ロリポップ!レンタルサーバーの姉妹サービスに、「ロリポップ!マネージクラウド」があります。
マネージクラウドは、VPSやクラウドサービスのような拡張性や自由度を備えたホスティングサービスです。
VPSとは仮想専用サーバーのこと。
ホスティングサービスとは、事業者の所有するサーバーの一部、または全領域をレンタルで貸し出すサービスを指しています。
この記事では、ロリポップ!ではどのようにVPSが使えるのか詳しく解説します。
● ロリポップ!レンタルサーバーでWordPressブログを書く方法を徹底解説!
目次
そもそもVPSとは?
ロリポップでVPSを使う前に、そもそもVPSとは何なのでしょうか。
本項では、VPSがどのような働きをするのか解説します。
VPSの仕組み
VPSは正式名称をVirtual Private Serverといいます。
日本語で直訳すると、仮想専用サーバーを意味し、ユーザー毎にゲストOSを提供する仕組みのことを指します。
VPS|仮想専用サーバーとは?
VPSとは、日本語で仮想専用サーバーのこと。
別名「バーチャルプライベートサーバー」とも呼ばれています。
ホスティングサービスの1つで、物理的には1台のサーバーを複数のクライアントで共有するが、仮想化技術により専用サーバーと同等の環境が提供されます。
ロリポップ!にはレンタルサーバーのサービスもありますが、VPSと一般的なレンタルサーバーにはどのような違いがあるのか、表にまとめてみました。
VPSの特徴 |
---|
OSの選択 |
〇(個別のOSが利用できる) |
root権限の有無 |
〇(あり) |
自由度 |
高い |
保守 |
ユーザー |
構築 |
ユーザー |
外部の影響 |
受けにくい |
OSのカスタム |
〇(可能) |
表中赤字で示した通り、VPSのメリットは個別のOSが利用できることと、外部の影響を受けにくいという点にあります。
続いてレンタルサーバーの特徴を見てみましょう。
レンタルサーバーの特徴 |
---|
OSの選択 |
なし |
root権限の有無 |
なし |
自由度 |
低い |
保守 |
提供元 |
構築 |
提供元 |
外部の影響 |
受けやすい |
OSのカスタム |
不可 |
レンタルサーバーはOSの選択ができず、外部からの影響を受けるデメリットはありますが、保守や構築がサービス提供元になっており「初心者でも管理しやすい」といったメリットがあります。
ロリポップ!マネージクラウド
ロリポップ!マネージドクラウドは、ロリポップ!レンタルサーバーの姉妹サービスです。
どちらも同じ、ロリポップ!(GMOペパボ株式会社)が運営しています。
マネージクラウドは、WEBサイトやアプリケーションの管理をよりラクにするためのサービスで、通常のレンタルサーバーの上位サービスになります。
ロリポップ!マネージクラウドとは?
FastContainerをベースとして基本設計を構築し、技術者でないユーザーでも簡単にシステムを管理できるシステムを提供。
サイトの負荷が増加しても拡張でき、アクセスの大きなサイトやコーポレートサイト、メディア放映を控えたサイトの公開に最適です。
ロリポップ!マネージドクラウドは、VPSサービスではありません。
一般的なレンタルサーバーとは異なり、通常のロリポップ!レンタルサーバーにはない、言語やフレームワークが利用できます。
また、ロリポップ!マネージクラウドを利用することで、アクセス急増時の負荷対策も簡単に操作できます。
ロリポップ!レンタルサーバーがおすすめの人
ロリポップ!レンタルサーバーは、ブログやWEBサイト制作に必要なスペックをすべて搭載しています。
ロリポップ!レンタルサーバーのプランは5種類あり、WordPressが使えるライトプランは容量160GBと大きく、転送量目安も1月あたり15TBと十分の内容です。
気になる料金も220円からと安く、WordPress高速化に強いLiteSpeedを使用したプランも月額550円から利用できます。
またロリポップ!レンタルサーバーは、法人向けの大容量プラン「エンタープライズ」もリリースしており1TBの容量、転送量目安も1月あたり36TBと最高水準のスペックを備えています。
● ロリポップ!レンタルサーバーとは?運営会社やサービス内容を紹介
ロリポップ!マネージクラウドがおすすめの人
ロリポップ!マネージドクラウドは、アクセス急増が予測されるサイトにおすすめのサービスです。
例えば、近々テレビや雑誌で自社のサービスが紹介される企業や個人商店は、大量のアクセスに備えて不可対策をしておく必要があります。
せっかくのビジネスチャンスにもかかわらず、サーバーがダウンしてしまっては、大量の見込み客を逃す結果となります。
こうしたリスクを回避してくれるのが、ロリポップ!マネージクラウドのサービスです。
同サービスでは、サーバーの保守やメンテナンス、運用などのインフラをすべて代行してくれます。
このため、自社エンジニアの負担を減らして、自社の開発や事業、顧客の対応に専念できるというメリットがあります。
気になる料金ですが、1プロジェクト1,078円+定額従量課金制を採用しており、超過した場合の利用料は、基本料金に上乗せして請求されます。
ロリポップ!マネージクラウドのサービスは、以下ロリポップ!公式サイトの右上のツールバーにて申し込みできます。
通常のブログやWEBサイト制作にはロリポップ!レンタルサーバーがおすすめ
通常のブログやWEBサイト制作であれば、わざわざ高額なマネージクラウドのサービスを使う必要はありません。
一般的なロリポップ!レンタルサーバーを利用すれば、月額220円から利用でき、上位プランでも月額550円から利用できます。
月額220円のライトプランでも160GBの容量があり、WordPressの高速表示を得意としています。
さらに上位コースのハイスピードプランでも月額550円からで容量は350GB、サイトの高速表示に強いLiteSpeed使用で、SEO施策にも高い効果が期待できます。
ここまでのスペックがあれば、大量のアクセスがあるサイトや大規模サイトでも安心です。
ロリポップ!レンタルサーバーの各プランと内容、料金体系は以下の記事にて詳しく紹介しています。
まとめ|VPSとクラウドのメリットを組み合わせたホスティングサービス
今回はロリポップ!でVPSに近いサービスが付帯する、ロリポップ!マネージドクラウドを紹介しました。
通常のブログやWEBサイト、コーポレートサイト制作であればロリポップ!レンタルサーバーでカバーできます。
また、ロリポップ!レンタルサーバーであれば、上位プランでも月額550円からと安く、WordPressの高速化に強いLiteSpeedを使用しているので、大切なビジネスチャンスを逃さずに済みます。
ロリポップ!レンタルサーバーの詳細は、下の公式サイトをチェックしてみてください。
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当ブログ(ユニコブログ®)では、ロリポップ!レンタルサーバーのサービス特集記事を作成しています。
これらの記事がお役に立てば幸いです。