ConoHa WING(コノハウィング)は、エックスサーバーと比較されることが多い、人気のレンタルサーバーです。
エックスサーバーは2003年にサービスを開始したレンタルサーバーの大手ですが、最近では「高速/安定」を実現する競合他社に勢いを奪われています。
実際 2019年以降は、超高速サーバーのConoHaに移行するブロガーやアフィリエイターも多く「エックスサーバーからコノハへの引っ越し」「エックスサーバーからコノハ移行」などのキーワードで検索する人が増えてきました。
高速なサイト表示を実現しているエックスサーバーは、筆者も利用しているサイトがありますが、この記事では、エックスサーバーからコノハウィングに移行したい方に向けて、どのように引っ越し(移行)をすれば良いのか。
レンタルサーバーの移行方法を分かりやすく解説します。
● ConoHa WING(コノハウィング)を使ってみた使用感や感想を書いてみた
ConoHa WINGに移行する人が増えている理由
ConoHa WING(コノハウィング)に移行する人が増えている理由は、レンタルサーバー業界の競争が激化しているからです。
10年前までは「WordPress=エックスサーバー」というイメージが強かったのですが、最近では選択肢が多く、エックスサーバーの競合となる、高性能で低価格のレンタルサーバーが増えています。
こうした競争が激しさを増すなか、多くのブロガーやアフィリエイター、大手企業が採用しているのが、ConoHa WING(コノハウィング)です。
ConoHa WINGが人気なのは、WordPressの高速化(自社の調査では国内最速を記録)に成功しているからです。
またConoHa WINGは 小規模サイトから大規模サイトにまで対応したプランの提供、長期契約の特典として月額836円から使える価格の安さや手軽さが受け、多くのユーザーから支持されています。
● ConoHa WING(コノハウィング)の契約からブログを始める手順を分かりやすく解説!
エックスサーバーとConoHa WINGの比較
エックスサーバーとConoHa WINGのスペックと料金を比較してみました。
まずはエックスサーバーの最もスタンダードなプラン「X10」の内容を見てみましょう。
| エックスサーバー「スタンダード」のスペックと料金 |
|---|
| プラン名 |
| X10プラン |
| 初期費用 |
| 無料 2022年8月4日(木)12時より |
| 月額費用 |
| 792円〜1,320円(契約期間、プランによって変動) |
| 無料お試し期間 |
| 10日間 |
| WordPressの設定 |
| WordPress簡単インストール |
| 容量(SSD) |
| 200GB |
| マルチドメイン |
| 無制限 |
| データベース(MySQL) |
| 無制限(1個につき2GBが目安) |
| 自動バックアップ |
| 標準(復旧作業は、手数料が必要) |
| FTPアカウント数 |
| 無制限 |
| サポートサービス |
| 電話、メール |
| 運営会社 |
| エックスサーバー株式会社 |
| サービスの特徴 |
| 2003年からサービス開始。国内シェアNo.1の老舗レンタルサーバー。 |
| 申し込み |
| エックスサーバー(公式サイト) |
次にConoHaのWINGパック「ベーシック」のスペックと料金を見てみましょう。
| ConoHa WINGパック「ベーシック」のスペックと料金 |
|---|
| プラン名 |
| ConoHaのWINGパック「ベーシック」 |
| 初期費用 |
| 無料 |
| 月額費用 |
| 836円〜1,320円(契約期間、プランによって変動) |
| 無料お試し期間 |
| なし(ただしキャンペーン期間中は、14日間や30日無料の場合もあり) |
| WordPressの設定 |
| WordPress簡単インストール |
| 容量(SSD) |
| 300GB |
| マルチドメイン |
| 無制限 |
| データベース(MySQL) |
| 無制限 |
| 自動バックアップ |
| 標準(1日1回自動でバックアップ) |
| FTPアカウント数 |
| 無制限 |
| サポートサービス |
| 電話、メール、チャット |
| 運営会社 |
| GMOインターネットグループ株式会社 |
| サービスの特徴 |
| 圧倒的スピードでSEOにも強い、多くのアフィリエイターブロガーも愛用。 |
| 申し込み |
| ConoHa WING(公式サイト) |
ConoHaとエックスサーバーの大きな違いは、「初期費用」の部分でしたが、2022年8月4日(木)12時より、エックスサーバーは初期費用が無料になりました、
ConoHa WINGの初期費用も無料です。
また月額費用はエックスサーバーの方が安いのですが、スペックはConoHaの方が高速化、安定性の高さが勝っているとの口コミが多く見受けられます。
実際にConoHaには、どのような評価があるのか。
]以下の記事で詳しく解説しています。
エックスサーバーとConoHaの比較にお役立てください。
● ConoHa WING(コノハウィング)の口コミと評判を徹底調査!
エックスサーバーからConoHa WING に移行する方法
エックスサーバーから、ConoHa WING にWEBサイトを移行する方法は驚くほどカンタンです。
レンタルサーバーの移行手順
まず下のリンクからConoHaの登録を行ってください。
● ConoHa WING 公式サイト アカウント作成ページ次にConoHaのコントロールパネルを開き(公式サイトの右上、緑色のボタンからログイン可)、左側のバーにあるドメイン設定をクリック。
利用している独自ドメインをConoHa WINGで使えるように設定します。
なおConoHa WINGでは、WordPress移行ツールを提供しています。
ConoHa WINGのコントロールパネルで「WordPressをインストール」すると、データベース、メディアファイル、各種プラグインを使ってサイトの引っ越しができます。
● ConoHa WING(コノハウィング)のログイン方法を徹底解説!
なお移行作業が面倒という方には、オプションで「WordPress移行代行」と呼ばれるサイトの引っ越しサービスが利用できます。
「WordPress移行代行」を利用すれば、サイトデータをまるごと移行し、SSLの再設定作業、ネームサーバー切り替え作業もConoHaの選任スタッフがまるっと設定代行してくれます。
「WordPress移行代行」を使えば、私たちはただ作業が終わるのを待つだけ。
]煩雑なWordPressの移行作業に振り回される心配がありません。
また作業費用も1サイト7,678円と破格の安さなので、時間が無い方はぜひ「WordPress移行代行」を利用してみてください。
● ConoHa WING 公式サイト 登録ページ他社からConoHaへのサーバー移行方法
他社からConoHa WING(コノハウィング)へのサーバー移行方法ですが、前項と同じ手順で引っ越し(サーバー移管)できます。
なお サイトのデータを誤って削除したり、サイトが表示されなくなったりする不具合が心配な方はオプションサービスにある「WordPress移行代行」を利用してください。
ConoHaサーバー移行サービスの利用条件
「WordPress移行代行」は国内のサーバーで独自ドメインのWordPressを利用しており、ConoHa WINGと契約しているお客様であれば、誰でも利用できます。
ConoHa WING(コノハウィング)サーバー移行のサポートサービスは、以下の記事にて詳しく解説しています。
● ConoHa WING(コノハウィング)のサポートサービスを徹底解説!
ConoHa WING(コノハウィング)VPSの移行方法
ConoHa WING(コノハウィング)VPSの移行方法ですが、VPSは通常のConoHaレンタルサーバーとは異なるサービスです。
ConoHa VPSの移行方法はConoHa VPS公式サイトで確認してください。
なおConoHaサポートサービスのオンラインマニュアルでも、詳細が確認できます。
関連記事:VPSとは?バーチャルプライベートサーバーについて実例をもとに分かりやすく解説
まとめ|エックスサーバーからConoHaの引っ越しはカンタン!
今回紹介したように、エックスサーバーからConoHaへのお引っ越しは、コントロールパネルを開いて設定をするだけ。
初心者の方でも迷わず、カンタンにサーバーの引っ越しが完了します。
なおサイトのデータ移行や、引っ越しの時間が無いという方は、ConoHa オプションサービスの「WordPress移行代行」を利用しましょう!
わずかな費用だけで、専門スタッフがすべての作業を代行してくれるので安心です。
ConoHa WING|公式サイト