LinkedInというビジネスネットワークの構築を目的としたSNSを御存じでしょうか。
今回は、LinkedInラーニングを実際に利用して色々な認証を取得してみた体験談です。
LinkedInは、X(旧Twitter)のように、気軽にポストしたり、LinkedInブログを書いて投稿することも可能です。
世界中で利用されているビジネスSNSなので、世界中に向けて求人を出すことも可能ですし、転職等のために、求職中であるシグナルを出して転職活動をすることも可能です。
筆者の場合、起業を意識し始めた頃から使っているSNSです。
LinkedIn全体の解説というよりは、LinkedInラーニングを中心に、実際に体験して利用したことによって、スキルやプロフィールに関してどんな変化があったのかについて書いていきます。
LinkedIn内で利用できるデジタルバッジや、外部のデジタル認証(オープンバッジ)[1]の登録方法などについて解説していくので、これらの情報がお役に立てば幸いです。
LinkedInラーニングとは?
LinekedInラーニングは、3つの方法で体験したり利用をすることが可能です。
- LinkedInプレミアムかLinkedInラーニング単体についている無料トライアル期間
- LinkedInプレミアムの加入
- LinekedInラーニング単体の加入
LinkedIn自体は、無料でも使えるSNSなので、LinekedInラーニングを体験するなら、まとまって学習出来る時間を調整してから始めることをお薦めします。
まとまって勉強ができる時間の調整が見えてきたら、まずはLinkedInで可能な無料トライアル期間を活用してLinekedInラーニングを始めてみましょう。
LinkedInラーニングの講座やコース一覧
LinekedInラーニングは、多くの企業で社内研修やトレーニングとして利用されているので、ものすごい数の講座やコースが用意されています。
具体的なコースの数としてはすでに2万講座を超えていて、その中には日本語に対応しているものも含まれています。
スキルレベルやジャンルについても、ビジネスの基本的なマナーからプログラミング言語の習得、最近では生成AIコンテンツまで幅広く用意されています。
LinkedInラーニングで認証情報が表示される資格やスキルの証明
LinkedInでは、LinkedInラーニングで受講したコースの修了で認証情報を証明してくれるものと、スキルテストを受けて合格すると得られる、LinkedInスキルテストバッジ[2]という2種類があります。
どちらが良いのか?
という部分については、内容や学びに向かう姿勢でスキル習得にかなり偏りが出ると感じました。
LinkedInの場合は『スキル』と『資格』の二つで共通したスキルで学んだほうが良い
LinkedInのプロフィールには、『スキル』と『資格』でプロフィールの項目が分かれていて、また、それぞれが下記のように
- コースを修了している
- スキルテストで合格している
- 実務経験がある
という、3つの条件がそれぞれ関連付けされるようになっています。
LinkedInでスキルや資格が紐付いている実例
実際の事例として、筆者のLinkedInプロフィールのスキル欄を確認すると、Python (プログラミング言語)というスキルに紐付いて、
- 講座やコースの修了情報
- スキルテストの合格バッジ(デジタル認証バッジ)
- 実務経験に関する情報
の3つの情報が紐付いています。
LinkedInラーニング以外のデジタル認証(オープンバッジ)と複合的に紐付けできる
LinkedInの『スキル』項目では
- LinkedInラーニングのコースで身につけたスキル
- スキルテストに受かって得たスキルバッジ
- 外部のデジタル認証(オープンバッジ)
にも対応しています。
したがって、LinekdInラーニング内だけで学習したものしかスキルや資格を証明出来ないと言うことはありません。
実例として、筆者のLinkedInプロフィールのスキル欄を確認していただくと、LinkedInラーニングのスキルテストと、Googleの認定試験で合格したもの2つデジタル認証が確認出来るようになっています。
LinkedInラーニングの使い方
LinekedInラーニングは、受講したい、またはテストしたい項目が存在しているか検索して、それがあれば、動画再生して勉強を始めたり、スキルテストと並行して進められるので、体系的な知識、資格、経験の3つを積み上げていくには良いWebサービスと考えられます。
実務経験からコースを決めてスキルテストに合格するのがベスト
LinedInラーニングを活用したLinkedInプロフィールを構築していくには、まずは今までの実務経験に関連したラーニングコースとスキルテストがないか探してみましょう。
もし、実務経験が紐付けられなくても、興味のあるスキルや、その時の需要が高い人材に必要なスキルを調べて、それをLinekedInラーニングで修了し、スキルテストがあればテストを受けて合格し、スキルとしてプロフィールに載せることが可能です。
LinkedInラーニングのコースやスキルテストで合格したらプロフィール欄に入力する
せっかくLinkedInラーニングでコースを修了し、スキルテストで合格しても、それらがプロフィール欄で紐付かれていないとスゴくもったいないです。
必ずプロフィール欄の『スキル』と『資格』の両方で、スキルや資格が紐付くようにしましょう。
情報の紐付けはスゴく簡単です。
また、外部のデジタル認証バッジもあったら合わせて関連付けておきましょう。
LinkedInラーニング以外のデジタル認証(オープンバッジ)について
最近は、デジタル認証(オープンバッジ)の認知度が上がってきて、取得した資格をベンダーやブロックチェーンで、資格を取得したデジタル証明書として発行してくれている場合があります。
LinkedInラーニングで学びつつも、すでに取得している資格があったら、その資格を管理している所へ問い合わせておきましょう。
LinkedInラーニングは日本語コンテンツが少ない
今後、日本でもっとLinkedInを利用する人が増えていけば解決する問題かもしれないのですが、LinekedInラーニングのコースやスキルテストは英語であることがスゴく多いです。
ラーニングコースで動画中心の内容については、日本語、または字幕が付いているので良いのですが、スキルテストは、まず英語なので、資格取得のときに苦労するかも知れません。
LinkedInラーニング以外の日本語コンテンツで学びたい
LinekedInラーニング以外にも、特に資格証明としてスゴく役に立つデジタル認証(オープンバッジ)が進んでいる資格などは、増えてきています。
例えば、筆者が取得しているGoogle認定資格関連はGoogleのスキルショップは、無料で様々なコースを学ぶことが可能です。
また、学べる項目の範囲で言えば、Udemyには20万以上のコースで構成されているので、デジタル認証(オープンバッジ)が目的の場合はズレも出てきてしまいますが、多くの学習ニーズを満たしてくれます。2023年9月の約1ヶ月間は、このスキルテストや、特にデジタル認証(オープンバッジ)に関する実例作りで、かなり学びの時間になりました。
実体験を通じて、せっかくならやっておいてほうが良いと強く感じている内容です。
スキルも上げつつ、LinkedInブログにも記事をアップして、更に自分のWebメディアによるブログ型サイトで詳細を解説しています。
となれば、かなり良き人材と捉えてもらえると考えています。
何を学ぶにしてもスゴく大変ですが、本記事がお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
LinkedInラーニングに関する脚注
- オープンバッジについて|デジタル庁 ↩︎
- LinkedInスキル評価|LinkedInヘルプ ↩︎