本記事では、筆者がブログサイトを収益化しようと考えた時の、ブログの開設からブログが収益化されるまでの基本パターンとステップを解説していきます。
あえて収益化の基本パターンと書いているのは、本来、ブログ型のサイトは扱うジャンルやテーマによって収益化までのアプローチや手順が大きく変わるからです。
それでも、さまざまなジャンルで共通するブログサイトの収益化には共通点があります。
今回は、その共通点を基本パターンとしてまとめたものを書いていきます。
筆者の、このユニコブログ®︎の実績を簡単に紹介させていただきます。
ブログサイト名 | ユニコブログ®︎ |
サイト開設日 | 2020年01月 |
レンタルサーバー | ConoHa WING |
利用しているCMS | WordPress |
WPテーマ | STORK19 |
最高月間PV数 | 56.5万PV(2023年01月)|ブログの始め方と人気ブログの作り方を完全初心者向けに解説 より |
最高月間収益 | 1,217,403円(2021年05月)|ブログ収益の公開記事 より |
収益化の方式 | ASP経由のアフィリエイト広告及び直接広告 |
記事数 | ブログ記事数は600記事 |
登録商標 | ユニコブログ 登録商標第6335150号 |
筆者の運営しているWebサイトやブログサイトが全て上記のような実績が出ているということではないのですが、それでも、お役立てれば幸いです。
ブログを収益化するためのレンタルサーバーはどこにしている?
筆者がブログの収益化で重要視しているのはシンプルに下記の3つです。
- サイトの表示速度
- シンプルな管理画面
- 万が一のサポート対応
上記3つがブログ記事を書いていくことに集中できる環境を整えてくれます。
ブログサイトの表示速度が早ければ、あれこれと高速表示について小難しいプラグインや高速化に関する技術知識を学んでいく必要がありません。
レンタルサーバーのコントロールパネルがシンプルで分かりやすいものであれば、ブログサイトの独自ドメイン管理やサーバーの更新作業などが煩わしくなくなります。
そして、万が一のサイトトラブルが起きても、サポート体制がしっかりしているレンタルサーバー会社を選んでおくことで、超長期的な運用も難しくなくなります。
このユニコブログ®︎に関しても、そのようなポイントを重要視して現在の環境にしています。
ブログの収益化には高速表示が可能なレンタルサーバーを用意する
収益化されたブログサイトの構築が目的でブログ開設をするという人には、筆者が現在も利用している検証済みのレンタルサーバーを紹介します。
例えば、当ブログではConoHa WINGを利用しています。
他に運用している特化ブログでも、サイトのデザインパターンやWordPressテーマとレンタルサーバーの組み合わせを変えたりして、色々なレンタルサーバーとWordPressテーマで運用しています。
- ConoHa WING
- エックスサーバー
- お名前.com
筆者自身は、基本的にはWebサイトごとに上記3つのレンタルサーバーを使っていて、コントロールパネルの操作も簡単なのでオススメしています。
上記3つのレンタルサーバーであれば、どこも高速表示や簡単管理を実現しているので、比較するには甲乙付けがたい所があります。
強いて言えば、回線の帯域に関する定量的なデータの情報開示があれば、もっと比較出来るのですが、けっかとしては、体感的にどこもスゴく速いというのが結論です。
ブログの収益化に利用するレンタルサーバーを選ぶ
実際に、ブログサポートをするときの知識やスキル具合に合わせて、先ほど紹介したレンタルサーバーサービスw利用して、独自ドメインの取得からレンタルサーバーを選ぶところまでを自分でやってもらったりしています。
このあたりについては、このユニコブログ®で、おすすめのレンタルサーバーのブログ記事や、各レンタルサーバーの特集記事も作成してまとめてありますので、お役に立てば幸いです。
ブログの収益化でWordPressのテーマはどうすれば良い?
ブログの収益化において、ブログサイトをデザインするのにとても便利なのがWordPressのテーマを導入する選択です。
WordPressのテーマを利用することによって、自分でデザインをしていくよりも手早く効率的にWebサイトを完成させることが可能です。
無料のWordPressテーマでも素敵なものはたくさんあるのですが、基本的に、筆者は最初から有料のテーマをインストールして、すぐにブログ記事作成に集中できる環境を整えてしまった方が良いと伝えています。
シンプルな作業で素敵なWebサイトデザインを手早く完成させられるのは魅力的です。
何より、それ以降、手直し等の手間がかからないことが重要で、ブログ記事を作ることに集中できます。
例えば、このブログではSTORK19というWordPressテーマを利用しています。
また、有名なブロガーが、どんなWordPressのテーマを利用しているのか知りたい場合は、WordPress Theme Searchなどを利用すれば、どんなWordPressテーマを利用しているか知ることが出来るので確認してみましょう。
有料のWordPressテーマで手早くSEO対策を済ませる
有料のWordPressテーマは、当然ながらWordPressの事やWebのことを理解しているプロの方が提供しているので、ブログ初心者がサイトを色々いじるよりも高品質なサイト作りがすぐに実現できるように設計されています。
ブログの収益化で大事なのは『ブログ記事を書いていくことに集中する環境を作る』ことなので、最初のうちに導入してしまいましょう。
本当にすぐ、ブログ記事を作る環境をすぐに作れるようになります。
これらを導入した方が、限られた時間という貴重なモノを大切にすることが出来ます。
WordPressテーマまでインストールできたら初期設定をする
WordPressテーマまで導入が出来たら、サイト全体の初期設定を済ませましょう。
1番最初に必要な設定を済ませてしまえば、何度も言うように、ブログ記事を書くことに集中できる環境を早く作ることが可能になります。
WordPressテーマのデザインはこだわりすぎないこと
せっかくブログサイトを開設したのですから、Webサイトのデザインにこだわりたいという気持ちはものすごく分かります。
しかし、ブログで大事なのは、いかに早くブログ記事を書く習慣を身に付けるかと言っても過言ではありません。
ブログサイトのデザインやカスタマイズは、いじる場所によって時にサイトが表示できなくなったり、サイトデザインが崩れて戻れなくなってしまったりなど、慣れないうちは大きな危険も伴います。
実際に、筆者がブログサポートをしている最中に、カスタマイズでサイトデザインが崩れてしまって手に負えなくなった状況の復旧を何度も行ったことがあります。
確実とは言えないですが、その場合はWordPressのテーマを一度アンインストールして、再度インストールし直せば治るものが多いのです。しかし、荒っぽい直し方なので、再設定などに手間もかかります。
ブログの収益化に必要なプラグインは何にすれば良い?
ブログの収益化に必要なプラグインって、実はそれほど多くありません。
また、ブログ運営で必要なプラグイン自体もそれほど多くありません。
WordPressのテーマによっては、良くお薦めされているプラグインの機能がすでに備わっている場合もあるので、選択したWordPressテーマの機能をよく確認しましょう。
ブログの収益化に必ず入れておきたいプラグイン
ブログの収益化に必ず入れて起きたいプラグインはいくつかあります。
SiteGuard WP Pluginをインストールする
SiteGuard WP Pluginは、WordPressを運用するアカウントのセキュリティを守っていく上で最低限必要なプラグインと言えます。
安易に不正侵入されない仕組みを、インストールして有効化するだけである程度カバーしてくれるので、まずはこのプラグインを導入しましょう。
※レンタルサーバーサービスによっては、最初からインストールされている場合もあります。
XML Sitemap & Google Newsをインストールする
XML Sitemap & Google Newsは、その名の通り、サイトの構成やブログ記事のコンテンツなどを、検索エンジンのロボットが理解しやすくするための案内データを作成してくれるプラグインです。
物販なフィリエイト用のプラグインやブログパーツ
詳細は、『物販アフィリエイトの始め方と稼ぎ方について実例を基に解説』というブログ記事に書いたので、そちらがお役に立てば幸いです。
筆者の場合、当時は
- AMAZONアソシエイト
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
を、一括表示するために利用していました。
現在、筆者自身はWordPressテーマが元々持っているカスタムブロックを用いて商品紹介用ブロックを自作して試しているので、有名な物販アフィリエイト系のツールはユニコブログ®︎などで利用していないのですが、基本的には、これらのツールを利用した方が収益化がしやすいです。
現在、実際に物販アフィリエイト用のツールを用いて運営しているWebサイトでは
釣りブログ|物販アフィリエイト向けのツールを導入している参考サイト
があります。
目次系のプラグイン
ブログ記事のページには、そのページにどんなことが書いてあるか簡単に説明する「目次」機能が付いていた方が、読者にとって便利です。
ただし、下記のプラグインは、利用しているWordPressテーマに目次作成機能がない場合にインストールしてください。
例えば、ユニコブログ®︎で使用しているSTORK19は目次作成機能が実装されているので、このプラグインは必要ありません。
WordPressテーマによっては、自動で目次を作成してくれるものもあるので、都度確認しましょう。
目次系のプラグインには
などがお薦めです。
問い合わせ系のプラグイン
問い合わせ系のプラグインは数多くあるので、中々選ぶのは難しいところだと思いますが、筆者の場合は、以前、Googleフォームを利用して、問い合わせに関する管理をしていたこともあります。
現在、筆者の場合はX(旧Twitter)のDMから連絡を受け付けるようにしています。
DMにしても完全に防げるわけではないのですが、自動的に流れてくる必要ないメールが届かなくなるのでおすすめです。
ブログの収益化で必要なサイトの高速化プラグイン
ブログを高速化するのに便利なプラグインは数多くありますが、もともと有料のWordPressテーマを利用していれば、それほどサイトの表示が遅くなると言うことは無いと思います。
サイトの高速表示環境はすでに整っている
というのは、ここまでで高速なサイト表示が可能なレンタルサーバーを選択しています。
さらに、有料のWordPressテーマも導入してブログサイトに最適化されている状態のはずなので、いろんなプラグインを数多く入れ足りしない限りはサイトの表示はかなり速いはずです。
高速化プラグインは後からの導入でも大丈夫です
それでも、もっと早くしたいと言う場合は、いろんな高速化プラグインがありますが、何かと他のプラグインと干渉があったり、サイトが中々更新されない(高速表示のためのキャッシュ機能による)などの現象が起きます。
ブログを始めたばかりの人にとってはちょっと難しい部分の対応も必要になってくるので、最初のうちはお薦めしていません。
ブログの収益化が出来てから高速化を考えるでもOKです
最近は、CDN(コンテンツデリバリーシステム)を利用していますが、費用も掛かりますし、このあたりは収益化が出来てからで良いと思っています。
画像の圧縮プラグイン
ブログを収益化するのに、ブログ記事内で使用する画像の圧縮は欠かせません。
最近の画像は、容量がとても大きい状態のものばかりなので、そのままアップするとブログ記事がもの凄く重くなって表示が遅くなります。
ので、Googleが開発した「Squoosh」などを利用して画像圧縮をするのが便利です。
加えて、ブログ記事にアップする前に画像圧縮して最適化することも可能ですが、たまに圧縮を忘れてしまうこともあります。
そんな時には、Imagifyというプラグインが使えます。
WebPやAVIFなどの先進的な画像圧縮フォーマットにも対応しているのでおすすです。
有料版もあるのですが、毎月の使用容量でライセンスが決まっていくので、無料でも充分に使えるプラグインです。
これは、当ブログ(ユニコブログ®)で現在でも利用しています。
ブログの収益化に使える画像素材
ブログを収益化するのに、必ずしも画像は必要ではないのですが、訪問してきてくれた人の滞在時間を増やすために、ブログ記事を彩るのに画像は有効な手段の1つです。
理想は有料の画像素材サービスを利用することなのですが、安くはない金額なので、ブログが収益化出来てからでの検討で大丈夫です。
ブログに使える画像素材集サービス
当ブログ(ユニコブログ®)では、有料の画像素材を利用していますが、ブログが収益化されるまでは無料の画像素材集の利用でも大丈夫です。
但し、無料の場合は利用条件がいろいろあるので、必ずよく確認しましょう。
図解と引用は気をつけて
最近、ブログ記事で販売書籍の図解解説系など、自作でイラストしたコンテンツが流行っていますが、その場合、画像といえど「引用」のルールや引用元とオリジナルコンテンツの関係に気をつける必要がありますので、十分に注意して画像作成を行ってください。
ブログの収益化に必ずしもアイキャッチは必要ない
当ブログ(ユニコブログ®)でも、各ブログ記事の先頭にはアイキャッチ画像がありますが、それは必ずしも必須ではありません。
少し下にずらしてサイトの読み込みスピードを上げても良いですし、アイキャッチ自体、必ずしも必要ではありません。
個人の好みで良いと思っています。
筆者の他の特化ブログは、共通のアイキャッチにしてみたり、アイキャッチのないブログサイトもありますが、重要なのはブログ記事のコンテンツなので、好みで良いと考えています。
ブログの収益化に必要な広告設置方法と準備
ブログを収益化するには、広告の設置方法と収益化するための施策が必要です。
ここでは、ブログサイトに成果報酬型広告やクリック型広告を実装しての収益化の仕方を解説して行きます。
ブログの収益化方法
筆者がブログの収益化をサポートする場合は、もの凄くシンプルなブログ構造に徹していて、広告利用も3種類だけにしています。
- ASPから発行されるテキスト広告
- 物販アフィリエイト用のブロックエディタ利用
- Googleアドセンス
この3つだけを利用しています。
ASPから発行されるテキスト広告
ブログの収益化において、筆者がブログサポートする場合、アフィリエイト広告は基本的にアンカーテキスト(テキストリンク)のみになるようにしてもらっています。
その理由は、バナー広告などで構成していると、広告ブロックアプリなどを利用している場合、広告部分が空白になったりしてスカスカになるからです。
また、色々検証していると、バナーよりもテキストリンクのほうがクリック率(CTR)が高いためです。
※後に説明しますが、クリック型のアドセンス広告の場合は、空白ではなく広告部分が詰められて表示される事が多いです。
物販アフィリエイト用のブロックエディタ利用
物販アフィリエイトで収益化をするために使いやすいプラグインを考えると、最低でも3社との提携が必要です。
- AMAZONアソシエイト
- もしもアフィリエイト
- バリューコマース
と提携して
- AMAZONアソシエイト
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
の3つを物販アフィリエイト広告としてブログ記事内に表示できるようにしておきましょう。
それらの準備や組み込み方が分からないなってしまった場合は
- AMAZONアソシエイト
- 楽天アフィリエイト
- Yahoo!ショッピング(バリューコマース)
のパターンにして、直接自分でwordPressテーマのブロックを利用して作るのもありです。
この辺りは、どのメディアを中心にアフィリエイトによる収益化をするかによって、かなり構成は変わると考えています。
Googleアドセンス
ブログの収益化において、Googleアドセンスは重要な収益源となりますが、Googleアドセンスだけでブログだけからの収入で生活することを目標にするのはかなり困難です。
当ブログ(ユニコブログ®)も開設当初はGoogleアドセンスだけでの収益化を行っていましたが、10万PVあたり2.5万円〜5万円くらいが限界でした。
もっとクリック単価を上げて、価値を高めて運用する方法もあるのですが、中々の熟練と期間がないと出来ないので結構辛いです。
また、Googleアドセンスの配置場所ですが、筆者がブログサポートしていて推奨しているのは「まとめの見出し直下」と「関連記事広告」の2ヶ所だけです。
また、記事の最後の関連記事は、広告とは別に自分で「内部リンク」で設定しておきます。
その理由は、広告ブロックソフトなどで広告領域が除外されたときの見え方を考慮したものになっています。
ブログの収益化が難しいと言われる理由とは
筆者も自分のメディアによる運用はまだ浅いのが正直なところですが、そんな中でも、ブログサポートをしていて結果的にブログだけで生活出来るブログの収益化に成功する人としない人の差には共通点があります。
- ブログ更新のリズムを自分で整えられる
- ブログの収益化に関する所だけに学びと実践の力を使う
- ブログ運営を長く続けることが出来る
上記の3つは、当たり前の事ですがスゴく難しくもある。
と言うのが正直なところです。
とにかく大事なのが、長い期間、コツコツと自分に合ったペースを見つけてブログを運用し、その中でも力を入れるとことはブログの収益化に関する所だけに力を入れていきます。
ブログの収益化が出来れば、あとでお金をかけてデザインを綺麗にしたり、サイトを整えていくことが可能になります。
最初からスゴく綺麗なブログサイトを目指しつつ、ブログの収益化をするのは結構強いです。
あとは、ブログの収益化についての学びと実践をどんどん自分で進めていく方です。
収益化の方向性を定めて、そこに頑張る力を集中する。
これがブログの収益化を成功させるシンプルな秘訣です。
ブログの収益化をするためにブログ記事を増やしていく
ブログの収益化は、ここまで来れば本当にコツコツとブログ記事を積み上げていくだけです。
ユニコブログ®︎では、定期的に実績などの公開をしているので、積み上げた結果などについてお役に立つ情報になれば幸いです。
ユニコブログ®は『会社からの収入だけに依存しない生活』を実現するために、今後も検証結果や実体験を元にして、ブログ記事を積み上げて行きますので、これらのコンテンツが役に立つことを願っています。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。