昨年からブログを開設して、自分の周りには詳細な収益公開をしつつ、周りでブログを始める人が増えてきました。
筆者がブログの運営サポートをしている中で良くある質問のひとつに「ブログでたくさんアクセスが来るようになる記事数はいくつ必要か?」
と言う質問があります。
結論としては、「扱うテーマ、ブログのタイプなどで変わります」と答えています。
筆者の場合、記事数と言うよりはブログ運営の方向性や運営する人の得意分野など、多くの事をヒアリングして、粗方のブログの設計を行います。
がっつり特化ブログで稼ぐことを目的とした場合もあれば、とにかく好きなことを書いた結果、広告とマッチしていれば良いと言う人もいるので、それに合わせてサポートしていきます。
筆者のブログ成績については、下記の3記事で紹介しています。
上記の3記事が参考になれば幸いです。
ブログの記事数で適正な数は存在しない
ちょっと極端な言い方になってしまいますが、そんな感じです。
というのは、まずは雑記ブログなのか、テーマを絞った特化ブログなのかによります。
そこからさらに3C的に言うと
- テーマの検索ボリューム(市場)
- テーマの難易度(競合の強さと参加者)
- 自分のブログの強さ(コンテンツの強さ)
など、多くの多面的な要素が絡み合って一気にアクセスアップするタイミングが変わるからです。
①テーマの検索ボリューム(市場)
扱うテーマの検索ボリューム数は、ブログにとっての市場規模になります。
扱うテーマによって検索ボリュームは数万のモノから数千万〜数億のボリュームになるモノのあります。
とても簡易的な事例ではありますが、このユニコブログで扱っているテーマに関連する検索ボリュームを簡単に見てみましょう。
※実際には、より詳細なキーワードボリュームを調査してマーケットの大きさを測ります。
本記事で利用する検索ボリュームは、簡易的に抽出したキーワードボリュームです。
ブログ |
368,000 |
動画配信 |
9,900【YouTubeにすると37,200,000】 |
音声配信 |
880【spotifyにすると368,000】 |
SNS |
135,000 |
同じ【情報発信】の仕方でも随分とボリュームが変わりますね。
同じテーマの中でも扱う寄り詳細なジャンル、具体的にはアプリケーションやプロセスなどによって大きく検索ボリュームは変わります。
検索で表示される画面の裏側では、膨大な数のWebサイトがひしめき合って1ページ目に表示されます。
なので、検索ボリューム自体が大きい市場でないと、ブログの大きなアクセアップは狙えないという事が分かります。
②テーマの難易度(競合の強さと参加者)
テーマの難易度も、必要になるブログの記事数の大きな要素になります。
例えば、ブログでがっつり稼ぎたい時に選ぶテーマとして
- 就職・転職
- 語学学習
- プログラムスクール
などがあります。
筆者も、現在上記3つのテーマを扱った特化ブログを昨年末に構築し、その他のテーマも合わせて運営していますが、上記の3つはアクセスアップの上がり方がとても鈍いです。
でかいキーワードばかりを狙って、ブログ自体の記事数がどれも50記事くらいしかないからだと思います。
ただ、収益目的も含めた特化ブログは、どのジャンルが収益化しやすいのかなどの検証の意味も含めているので、同じボリューム感にしないと検証できないので、そのまましておくと思います。
検索ボリュームが大きくても、そこに強力な競合が多く参加していれば、Webサイトにかけるコンテンツへの投資額も、個人ブログとはリソースも規模も違います。
そうすると、検索ランキングの上位には上がってくることがないので、必然的にアクセスアップは見込めません。
この辺りについては、自分の得意分野が検索ボリュームの大きな分野だったりするとラッキーという感じです。
「この分野なら誰にも負けない」と言う分野ががっつり稼ぎやすいモノかもしれないので、その内容を設計してがんがんブログ記事に起こしてみるのが良いと思います。
正直、「やってみないとわからない」部分ってあります。
● ブログが簡単に作れる!サーバー&WordPressテーマ組み合わせ3選!
③自分のブログの強さ(コンテンツの強さ)
結局はココが一番重要な所です。
検索で上位をとれる正確な方法が公開されていない以上、自分が扱っているテーマに関連するキーワードで上位表示されているWebサイトのコンテンツの様々な部分を研究しなければいきません。
筆者の場合、収益用の特化ブログ記事の構成はとてもシンプルです。
また、当ブログ以外の他の特化ブログにアップしている記事は、なるべく文字数や記事数を同じくらいにして検証しています。
①ブログ記事に関すること
- 3,000〜5000文字以内
- 見出し要素で細かく区切る
- 画像を多く利用しaltやキャプションを付加する
②ブログ記事の構成
- 50記事くらいで、テーマを網羅的に扱えるように設計する
- 1カテゴリーのブログ記事は8~10になるようにする
- ブログ記事が属するカテゴリーは2階層までにしてとタグは1〜3個まで
※この時、1個だけのタグページが出来ないようにする
③ブログ記事の繋がり方
- 内部リンクはアンカーテキストのみ
- 作成月やカテゴリーなどのウィジェットは排除する
- 収益記事は4~5記事程度にして、その他の記事は、その4~5記事に繋げる
たったこれだけのシンプルな事しか行っていません。
再現性も確かめていきたいので、ブログ運営に無理が出ないボリューム感でどこまで行けるのか、さらにはレンタルサーバーやWordPressのテーマも使い分けて検証しています。
1年かけて毎日500~1,000文字書いていけば、ある1つのテーマを網羅した特化ブログが出来上がるイメージです。
● 【保存版】サイト構成の設計完璧ガイド!SEOに強いサイトを作ろう!
ブログのアクセス数が必要なのか収益を上げたいのか?
これは、ブログを解説する始めのうちに決めておきたい項目の一つです。
ブログの収益化は、Googleアドセンスによる収益化でとにかくアクセス数を稼ぐ方向にいかなくても可能です。
「検索意図」をよく検討して、商品の購入やサービスに繋がるニッチなキーワード戦略に絞って収益化をすることも可能です。
本記事の最初に、アクセスアップに必要なブログ記事の数はテーマや内容、その他の様々な要因でかわるというのは、ここまでの内容でご理解いただけたと思います。
ブログの記事数は少なくても収益化出来る
このユニコブログ®は、ブログを開設するときの目標を1,000記事にしていたので、引き続きこのまま惰性で続けていくと思いますが、他のブログの記事数は、基本的に50記事前後にしています。
収益キーワードにこだわればブログの記事数は少なくても大丈夫
50記事前後でも、収益化しやすく、検索上位がとれそうなニッチなキーワードにこだわれば、あまり多くのブログ記事は必要としません。
そういう意味では、ブログ記事を書く時間よりも事前の調査やマーケティング部分に割く時間の方が多いジャンルもあります。
アクセス数で稼ぐならとにかくブログ記事数を増やしていく
Googleアドセンスオンリーで収益化を考えているようであれば、ブログ記事数は1,000でも2,000でも、とにかく多くのブログ記事を書いていく必要があります。
筆者は、事前調査とかが本当は好きではないので、こっちのほうが気楽で好きなのです。
また、最近のWordPressは前後の記事や関連記事などの内部リンクなどのSEOがしっかりしています。
一つ前の記事と少しだけコンテンツに関連性を持たせてブログ記事を繋いでいくと、100記事くらいになった時に全体的にアクセス数が上がってくるようになります。
● ブログ記事が100記事になってもアクセスが増えない場合の対処法を分かりやすく解説
ブログの記事数を限定するコツ
いきなり「特化ブログにチャレンジして、ブログ記事を網羅的に設定するのが難しい!」というかたがいらっしゃる場合もあります。
その時は、ジャンルを絞ったスマホアプリでブログを作成していくとやりやすいです。
ASPでいくとSmart-Cみたいなところですね。
最近はスマホで検索をする人も多く、アプリ系アフィリエイトの多くは登録やダウンロードが成果のゴールです。
自分でダウンロードして使ってみて、それらの感想や使い方のアドバイスを書いた後に、「この記事からダウンロードできるし、ほかのもあるよ!」みたいな感じでブログ記事を繋いでいけば完成します。
このような流れでブログ記事を書いていけば
- アフィリエイト広告を貼るアプリを厳選する
- 厳選したアプリを使ってみる
- 使ってみた自分の感想系ブログ記事を書く
- 収益用に作成したアプリまとめ系記事のリンクを貼る
の4ステップでブログの収益化が可能になります。
● アフィリエイトブログの作り方を分かりやすく解説【初心者向け】
ブログの記事数はブログのテーマと目的で変わる
ブログ運営を始めると、アクセスアップだったり収益の発生だったり、何記事書けば叶うのかとかかなり気になります。
けれど、ブログの収益化や計画的なアクセスアップは、事前にかなりの調査とアイデア出しが必要です。
なので、状況によっては事前に計画したブログを新しく解説したほうが収益化が早い場合もあります。
特化ブログにこだわらなければ、今現在運用しているブログに新しくカテゴリーを追加して思いっきりガチガチの収益用ブログ記事をアップしていくのもアリです。
もし、改めて収益が特化用のブログサイトを作ってみるなら、管理も簡単で、ブログが収益化もスムーズにおすすめのWordPressとWordPressテーマの組み合わせがあるので、参考になれば幸いです。