ブログの運営環境を実例に基づいて分かりやすく解説

ブログサポートをしていて、よくブログの運営環境を聞かれることが多かったので、このブログをひとつの参考事例として、ブログの運営環境を解説していきたいと思います。

当ブログ(ユニコブログ®)はブログの収益化に関して、1つの良い事例として扱っても問題はないと思いますので、このブログ記事が参考になれば幸いです。

ブログの実績を簡単に紹介

ブログの実績を簡単に紹介

このブログをスゴく簡単ではありますが紹介したいと思います。

  1. ブログの開設日:2020年01月14日
  2. 毎月のアクセス数:〜49.8万PV
  3. 毎月の売上金額:〜1,217,403円

上記の数字は最高値です。

現在は収益化の再現性を検証するために、他の運用しているブログに時間を掛けている面もあったり、扱っているカテゴリーの検索ボリューム需要に関する限界値もあり、だんだんと成長率は鈍ってきました。

また、ブログのアクセス数に関する上下、売上の増減に関しては色々が要因はありますが、現在の実績数字としては

  1. 毎月のアクセス数:15万PV〜25万PV
  2. 毎月の売上金額:50万円〜70万円
  3. ブログの記事数:約500記事

※ 執筆時の2022年07月01日時点

程度になります。

この後に詳しく後述していきますが、ブログの簡単なサイト運営環境を紹介します。

当サイト(ユニコブログ®)のウェブパフォーマンスについては、Googleが提供しているサイト分析サービスのPageSpeed Insights(当サイトのURLを入力済みのURLリンクです。)で確認いただければ幸いです。

  1. レンタルサーバー:ConoHa WINGを利用
  2. 利用しているCMS:WordPress
  3. WordPressテーマ:STORK19を利用

このブログは、ブログのお引っ越しも経験していて、今はConoHa WINGで運用しています。

  1. レンタルサーバー内での設定や管理が簡単
  2. 高速なWebサイト表示が可能
  3. コンテンツ制作に集中できる組み合わせ

ということで、上記の環境にしています。

1 ブログで利用しているレンタルサーバー

ブログで利用しているレンタルサーバー

このブログで利用しているレンタルサーバーはConoHa WINGになります。

このブログでのプランは「リザーブドプラン」というモノを利用していますが、他のブログではConoHa WINGのWINGパックにある1番安いプランを利用していますが、サイト表示の体感値としてはそれほど変わらない感覚だと思います。

※たぶん…サインのレンタルサーバーはどこも高機能なので、ConoHa WING以外を選んでも、1サイトだけの運用だったら毎月100万PVから200万PVとかにならないと違いが出てこないかもです…。

関連記事:レンタルサーバーのランキングを実際の実務で使って事例で紹介

2 ブログで利用しているCMS

ブログで利用しているCMS

CMSとは?とは?を詳しく解説すると中々の情報量になってしまうので、他のブログ記事で解説しているのですが、簡単にいうとCMSはWebサイトを管理するためのシステムです。

ConoHa WINGを利用すると、WordPressを簡単にインストールできるので、あまり気にする必要はない部分と考えています。

WordPressは、日本でも利用者がスゴく多いのでWeb上に多くの情報があり、コミュニティーも大きく、日本語で多くの情報を得ることが出来るので便利なCMSといえます。

関連記事:WordPressの始め方を超初心者向けに解説!無料ブログ&レンタルサーバーの設定方法

3 ブログで利用しているWordPressテーマ

ブログで利用しているWordPressテーマ

詳細はオススメのWordPressテーマに関するブログ記事でも紹介していて、色んなWordPressテーマがあるので好みで選ぶのが良いと思います。

とはいえ、実績の出ているこのブログに関してはSTORK19を利用しています。

STORK19は、「STORK」として販売されている頃からずっと利用しているのですが、とにかくサイトデザインを簡単なステップで素敵なサイトデザインとして飾れるし、ブログ記事などのサイトコンテンツを作る時も、コンテンツの装飾がスゴく簡単で魅力的なWebサイト制作が可能になります。

また、筆者の場合は特に、シンプルなサイト構成やサイトデザインが好きなので、このSTORK19を利用してサイト構成をスゴくシンプルにしています。

シンプルを追求しても良いし、このブログとは逆に素敵に彩ることも出来るので、スゴく使いやすいWordPress用テーマです。

関連記事:WordPressテーマで利用するのが3種類だけになってきた話

ブログで利用しているSSL(httpsにすること)

このブログの場合は、GMOグローバルサインの企業認証SSLというモノを利用しているので費用が掛かっていますが、サイト収益化の再現性確認で利用しているWebサイトでは、ConoHa WINGで無料で利用できる「アルファSSL」を利用しています。

個人的に、アルファSSLは有料でしか利用できないイメージだったのですが、ConoHa WINGでは無料で利用できるので、これは中々に素敵だと感じている部分です。

Webサイトが大きく育って、売上金額も大きくなってきたら、有料のSSLを検討してみても良いかもしれません。

最低でも、サイトシールが貼れるクラスのSSLが利用できれば、利用者も安心してWebサイトを利用できると考えています。

↓当ブログのサイトシールは以下になります。

SSL GlobalSign Site Seal

関連記事:SSLとは?Webサイトの運営で必ず設定しておきたいセキュリティ基礎知識を分かりやすく解説

ブログで利用しているWordPressプラグイン

ブログで利用しているWordPressプラグイン

Webサイトで利用しているプラグインを解析できるサイトは、もうすでに色んな所があるのですが、利用しているプラグインを紹介します。

基本的に、Webサイトはシンプルな機能、構成にすることをいつもオススメしています。

当ブログに関しても、それほど多くのプラグインは使用しておらず、また、現在は、そのほとんどが有料のプラグインです。

ブログ開設して売上が出始めたら都度有料のプラグインを利用するか検討していく感じで良いと考えています。

無料で利用できるバージョンもあって、サイト開設の始めから利用できるプラグインから紹介します。

ConoHa WINGでもそうなのですが、WordPressをインストールしたときに最初から準備してくれるプラグインなども、各レンタルサーバーによってありますので、インストール前に確認した方が良いかもです。

SiteGuard WP Plugin

SiteGuard WP Pluginを利用すると、サイト運営上必要な管理周りのセキュリティを高めてくれます。

簡単にハッキングされないように、ログインのセキュリティを強化できます。

WP Multibyte Patch

WP Multibyte Patchは、日本語版のWordPressを扱う場合に自然とインストールして有効化しておくくらいに有名なプラグインです。

2バイト文字の日本語でサイト管理をする場合にはインストールしておいて有効化しておけばOKなくらいの簡単なプラグインです。

Imagify

Imagifyは、サイト内の画像を圧縮してくれるプラグインです。

無料版でも充分に高機能で便利なソフトです。

現在でも、Webサイトに画像をアップする際は画像圧縮が必須の作業になりますが、Imagifyを入れておけば勝手に圧縮してくれるのでとても便利です。

予め、Squooshで粗方の画像圧縮をしておけば、より便利に利用することも可能です。

個人の利用範囲であれば十分すぎるくらいの有益なプラグインです。

複数人数で利用するWebメディアを運用する場合には、必須と言えるプラグインとも言えます。

SEOPress

長期にわたるWebサイト運営では、SEO(検索エンジン最適化)がとても大事な作業になりますが、自分で細かく対応しようとするとかなり大変な作業になる事も事実です。

けれど、SEOPressを入れておけば、大体のSEO施策が簡単に設定出来るようになるので、これも無料版で充分に使えます。

他のブログでは、SEO SIMPLE PACKなども利用して、最低限必要なSEO施策だけをおこなうようにしたりもしています。

SEOPressSEO SIMPLE PACKは、どちらか1つを入れるようにしてください。

このブログでは、SEOPressを入れています。

当ブログでは、2023年11月から SEO SIMPLE PACK に変更しています。

その他のプラグイン

その他のプラグインですが、基本的に有料になるので、先ほど紹介したプラグインとは分けて紹介します。

WP Rocket

WP Rocketは、サイト表示の高速化を実現してくれて、さらにカスタマイズも出来る有料プラグインです。

RocketCDN

CDNとは、コンテンツデリバリネットワーク(content delivery network)の略語なのですが、これも、ちゃんと説明しようとするとけっこうな分量になるので、また別記事でになるのですが、サイト表示の高速化を実現してくれる機能です。

RocketCDNはWP Rocketをインストールすれば、追加で簡単に利用できる(有料になります)仕組みになっているので、これもサイトの収益化具合で検討しても良いと思います。

ブログパーツ

AMAZONアソシエイトなどで商品を紹介するときにはRinker+COPIAを利用していました。

現在はリライトしつつ、Rinkerについては、ユニコブログ®といくつかの検証用WebサイトではRnkerの利用をなくすようにしています。

特に、Rinkerが不便というわけではなくて、自分で作成したブログツールの検証や、プラグインの数を減らしたいという理由からです。

基本的にはスゴく有用なプラグインなので、ConoHa WINGでレンタルサーバーを借りる時に、WordPressテーマとしてTHE SONICを合わせて利用すれば、マイクロコピー機能を実装したCOPIAまで使えるので便利です。

この他にも、「ポチップ」という商品紹介ブログパーツもあるので、これは好みで使い分けが良いかもです。

この他、以前はスマホ向けのアプリなどを紹介する時にアプリーチを利用していました。

WordPressテーマによって機能が重複しないように注意

この他にも、ページごとに目次を作ってくれるプラグインや、XMLサイトマップの拡張機能を持ったプラグインなどがあるのですが、WordPressテーマによって機能が重複することがあるので、必要か不必要か確認する必要があります。

  1. Category Order and Taxonomy Terms Order
  2. Table of Contents Plus
  3. XML Sitemap & Google News

などがありますが、特に、すでに有料のWordPressテーマを利用している場合には機能が重複してサイト全体に影響を与える可能性が高いので、WordPressテーマのサポートページをよく確認しましょう。

Webサイトの運営環境はシンプルにする

Webサイトの運営環境はシンプルにする

とくに個人ブログで長期間運営を考えている場合には、Webサイトの構成はシンプルにすることが重要です。

サイトデザインを素敵な装飾で飾ってオリジナリティーを出すのは全然問題ないとしても、サイト訪問者側からは見えないシステム面については、とにかくシンプルにしておくことが重要です。

筆者がブログサポートしている中で特に多かったのが、プラグインで機能が重複してしまっていたり、PHPのカスタマイズでWebサイト全体で処理が重くなっていたり、やはり、1番困った状況としてあったのは、「Webサイトが表示されなくなってしまった。」という事態です。

基本的には、何かトラブルを起こしてしまうくらいなら、サイトの高速表示などを追求しない等の割り切りをもって、サイト運営をしていくとトラブルが少ないかなと思っています。

この他、Webサイト名は商標登録しておいた方が良いとか、色々な事があるのですが、この辺りは当ブログ(ユニコブログ®)内で数百記事に渡ってノウハウをたくさん書いているので、他のブログ記事も読んでいただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Webサイトの運営環境に関したブログ連記事

  1. レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
  2. WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較しながら実例を用いて紹介
  3. WordPressの初期設定でやっておくと良いことを分かりやすく解説
  4. 画像素材サイト10選!各サービスの料金と特徴を徹底比較
  5. ブログを収益化する基本パターンを分かりやすく解説