飛び込み営業はやる必要が無い理由を分かりやすく解説

飛び込み営業をやる必要がない理由を解説

営業をやっていると求められることが多い飛び込み営業。

しかし現在は、飛び込み営業による顧客開拓は効率が悪いものになっています。

この記事では、飛び込み営業をやらなくても顧客開拓は可能にする方法を解説しています。

本記事の「飛び込み営業」は、BtoB向けに書いています。

飛び込み営業は非効率

今現在も飛び込み営業を行っている場合、すでにお気づきの通り、最近の会社は入り口のセキュリティーが厳重になってきています。

飛び込む先の会社には基本的にアポイントがある前提のレセプションになっています。

そういう所を避けながらの数の勝負による飛び込み営業はとても非効率になってしまいます。

かつて飛び込み営業のドアテクニックは、筆者自身もかなり勉強していましたが、露骨に怒鳴られたり、ドアを思い切り閉められて怪我をしたこともあったので、現在はスゴく苦手になっています…。

Webサイト運営の方が長期的には効率が良い

これからは、webメディアでの集客手段を活用して顧客開拓をしていくほうが成果が出てくる時代になります。

「度胸を付けるため」とか、「とにかく飛び込み営業をしてこい!!」というような営業スタイルで押している所は、「売れる」商品やサービスの仕組み作りを置きっぱなしにして放置しているところが多いので、その場合はそもそも転職も含めて…

ちょっと考えた方がいいかも…。ですね。

成長している企業の営業方法をたくさん知る

飛び込み営業をしなくても、「売れる」商品やサービスを仕組み化して事業成長できている会社はたくさんあります。

最近では、サブスクリプションサービスを提供していて、法人営業部隊と個人ユーザーを明確に分けて営業展開をしている企業は伸びている傾向にあります。

これまで20年近く会社員として、またコンサルティングという形で他社の営業力改善も経験してきましたが、基本的に「売れない」原因は、人ではなく、商品やサービス、組織構造にあることが多いです。

商品が売れるパターンを知っている場合の優位性

営業で成功体験をする近道は、すでに「売れている」商品やサービスを仕組み化している企業で活躍することです。

● 営業系に強い転職サイト・転職エージェント5選【転職先を決めてから辞める】

何でもそうですが、営業における成功体験への近道は、勝ち馬に乗ってうまくいくパターンを身に付けてしまうことです。

飛び込み営業は相手の時間を奪う

飛び込み営業による突然の訪問は、相手の時間と思考力を奪うことが多いです。

突然の訪問から対応を迫られると、手が止まるだけなく、集中力も切れて対応後の業務効率も落ちます。

飛び込み訪問に対して寛容な対応をしてくれる人もたまにいらっしゃいますが、やはり、基本的に飛び込み訪問に対して良い印象を持つ方は現在ではそれほど多くありません。

飛び込み営業をしなくても顧客開拓はできる

飛び込み訪問をしなくても、顧客開拓を行う方法はたくさんあります。

● 人脈作りで人生の選択肢を広げる3つの方法【距離感がすごく大事】

また、このご時世に「飛び込み営業をしてこい!!」ってなるような所はちょっと考えた方がいいかも…。

営業の心得を知るために、飛び込み営業をやらせる慣習がある所も知っていますが、やはり離職率が高い印象です。

● 営業の心得は気にしない方が良い理由を解説【売れない物を気合いで売るよりも売れる物を売る】

飛び込み営業以外の顧客開拓方法

飛び込み営業以外にも顧客を開拓する方法はたくさんあります。

また、自然な出会いでの繋がりになるので、「飛び込んできた…。」というマイナスな第一印象は避けることができます。

WebやSNSの運用による顧客開拓

現在は、顧客もWebから能動的に情報収集を行って必要なものを検討します。

そんな時に自社の製品やサービスが選択から漏れていかないように、Web運用に力を入れていきましょう。

● 営業成績を上げるための方法を分かりやすく解説

飛び込み営業を行う時間と労力を、Web集客構築に向けていけば大きな成果を得ることが可能になります。

● 営業力を上げるための5つのスキルをわかりやすく解説

セミナーや勉強会に参加する

大手のプラットフォーマーが開催するようなセミナーやイベントに参加しましょう。

懇親会が付いているものを選択した方が良いです。

勉強もできて、且つ自然な出会いで人脈形成も可能になります。

セミナーを開催する

飛び込み訪問に消化する時間と人件費、セミナーを開催する経費を比較してみてください。

まずセミナーを開催する方が安くなることに気づきます。

セミナーを行うほどのコンテンツが自社にないという場合は、取引会社やパートナー会社、外部講師からでも、テーマを設定して3コマぐらいを設定すれば開催できます。

物理的に会場を借りてもいいですし、いまのこの状況であればウェビナーの開催もそれほど難しくはありません。

イベントの告知についても、現在はPeatixなどのベンチなイベント告知・管理ツールは多くあります。

● SNS広告とは?プロモーションの成功事例とオススメ5大SNS!!

「無料」参加にしてFacebook広告をだせばそこそこ人は集まります。

飛び込み営業をするよりも、そちらのほうが効率的に商談営業を得ることが可能です。

まとめ | 飛び込み営業から卒業する

筆者も以前は、飛び込み営業で新規開拓をしていました。

ただ、成果はあったものの、精神的にも体力的にも消耗度はもの凄いものがあったので、セミナー開催とWebマーケによる集客に方針転換しました。

結果的には後者の方が大きい効果がありました。

「営業成果よりも根性をつけるためにやっている」という方もいらっしゃいましたが、正直、根性を付けさせるよりも効率の良い営業体制を提供してあげたほうがよっぽどパフォーマンスが良くなります。

根性論文化が浸透している会社は今後はきついかもしれないですね…。

飛び込み営業は卒業して、集客の仕組みを改善していくか、すでに勝ち馬になっている企業で成功体験の近道をしていきましょう。

● 企業からオファーが来る転職サービス「ミイダス」とは?

ミイダスは、指名などを非公開にして現在勤めている関係会社も表示をブロックすることが出来るので便利です。

自分の市場価値を調査しつつ、オファーで気になる所があれば感覚で使えるアプリなので、活用して行きましょう。

基本的に、飛び込み営業スタイルから卒業しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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