Plusに加入してみたのですが、ChatGPT内でモデル(おそらく純粋に言語モデルのこと)が選べるようになったので、新しい言語モデルや最新機能を、いち早く体験してみたいという人はChatGPT Plusを体験してみるのが良いと考えます。
ChatGPTを組み合わせたコンテンツ生成の事例
OpenAIが公開しているAIコンテンツ生成を組み合わせると様々なジャンルのコンテンツを生成することが可能です。
例えば、WebサイトとYouTubeと言った動画プラットフォームで連携して展開する場合ですが、まず、ChatGPTで文章コンテンツを生成します。
次に、サイト内で利用する画像については、画像生成AIなどで生成して配置していきます。
関連記事:画像素材サイト10選!各サービスの料金と特徴を徹底比較
最近は、文章を感情豊かに読み上げる商用利用可能なアプリケーアションも出てきているので、AI音声合成で、文章を読み上げさせて、それを動画コンテンツにしたりしています。
このような形で、WebサイトやブログサイトにYouTubeの動画を埋め込んで、様々な形で、サイトに訪問してきたユーザーに色々な組み合わせの体験を提供することが可能なコンテンツを制作していくことが可能になります。
また、Webサイト向けやブログサイト向けコンテンツの作成にチューンナップすれば、文章の大まかな構成、例えば、見出しレベルの構成までは活用できるかもしれません。
実際に、AIにサポートしてもらいながらブログ記事を書くレンタルサーバーサービスまで出てきているのが現状です。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
このような体験や経験が出来ることは、AI分野に関しての経験を得ると共に、新規ビジネスのチャンスを掴むためのきっかけ作りをすることが可能になります。
ぜひChatGPTを体験して見ることをお薦めします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。