最近は、副業でアフィリエイトサイトの運営にチャレンジしている人が、かなり多くなってきた印象です。
以前から、アフィリエイターの人口は300万人以上いると言われており、筆者自身もアフィリエイトによる成果報酬型広告の方式で、30以上のwebサイトを運営をしています。
最近では、サイト運営による収益も月100万円以上になり、30以上のサイト運営によって再現性の高い運営方法を検証しています。
とはいえ、実際の成果としてアフィリエイトサイトで収益が上がらないという悩みを抱えている方はとても多くて、実際にアフィリエイトで安定した収益を出せている人は少ないようです。
関連記事 : アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2020年|アフィリエイトマーケティング協会
現在、20人ほどのブログサポートを行っていますが、成果の出ないサイトと成果の出るサイトには共通点があって、それはとてもシンプルです。
データではなくて、実際の運営による経験則に基づいた内容になりますが
本記事は、成果の出るアフィリエイトサイトに改善させていくためのノウハウを紹介していきます。
成果の出るアフィリエイトサイトはテンプレート化している
筆者の場合はユニコブログ®の運営によって、ある程度の収益化に成功したので、同じような構成で違うサイトを立ち上げて収益化の再現が可能なのか、扱うテーマを特化して10サイト以上運営しています。
ブログサポートで御縁のあった方々についても、恐縮ながらブログサイトを運営する環境を、時にはレンタルサーバーもお引っ越ししつつ改修して、「コンテンツ(ブログ記事)の内容はほぼ変更無く」なんてこともあります。
ちなみに、筆者の場合は有料のWordPressテーマを導入したらほぼデフォルトの設定でブログサイトを構成しています。
むしろ、表示するものを極力削っているので、とてもシンプルなデザインになっています。
このユニコブログ®のデザインをベースに、他の多くのサイトもほぼデフォルトの設定で、色だけを変更するくらいでブログデザインは終わらせています。
このブログは「STORK19」というWordPressテーマを利用していますが、検証用のサイトでは
- THE THOR
- AFFINGER
- THE SONIC
などのテーマも購入して収益化の検証に利用しています。
詳細は、アフィリエイトブログの作り方を分かりやすく解説【初心者向け】でも解説しているので、お役に立てば幸いです。
アフィリエイトサイトで成果が出ているリンクの貼り方
アフィリエイトサイトのテーマやデザインによって、この辺りの実績数字はかなり変動があると思うのですが、今まで運営してきて1番成果が出ているアフィリエイトリンクの種類とサイト構成について解説していきます。
- 基本はアンカーテキストにすること
- クリック報酬型広告で成果が分散されないようにする
- 固定報酬型広告の問い合わせがきたら積極的に検討する
それでは、ひとつずつ解説していきます。
① 基本はアンカーテキストにすること
アフィリエイトリンクには、基本的に以下の3種類の種類があります。
- テキストリンク(アンカーテキスト)
- ボタンリンク
- バナーリンク
の3つです。
筆者が運営するサイトや、ブログサポートをしている方々にも、アフィリエイトリンクの種類は基本アンカーテキストのみにしてもらっています。
昨年、いろいろ試してみたのですが、結果的にアンカーテキストのクリック率が1番良かったので、そのような運用方式にしています。
広告をアンカーテキストにする理由はいくつかあるのですが、その理由を1つ簡単に紹介すると、それは広告ブロッカーの影響です。
詳細は下記の関連記事で紹介しているのですが、最近はWebサイトのありとあらゆる所に広告が配置されていたり、画面遷移の時にモーダルウィンドウで広告を表示する事もあって、広告ブロッカーを利用しているユーザーも増えてきています。
バナー広告などは、この広告ブロッカーに検知されて表示されなくなるので、クリックをされることはなくなります。
ランキング記事や比較記事を扱っている場合には、1サービスごとにバナー広告で商品やサービスを紹介しているWebサイトも多くありますが、広告ブロッカーを利用しているユーザーには、テキストだけの比較ページとして無機質に表示されているだけの状態になります。
このような理由から、基本は全てアンカーテキストの方が良いと考えています。
関連記事 : アフィリエイトで稼げない時に収益を改善できるおすすめの方法をわかりやすく解説
② クリック報酬型広告で成果が分散されないようにする
クリック報酬型広告は、極力配置しないようにしています。
配置していたとしても、関連記事を紹介するエリアに載せる場合があるくらいです。
それでも、最近作ったサイトやブログ記事では、クリック報酬型広告を載せること自体がなくなりました。
クリック報酬型広告よりも、自サイトの記事を更にもう1ページ見てもらえたら嬉しいですし、以前に比べると、アフィリエイト広告と同様に広告管理の手間は、自分のサイトやページにあった内容に沿わせようと思うと結構大変だったりします。
最近はやたら95%引きみたいな露骨なモノが表示されて、どれだけ除外処理をしても、くぐり抜けてくるので…
③ 固定報酬型広告の問い合わせがきたら積極的に検討する
固定報酬型広告とか固定掲載広告などの呼び方があるのですが、これらの掲載依頼などが来た場合は積極的に検討していきましょう。
メールや、場合によってはWebミーティングを求められるなどのコミュニケーションの手間はありますが、あまりブログ記事の内容に変化を加える必要の無い固定報酬型の広告掲載の場合は、毎月安定した広告収入になるので、積極的に検討していきたいところです。
掲載位置がサイト全体の共通で教示される場所の固定掲載については、ブログサイト内にある比較系の記事に影響がないか検討して決めていきましょう。
レンタルサーバーは高速なものでサイト運営する
正直、格安レンタルサーバーだと同時接続数が増えたときの反応で苦しい場合があります。
レンタルサーバーは高速で高スペック、また同時接続がたくさんあったときにも安心して稼働してくれる評価ができるレンタルサーバーサービス会社を利用しましょう。
- 月額費用1,000円くらいはすぐに元が取れる
- サイトの高速表示に性能の良いレンタルサーバーは欠かせない
- アフィリエイトサイトの管理が楽なレンタルサーバーはどこ?
①〜③を解説していきます。
① 月額費用1,000円くらいはすぐに元が取れる
サイトの高速表示が可能で、同時接続が多くなっても安定稼働してくれるレンタルサーバーサービスを提供している会社はとても多くなりました。
それぞれの会社が提供するレンタルサーバーは概ね月額1,000円くらいです。
年払いにすればもうちょっと安く利用が出来ますが、初期投資で1万円ともなると、小さい金額ではありません。
けれど、最近のレンタルサーバーサービスは、独自ドメインの取得からWordPressのインストールまで一気に行えるので立ち上げがとてもスムーズです。
また、アフィリエイトの場合はセルフバックという、実際に商品やサービスを使ってみたりすることができる機能があるので、1~2万円くらいであれば、結果的にすぐに元が取れてしまいます。
② サイトの高速表示に性能の良いレンタルサーバーは欠かせない
アフィリエイトサイトに多くのPV数が必要かといえばそんなことはありません。
それでも、大きな収益額を得ているサイトのアクセス数はそれなりのアクセス数になります。
このユニコブログ®も、最近は15万〜40万PV/月くらいのアクセスがあります。
収益公開をしているアフィリエイトサイトがあったら、Similarweb(シミラーウェブ)を使ってみてください。
1サイトで毎月100〜200万円を稼いでいるようなサイトは、それなりのPV数があります。
③ アフィリエイトサイトの管理が楽なレンタルサーバーはどこ?
筆者は、レンタルサーバーはConoHa WINGを利用しています。
物販アフィリエイトをやりやすくするためにTHE SONICというWordPRessテーマがあるのですが、ConoHa WINGから購入すると割引になるのでお得です。
これらの組み合わせなどについて、別途特集記事を書いてみました。
かなり役に立つと思うので、是非読んでみてください。
● ブログが簡単に作れる!サーバー&WordPressテーマ組み合わせ3選!
アフィリエイトサイトで収益化しやすいWordPressテーマの条件
アフィリエイトサイトで収益化を成功させるなら、やはり有償のWordPressテーマを利用した方が成功する確度があがります。
便利で自由度の高い素敵なWordPressテーマもたくさんあるのですが、収益化を成功させるためには多くのコンテンツ(ブログ記事など)を長くコツコツと積み上げていく環境をいかに早く構築するかが重要です。
ありがちなのが、サイトデザインの細かいところばかりの設定だけしていて、中身のコンテンツが積み上がっていかない状態です。
時間を掛けるなら、コンテンツに時間を掛けていき、極端な話をすれば、収益が出てからプロにサイトデザインをお願いした方がよりサイトを成長させることが可能になります。
- ブログ記事が書きやすい
- 内部SEO対策が施されている
- サイト表示が速い
それでは、①〜③を解説していきます。
① ブログ記事が書きやすい
このブログは、「STORK19」というWordPressテーマを利用しています。
筆者は、このテーマで書くのが1番好きなので、ユニコブログはこのテーマにしています。
各テーマ、どれも素敵なモノばかりなのですが、書きやすさとかは好みがあると思います。
しっかり、表を組んでブログ記事を設計したい場合はAFFINGERやTHE THORのほうが向いているなど、書き方によっても、やりやすさはあると思います。
下記にWordPressのテーマをまとめているので、実際の公式サイトを確認して検討してみてください。
● WordPressおすすめブログテーマ10選!有料版と無料版を比較
② 内部SEO対策が施されている
特に有料のWordPress用テーマは、1回の訪問でユーザーが何ページも読んでくれるような素敵なサイト構成がデフォルトで構築されています。
自分で難しくサイト全体の導線を考えなくても、ブログ記事を積み上げていけば勝手にページ間の相互的な関連性が出て来るように設定されているので、自分で細かいデザインを考える必要はありません。
関連記事 : レンタルサーバーとWordPressのテーマ選びに困ったらConoHa WINGとTHE SONIC
③ サイト表示が速い
2021年6月からは、Core Web Vitalsがランキング要因になると発表されているので、サイトの表示速度も含まれたユーザーエクスペリエンス(ユーザーの体験品質)も重要視されます。
自分でHTMLやCSS、JSなどを理解して調整できる方は良いのですが、中々難しいと思います。
なので、そこに時間をかけて調整する時間を費やすよりも、まずはコンテンツ記事を書いていくことが重要なので、個人的にはWordPressのテーマは有料のモノを導入することをおすすめします。
● 【簡単バージョン】ブログを楽して続けるための運営環境や始め方をわかりやすく解説
日記ブログでもアフィリエイトサイトとして収益を出すことは可能
現在運営しているアフィリエイトサイトが、日記ブログでも安心です。
基本的に、日記ブログなのにボタンリンクやバナーリンクで貼っているアフィリエイト広告を、ブログ記事のリライトをしてアンカーテキストに切り替えて行きましょう。
売り込み文章は入りません。
ブログ記事内に自然と入る商品やサービスを使ってみたそのストーリーだけで充分です。
後は、とにかくブログ記事の更新を継続をしていくことが重要なので、モチベーションを維持するための施策をしながら続けて行きましょう。
● 日記ブログは本当に稼げないのか?収益を増やすコツを3つ紹介します
収益を出すための5つの原則
筆者がこれまで多くのサイト運営やブログサポートをやってきて、収益化に成功しているパターンを紹介します。
- 読者にとって読みやすいこと
- リライトで改善していくこと
- 被リンクを増やすこと(自然と)
- 不要なインデックスページを増やさないこと
- 検索エンジンに優しいサイト構成にすること
超シンプルに紹介をすると上記の5つの感じです。
③〜⑤はイメージが湧きにくいかもしれないのですが、先ほど紹介したWordPRessのテーマであれば、簡単に調整できることなので、実際に動いてみることをおすすめします。
今後、先ほどテーマに上がったCore Web Vitalsがランキング要因について、そのウェイトによっては、また少し原則を変えていくかもしれないです。
まとめ|売ろうとするよりも読者の役に立つ情報発信を徹底する
特に、日記ブログでアフィリエイトサイトにしている場合がそうなのですが、日々の綴りにいきなりセールスライティングが入ると読者はビックリします。
ゴリゴリのセールスライティングをやっていくなら、特化ブログを別途で用意して、そこで商品やサービスの紹介をして買ってもらう導線にした方が良いです。
雑記ブログの場合でも、記事のテーマの中で自然と出てきた、ストーリーとして繋がっている商品やサービスの名称だけをアンカーテキストでリンクする程度にしておきましょう。