Googleの検索結果に出てこない時にやれることをコンテンツ制作視点で分かりやすく解説

Googleの検索結果に出てこない時にやれることをコンテンツ制作視点で分かりやすく解説

ブログ運営の期間も数ヶ月程度になった辺りでブログサポートをすることになった時に、質問として共通でよくあったのが下記の内容です。

  1. Googleの検索結果で上位がとれない
  2. Googleの検索結果にそもそも出てこない
  3. どうすればGoogleの検索結果に出てくるようになるのか分からない

本記事では、これらについて分かりやすく回答していきたいと思います。

この記事の内容
  1. Googleの検索結果で上位になるとは?
  2. Googleの検索結果に出てこない時の対処法
  3. アクセス数を増やすためのブログ記事コンテンツ制作の仕方

これら3つについて解説をしていきます。

まずはGoogleサーチコンソールで状況確認

Google検索に関する、ユーザーからの検索結果でどのように表示されているかを把握するために、本記事の後半でも書いているのですが、なんといっても、まずは状況確認をすることが大事です。

本記事のタイトル通り、まさに今回は「Googleの検索結果」なので、Googleサーチコンソールを設定することが何よりも1番の対処方法になります。

Googleの検索で上位に表示されるようになるには?

Googleの検索で上位に表示されるようになるには?

まず、この「Googleの検索で上位に表示されるようになるには?」という質問なのですが、これってスゴく回答が難しいし、正確な答えを持っている人っていないと思う内容です。

例えば

  • 何の検索クエリで上位がとりたかったのか?
  • その検索クエリの上位表示難易度はどれくらいなのか?
  • その検索クエリで上位をとる意味は何か?

最低でも、上位の3つをよく掘り下げてヒアリングをしていきながら一生懸命に対応するキーワードを抽出して考えていかなければなりません。

何のためにそのブログ記事を書くのか?

収益化を考えていない日記ブログの場合であれば、リライトによる改善方法で試しながらゆっくりとやっていけます。

しかし、ブログを収益化していくのが目的の場合は、上記3つの問いについてしっかりとまとめていきながら「何のために」そのブログ記事を書いたのか?

という事をしっかりとまとめて行かなければいけません。

また、「その検索クエリの上位表示難易度はどれくらいなのか?」についてもよく調べる必要があり、ブログを収益化するのにキーワードボリュームは関係ないというブログ記事でも取り扱ったのですが、例えば、ブログのWordPressテーマで考えてみたいと思います。

例えば、ブロガーとしてもエンジニアとしても大成功しており、その方が作成したWordPress用のブログテーマがあったとします。

WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介

キーワードボリュームの難易度と収益性は一致しない

キーワードボリュームの難易度と収益性は一致しない

例えばの話しとして「絶対」、「稼げる」、「WordPressテーマ」という3つのキーワードと「WordPressテーマ」、「おすすめ」の2つの、月間検索ボリュームは、2つのキーワードの方が100倍以上も多くて、スゴくキーワードボリュームが違うのですが、WordPressテーマの購買意欲で考えると、先の3つのキーワードの方が強いとも言えます。

あくまでも一例なので、両方のキーワードで1位を取れるのがベストですし、CVR(コンバージョンレート)を比較しないとより正確な情報を得ることは出来ないので、例えばの話しになってしまいますが

2つのキーワードでのCVRが0.1%

3つのキーワードでのCVRが10%

だったとしたら、3つのキーワードでの上位表示を目標に1位を目指してユーザーに役立つブログ記事を書いていった方が、検索上位を得られる可能性は高くなるので、収益化に成功する確率は高くなります。

また、先述したキーワードは検索画面で広告が出しにくいキーワードでもあるので、それらを考慮すると、筆者の場合は3つのキーワードでブログ記事のコンテンツ制作をしていった方が良いと考えています。

上位サイトをあまり気にしない

SEOの基本なところで考えると、ちょっと変な話ですが、あるキーワードで全てのサイトがほとんど同じ記載内容だったらどうでしょう。

検索エンジンとしては、少ないボリュームで専門家がより正確性が高い情報を提供しているサイトを抱いた方が良い場合や、色んな考え方があって良い場合など、キーワード、および検索クエリに関しては色々な状況が出てきます。

この場合、特に収益化を考えている場合には、まずは様々な意見が合っても良いキーワードで書いてみることをオススメしています。

また、X(旧Twitter:@ReonaKobayashi)でも下記のような感じで5つのポイントを記載しています。

検索結果を改善する定番ポイント以外にも意識する必要がある5つのポイント

リライトをしながら、検索結果の表示順位を向上させるためのポイントは5つあります。

  1. 誤字脱字がないか?
  2. 同音異義語で間違えている漢字などはないか?
  3. 新しい情報に更新する必要がある項目があるか?

上記3つのポイントは、もう「必ずやるべき事」として、それ以外にも意識して書いていくための5つのポイントがあります。

参考SNS:X(旧 Twitter)Googleの検索結果に自分のブログ記事が出てこないという時|ReonaKobayashi

上記のX(旧Twitter)について書かれている5つの事項についてもう少し解説します。

  1. ページ内コンテンツのオリジナル性を高める
  2. 「知識」に加えて「知恵」になり得る「単語」を追加
  3. 読み手の感情を文章で探る(?を付ける)
  4. 新しく気づいたことを伝える
  5. 上位のサイトは気にしない

① ページ内コンテンツオリジナル性を高める

作り方は人それぞれなのですが、あまり狙ったキーワードに表示される現状上位のサイトを研究しすぎてブログ記事を構成すると、かなり似たような構造になってきますし、各内容もかなり被ってくるようになります。

検索クエリが説明ボリュームが少ない物になればよりコピー率も上がってしまうでしょう。

なので、ブログ運営の初期段階であれば、とりあえずは自分の言葉や考えで書いてしまうことをお進めします。

② 「知識」に加えて「知恵」になり得る「単語」を追加

これもちょっと抽象的になってしまいますが、「知識」に加えて「知恵」となる単語をブログ記事のコンテンツの中に入れていきながらブログ記事を作ってみましょう。

一例としてはこんな感じです。

例えば、WordPressテーマについは、当ブログではSTORK19というブログテーマを利用しているのですが

WordPressテーマとは、SEO(検索エンジン最適化)まで考慮されて、さらにユーザーの動線考慮まで設計済みにまでなっているものが多く、その上で自分なりのカスタマイズも出来るようになっているWordPress専用のサイトデザインパッケージの事を指します。

このような形で、ブログ記事を書いている中で専門用語と思われる事が出てきた場合は更に引用で正確な意味を解説するか、脚注などの補足を付けて用語の意味を解説して、知識として読者が理解しやすいようにしていきながらブログ記事を制作していきます。

脚注ブロックがWordPressの標準機能として組み込まれた話やカスタマイズの解説

③ 読み手の感情を文章で探る(?を付ける)

ブログ記事のリード文(1番最初の目次までの最初の文章)で、読者の疑問を最初に洗い出しておく手法です。

バシッとそこに書いてあるリード文がハマった場合には、最後まで読んでくれる可能性はとても高くなります。

④ 新しく気づいたことを伝える

特に、内容が被りやすいキーワードを選定しているときには重要なポイントです。

ココについてはシンプルで、「自分の体験談を文章にして書く」ということです。

さすがに自分の体験まで全く一緒のかぶり方をするのはほとんど無いでしょうから、ここから先ほど①番で書いた「オリジナリティ」を出していくことが可能になります。

⑤ 上位のサイトは気にしない

何回もこの部分は強調したいところです。

狙ったキーワードで上位のサイトは、正直、あまり深く調べずに気にしないことです。

あくまでも自分の経験や、調べたことから得た知識による言葉で、文章を書いていくのが良いと考えています。

一度、ブログ記事を作成してから、文章構成や見出しで使っているキーワードの内容や位置を、参考程度にするくらいの方が良いと考えています。

無理やり気にするところとしても、Webページの表示速度とか、それくらいでしょうか…。

せめて、それくらいかもしれないです。

実際に利用しているレンタルサーバーを徹底比較してオススメできるサービスを解説

Googleの検索結果に出てこない時の対処法

Googleの検索結果に出てこない時の対処法

Googleの検索結果に出てこない時の対処法はとてもシンプルです。

シンプルというのは、筆者自身が当ブログを含めたブログの収益化に当たって行っていることはとてもシンプルな事ばかりだからです。

  1. ガイドライン概要|Google検索セントラル を確認する
  2. 検索エンジンに見つけてもらいやすくする施策をおこなっておく
  3. 検索結果にどのように表示されるか分析をしながらリライトでブログ記事を改善していく

この3つだけでGoogleの検索結果に出てくるようにブログ記事を改善していくことが可能です。

Googleから公式にGoogle 検索での掲載順位を改善する、Google Search Consoleという無料で利用できるツールもあるので、お金をかけずに改善することが可能です。

アクセス数を増やすためのブログ記事コンテンツ制作の仕方

アクセス数を増やすためのブログ記事コンテンツ制作の仕方

正直、目的によってはアクセス数はあまり関係がないですし、特にブログ型サイトでは、扱うテーマやジャンルによって、そもそも全体で検索されるボリューム、ビジネスで言えば市場規模というものがあるので、アクセス数を増やすことを目的にするより

そのサイト自体の存在意義を高めるためにどんなコンテンツが必要か?

を突き詰めていった方が良き方向に転じていくと考えています。

でも、

  1. 日記ブログ
  2. 趣味ブログ
  3. 雑記ブログ

当ブログのように雑記ブログであれば、好き放題に書いているだけでも、前章で書いていったことを守っていきながらブログ記事を書いていけば、あまり難しいテクニカルな事をWebサイトでやったりしなくても、ちゃんとブログサイトは育っていってくれます。

大きなアクセス数を目指すよりも、検索クエリからユーザーの求めている情報とキーワードの整合性を突き詰めていく方が、収益化がしやすいブログサイトになるのでオススメです。

と分かっていても、スゴく大きなキーワードボリュームでの上位表示って目指したくなっちゃいますよね…。

スゴくその気持ち分かります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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