WordPressには多くのプラグインが提供されていますが、あまりに多くのプラグインを入れると機能は充実しますがメンテナンス不能になっていきます。
サイト表示のスピードも落ちてきて、ユーザビリティーにも影響するので厳選していきましょう。
現在、このブログに入っているプラグインの数は6個だけです。
プラグインは無料と有料のプラグインがありますが、無料のプラグインを先に紹介させていただきつつ、有料のプラグインやお好みで入れると良いプラグインも紹介します。
WordPressに入れておくプラグイン6選
ブログサイトとして運用していくのであれば、WordPressに最低限入っていればいいプラグインは6種類です。
有料でお薦めのプラグインや、お好みの追加で良いものは後半で紹介します。
- AIOSEO(WordPressテーマによっては必要ない場合があります)
- Autoptimize
- Table of Contents Plus
- Category Order and Taxonomy Terms Order
- WP Multibyte Patch
- Broken Link Checker
この6個のプラグインを入れておけば、ブログ運用で十分な機能を持ってくれます。
それでは、1つずつ紹介していきます。
AIOSEO
AIOSEOは、世界中で利用者数が多く、とても有名なプラグインです。
結構使っている人は多いと思います。
最近はAIOSEOを入れなくても良いWordPRessテーマが増えています。
THE THOR、SONIC、JIN、SANGO、AFFINGERなどは必要ありません。
※XML SITE MAPも、WordPressに標準で実装されているので、どうしても必要と感じるときだけプラグインを増やしていきましょう。
主に使える機能としては
- ブログ記事のディスクリプションの記述
- XMLサイトマップの作成と更新
- Webサイト情報の設定と更新
Webサイト情報の設定や更新は、最初だけ設定してしまえば、あまり変更することは無いと思います。
XMLサイトマップの更新や、検索結果で表示されるブログタイトルの下にある説明部分(ディスクリプション)が簡単に記述できるようになるので便利ですね。
※ ユニコブログ®では、2021年の後半からSEO Pressを利用するようになりました。→更に最近はSEO SIMPLE PACKに変更しました。
Autoptimize
Autoptimizeを導入すると、HTML,CSS,JSの最適化を自動で行ってくれてWebサイトのスピードアップを実現してくれます。
いろいろと細かく設定できるのですが、何でもかんでも圧縮して効率化すると、他のプラグインの機能が一部効かなくなります。
サイトのデザインも崩れることがあるので、導入の際にはひとつずつ検証していきながらオプションを切り替えていきましょう。
うまく運用すればWebサイトの表示スピードを上げることが可能になります。
Table of Contents Plus
Table of Contents Plusは、ブログ記事ごとの目次を自動で生成してくれる機能を持つプラグインです。
ブログ記事内で作成したH2,H3などを検知して、ブログ記事のページに自動的に目次フォームを作成してくれます。
- 目次フォームの自動生成
- 目次の見出し表示レベルの設定が簡単
- カテゴリーレベルのサイトマップページを自動生成してくれる
サイトマップの理想は、自分で固定ページの中にユーザー導線を考えた内部リンクを構成するのがベストなのですが、とりあえずのサイトマップもこのプラグインで済ませられます。
Category Order and Taxonomy Terms Order
Category Order and Taxonomy Terms Orderは、ブログサイト内で作成したカテゴリーの順番や階層を簡単にカスタマイズできるプラグインです。
WordPressは、デフォルトの状態だとこのあたりをカスタマイズするのが少々ややこしいのですが、このプラグインを使えば簡単に整えることが出来ます。
Category Order and Taxonomy Terms Order
WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patchは、WordPressを日本語環境で正しく動作させるために必要となる機能を網羅してくれています。
とりあえずWordPressを日本語対応にしてくれるので、インストールして動作させておけばOKです。
Broken Link Checker
Broken Link Checkerは、サイト内の内部リンクと外部リンクをすべて監視およびテストして、リンク切れを見つけてくれます。
メール通知も設定できるので、常時監視しておきたいときにも便利なプラグインです。
WordPressに好みで追加すると便利なプラグイン
上記の6つのプラグイン以外にも、好みで入れておくと良いプラグインを紹介します。
プラグインは極力少なくした方がサイト表示のスピードを保つことが可能です。
常に代替プラグインを探して、機能を1つのプラグインにまとめたりしておきたいところですね。
Contact Form 7
コンタクトフォームはwebサイトへ簡単に問い合わせ窓口を設置できるプラグインです。
けれど、問い合わせフォームはGoogleフォームを使うことでも設置できます。
関連記事:ブログの問い合わせフォームでグーグルフォームを使う方法
※ 現在、ユニコブログ®では問い合わせ用の「メールアドレス」だけを利用する形にしています。
取得した独自ドメインからメールアドレスを作る方法はとても簡単で、メールの送受信についてはWebブラウザからも操作可能になっているので便利になっています。
WordPress Ping Optimizer
WordPressは、新しい記事の投稿以外にも、更新したりする度にPing送信を行う仕様になってしまっています。
WordPress Ping Optimizerは、この仕様を制御するためのプラグインです。
これらのプラグインを導入しておくことで、あなたのブログがPingスパマーとして記録されないようにしてくれます。
物販アフィリエイト向けのプラグイン
物販アフィリエイトを行うときに役立つプラグインも多くあります。
Amazon以外にもKindle版や楽天ブックスのアフィリエイト用リンクを設定してブログ記事に設置するのに便利なブログツールです。
これらのプラグインやツールについては、下記の記事で解説しているので、お役に立てば幸いです。
WordPressの有料プラグイン
有料のプラグインもひとつ紹介します。
有料ですが効果は抜群です。
WP Rocket
年間50ドルくらいかかりますが、サイトスピードをかなり改善することが可能です。
このブログは、Googleアドセンスの自動広告が入っていますが、導入したらかなりのスピード改善が出来ました。
サイトの高速化や、データベースキャッシュのリフレッシュなど、多くの機能が1つのプラグインでまとめられるので、WordPress内のプラグインがスッキリできます。
WP Rocketは、WP Awards 2021でパフォーマンスプラグイン1位を獲得した素敵なサイト高速化プラグインです。
WordPressのプラグイン数は少なくする
WordPressにインストールするプラグインは極力少なくなるようにしていきましょう。
プラグインは、他のプラグインと干渉したり、特にキャッシュ系のプラグインで高速化をしようとすると不具合が発生したりします。
プラグインは便利な機能がたくさん付いていますが、なるべく減らしつつ運用していくと、コンテンツが積み上がってきても運用管理が楽になります。
また、ブログを有料テーマに切り替えることで、結果的にプラグインの数を減らすことも可能になります。
本記事で紹介したように、このブログは当時は6個のプラグインだけで動いています。
WordPressのテーマにはOPENCAGEの有料テーマ「STORK19」を利用しています。
この他にも、素敵な有料ブログテーマは多くあるので、下記の記事にまとめてみました。
関連記事:WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介
本記事がブログ高速化の役に立てば幸いです。