ブログのCMSにはWordPressを利用してサイト構築をサクッと済ませる

ブログのCMSにはWordPressが最適です

ブログサイトの開設においては、WordPressのようなCMSを利用するパターンとSSG(静的サイトジェネレーター)を利用したパターンの2種類から選ぶことが出来ます。

いきなり結論で恐縮ですが、Web初心者がブログサイトを立ち上げるのであれば、WordPressの利用が良いでしょう。

WordPressのインストールまで10分で完了します。

CMSとSSG

CMSとSSG

ブログサイトを立ち上げる方法として大まかに分けると

  1. CMS
  2. SSG
  3. CMS(WordPress)+SSGの組み合わせ

の3種類を検討することが可能です。

CMSとは

CMSのことを解説します。

CMSとは?

Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略称で、WEBサイトの作成に必要なレイアウト、デザイン、テキストなどを統合管理するサービスのこと。

専門的知識(HTMLファイルやディレクトリ構造など)なしで、誰もが本格的WEBサイトが作成できる便利なツール。

代表的なCMS

  1. WordPress
  2. Movable Type
  3. Drupal

● CMSとは?コンテンツマネジメントシステムの仕組みを分かりやすく解説

SSGとは

続いては、SSGについて解説します。

また、SSGとは、Static Site Generatorの略称です。

日本語では、「静的サイトジェネレーター」という言い方をします。

SSGは、静的サイトジェネレーターなので、シンプルな管理が可能です。

SSGのメリット
  1. サイトの表示スピードが速い
  2. DBが必要ないのでセキュア
  3. SPAを実装してさらなるパフォーマンスアップも可能

SSGベースの運用では、HUGOなどが有名ですが、正直初めてブログサイトを開設する人向けかというと、そうでもありません。

いきなりSSGはとっつきにくい

いきなり静的サイトジェネレーターを利用した環境でブログを始めるのは、あまりオススメできません。

例えばHUGOの公式サイトに移動して、すぐにブログサイトの準備ができるかというと、結構難易度は高いと考えます。

一度、WordPress環境で運営しつつ、Webのことを勉強してプログラミングなどに興味が持てる場合に検討してみるという感じです。

まずはWordPressで始めてみましょう

まずはWordPressで始めて見ましょう

WordPress(動的なサイトジェネレータ)と、HUGO(静的サイトジェネレーター)のような環境のどちらでブログを立ち上げるのが簡単かというと、圧倒的にWordPressになります。

早いと10分くらいでインストールできるWordPress

現在、独自ドメインからレンタルサーバーのセット、WordPressのインストール、SSLの設定なども含めて、レンタルサーバー会社で全て済ませてしまうことが出来ます。

例えばConoHa WINGなどのレンタルサーバー会社の場合、「WordPress簡単インストール」という機能があります。

WordPressに必要なセットアップも含めて、初動で必要な作業があっという間に完了してしまいます。

また、長期の契約をすれば月額1,000以下で利用できるというコストパフォーマンスの高さもかなり魅力的です。

レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説

シンプルなブログ運用ならそれほど遅くならない

ブログサイトの場合、適切なWordPress用テーマを選んで最小限のプラグインにしておけば、それほどサイトの表示スピードは遅くなりません。

ブログ開設時に、有料のブログテーマを導入してSEO対策も済ませて、ブログ記事の制作に集中して取り組んでしまった方が、結果が出るのが早くなります。

このブログのCMSは「WordPress」で運用しており、ブログのテーマも開設段階で「STORK19」を導入しました。

初期段階でブログ記事の制作に取り掛かれる環境を構築したので、大きくブログを成長させる事ができました。

他ブログサイトのアクセス数などを知りたい場合は下記のWebツールを利用すれば確認することが可能です。

参考リンク : SimilarWeb(シミラーウェブ)

※結構控えめな結果として出るようです。

WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介

あとでサイトスピードを上げることも出来る

だんだんブログが成長してきてアクセスが多くなってくると、少しずつですが全体のサイト表示に影響が出てくることがあります。

でも、そんな感じになってくるのは、10000PV/日を超えてくる頃からです。

また、後からサイトスピードを上げる方法は下記の通りです。

サイトスピードを上げる方法
  1. ブログのお引っ越しをする
  2. プラグインを導入する
  3. ブログサイトの最適化を行う

上記3つを選択するか、その組み合わせで対応可能です。

費用が掛かるパターンばかりになりますが、月数十万PVになると、それなりの収益も入ってくるのであまり大きな負担にはなりません。

Googleアドセンスの収益はどれくらいになるのか実例を紹介

①ブログのお引っ越しをする

力技になりますが、ブログを細々と軽量化していく作業を行っていくよりは、高速なレンタルサーバーに乗り換えてしまった方が近道です。

その上で、ユーザーの負担を軽くしていくための容量圧縮を進めていけば効率良く進みます。

ブログのお引っ越し完全ガイド

②プラグインを導入する

プラグインも、使用する物を有料で考えると、かなり良いものがたくさんあります。

無料でも充分に素敵なものはたくさんあるのですが、収益が出てきたら積極的に有料プラグインも使用してみましょう。

有料プラグインのメリット
  1. 機能の効果が高い
  2. 適切に更新される
  3. サポートが厚い

有料プラグインに切り替えるメリットは結構多いです。

このブログでは、少し前から3つの高速化プラグインを利用しています。

特に、Imagifyについては、サイト運営規模によっては無料版でも充分に使える画像圧縮プラグインとして使えるはずです。

  1. WP Rocket
  2. RocketCDN
  3. Imagify

効果も高くて、機能も豊富なため、プラグインの数はかなり減りました。

WP Rocketは、WP Awards 2021でパフォーマンスプラグイン1位を獲得した素敵なサイト高速化プラグインです。

月換算で1,000円くらいなので、サイトが収益化できたら導入してみましょう。

③ブログサイトの最適化を行う

画像の再圧縮を行ったり、JSやCSSの読み込み順番などを調整するだけでも、サイト表示の高速化を実現することが可能です。

筆者の場合は、WP Rocketでその辺りが簡単に調整できるので、そこで完了させてしまいました。

画像の圧縮には、自動で常に画像のアッシュかを最適化してくれるImagify 利用しています。

ブログでお薦めするプラグインの解説をする

Imagifyは圧縮時にWebPも生成してくれて、Rocket CDNを使用したときに、jpgやpng、WebPの表示切り替えも自動で行ってくれる連携をさせることが可能です。

筆者おすすめのプラグインセット

上記の3つで、画像圧縮やキャッシュプライグイン系などの課題は解決してしまうので、是非検討してみてください。

CMSはWordPressでサクッと開設する

CMSはWordPressでサクッと開設する

ブログサイトを開設するなら、CMSはWordPressが1番おすすめです。

よく指摘されるサイトスピードについても、WordPress用の有料ブログテーマを導入して、本記事で紹介したプラグインセットを利用すれば解決できます。

WordPressは、利用者が多いのでWEb上に情報が多くあります。

始めはWordPressでブログサイトを始めてみて、Web関連の勉強が進んできたらSSG環境でサブサイトを立ち上げてみるという感じが良いと思います。

PCやスマホを用いて記事を作成するところ

ユニコブログ®ConoHa WINGレンタルサーバーで運用しています。

WebサイトデザインのテーマにはSTORK19を利用しています。

ABOUT US
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

起業して法人化した初期の頃は、自分と同じく起業する人や、スタートアップ企業と事業の共同立ち上げ立ち上げを中心に活動していました。

現在は、Webメディア運営を中心に、Webアプリの開発、キャラクターデザインからのLINEスタンプ制作やLINE絵文字等の販売及び、3DCGによるコンテンツ制作事業としてAR(拡張現実)やVR(仮想現実)、MR(複合現実)向けのプラットフォームへコンテンツ提供を行っています。

公式ブログサイトのユニコブログ®では、「会社の収入だけに依存しない生活を実現する」ことをテーマにブログ記事を書いたり、無償でブログ運営を始める人のサポートを行っています。

主な経歴としては、2003年から放送及び映像業界向けの様々な新規事業立ち上げを15年以上担当していました。

2014年からは、会社員として働きながら経営/メディアコンサルティング業を開始して、2020年01月に法人化し、ユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。

現在、公式として公開しているユニコブログ®以外にも、数十サイトの特化ブログ型Webメディアや、サイト型Webメディアを運用しています。

全て同じサイト構成、ブログ記事構成、文章構成など、検証可能な範囲で仕様を合わせてみて、収益を出すのに再現性があるか?などを試行錯誤している日々です。

また、当ブログ内でピックアップしているレンタルサーバーとWordPressテーマ、プラグインの組み合わせや相性を検証する日々。合わせて、WordPressテーマのカスタマイズやブログパーツ、プラグインなどの開発を手伝っています。

所有資格や認定ライセンスとしては、SMPTE Professional Engineer Member、一般社団法人 日本ポストプロダクション協会認定 映像音響処理技術者などを所有しています。デジタル認定証についてはプロフィール詳細から確認できるようになっています。

著書 : 『保存版 売上を向上させるためのYouTube活用術』

教育関連でも複数の教育機関で定期的に講演を行っています。主な活動実績としては、2020年度と2021年度の 学校法人調布学園 田園調布学園 中等部・高等部「豊かな教養を培う 未来へつなぐ土曜コアプログラム『探究』」にて空中ディスプレイコンテンツ制作及びWebサイト制作の特別講師を担当。

2022年度は土曜プログラム(マイプログラム)『仕事最前線』での講演などになります。

2023年以降は、オンライン講演での活動が多くなっています。

著述家 / ブロガー兼コンテンツクリエイター

ユニコブログ®運営者のプロフィール詳細

ユニコーンコンサルティング株式会社の公式サイト