WordPressのプラグインとは、WordPressの機能を拡張・拡大し使いやすくしてくれる便利なツールです。
まず、Webサイトコンテンツの管理に使われるCMSのWordPressがもっているメリットは、WEB初心者でもカンタンにブログやWEBサイトが作れる点にあります。
合わせて、プラグインも同様に、複雑なコードやプログラミングの知識なしで、WordPressで管理しているWebサイトの機能を増やしてくれます。
本記事では、ブログ(WordPress)運営でおすすめのプラグインを紹介します。
また、プラグインの導入方法や安全性についても詳しく説明しましょう。
これからブログをはじめる方、WordPressについて学習したい方は必見です。
- WordPressのプラグインと?
- WordPressでおすすめのプラグイン
- WordPressプラグインの適正数、安全性
目次
おすすめのプラグインを導入する前に注意事項があります
本記事では、WordPressにインストールできるプラグインを利用していますが、WordPressのサイトデザインテーマには、本記事でオススメしているようなプラグインを入れなくても、すでにそのWordPressテーマに機能として実装(プラグインを入れなくても使える)されていることがあります。
管理しているWebサイトにインストールする前に、現在利用してるWordPressテーマのガイドラインを、再度、参照してから導入の是非を検討してください。
プラグインとは?
プラグインとは、もともと「ソフトウェアに追加する機能拡張プログラム」のこと。
プラグインを使用すると、ソフトウェア上で出来ることや使える機能が増え、ソフトウェアがグレードアップされます。
本記事ではWordPressに機能を追加するプログラムのことを「プラグイン」と記述しますが、WordPressとプラグインは切っても切り離せない関係にあり、実際にプラグイン無くして「WordPressは使えない」といっても過言ではありません。
WordPressのテーマによってはプラグインは少なくていい
プラグインは便利な機能を持つものが数多くありますが、多くのプラグインをインストールするとサイト表示のスピードに大きく影響してきます。
また、有料テーマはブログ運営に最適化された多くの機能が盛り込まれています。
例えば、このブログのテーマは「STORK19」を利用していて、下記のプラグインを使用しています。
使用しているプラグインは7つだけです。
※ 2021年11月から、プラグインの構成をかなり変えました。
以前使用していたプラグイン
- AIOSEO(WordPressテーマによっては必要ない場合があります)
- Autoptimize
- Category Order and Taxonomy Terms Order
- Site Kit by Google
- Table of Contents Plus
- WP Multibyte Patch
- WP-Optimize – Clean, Compress, Cache
- SiteGuard WP Plugin
現在のプラグイン
現在は下記の有料プラグイン含めた構成がメインになっています。
また、現在、SEOアフィリエイトで収益性の高いWebサイトを作りやすい特化ブログのWordPressテーマとして
の3つの有料WordPressテーマを利用しています。
上記のTHE THORですが、THE SONICに加え、これもConoHa WINGのコントロールパネル上から、割引で購入が可能です。
特に上記の場合
- AIOSEO
- Table of Contents Plus
- SEO Press
などのSEO関連のプラグインを減らすことが出来るようになります。
WordPressで使えるおすすめ記事表示に使えるプラグイン
上記の有料ブログテーマは様々なSEO対策が済んでおり、デザインも素早く整えることが可能です。
エディターの機能も豊富なので
- よく読まれている記事
- お薦め記事
- 読まれている記事ランキング
このあたりの機能については、プラグインを入れなくてもWordPressテーマ上で設定することが可能です。
そんなところからも、上記のWordPressテーマなどは。ブログ記事制作に集中できるのが良い所です。
ブログの収益化を考えているなら、ブログのコンテンツ量が多くなる前に切り替えた方がいいですね。
有料のWordPressテーマで効率良くサイト設計まで済ませてしまって、プラグインのインストールも早々に終わらせて、コンテンツ制作に入ってしまうことが大切です。
それでは、プラグインの仕組みに入っていきましょう。
プラグインの仕組み
プラグインはその名の通り、「プラグを差し込む」ようにして使われる機能のこと。
プラグインの仕組みですが、ここではWordPressを例に説明しましょう。
WordPressとは?
WordPressは、WEBサイトを立ち上げるのに使うソフトウェアの名称です。
WordPressの機能を拡張する目的で、プラグインをダウンロードし設定します。
WordPressとは?
“WEBサイト制作のすべては、WordPress(ワードプレス)に集約されているといっても過言ではありません。
WordPress(ワードプレス)は、無料で利用できるCMSです。全世界で最もシェア率の高いCMSとしても知られ、2020年6月末の時点で世界のWEBサイトの約37%がWordPressで制作されています。”
出典元:WEBサイトの基本はWordPress|WEBサイト作成サービス7選!初心者向けおすすめツールを紹介!(ユニコブログ)より一部抜粋
WordPressに使われるプラグインには、SNSとの連携機能、スマートフォン表示に切り替える機能、記事見出しを自動生成する機能、検索エンジン最適化(SEO)の機能、セキュリティー機能、データをバックアップする機能等があります。
WordPressユーザー向けに、さまざまなプラグインが提供されており、各プラグインはWordPress上の「管理ページ」から自由にダウンロードし(WordPressに)追加できます。
プラグインはスマホアプリに似ている?
プラグインの仕組みは、iPhoneやAndroidなど、スマートフォンをイメージすると分かりやすいでしょう。
スマートフォンを購入した直後、基本のアプリしかダウンロードされていませんよね。
スマートフォンを使いやすくするには、便利なアプリをダウンロードし機能を拡張していきます。
WordPressも同様に、WordPressを使いやすくする目的でプラグインをダウンロードし、機能を拡張・拡大させているのです。
プラグインを導入するメリット
プラグインを導入するメリットをまとめてみました。
- 複雑な機能がリーズナブルに実装できる
- WordPress管理画面からダウンロードできる
- アップデートもWordPress上で完結
WEBサイト制作で複雑な機能を使うのに、毎回新しいソフトウェアを購入する必要はありません。
WordPressなら、WordPress「管理画面」から必要なプラグインをダウンロードし、必要な機能が実装できます。
そして、導入するプラグインの多くは安価(無料のプラグインも多い)で提供されており、お金を掛けずに最新の機能が導入可能。
プラグインのアップデート作業も、すべてWordPress管理画面で完結するので便利です。
当ブログでは、WordPressを使ったブログの作り方についても多くの特集記事を作成しているので、お役に立てば幸いです。
WordPressおすすめプラグイン10選
ここからは、WordPressで「おすすめのプラグイン」を10種紹介します。
SEO対策
Googleなどの検索エンジンで、上位表示されるには「SEO対策」を徹底する必要があります。
WordPressには、SEO対策に特化したプラグインがあり、GoogleやYahoo!などの検索エンジン最適化に対応しています。
AIOSEOは累計ダウンロード数「6,500万回」を突破、WordPressでは定番のプラグインです。
Googleなどの検索エンジンに「サイトマップ」や「画像サイトマップ」を送信するほか、タイトルの自動最適化、メタタグの自動生成、重複コンテンツの回避機能など。
SEO対策に必要な機能がひとつに集約されています。
特に、便利な機能としては、外部リンクの属性をスイッチボタン1つで設定できるところです。
また、同ツールは上級者向けに「カスタマイズ機能」を搭載しており、SEOの細かな調整や開発にも対応しています。
ただ、注意するところもあって、利用しているWordPressテーマによってはAIOSEOは必要がない場合があります。
また、ブログサイトのカスタマイズの状況によっては、ディスクリプションの内容が消えたり、タイトルの共通ハッシュタグで不具合が出る場合もあるので、AIOSEOは便利な分、エラーが出たときの影響も大きいので、何か少しでもおかしいと感じたら、サポートへ連絡しましょう。
基本的に、SEO系やキャッシュ系のプラグインを利用するときは、なるべくカスタマイズは避けた方が良いと考えている方です。
コンタクトフォーム
コンタクトフォームとは、ブログ内に設置された「問い合わせフォーム」のこと。
個人のブログやホームページを見ると、問い合わせフォームが設置されていますよね。
WordPressにはデザイン性が高く、使い勝手に優れた「コンタクトフォーム用プラグイン」が数多くリリースされています。
Contact Form 7は、WordPressユーザーの間で最も良く使われているプラグインのひとつです。
複数のコンタクトフォームが管理でき、メールフォームのカスタマイズ機能を搭載、スパムフィルタリング機能など、セキュリティ対策も徹底しています。
参考リンク:Contact Form 7(公式サイト)
このほかにも、確認画面付きのお問い合わせフォームが作れる「MW WP Form」も人気です。
MW WP Formは、問い合わせデータを自動保存するほか、文字数や必須項目のカスタマイズにも対応。
ショートコードで簡単に挿入できる便利なプラグインです。
参考リンク:MW WP Form(公式サイト)
カテゴリー整理
カテゴリー整理とは、ブログ記事に割り当てられた「カテゴリ」を整理する機能のこと。
例えば、当ブログ(ユニコブログ®)の場合、【ブログ関連、動画制作、LINE、映像技術、ビジネス、生活、備忘録】といったカテゴリに分かれています。
記事をカテゴリーごとに整理すると、読者が記事を探しやすく、必要な情報も見つけやすくなります。
WordPressには、こうした「カテゴリー整理」に特化したプラグインがあります。
1つ目の「Category Order」は、カテゴリをドラッグ&ドロップして簡単に入れ替え、整理できる便利なプラグインです。
2つ目の「 Adjust Admin Categories」は、カテゴリーや記事編集画面が、自由にカスタマイズでき直感的操作に優れたプラグインです。
3つ目の「Taxonomy Order」も導入後、カテゴリーをドラッグ&ドロップして入れ替え、カテゴリの表示レウアウトが自由に変更できます。
ファイル名整理
ファイル名整理とは、WordPressで使用する「画像ファイル名」を一括変更・管理できる便利なプラグインのこと。
メディアライブラリの画像が膨大になると、ファイル名の管理が面倒になり、サイト内の画像が管理できなくなります。
しかし、ファイル名整理用プラグインを使用すれば、アップロード済画像タイトルやファイル名の変更、リネーム作業、投稿記事内のimgタグも自動変更されるので便利です。
ファイル名整理で人気のプラグインに「Phoenix Media Rename」があります。
Phoenix Media Renameは、本項で紹介した機能をすべて備えており、膨大な画像ファイルを最適な状態で管理してくれます。
参考リンク:Phoenix Media Rename(公式サイト)
画像圧縮プラグイン
画像圧縮とは、WordPressに使用する画像の性質を保持しつつ、適切な状態にまでデータ量を圧縮・最適化するプラグインのこと。
重い画像を圧縮するとサイトが軽量化され、サイト表示も高速化、デバイスで開いた際にも快適な読み込みが実現するのです。
こうした「WEBサイトの軽量化」は、SEO対策には欠かせない施策のひとつであり、モバイルフレンドリーを実現する上でも欠かせませい施策です。
【画像圧縮におすすめのプラグイン】は、5つあります。
1つ目の「EWWW Image Optimizer」は、新しい画像はもちろん、既にアップロード済みの画像も劣化させることなく、最適な状態に圧縮してくれます。
2つ目の「Compress JPEG & PNG images」は画質の見た目は変わらないまま、最大50%以上容量を圧縮してくれる「画像圧縮プラグイン」です(月500枚まで無料)。
3つ目の「Imagify」は、圧縮効率の良さがウリです。ロッシー圧縮と呼ばれる不可逆圧縮を行い、画像が原因の表示速度低下を回避してくれます(無料版は月50MBまで利用可)。
4つ目の「Smush」では、三段階の中から圧縮レベルが選択可能。新規の画像はもちろん、既に投稿済の画像も段階を指定し圧縮できます(200KBの画像であれば、月125枚まで無料)。
5つ目の「ShortPixel」も三段階の圧縮が指定でき、新規画像、既に投稿済みの画像を個別で圧縮するほか、一括での圧縮管理にも対応しています。
参考リンク:EWWW Image Optimizer(公式サイト)
サイトマップ
サイトマップとは、WordPressで作成したブログやサイトの「サイトマップ」を自動で生成してくれるプラグインのこと。
WordPressには、サイトマップ機能が標準搭載されておらず、プラグインを追加する必要があります。
サイトマップがあると、読者が必要な記事や情報を探しやすくなります。
まや、Googleなど検索エンジンが「サイトの情報を把握」するのにもサイトマップが役立ちます。SEO対策を強化したい方は必ず、サイトマップを設置しましょう。
「Google XML Sitemap」は、Googleの推奨する「SEO対策」にマッチするプラグインです。
記事の公開や更新毎に自動でサイトマップを生成するほか、検索エンジンにサイトマップを自動通知、検索エンジンに認識して欲しいページの指定ができます。
参考リンク:Google XML Sitemap(公式サイト)
セキュリティ対策
セキュリティ対策とは、WordPressのセキュリティ対策を強化するプラグインです。
具体的には、WordPressで使用するログインIDやパスワードの管理、外部からの攻撃(悪質なアクセスや改ざん等)リスクブロックします。
WordPressの定番ツールに「Akismet Anti-Spam」と呼ばれるプラグインがあります。
Akismet Anti-Spamは、スパムコメントのフィルタリング、コメントのステータス機能、スパム判定されたコメントやユーザーのブロック機能を搭載。悪意あるコンテンツ公開を防いでくれます。
参考リンク:Akismet Anti-Spam(公式サイト)
関連記事:ブログにコメント欄は必要か不必要か分かりやすく解説
表示速度改善
表示速度改善とは、WordPressのページが高速で表示されるよう、表示速度を最適化するプラグインです。
WEBサイトの表示速度が遅いとSEOで低評価を受けるほか、コンバーションにも大きく影響します。
みなさんも関連するプラグインを使用し、アップロード済み画像の圧縮や、css等コードの圧縮を行い「表示速度を最適化」しましょう。
上のEWWW Image Optimizer は、画像の最適化、アップロード済み画像を最適なファイルフォーマットに最適化するプラグインです。
参考リンク:EWWW Image Optimizer(公式サイト)
このほか、WordPressにキャッシュを使用すると、サイトはさらに高速化できます。
WEBサイトには、静的ページ(テキストと画像、HTML言語)と動的ページ(ブラウザにアクセスする度にHTMLファイルで作成されるファイルのこと)の二種類があり、WordPressは動的ページに該当します。
動的ページは静的ページに比べ、サイト表示までのステップや処理工程が多いというデメリットがあります。
こうした工程を、効率よく処理するのに使われるのが「キャッシュ」の機能です。
キャッシュとは?
キャッシュは、訪問したWEBページの「履歴情報」を一時保存する仕組み。
通常、WEBページを見るには、ページのデータをダウンロードする必要がありますが、キャッシュを利用するとスマホやPC内に記録された情報を読み取り表示工程を効率化。
訪問頻度の高いWEBページは(キャッシュを使用することで)表示スピードが上がります。
WordPressには、キャッシュが導入できるプラグインがあります。
プラグインの使用により、不要なプログラム稼働やデータベースへのアクセスが無くなると、サイト表示が高速化されます。
ここで、WordPressのキャッシュ導入におすすめのプラグインをまとめておきます。
このほか、CDN(コンテンツ デリバリー ネットワーク)サービスを利用しても、サイトが高速表示されます。
CDNとは、サイトへのアクセスを複数のサーバーで分散処理する機能のこと。
「Cloud Flare」などのサービスで、CDN(コンテンツ デリバリー ネットワーク)が利用できます。
参考リンク:Cloud Flare(公式サイト)
そして、サイトの高速化に欠かせないのが「cssの圧縮」です。
WEBページを構成するコードには【テキストデータ、CSS、JavaScript】等があります。
WEBページを構成するコード |
---|
テキストデータ |
テキストのデータ(容量は小さい) |
CSS |
デザイン、レイアウトを指定するコード |
JavaScript |
画像の拡大、アニメーション等を指定するコード |
このうち、CSSとJavaScriptは JavaScriptに比べ、読み込みに時間がかかります。
サイトを高速表示させるには、CSSとJavaScript のタグの位置を調整する必要があるのですが、タグの配置方法については(専門的知識が必要なため)今回説明を省きます。
しかし、cssなどのコードを最適化するのに「コードの知識」は必要ありません。
WordPressには、コードの最適化を自動で行う便利なプラグインがあるからです。
下に、代表的なプラグインをまとめてみました。
コード最適化プラグインを導入し、表示速度を改善(高速化)させましょう!
なお、WordPressのコードは「自分でソースの記述内容を最適化したい」という方には、次の記事が参考になります。
参考リンク:自分でカスタマイズしよう!WordPressでCSSを編集する方法【初心者向け】(TECHACADEMY 公式サイト)
リビジョン制限
リビジョンには、もともと「改訂、改正、補正」といった意味があります。
WordPressにおけるリビジョンとは、更新した記事内容を自動保存する機能のことです。
WordPressでは、不要なリビジョンを削除し最適化する必要があります。
データベース容量を圧迫するリビジョンを制限すれば、WordPressの軽量化が図れます。
以下、リビジョン制限でおすすめのプラグインを2つ紹介します。
1つ目の「Database after Deleting Revisions」は、リビジョンの回数や間隔、古いリビジョンの削除、保存数の削除、データベースの最適化など、リビジョンが一括管理できるプラグインです。
2つ目の「Revision Control」は、記事の投稿保存数、古いリビジョンの削除や最適化など、リビジョン制限では定番のプラグインです。
シンプルな設計なので、初心者でもカンタンにリビジョンの管理ができます。
参考リンク:Database after Deleting Revisions(公式サイト)
装飾、レイアウト系のWordPressプラグイン
本項では装飾、レイアウトに役立つプラグインを「用途別」にまとめてみました。
WordPressの装飾・レイアウト系プラグイン |
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記事の装飾 |
Shortcodes Ultimate |
テーマのカスタマイズ |
Show Current Template |
コンテンツスライダー機能 |
Smart Slider 3 |
アイコンの作成 |
WP SVG Icons |
ファビコンの作成 |
Favicon by RealFaviconGenerator |
ナビゲーション機能 |
Dynamic To Top Plugin |
サイドバーの追加 |
Image Widget |
プロフィールの作成 |
VK Post Author Display |
カレンダー機能 |
My Calendar |
ブログカードの作成 |
Pz-LinkCard |
記事の著者情報表示 |
VK Post Author Display |
画像の拡大表示 |
Easy FancyBox |
装飾・レイアウト系プラグインを使用すると、WordPressの見た目やデザインが大きく変わります。
導入済みのデザインやレイアウトが崩れないよう、バランスを見ながら取り入れていくのが良いのですが、筆者の考えとしては、有料のWordPressテーマを購入したほうが、簡単な設定で統一感のある素敵なサイトデザインが出来るようになると考えています。
サイトデザインについては、プラグインの導入を質問された時は、特別、何かWordPress以外のCMSを使っているとかもあります。
WordPressテーマを変えられないとかがなければ、やはりプラグインで対応するしかない場合もあるので、その場合は上記のプラグインを進めています。
その他|おすすめのプラグイン
その他「おすすめのプラグイン」をまとめてみました。
その他|おすすめのプラグイン |
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パーマリンクの変更 |
Custom Post Type Permalinks |
Googleマップ用の追加 |
Simple Map |
企業ホームページに必要な機能を集約 |
WP SiteManager |
ユーザー管理(ログイン機能) |
Gianism |
ここまで紹介したプラグインは、(星の数ほど存在するプラグインのうち)ほんの一部に過ぎません。
この他にも「使ってみたい機能」があれば、WordPress「管理画面」からダウンロードし導入してみましょう。
参考リンク:WordPress(公式サイト)
プラグインの適正な数
WordPressで使うプラグインの数ですが、適正な数は特に決まっていません。
ただ、プラグインの数が増えるとサイトが重たくなるので、WEBサイトの表示も遅くなってしまいます。
ここまで、紹介したプラグインの多くが「サイトの高速化」に関係していましたが、WordPressを快適に使うには「サイトの高速化=軽量化」が欠かせません。
パソコンやスマートフォンでも、たくさんのソフトウェアやアプリをダウンロードすると、動作がのろのろと重くなりますが、WordPressも同様です。
プラグインの数が増えすぎると、サイトが重くなるので注意してください。
プラグインが増えすぎるとSEOに悪影響
プラグインが増えすぎると、SEOにも悪影響を及ぼします。
Googleは、ユーザーにとって満足度の高いサイトを高く評価し、検索エンジンの結果に反映しています。
前項で、プラグインが増えると「表示速度が落ちる」と説明しましたが、表示速度が落ちると検索結果に影響するので「SEO的」にダメージが大きいです。
プラグインの数は最小限に絞り、SEOに影響しないようWEBサイトの表示を高速化(軽量化)させましょう。
プラグインの増えすぎでセキュリティにも問題が
プラグインの数が増えすぎると、複数のコードが絡まり合い、セキュリティに穴が生まれます。
また、WordPressのプラグインは「オープンソース」という性質もあり、開発上の小さなミスが見逃されていたり、セキュリティの担保ができていない可能性があります。
対策としては、SNSやブロガーが「どのようなレビューや口コミを上げているか」プラグインの関連情報をこまめにチェックしてください。
また、各プラグインのダウンロードページにも、評価やレビューが上がっています。
アップデート情報と合わせて、セキュリティ状況を確認・把握しましょう。
プラグインを増やさないためには?
プラグインを増やさないためには、使うプラグインの数を最小限にし、不要なプラグインを整理することです。
本記事の前半では、主要なプラグインを10種紹介しましたが、WordPressで使うプラグインの数は【10種〜20種類】に抑えると良いでしょう。
またプラグイン以外にも、画像の圧縮、キャッシュ導入などでサイトを軽量化し「WEBサイトが高速化」できるよう調整してください。
ユニコブログで使用しているプラグインを紹介!
ここからは、「ユニコブログ」で実際に使用している、または初期の頃に使用していたWordPressのプラグインを紹介します。
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)は、WordPressではおすすめの「セキュリティ対策」プラグインです。
本記事の前半でも紹介しましたが、スパムコメントのフィルタリングやブロック、外部からの攻撃を強力にブロックしてくれます。
個人ブログであれば「無料」ですが、商用ブログや法人の利用は原則「有料」となります
(使用料は自由設定、ユーザーが決める仕組みです)。
参考リンク:Akismet Anti-Spam (公式サイト)
当ブログでは、2020年10月25日に削除しました。
AIOSEO⇒SEO Pressに変更
AIOSEOは、既に本記事前半で紹介をしましたが、ユニコブログではSEO PressというSEOプラグインに変更しました。
※2023年11月からはSEO SIMPLE PACKに変更しました。
純粋に、色々と数タイズをしている中で不具合が出たので、思い切ってSEOプラグインを変更したらどんな影響があるのかを試してみた次第です。
WordPressでは、基本のSEOツールであり、WEB初心者でも直感的に操作できる人気のプラグインです。
Autoptimize
Autoptimizeは、CSSやJSファイルを最適化してくれる、便利なプラグインです。
AutoptimizeはWordPress内の不要な改行、スペースを削除するほか、複数のファイルを圧縮・最適化するので、WordPressの軽量化(高速表示)に役立ちます。
なお、HTMLコードの最適化で改行がなくなると、一部デザインが崩れる可能性があります。
デザインやレイアウトが崩れそうな場合には「HTML オプション」の項目は未設定のまま置いておきましょう。
参考リンク:Autoptimize(公式サイト)
※ 現在はWP Rocketを利用しての(サイトの高速化)に変更しました。
WP Rocketは、WP Awards 2021でパフォーマンスプラグイン1位を獲得した素敵なサイト高速化プラグインです。
Category Order and Taxonomy Terms Order
Category Order and Taxonomy Terms Orderは、WordPress内のカテゴリーやタグ、タクソノミー(分類)の表示が自由に入れ替えできるプラグインです。
言語は英語のほか、日本語に対応。操作性の高さやカスタマイズ機能の充実度では、他のツール大きくを上回っています。
参考リンク:Category Order and Taxonomy Terms Order(公式サイト)
Contact Form 7
Contact Form 7は、本記事の前半でも既に説明をしました。
複数のコンタクトフォームが作成・管理できる便利なプラグインで、ブログのほか企業ホームページ、ECサイト制作にもおすすめできます。
参考リンク:Contact Form 7(公式サイト)
当ブログでは、2020年10月25日からグーグルフォームに変更しました。
PS Auto Sitemap
PS Auto Sitemapは、サイトマップが自動生成できる便利なプラグインです。
PS Auto Sitemapの設定方法ですが、エンジニアスクールのTECHACADEMY(テックアカデミー)が分かりやすい解説記事をアップしていたので載せておきます。
当ブログでは、2020年10月25日からPS Auto Sitemapは利用をやめました。
Site Kit by Google
Site Kit by Googleは、GoogleがリリースしたWordPress用プラグインです。
Site Kit by Googleを使用すると、以下のGoogle公式ツールとWordPressが連携できます。
- Google Search Console(サーチコンソール)
- Googleアナリティクス – Google Analytics
- Google AdSense
- Google タグ マネージャー – Google Marketing Platform
- PageSpeed Insights – Google Developers
- Google オプティマイズ – Google Marketing Platform
いまや、WEBサイトやブログ運営において、アナリティクスやサーチコンソール、Googleアドセンスは欠かせません。
Site Kit by GoogleのようにGoogleと連携できるプラグインを導入し、複数のGoogleツールをまとめて一括管理しましょう。
参考リンク:Site Kit by Google(公式サイト)
※ 現在はアンインストールしています。
Table of Contents Plus
Table of Contents Plusは、WordPressで作成した記事に自動で、目次を作成・挿入してくれる便利なプラグインです。
見出しレベル(1段階または2段階)が選択できるほか、見出しの数やレイアウト位置、テキストなども自由にカスタマイズできます。
参考リンク:Table of Contents Plus(公式サイト)
WP Multibyte Patch
WordPressは、英語での使用や英語表示(シングルバイト文字)を基本として開発されており、日本語のような多言語(マルチバイト文字)を利用すると文字化けなどが起こりやすくなります。
シングルバイト文字 |
英語など半角文字のこと、1バイトで表現可能 |
マルチバイト文字 |
日本語など全角文字のこと、2バイトで表現可能 |
WP Multibyte Patch は、WordPressでの文字化け解消、トラックバック機能の文字化け防止、ピンバック利用時のバグ解消、添付ファイル名の文字化け解消などに対応したプラグインです。
参考リンク:WP Multibyte Patch(公式サイト)
プラグインの導入方法
最後に「プラグインの導入方法」はカンタンです。
WordPress管理画面 > プラグイン > 新規追加 >
上のようにまず、WordPressにログインをした後、管理画面を開きます。
そして、管理が面内の「プラグイン」項目から必要な機能(プラグイン)を検索。必要なプラグインをダウンロードします。
プラグインが取り込めたあとは「有効化」ボタンをクリック。これで、WordPressプラグインが機能します。
※ プラグインを「オフ」にする場合は「無効化」のボタンをクリックしてください。
安全なプラグインとは?
セキュリティ対策のためにも、導入をするプラグインは、安全性や信頼性を重視しましょう。
以下の「特徴」を持ったプラグインであれば、誰もが安全に使用できます。
- WordPress 公式ディレクトリに掲載されている
- プラグインの脆弱性を確認する
- コアファイルの書き換えをするプラグインは使わない
- プラグインの更新頻度を確認する
WordPressの公式ディレクトリに掲載されているプラグインは、WordPressの審査を経て掲載されています。
このため非公式で出回っているプラグインと比べてセキュリティや安全性は担保されています。
なお、使用するプラグインダウンロードページにある、ユーザーの評価やレビューをはじめ、SNSでの情報を参考に「セキュリティのリスク」がないか「脆弱性」をこまめに確認しましょう。
また、コアファイルの部分を書き換えするプラグインは、セキュリティ対策として使わないようにします。
このほか、プラグインの更新頻度はこまめに行われているか。
最終更新日は最長でも【二年以内】とし、長期間行使されていないプラグインは、セキュリティ面が不安なので使用を避けるようにします。
最近は、機能の内容によっては法人などの組織で運用していて、プラグインがWordPressの更新に合わせてアップデートされているプラグインを選ぶようになっています。
また、前述したように、最近のレンタルサーバーは、そもそも高速にWebサイトが表示できるくらいにスペックアップしている状態というのと、WordPressテーマ自体に多くの機能が搭載されているので、プラグインの数はかなり減らせるようになっています。
プラグインでWordPressをもっと便利に使いやすくしよう!
今回は、WordPressをさらに使いやすく、便利にグレードアップしてくれる『プラグイン』を紹介しました。
みなさんも便利なプラグインを使い、WordPressをカスタマイズしてみましょう。
なお、WordPressでは、高速表示できるよう「軽量化するのが」が前提条件です。
プラグインの数は増やしすぎないよう、適正数を意識してダウンロードしてください。
- ブログの始め方と人気ブログの作り方を完全初心者向けに解説
- レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
- ConoHa WING(コノハウィング)を使ってみた使用感や感想を書いてみた
また、余談ですが、ある程度アクセス数が多くなって収益性が上がってくると、テクニカル的なイタズラや、嫌がらせを受けることがあります。
特に、Webサイトの表示に関わるサーバー周りのイタズラや嫌がらせを受けてしまうと、最悪、Webサイトが表示されない状況になってしまうこともあるので、十分に利益の出るWebサイトになったら、以前に比べたら導入がかなり簡単になった、CDNサービスなどを検討していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。