ConoHa WING(コノハウィング)のSSL(HTTPS)設定方法

Conoha WINGレンタルサーバーのSSLやHTTPSの設定方法

ConoHa WING(コノハウィング)は、SSL設定が無料で行えます。

SSL設定は別名を「HTTPS化」と言いますが、インターネット上の通信を暗号化することで、WEBサイトやブログのセキュリティには欠かせない設定のひとつです。

この記事では、ConoHa WING(コノハウィング)のSSL(HTTPS)設定方法について分かりやすく解説します。

SSLがカンタンで人気のConoHa(コノハウィング)とは?

Conoha WINGレンタルサーバーのSSLは簡単に設定できる

SSLがカンタンで人気、ConoHa WING(コノハウィング)は、2018年9月にサービスを開始した共用レンタルサーバーです。

数あるレンタルサーバーの中でも、ブロガーやアフィリエイターの評価が高く、日本を代表するプロブロガーやトップアフィリエイターたちも、こぞってConoHaを使用しています。

ConoHa WING(コノハウィング)の口コミと評判を徹底調査して解説

このユニコブログでもConoHa WINGを使用していますが、WEB初心者の方や、WordPressでブログやメディアを作りたいという方には、筆者の運用実績からしても、ConoHa WINGが最もおすすめのレンタルサーバーです。

ブログを月間30万PVにした方法を解説する

なぜならConoHaの「WINGパック」と呼ばれるコースは月額828円から、ブログやWEBサイト制作に必須のWordPressがワンクリックで設定でき、WordPressテーマ、独自ドメイン、HTTPS設定までが一括で設定できるよう最適化されているからです。

筆者が実際にどのようにConoHaを契約して、ブログを作成したのか。

Conoha WINGの使用感や感想は下の記事にて詳しくレポートしているので参考にしてください。

ConoHa WINGを使ってみた使用感や感想を書いてみた

ConoHaは独自SSLが無料

Conoha WINGレンタルサーバーのSSLは独自SSLが無料

ConoHa WINGは 独自SSLが「無料」で設定できます。

独自SSLとは、個人や法人が世界的に認められた認証局にてSSLサーバー証明書を取得することです。

SSLサーバー証明書とは?

  “SSL(Secure Socket Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのひとつです。<中略>SSLは暗号化に加え、電子証明書により通信相手の本人性を証明し、なりすましを防止するなど、今日のインターネットの安心・安全を支えています。

出典元:SSLの仕組み(総務省)

ConoHaレンタルサーバーは、「Let’s Encrypt」で無料独自SSLが取得できます。

申し込みの最短即日でSSL証明書が無料取得できます。

なお無料独自SSLでも有償SSL証明書と暗号化の強度に差はありません。

ConoHaを利用中の方は、自動更新でいつまでもSSL証明が使用できるので安心です。

WordPressでのSSL(HTTPS化)設定方法

Conoha WINGレンタルサーバーのSSLやHTTPSに変更する設定方法

WordPressをSSL化するには、WordPressサイトのURLを変更する必要があり、データベースやページ内のリンクなどの設定を「http」から「https」に変更する必要があります。

ConoHa以外のレンタルサーバーでは、サーバー側でSSL設定をした後、専用のWordPressプラグインを利用してSSL化を実施必要がある場合があります。

ConoHa WINGのかんたんSSLとは?

Conoha WINGレンタルサーバーのかんたんSSLとは

『ConoHa かんたんSSL』とは、ConoHaコントロールパネルから、自動でSSL化してくれる便利な機能のことです。

前述したWordPressSSL化プランを使わず、契約と同時にSSL化の手続きがワンクリックで完結する優れものの機能です。

『ConoHa かんたんSSL』の機能は、ConoHaでインストールしたWordPressとWordPress簡単移行で移行したWordPressで使用できます。

なおWordPressかんたんSSLを利用になる場合は、無料SSLまたはオプションSSLを設定する必要があります。

無料でカンタンSSL化できるConoha WINGレンタルサーバー|ConoHa WING公式サイト

ConoHaでのSSL有効化までの手順

Conoha WINGレンタルサーバーのSSL有効化までの手順

ConoHa SSL有効化までの手順です。

STEP

まずはじめにコントロールパネルにログインし、上部メニューの「WING」をクリック。

STEP

左メニューにある「サイト管理」をクリックします。

STEP

サイト管理ページの左メニューにある「サイトセキュリティ」を開いてください。

STEP

次に「SSL」のタブを開き、「無料独自SSL」を開きましょう。

STEP

「使用設定」の項目を「使用する」に設定します(使用中の機能は色が変わり、青いタブになります)。

STEP

SSLが設定されると、サイトは自動的にhttpsのURLにリダイレクトされます。

STEP

設定後、URLがhttpsになっていることを確認してください。

これでWEBサイト(ブログサイト)は無事SSL化されました。

ConoHaで無料独自SSLの状況を確認する方法

ConoHa WINGレンタルサーバーの料独自SSLの状況を確認する方法

ConoHa WINGの「無料独自SSL」が設定中かどうか。

確認する方法ですが、先程説明をした「無料独自SSL」の項目が青くなっていれば、独自SSLは設定されています。

上手く反映されない場合、リダイレクトのループが発生してエラーになっている可能性があります。

詳しくはhtaccessの「リダイレクト設定」をご確認ください。

また、「無料独自SSL」を利用するには、あらかじめお客様のドメインのネームサーバーをConoHaのネームサーバーに設定しておく必要があります。

このほかConoHa WINGは「独自SSL」を有料で購入し、ウェブサイトに設定できます。

「独自SSL」とは個人が所有するドメインのSSL証明書のことですが、ウェブサイトの所有者(法人・個人)の名前でSSL証明書を発行すると、自身の独自ドメインとの間で暗号化通信が可能になります。

有料「独自SSL」の購入は、コントロールパネルを開き、左側にある「ドメイン」をクリックして手続きを行ってください。

ConoHaのVPS SSL設定とは?

ConoHa WINGレンタルサーバーのVPS SSL設定とは

ConoHa VPS SSL設定とは、ConoHaが提供する「仮想サーバー」のSSL(HTTPS)設定を指します。

ConoHa WINGレンタルサーバーとは別契約になるので、詳しい情報はConoHa VPSの公式サイトで確認してください。

なおConoHa VPSのプランは、ConoHa WINGコントロールパネルからも設定できます。

コントロールパネルを開いて、上部パネルに「ConoHa VPS」と書かれた項目があるので、必要な方は確認してみてください。

ConoHa WING(コノハウィング)|公式サイト

ConoHaのSSLでよくある質問

ConoHa WINGレンタルサーバーのSSLでよくある質問

「ConoHaのSSL設定」でよくある質問を集めてみました。

コノハウィングで SSL化できません

ConoHaのSSL化は、契約時または契約後でも設定できます。

ConoHaレンタルサーバーをお使いの方であれば、無料独自SSLが使用できます。

設定方法はConoHaレンタルサーバーのコントロールパネルを開き、上部メニュー「WING」をクリック。

左のバー「サイト管理」を開き、左メニューで「サイトセキュリティ」を選択すると、SSL化のメニューが開きます。

ここで「無料独自SSL」を設定すると、自動的にhttpsのサイトにリダイレクトされるようになります。

無料独自 SSL設定ができません

無料独自SSL設定の設定ですが、ConoHaのコントロールパネルから設定できます。

全戸で説明した手順で、「サイトセキュリティ」の項目より「無料独自SSL」を設定しましょう。

なおConoHaのコントロールパネルのログイン方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

無料独自SSL以外にも、独自ドメインやWordPressの設定、基本情報の登録・編集などもすべてConoHaコントロールパネルで一括管理できます。

ConoHa WING(コノハウィング)のログイン方法を徹底解説する

ConoHa WING(コノハウィング)SSLの注意点

ConoHa WINGレンタルサーバーのSSLの注意点

最後に ConoHa WING(コノハウィング)SSL設定の注意点を説明します。

ConoHa WING(コノハウィング)SSL設定の注意点
  1. 外部DNSは設定が異なる
  2. ネームサーバーの設定をチェック
  3. オプション独自SSLと無料独自SSLは併用できない

DNSとは、Domain Name Systemの略で、インターネット上のドメイン名を管理・運用するために開発されたシステムです。

ConoHa以外のDNSを使用している場合は「www付き」と「www無し」の2つのAレコードを設定する必要があるので注意しましょう。

※ 外部DNS「Aレコード」の設定方法は、使用中のDNSのマニュアルを参照してください。

なお、ConoHaの「無料SSL」を利用するには、事前にConoHaネームサーバーにドメインのネームサーバーを設定しておく必要があります。

ネームサーバーの設定を確認する方法ですが、コントロールパネルにログインし、上部メニューの「WING」をクリックしてください。

次に 左メニューの「ドメイン」をクリックし、画面上部の「ドメイン」タブを開くと、ドメインの一覧が表示されます。

ネームサーバーを確認したいドメインの「ドメイン名」をクリック。

「ネームサーバーの設定」を開くと、現在のネームサーバーの情報が表示されます。

ConoHa WINGレンタルサーバーのSSLの外部DNSは設定が異なる

ネームサーバの設定画面では、他社のネームサーバーをConoHaのネームサーバーへの変更も可能です。

ネームサーバーの変更情報がインターネット上に浸透するには、最大で24~72時間かかりますが、速ければ1時間半〜2時間程度で変更されることもあります。

なお オプションの「独自SSL」を使用しながら、無料SSLを使用することはできない(=併用不可)ので注意してください。

ConoHaのSSL設定は初心者でもカンタン!

ConoHa WINGレンタルサーバーのSSL設定は初心者でも簡単

ConoHaのSSL設定は、レンタルサーバーの利用が初めての方でもカンタンに操作できます。

なお契約時に設定する項目があるので、できれば初期の段階でSSLを設定しておきましょう。

SSL(HTTPS)化しておけば、運用側はもちろん利用する側も安心してサイトが訪問できます。

集客、収益化のためにも、すべてのユーザーが安全に使えるWEBサイトやブログサイトに調整しておきましょう。

また、基本的に筆者がメインで運用しているWebサイトではConoHa WINGを利用していますが、目的や用途によっては利用するレンタルサーバーやWordPressのデザインテーマを変えてWebサイト制作なども行なっています。

下記のブログ記事では、筆者が実際に利用しているレンタルサーバーサービスやについて特集したものになります。

こちらもお役に立てば幸いです。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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