ブログは古い?Webマーケティング全体の中で活用されている事例を分かりやすく解説

ブログは古い?Webマーケティング全体の中で活用されている事例を分かりやすく解説

ブログをやる意味について書いたブログ記事と若干、内容が被ってしまいそうですが書いていきたいと思います。

最近はChatGPTが出てきてから、ブログサポートをしている方々に、「ブログは完全にもう古いのでは?」とか、「ブログを続ける意味があるか?」など、色々な質問をいただきました。

筆者の回答としては、「ユーザーが検索する方法に大きな変化が生まれる具体的な技術の1つ」が、一般ユーザーが使える形となって表れた例として、まずは自分で続々と出てくるAI生成コンテンツで色んな体験をしてみて、実際に使ってみてほしいと伝えています。

そして、ブログ運営には古いとか新しいなどの考えは必要ないと答えています。

ブログは時代遅れなのか?

ブログは時代遅れなのか?

筆者自身は、ブログを含めてWebメディア自体の新鮮さについては、古いとか新しいとかの考え方を持っていません。

  1. SNSのタイムラインやニュースメディアのように次々と流れてしまう情報
  2. ノウハウやマニュアルなどのようにまとめられている情報
  3. 日記などの体験や何かのプロセスや日々記録されて残されていく情報

などの大方の情報分類がある感じです。

言いやすさから、「フロー情報」、「ストック情報」みたいに言ってしまっていますが、ブログや、例えば、ノウハウを検証しながら積み上げて書いていくテキスト情報の種類として、日々記録されていく情報の類いなので、ブログ型Webサイトは今後も何らかの形で日々、多くの人が書いていくだろうし、Webマーケティング施策の中で残っていくと考えています。

ブログはマーケティングの中で自由な位置に置ける

ブログはマーケティングの中で自由な位置に置ける

ただ、ブログ型サイトを含むWebサイトへの集客に関して、少なからず影響が出てくるテーマやジャンルがあると考えています。

具体的には

  1. Q&A形式のコンテンツサイト
  2. 当ブログのような初心者向けの何かの始め方や使い方コンテンツ
  3. 情報更新性が非常に低い固定されたマニュアル系コンテンツ

このあたりは、先ほど紹介したChatGPTのような検索フォームで質問すれば、その場でAIが精度の高い回答をするような検索方式が当たり前になってくることが分かってしまったので、その流れにのるようなかたちで検索サービスのUI(画面)自体に影響があるかもしれないです。

そのために、GoogleからもE-A-Tから更にE(Experience:経験)が足されて、E-E-A-Tという形になっているのだなと考えています。

参考リンク:E-E-A-T と品質評価ガイドラインについて|Google検索セントラル

とはいえ、ブログ型のWebサイトも含めて、Webサイトは何かの目的を達成させるための機能として、入り口(リーチ)から出口(コンバージョン)までのなかで、どの位置においても良いメディアという立ち位置を確保できます。

したがって、何か新しい事を行おうとする中で、ブログメディアはどの位置になるのか?のほうが、正しい問いに出来ると考えています。

ブログを組み込んだ集客の方法

ブログを組み込んだ集客の方法

例えば、本記事執筆時点(2023年02月05日)で、日本のブログサイトはWebマーケティングプロセスの中で、幅広い活躍をしています。

その一例として

  1. ブログからLINE公式アカウントへ集客する
  2. ブログからメルマガの登録などへの導線を作る
  3. ブログアフィリエイトで直接サイトから収益が上がる設計をする

この他にも色々ありますが、上記のように、何か目的を達成させるためのスタートにもなるし、通過点、そしてそのブログ内のコンテンツから売上が立つような目標地点を設定する事も可能です。

ブログとSNSで集客の連携をする

ブログとSNSで集客の連携をする

ブログは双方向性にSNSのコンテンツと繋げることが可能です。

ブログとSNSのアカウントとどちらがメインになるかによりますが、どちらにしても、ブログはSNSなどのタイムラインによって流れてしまった情報のURLを共有して、サイトのページにコンテンツとして埋め込むことが可能です。

また、SNSからブログへ送客して行きたい場合は、SNSのプロフィールページにURLを記載しておいたり、何かのコメント時に関連リンクとして自分のブログコンテンツURLを記載する。

複数のブログサイトを運営していて、それをSNSに盛り込みたい場合は、リンクを並べて紹介できる色々なプロフサイトを利用するなどの方法もあります。

関連記事:SNSのプロフィールで役立つプロフサイト作成Webサービスを紹介

どちらにしても、ブログのほうは情報を留めておくことが出来るので、SNSからどのような興味を持ってもらってサイトに来てほしいか考える必要は出てきます。

無料ブログサービスとの併用

無料ブログサービスとの併用

もしも検索からの流入がそのまま期待できないとしたら、実際にどう変化していくか。

現段階では、まだ様子を見る状況もありますが、いくつか対策をとっておくことは可能です。

  1. noteなどのアクティブな利用人数が多いWebメディアを副サイトとして活用する
  2. 利用者の多いSNSにディスクリプション付きで定期投稿できるようにしておく
  3. 内容によってはブランディングしていくためのSNSを育てておく

検索エンジンからの流入がどうなるのか、未知な部分が多い場合に利用できるのがアクティブな利用者が多いWebメディアを副サイトとしてコンテンツを積み上げておく方法です。

この場合、少し言い方が難しくて、アクティブなプラットフォームにコンテンツを積み上げておくなら、ブログサイトではなくてLP(ランディングページ)でも良くないか?というように広がっていってしまうのですが、筆者の場合は、気が向いたら訪問してくるユーザーの方向を変えられるように、アカウントを開いて、気が向いたら雑記的に書いたりする程度の事をしています。

今回、ChatGPTのようなプラットフォームが検索フォームに、どのように影響を与えていくかによって運営の仕方を変えていくかもしれないのですが、現状はそのような感じです。

なので、筆者の名前で小林玲王奈と検索すると、たくさんのWebプラットフォームでアカウントを作って雑多に色々と書いているのが分かります。

指名検索でユーザーの流入を高める方法も良いのですが、筆者自身がその方法をとるのは苦手ですし、かなりハードル高いです。

指名検索を得るための名前からどうするのか、ゼロから有名になるまでを先に設計しないと、これはかなり厳しいです。

ブログの強みと弱みを把握する

ブログの強みと弱みを把握する

ブログは古いとか、ブログはオワコンとよく言われますが、インターネット広告市場が伸びている中で、引き続きブログ運営をする人が新たに出てくるのは変わらないと考えています。

まず、一例として当ブログ(ユニコブログ®)もそうですが、ブログの場合はレンタルサーバーは独自のドメインで運用してコンテンツを積み上げていき、Webサイトを成長させていくことで、かなり強力な集客パートナーになってくれるということです。

関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説

弱みと言えば、ブログ運営はサイトが成長するまでに時間が掛かる

これが1番だと考えています。

例えば、Webサイト運営の初心者として、最初からサイト内コンテンツを全て設計して作るということはまずないでしょうから、それを加味すると、どうしてもサイトが成長していく時間というのが、ブログに限らず、Webメディア系の弱みの部分でもあります。

有名人であったり、SNSでスゴく人気な方の場合は、ブログサイトが出来たらSNSであっという間に広げることが出来ますが、一般人には難しいです。

ブログメディアの運営は様々な面で役に立つ

ブログメディアの運営は様々な面で役に立つ

ブログは古い?の問いには、Webマーケティング上のポジションによるので、ブログは古いとか新しいという視点で見るものではありません。

Webマーケティングの中でどのように目的を達成するのか?

その設計図にどのように組み込んでいくのか?

というような形なので、あまり、そのあたりは気にしなくて良いというのが筆者の考えです。

ただ、本記事の冒頭でも紹介したとおり、日々、検索のあり方も技術の進歩によって変化していきます。

その中で、どのように目的を達成するのか?自分の情報発信をどうやって、誰に届けられるかは変化していきます。

状況は常に変化していきますが

  1. OpenAI
  2. Google検索セントラル
  3. X(旧Twitter)

などの大きなプラットフォームやSNSサービス、検索エンジンサービスのフォーラムやコミュニティーでの議論や、公式からの発表など、最新情報を把握しながら勉強しておくと、スキルアップにかなり繋がるので、日々追いかけておくと良いと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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