ブログサイトを運営している場合、用意しておきたい情報ページはいくつかあります。
その中でも、特に重要なページとして用意しておきたいのが下記の3つです。
- 運営者情報(プロフィールページ)
- プライバシーポリシー(個人情報や個人関連情報の取り扱い方針)
- サイトポリシー(利用規約や免責事項等)
この他にも、Webサイトやブログサイト内の運営で提供しているサービス内容によっては、「特定商取引法に関する表記」に関する個別のページも必要だったりします。
関連記事:プライバシーポリシーと免責事項、利用規約の書き方を徹底解説【ブログ向け】
現状は、純粋にブログサイトで記事を書いている中では必要なページや表記は、上記の3つになります。
次章より、本記事ではブログ運営者情報の書き方について解説していきます。
ブログの運営者情報は必要?
ブログの運営者情報ですが、Webサイトのカラム数が2カラムのレイアウトになっていれば、最低でもサイドバーにブログの運営者情報は必要と感じています。
特に、扱っているテーマが専門的であれば尚更、サイト内のどこかに、サイト訪問者がいつでも運営者情報を確認出来るように運営者ページを作成しておいたりする必要があると考えています。
Webサイトを運営する以上、検索エンジンから高い評価を得て、ユーザーが検索したときに上位に表示されるようにするためにも、ユーザーにとって必要と思える運営者情報は作成していきましょう。
例えば、Google検索セントラルでは、ユーザーへのメリットを考えた場合について、下記のように記載されています。
専門性に関する質問
コンテンツは、明確な情報源、掲載されている専門知識の証左、著者またはコンテンツを公開しているサイトの背景情報(例: 著者のページへのリンク、サイトの概要ページ)を示すなど、掲載内容が信頼性の高いものであることを示すための情報を提供していますか。
専門性に関する質問|Google検索セントラル
という記載がハッキリと記載されています。
なので、当ブログの場合は1カラムレイアウトなので、なるべく多くの場所にブログの運営者情報が見えるように情報を記載しています。
ブログの運営者情報が記載されている場所
当ブログの場合は3ヶ所に記載しています。
- 各ブログ記事の下部に記載
- 個別に作成したプロフィールページ
- 運営会社情報ページ
の3ヶ所です。
その中でも、個別に作成したプロフィールページは、運営者情報としては1番内容が厚いコンテンツになっています。
ブログの運営者情報は実名のほうが良いのか?
ブログの運営者情報は、匿名(或いはペンネーム)でも実名でも、どちらでも良いと考えています。
というのは、ブログサイトの運営から、どの方向性に向かって進んでいくかで、最初から実名のほうが良いのか、匿名のほうが良いのかが変わってくるからです。
筆者の場合、正直、今となっては個人で運営して全てのWebサイトが匿名でも良かったなと考えています。
なので、検証用で運用している多くの副サイトは、運営者情報などの必要最低限の情報はありますが、匿名状態にしているのが現状です。
関連記事:ブログは実名と匿名のどちらが良いのか?分かりやすく解説
ただ、取り扱うジャンルや内容によっては、実名でないと情報の信用性にも関わる部分があるので、このあたりはWebサイトごとに変わる部分だと考えています。
ブログの運営者情報に記載する内容は何にすればいいのか?
ブログの運営者情報は、その情報が表示される場所によって大きくボリュームが変わります。
例えば、2カラムレイアウト構成だったとして、サイドバーにある運営者情報が数千文字に渡って記載されていても、それはメインコンテンツを邪魔してしまう運営者情報のサイドバーになってしまいます。
ブログの運営者情報で何を書けば良いのか、次章にて解説していきます。
ブログ運営者情報の書き方
ここからは具体的に運営者情報が記載される場所によって、どのような情報を記載していけば良いのかを解説していきます。
ブログサイトのサイドバーに表示される運営者情報
2カラム以上の構成でブログサイトを運営している場合は、ほぼ、サイドバーのファーストビュー(ユーザーがWebサイトにアクセスしたときに最初に見える場所)に運営者情報が記載されています。
ここでの内容は、なるべくシンプルにブログ記事のディスクリプションを書いていくイメージで、100文字〜150程度の文章ボリュームで書いていきましょう。
ブログサイトで扱っているテーマが専門的なものであれば、所有している資格や許認可関係の情報など、重要な情報をメインに書いておくのが有効です。
各ブログの最下部にブログ記事を書いた人や運営者情報を記載する場合
当ブログ(ユニコブログ®)では、各ブログ記事の最下部に運営者情報を記載しているのですが、750文字程度の運営者情報を記載していました。
文字数の多い少ないは別として、簡単にまとめると、下記3つの情報を運営者情報として記載しています。
- 今やっていることや自分の環境など
- 今までの経歴や経験及びスキル
- 資格情報や特筆して書いておきたいこと
になります。
最近は、資格によってはデジタル証明書が発行されていることもあるので、この部分に書く資格情報で、デジタル証明書などがあれば、リンクしておくのも重要です。
個別に運営者情報ページを作成する
筆者が特に重要視しているのが、「運営者情報を個別のページとして作成する」ということです。
最近は、新たにWebサイトを作成したり、新しいSNSなどのアカウントを作成した場合、この個別に作成した運営者情報ページをリンクするようにしています。
当然に、個別ページとして作成するので、文字数に制限はなく(全部読んでくれるかは別として…。)情報が記載できるので、運営者情報として書けることは全部書いています。
先ほど紹介した、自分の環境、スキル、資格情報以外にも、履歴書のような詳細情報、所有している知的財産、趣味なども書いていきます。
このブログの場合は、情報発信の始め方やブログサイトの成長を成功させることがテーマの1つなので、実績も記載しています。
そして、それを第三者が運営している調査会社などにリンクして、その実績が外からも見られるようにしています。
筆者のプロフィールページの文字数を確認したら19,613文字になっていました。
丸三年間、ちょこちょこ実績とかプレスリリース内容をリライトしていたら、こんな文字数になってしまいました。
2万文字近くまで書く必要はないのですが、提供しているブログサイトのテーマやコンテンツの信頼性を高めるための内容は、くまなく書いていくことが重要です。
運営者情報と企業情報などは分けたほうが良いのか?
これについては、会社の規模や、運営者の好みの部分も入ると考えているのですが、筆者の場合は基本的に筆者自身のことと、会社情報については分けて個別のページを作成しています。
参考リンク:運営会社情報
こちらでは、会社の基本的な情報や、取得している知的財産などを中心にした内容を記載しています。
ブログの運営者情報を書いてWebサイトの信頼性を上げる
ブログに限らず、Webサイトを管理している、またはブログサービスを利用してブログ記事を書いている人の情報は、情報の信頼性を高めるための大事な情報になります。
最近では、Google検索セントラルでも、E-E-A-Tというページが追加され、信頼できる情報の考え方について記載があります。
そのようなことから、Webサイトの運営者情報はWebサイトの各所にしっかりと記載しておき、メインコンテンツとなるブログ記事内の情報や内容が信用してもらえるようにしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。