ブログサポートをしていると、ほぼ全ての方から来る質問として
「SNSは何をやったら一番良いですか?」
という質問です。
結論としては、自分に合ったSNSを育てていくのが一番なのですが、正直、ブログサイトを育てるよりSNSを育てる方が難しいかもしれません…。
なので、SNSを育てる時間も重要ですが、まずはブログサイトにアップしていくブログ記事制作を優先していきましょう。
SNSでブログに集客できるのか?
結論としてはYesです。
例えば、X(旧Twitter)やacebook、LinkedInなどでブログ記事を書いたことをアップすれば、それなりの集客をすることが可能です。
有名なブロガーや、芸能人などの場合は効果大。でも普通の場合は?
有名なブロガーや、芸能人などの場合は違うかもしれないのですが、筆者くらいの小粒ブロガーだと、一瞬はアクセスが上がりますが、持続性はありません。
SNSは情報が絶え間なく流れ続けるので単一的な情報で集客し続けられない
SNSはフロー型で情報が流れていくので、あっという間に自分のタイムラインからですら、すぐに個別のブログ記事などは見えなくなっていきます。
また、以前にアップした情報をリライトして再度アップしても、反応率は一気に落ちます。
アカウントを作成してブログ更新を流しておくのがちょうど良いかも
SNSはフォロワーに役立つ情報を届けつつ、コミュニケーションをとりファンを増やしていく形になるので、ブログ記事を描き続ける思考のプロセスとはアプローチの仕方がかなり違います。
細やかなSNSの発信をし続けることが可能であれば良いのですが、結構大変です。
なので、「とりあえず連携しておきたい」という気持ちがあれば、アカウントを作成して、ブログ記事をアップした時にSNSに自分でシェアするくらいでOKです。
ブログ運営とSNS連携
ブログ運営をして行く中で、SNSと連携することは否定しません。
けれど、SNSを育てていくためには、とてもパワーが必要になります。
まして、ファンを増やしていくためのコミュニケーション設計などを組んでいくとさらに難しくなっていきます。
ブログとSNS連携をしている感を出すならアカウント作成と自己シェアだけでOK
筆者の場合、SNSとの連携について相談された場合、SNSを育てることよりもブログサイトにコンテンツを積み上げていく方向性を優先するようにおすすめしています。
それでも、「どうしてもSNSとの連携感を出したい」みたいなことも多く言われます。
その場合は、主要なSNSのブログアカウントを作成しておきブログと繋げておきます。
その後、各SNSアカウントに、ブログ記事のアップをしたら、自己シェアしておく感じにします。
プロフィールサイトの作成でストック情報として入り口を増やしておく
筆者の場合、サポートしている方がSNSとの連携を始める場合は、Web上に多くあるプロフィール作成サイトへの登録も進めていくことをオススメしています。
● SNSのプロフィールで役立つプロフサイト作成Webサービスを紹介
ペライチなどはプロフィール専用のサービスではないのですが、プロフィールページ作成用テンプレートがあるので簡単にプロフィールサイトが作れます。
プロフィールサイトは、1度登録してしまえばこまめにアップデートする必要はありません。
ブログ運営の中で特に知ってもらいたいブログ記事などが出来上がったときに更新するくらいで大丈夫です。
多くのプロフィールサイトに登録していくと、ちょこちょことプロフィールサイトからの訪問がきます。
ブログ運営初期は、GoogleやYahoo、bingなどからの訪問はほぼないので、少しでもアクセスがくると嬉しいというのもありますので、無料で利用できるサービスばかりなので登録してみましょう。
SNSと連携しなくてもブログは運営していけます
ブログサイトはSNSと連携しなくても大きく育てていくことは可能です。
最近のユニコブログ®は月間20万PV前後ですが、ほぼ全てが検索からの流入です。
SNS運用が負荷にならないのであれば是非やっておいた方が良いですが、SNSの運用で疲れてしまい、ブログ記事の更新に影響が出てくるくらいなら、ブログ記事作成に集中した方が良いです。
SNS連携でどれくらい集客できているのか調べたいときは?
有名なブログなどが、どれくらいSNSで集客をしているのかなどについて調べたいときは、ちょっと実数より低めの数字が出ますが、Similarwebを利用すると便利です。
試しに、このブログのTOPページのURLを入れると、本記事の執筆時点では月間約20万PVのうち、9割が検索流入という結果が出てきます。
ブログとSNSは使い分ける
最近は、SNSだけでも収益化をする手段がかなり増えてきました。
けれど、筆者の感覚だと最初からフォロワーがたくさんいる有名人じゃないと厳しい印象が強いです。
情報発信には2つの特性があり、それぞれ特徴が違うので、特性を活かした運用方法が必要になってきます。
ストックコンテンツとフローコンテンツ
情報コンテンツにはストックコンテンツとフローコンテンツがあります。
ブログはストックコンテンツ
ブログのように、何か付いて書いた記事などは、ストックコンテンツとして残ります。
扱うテーマや内容によっては長い期間、読者に役立つコンテンツとして残り続けます。
SNSはフローコンテンツが多い
SNSのアプリは、フローコンテンツが多いですね。
特にX(旧Twitter)などは、自分が発信した情報があっという間にそのテーマのタイムラインから消えていきます。
ブログ運営でSNSを利用する場合は拡散用途だけに徹底する
ブログ運営をしている場合は、SNSは収益化するアカウントではなく、拡散用のアカウントとして育てて行きましょう。
けれど、冒頭でも書いているとおり、ブログ記事の運営に支障をきたさない範囲で利用することをオススメします。
ブログ運営は、コツコツと良質なコンテンツ制作を続けていれば6ヵ月〜12ヵ月位すると急にアクセスが増えるようになります。
SNSによる集客に頼らなくても、ブログ記事をゆっくり積み上げていきましょう。
SNSは運営者アカウントとブログアカウントを分ける
SNSの大半のアプリは、複数のアカウントを作成して運用することが可能です。
SNSの運営スタイルにもよるのですが、可能であれば運営者アカウントとブログアカウントを分けておくと、自分でシェアをするときに便利な面が多くあります。
- ハッシュタグを使い分ける
- 添えるメッセージを変える
- 集客用と収益用でシェアするブログ記事を変えていく
ざっくりと3つメリットを紹介しましたが、実際に運用するとこの他のメリットが多く出てきます。
特に収益化に特化したブログを作成するときは、SNSアカウントを分けておくと便利です。
ブログのテーマに沿ったお役立ち情報を入れつつ、ブログ記事を更新したらアップするみたいな流れを組むことでSNSを活用することも出来ます。
ブログ運営でSNSコンテンツを利用する場合
SNSとの連携は様々なパターンがあります。
先ほど、SNSは拡散用途に徹底する旨を書きましたが、一応、SNSコンテンツを活かすパターンを紹介します。
ブログ記事の中にSNSコンテンツを埋め込む
ブログコンテンツの各記事で、リード文か最初のみだし辺りに自分のオリジナルのツイートを埋め込んでSNSをコンテンツの一部にする場合は、SNS連携としてありのパターンもあります。
ブログ記事内に他のブログ記事と被らないオリジナル部分を作成するのに有効な手段です。
ただ、埋め込む場所やサイトの作り方によっては表示速度に大きく影響してきます。
また、SNSを埋め込んだ部分はコンテンツとして検索エンジンにどう影響するかについても、使用するコードによって変わるので注意が必要です。
例えば、X(旧Twitter)のツイートを<figure>〜</figure>要素でブログ記事埋め込んだ場合を解説します。
例えば、<figure>〜</figure>で埋め込んだ中身の文章はコンテンツになりません。
別途、ツイート内容をテキストでブログ記事内に入れてあげることで、その後の文章との関連性を作ることが可能になります。
SNS連携でシェアボタンは必要か?
筆者の場合は、このユニコブログ®に関してはシェアボタンは使用しなくなってしまいました。
シェアされることがないからですね 笑
サイトの表示スピードも考えると、使われていないのであれば余計なモノはない方が計測系のサイトで良いスコアが出せるようになるので、今はそうしています。
また、スマホで見られる方が多いので、シェアボタンがないのにシェアしてくれている方は、おそらくブラウザの機能を利用していると思います。
ブログとの連携でSNSフォローボタンは必要か?
コレについても、筆者の場合はほとんどクリックされていないので 笑
このブログでは利用していません。
けれど、収益として情報発信をしている場合、運営されている方によって収益ポイントが各々で違うと思うので、最終的にどのメディアやSNSを収益の着地点にするかによって使い分けてください。
まとめ|ブログとSNSの連携はブログコンテンツの積み上げを優先する
筆者の場合は、検索流入によるブログサイトの育成を得意としているので、あまりSNSとの連携によるブログ運営に時間はかけていないのですが、SNSは、自分のブログサイトを知ってもらえるきっかけを作ってくれる可能性は常にあります。
ブログを始めたときに、元々フォロワーがたくさんいらっしゃるようでしたら、SNSとの連携はブログサイト育成に大きく貢献してくれます。
大事なのはブログを長くコツコツと更新していくことです。
まずは、ブログサイト自体のコンテンツを厚くしていくことを優先していきましょう。
ブログが大きく成長してくれると、そのブログを収益化することが可能になり、大きな収入の窓口として活躍してくれるようになります。
それらを実現させるためにも、こつこつと頑張っていきましょう。