ブログサポートをしていると、たまにある質問で、「ブログ記事の内容が薄く感じるのですが確認してもらえないでしょうか?」と言われることがあります。
ただ、筆者の場合、全てのジャンルや情報に精通してはいないので、どのように改善すればよいのか、具体的なアドバイスをするのが難しいときがあります。
しかし、どのようなジャンルでも、ブログ記事形式の場合には、文章構成に関して共通した改善方法もあります。
本記事では、その改善方法について解説していきます。
関連記事:記事の書き方完全ガイド!タイトルや目次、記事構成の作り方を徹底解説
目次
リード文を見直すか作成してブログ記事の扱う情報範囲を見直す
ブログ記事を書く人によっては、いきなりメインコンテンツとなる部分を、最初から最後まで文章で書く人もいます。
日記ブログなどのジャンルは、特にそうなりやすいと考えています。
とはいえ、日記ブログでも、ブログ記事冒頭のコンテンツとして、テキストでリード文(トップコピーとも言っています)を作成しておき、書いていく範囲を最初に決めておくと、ブログ記事の内容がバラバラにならないように書くためのガイドとして役に立ちます。
関連記事:ブログのリード文は何文字が良いのか分かりやすく解説
ブログ記事の内容で深掘りできる部分をさがす
前章で書いたように、リード文でブログ記事を書く範囲が調整できたら、次は、その文章の中でもっと体験や経験、またはノウハウ情報、外部情報として調べたらもっと深掘り出来そうな部分を探してみましょう。
例えば、筆者が書くときには、なるべく経験や事例を、実際に自分が作ったWebサイトや、手伝っている他のブログ記事などを紹介して、より具体的にその事柄について深く書いていくように心がけています。
実際に、本当に経験した事なのかを立証できないと、読者に届かないことはすごく多いです。
内容によっては、単に何かの製品やサービスの比較を確認したいだけの訪問者もいるかと思いますが、ブログ運営者の実際の経験などに基づいた情報を求めているサイト訪問者もいます。
その時にオリジナルの体験したことが書かれていて、そして、それが何かの解決や気づきになれば読者の役に立つことが出来ます。
そのあたりを意識してブログ記事を見直していき、もっと深掘りして書いていける部分があるか見直してみましょう。
場合によっては、あえて少し日を開けてからブログ記事の鮮度を上げるためにリライトで書き加えるという形にしても良いと考えています。
ブログ記事の内容に解決策や具体的な情報があるか?
これも、扱うブログのテーマやジャンルによっては、そもそも、そういうような情報の必要があるのか?という部分にもなってしまいます。
例えば、先ほど紹介した日記ブログや、小説系のブログサイトを始めた場合、書き上げた作品に何か解決策などの具体的な情報を入れる作品しか書けないとか、おかしな話になってしまうからです。
とはいえ、当ブログ(ユニコブログ®)のように、情報発信の仕方や何かの課題を解説することをテーマにしたブログの場合は、サイト訪問者に対して「ブログ記事の内容に解決策や具体的な情報があるか?」というコンテンツがないと、ブログ記事としての内容は、確かに薄く感じてしまうかも知れません。
最初の内にやりやすいのは、各ページの最初のほうで結論を書くというパターンと、ブログ記事の最後、よく、各ページに「まとめ」という見出しで文章が締められますが、この部分にページ内のブログコンテンツ内で1番具体的な解決方法などに繋がる情報を添えてあげるのが良いと考えています。
筆者の書き方の場合は、以前はどこまで読まれたとか分析をしていた頃があり、文章の一番最後に結論や解決策を書くタイプだったので、ブログ記事の文章量が多い記事の場合、最後まで読まれていないことが多かったのをよく覚えています。
けれど、文章の書き方を変えるのはすごく難しいことなので、筆者の場合は思いつくままに書くスタイルで続けています。
可能であればオリジナルの画像や動画を入れる
可能であれば、自分で撮影した画像や、YouTubeなどで動画を入れられる場所があるかを、ブログ記事内で探してみましょう。
当ブログでは、色んなジャンルでブログ記事の書き方をテンプレート化して提供しているブログ記事が多くあります。
例えば、下記のような記事を作成して、当ブログで公開しています。
参考記事:ブログでハンドメイドやハンドクラフト作品を紹介するときの見本記事(テンプレートにご利用ください)
上記に加えて、撮影した完成品画像をSNSで投稿して、それをブログ記事内に埋め込むなどの工夫をして、ブログ記事を彩るようにしています。
動画の場合は手間が掛かって大変な面もありますが、写真であれば、その場で撮れる画像があるかもしれません。
ブログ記事を彩るために何か文章以外のコンテンツを差し込めないか確認してみましょう。
ブログ記事の中に見出しを加えてみる
ブログサポートをしている中で、タイトル以外の見出しを全く入れないで2,000〜3,000文字を書いている方がいらっしゃいました。
「文章内容で区切りの良い所が全く分からないので、見出し(H2、H3)くらいまで見出しを挿入して、目次機能を追加しましょう。」
と言ったのをよく覚えています。
ものすごいスピードで多くのブログ記事を書く方なので、あとから見出しを入れる癖を付けて、それに見合う画像をCanvaなどで見出し下に付け加えれば、あっという間にブログサイトが成長してくだろうなと考えさせられる事例もありました。
見出し+画像で、ブログ記事を区切ってあげることで、読者にとっての緩急が付けられるので、見出しは有効な手段です。
また、検索エンジンに対しても、ブログ記事の内容を伝えるための大事な部分にもなるので、見出しで切り分けられそうな所を見つけて加えてみましょう。
関連記事:ブログ記事を書くときに意識すると良いことを分かりやすく解説
ブログ記事の内容が薄いままで良い場合もある
見出しのとおりで、内容が薄く感じるままで良い場合もあります。
というのは、ブログ記事を楽しむ上で、ブログ記事の内容が薄く感じたとしても、ずっと書き続けている内に段々と文章の書き方がブラッシュアップされて行くことになります。
自分でスキルアップを感じたときに、後から見直してリライトをすることが出来る内容であれば、その時にブログ記事の内容をより良くできるように書き直していけばいいと考えています。
特に、初めてブログ運営を始めた場合の方について、そのような形でサポートしていました。
音声配信やライブ配信でリスナーに聞いてみちゃうのもありです
ブログサポートをいていたで、音声配信やライブ配信に興味を持っている方がいたので、環境を揃えて体験してもらったこともあります。
ブログ記事が出来上がって投稿したら、音声配信やライブ配信で読んでもらって、ズバリどんな感じか聞いてみちゃうということもやったことがあります。
ニーズに対してブログ記事を提供しているわけではないので、正直厳しい意見が出たりして汗が出たこともありますが、すごく貴重な経験でしたし、ブログ記事の書き方を見直す良い気づきがあったようで、その方はかなり書き方が変わっていったのを覚えています。
関連記事:音声配信の簡単な始め方!始める前に知っておきたいこと
ブログ記事の内容が薄いと感じたら色々と足してみる
総合すると、何か足りない名と感じた場合は、本記事の内容で書いたようなことをやってみて、ブログ記事の内容が充実するか日々、トライアンドエラーで試してみることが大事という結論になります。
内容が薄いと感じるブログ記事を公開するか否かはお任せになるとしても、ブログサイトはいつでも後から修正したりコンテンツを加えたりすることが可能です。
なので、自分なりのコンテンツスタイルを決めていくために、ぜひ、本記事で紹介したやり方を試してみてください。
あと、これはセールトークですが、もし、有料WordPressテーマとかを入れてなければ、ぜひ導入して見てください。
簡単な操作でサイトイメージがすごく変わり、かなり素敵なサイトデザインにできるWordPressテーマは増えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。