営業に向いていないと思ったときに読んでみるブログ

営業に向いていない人はいない

営業をやっていると、営業成績が伸びない時や、ふとした時に自分は営業に向いているのかって思うときがあります。

ひどい場合には同僚や上司から営業に向いていないと指摘を受けることも。

ただ、結論としては営業に向いていない人はいません。

営業の成績って結構外的要因で変わることが多いです。

営業に向いていない人はいない

極論、営業に向いていない人はいません。

  1. ユーザーに役立つ商品やサービスを扱っていて
  2. スムーズな商品購入やサービス利用が可能な環境があり
  3. 社内でのサポート環境が整っている

この3点があれば、営業成績は個人の性格やスキルに大きく影響されず、誰でも業績を上げることができます。

結論としては、営業で成功体験を得る近道は、すでに「売れている」商品やサービスの仕組みを構築している会社で営業をすることです。

売れない商品やサービスをどれだけ無理矢理売ろうとしても、現在の顧客はWebで情報収集して自分が欲しいものが分かっているので覆すのは容易ではありません。

つまり、「勝ち馬に乗る」かたちで、まず営業として成功した体験をもって、売れるパターンを習得してしまうことが超重要です。

● 営業系に強い転職サイト・転職エージェント5選【転職先を決めてから辞める】

これから解説する内容も、基本的には「売れないのはあなたのせいではない」というのが原則です。

性格はあまり関係ない

性格はあまり関係ない

営業に向いている性格は、一般的には「社交的で明るい」などの印象が多いと思いますが、実際、陰キャでも営業成績が良い人はたくさんいます。

営業担当になったら、扱っている商品やサービス、業界の事を勉強していく姿勢は最初は誰だってやっているはずです。

ただ、社内に教えていく環境がないと…、正確には自己の力でスキルを伸ばせるようになる学習曲線に乗っかるまでサポートはして上げないと、どの業種の営業でもスタートラインにすら立てずにやめていってしまう人も出てきます。

これって、性格というより、周りのサポート体制の課題ですよね。

雑務が多すぎる

雑務が多すぎる

中小企業では特に、ちょっとした手間やイレギュラーな対応が全て営業にまわされることが多いです。

営業は、顧客の開拓から成約、成約後のフォローが最優先されるべき業務なのですが、社内の色々な手配も全て任されたりします。

また、任される人は大抵は入社したてか、在席年数が浅い順の人に任されやすいです。

「社内のことができなくて社外のことができるのか?」って言う人もよくいたのですが、これはまったく違います。

まず覚えるべきは会社の扱っている商品やサービスの営業フローを覚えることが一番大事で、本人にとってはそれを覚えるだけでも結構精一杯です。

必要な営業フローが構築されていない

営業フローの構築

営業フローは、同じ商材を扱う場合でも会社ごとで全然違います。

結構多いのが、社内の営業プロセスやフローを可視化しておらず、属人的になっている場合です。

特に営業になりたての場合はこの状態はかなり辛いです。

例えベテランといえる営業マンが中途入社で入ってきても、会社文化を知るための基準となる営業フローが構築されて明示化されていないと、最初のほうでかなり躓きます。

● 営業成績が悪いときに読むブログ【上手に他責思考をすることも大事】

営業フローがしっかりしている会社は、営業担当が育つ可能性がとても高くなります。

また、改善が必要になった時も、基準となる営業フローが明示化されていれば話し合いの基準になってくれます。

営業のやり方を変える

今でも飛び込み訪問やテレアポ、営業メールなどのプッシュ型営業が行われていますが、現在は顧客もWebから多くの情報を得て商品やサービスの検討をするので、押し込んで検討してもらう方法は最善の手段とはいえません。

効果的な営業スタイルに切り替えていく

効果的な営業手法

警戒感を与えずに商品やサービスの売上を上げていくには、「顧客が自ら詳細を知りたくなること」が必要です。

相手が知りたくないことを押し込んで紹介するより、相手が知りたいことを説明するできるほうがとても生産的ですよね。

けれど、その状況にするには、相手が自社のことを認知する必要があります。

● 営業成績を上げるための方法を分かりやすく解説

営業の心得とかは気にしなくていい

営業の心得は気にしない

よく、営業のやっていると自身の経験に基づいた持論や書籍、webで営業の心得的なものに出会う事が多いのですが、あまりそういうのは気にしない方がいいと思います。

● 営業の心得は気にしない方が良い理由を解説【売れない物を気合いで売るよりも売れる物を売る】

基本的にマナーとして守った方が良いものはありますが、よくある営業の心得に書いてあるようなストイックな内容は、会社が環境を整えられてない状況で実行していくと、たんに疲弊していくだけです。

外回りよりも顧客を引きつける施策にしていく

インバウンド営業に切り替えていく

今でも外回りベースの営業スタイルは多いのですが、顧客開拓に限っていえば、今は効率的に集客を可能にする手段は豊富に用意されています。

旧来のやり方から、新しい営業スタイルに切り替えて環境を変えていくことで結果にも変化が出てくるものです。

飛び込み訪問もいまはやる必要が全くといってよいほどありません。

旧来のやり方から、新しい営業スタイルに切り替えて環境を変えていくことで結果にも変化が出てきます。

従来のやり方にこだわらずに、やり方を変えてみての結果を考察していきながら営業をやってみてから、これからも営業をやっていきたいか考えてみましょう。

● 営業職でトップ成績の仕事をするならブログを書いた方が良いわけをわかりやすく解説

営業に向いていないのに営業になってしまった場合

事情は様々あると考えますが、何らかの理由で明らかに営業に向いていないのに、営業に配属されてしまうこともあります。

そんな時に出来る行動は下記の3つです。

  1. 現実的に、他の部署や業務に移動が可能なのか聞いてみる。(聞ける空気感ではないとか分かってしまうときもありますが…。)
  2. 非常にリスクが高いですが、上司、または人事部などがあれば移動できるか聞いてみる。
  3. 「営業」という業務の中でも、自分の出来そうな分野に業務特化できるか調べてみたり、業務内容を変えていけるか検討してみる。

できれば、新しい営業アプローチを提案するという前向きさで3番を選んでいきたいところですが、一度、部署が決まって配属されると、大きな会社でも簡単に部署異動をしたり、営業の業務プロセスを改善する提案をするなどの事は中々できません。

そうなってくると、大事なのは次の章になります。

営業に向いているかよりも売れる体制が出来ているかが重要です

今でも、「自分は営業に向いているのか」といった話題に出会うことがあるのですが、基本は営業に向いていない人はいません。

けれど、そもそも営業をやっていく環境が整っていない会社向き不向きを考えてしまうほど、答えの出ない辛い環境になっていきます。

前向きな会社であれば、どんどん環境を変えていってその効果を見定めていくことが可能な文化があります。

それが不可能な場合は、辛い状況を続けるよりも転職をして思い切り状況を変えてみた方がうまくいきます。

● 営業系に強い転職サイト・転職エージェント5選【転職先を決めてから辞める】

営業を長く続けていく場合、強い成功体験が大きな成長のきっかけになりますが、この体験を設計でしてサポートしていく姿勢や体制が整っている会社はたくさんあります。

営業に向いているのか向いていないのかで悩み続けることは、とても辛いことだし自分にとってあまりよい事ではありません。

会社の環境や仕組みを変えていくことが難しいのであれば、整っている会社で営業をやってみるのも1つの手段です。

せっかく働いていくのであれば、楽しくやっていきたいですよね。

スマホのアプリで転職市場の様子を見る

最近は、スマホのアプリでも気軽に転職活動が出来るようにもなってきました。

そのなかでも便利なのがミイダスというアプリです。

ミイダスの特徴は5つです。

  1. 5分くらいで簡単に登録できる
  2. オファーは基本、面接確定
  3. 企業から直接アプローチが来る
  4. 自分と似ている経歴の転職データが確認できる
  5. 氏名、住所の入力が不要なセキュリティ対策

● 企業からオファーが来る転職サービス「ミイダス」とは?

自分の市場価値を知ることも出来るので、とりあえずどんなところからオファーが来るのか試してみるにはとても便利なアプリですね。

本記事が少しでも役に立てれば幸いです。

● 会社に依存しない生き方を実現するための方法を分かりやすく解説

自分自身でWebメディアというパートナーを育てておく

上記までに書いた方法以外にも、会社に依存しすぎて抜けられない状況を打破するために、自分だけのWebメディアを育てておくことをオススメします。

というのは、現在の会社で副業などがダメでも、特にブログサイトなどは環境が変わって副業画で着る状態になったりしたときに、すぐに収益化が可能だからです。

Webサイト(ブログ型サイト)をじっくりと育てておけば、自分の環境変化にもタイプできるくらいの集客力や収益性を持たせることは可能です。

最初は大変ですが、超えていくことができれば選択肢も増えていくので、是非チャレンジしてみてください。

関連記事:ブログの始め方と人気ブログの作り方を完全初心者向けに解説

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小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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