会社員に向いてない?どんな状態の時に向いていないと言えるのか考察してみる

会社員に向いてないと思って苦しくても準備は必要

自分は会社員に向いていないのではないか…。

そんなことを15年以上も心に抱えながら、現在は起業をした筆者です。

結構、この辺りの悩みを抱えている方って多いと思います。

会社員に向いていない人って?

会社員に向いていない人ってどんな人?

筆者は、小さな会社も大きな会社も両方経験して、多くの人と一緒に仕事をしてきました。

人事で採用も含めて担当していたため、人の出入りにも多く関わってきました。

そんな中で今思うことは、「会社員に向いていない人なんてそれほどいない」です。

適切にみんなで上手く働ける環境があれば、そこそこ良いパフォーマンスの仕事がちゃんと出来たりします。

不条理な状況が心に迷いを生む

不条理な状況が心に迷いを生む

けれど、不条理なハラスメントや、仕事と関係ない飲み会や食事会(Zoom飲み含む)などが、それらの前向きなエネルギーをそぎ落としていったりします。

例えば、リモートワークでも平気な業務なのに、みんなも出社しているからと言う理由等で、満員電車に乗ったりしているとそんな気持ちが湧いてきます。

また、リモートワークだったとしても、別途常に音声を繋げるように強要する会社もあったりと、中々な不条理がある状況に陥ったりもします。

便利なツールがたくさんあるのに使えない

便利なツールがたくさんあるのに使えない

最近のビジネスツールはもの凄く素敵なモノばかりです。

筆者の場合、リアルにビジネスチャットツールで仕事の99%は完了しており、これは多分ですが、もの凄く効率良く、必要業務をこなせていると思います。

けれど、昨年だけでも色々な会社とやりとりを始めようとすると、ビジネスチャットツールを経験したことがないか、「ビジネスチャットツールでやりとりしましょう。」と言っただけで、訝しげな表情をされる経験を何回もしました。

最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)と言う言葉で定義されていますが、このあたりの情報って、自分から拾いにいって、まずは自分で使ってみないとその便利さも分からないです。

さらに、それがもの凄く良いと分かっても、それを社内に提案して、そのツールが部署間をまたぐのであれば、導入や理解はさらに困難になるでしょう。

実際、そんなことをやっているうちに疲れ果ててしまうのですが…。

目の前に凄く素敵な効率化ツールがあるのに使えないって言う状況は、長くその状況に使っていると感覚がマヒってきます。

その状態で、そのうち転職の機会が訪れたときに、転職先によっては便利ツールを使いこなしている会社も多くある(特に、資金調達をしながら、超チャンス有りなイケイケ成長を目指す企業)ので、これらが当たり前に使えなくて、他の会社では全く使えない人になってしまっている場合もあります。

会社としても自分にとっても不幸になってしまう

会社としても自分にとっても不幸になってしまう

あくまでも一例ですが、明らかに便利なツールが導入できず、日々が過ぎていくと、いよいよ互いに不幸になっていきます。

日本の会社は不思議なモノで、事業や営業を営む上で発生するイレギュラーな業務が、細かい「謎ルール」を生成していきます。

これが層をなしていくつもの案件で重なっていくと、いよいよ業務のやり方にも限界がきます。

そんな時に、ツールで解決を図りたいところですが、実際は人力でなんとかやっているのが現実だと思います。

こうなると、ツールで救われる当事者も、日々の業務で「棒人間」になっていきます。

こうなると思考停止状態。

本記事執筆時点で起きている状況の中で会社が傾くようなことが起きると、結構あっさりとにまで手を出してきます。

キャリアステップの手立てとなるパワーも奪われて、会社に何かが起きるとすぐに放出手配に動かれるとなれば、互いに不幸ですよね。

最初から効率化してスリムに事業や業務をこなしていけば、会社の状況がキツいときに新規事業を計画して実行する余力を残せます。

会社員に向いていないんじゃない

会社員に向いていないんじゃない

本記事の最初でも結論づけているのですが、「会社員に向いていない人なんてそれほどいない」です。

基本的に、各自が所定の使命と仕事を持っているので問題ないはずです。

いろんなハラスメントが起きすぎる

けれど、実際はあまりにも多くの不条理とハラスメントが多いのが現状ではないでしょうか。

本記事で、細かいハラスメントの言及はしないのですが

「会社員に向いていないんじゃないか…。」

と考え込んでしまうような状況って結構あると思います。

でもそれって

「自分は会社員に向いていないんじゃないか…。」じゃなくて

そんな状況を生み出している会社がおかしいんです。

我慢するとかそういうことではありません。

関連記事 : 会社に行きたくないと思ったときは行かなくて良い【逃げても問題なし】

誰が言ったかじゃなくて何が正しいか?

会社員に向いていないのではなくて、そう思ってしまう状況を作り、さらにそれがほぼ放置状態なのが問題と分かっていても、それを正すのは並大抵のことではありません。

というか、会社規模が数人ならともかく、10人当たりを越してくるともうほぼ無理ゲーになります。

筆者は、会社の代表(+株主)でない限りは、結構あっさり捨てられると考えている人なので

筆者の経験としては、今いる会社を変えていこうと思うくらいならば、提案を前向きに捉えてくれる会社に転職した方がよっぽど幸福になれると考えています。

見出しにも記したのですが、社内で何かを提案したときに

「誰が言ったかじゃなくて何が正しいか?」

っていう文化があるか、この辺りの基準はけっこう役に立ちます。

会社員に向いていないのではなくて仕事が合わない可能性は?

筆者が会社員時代によく起きていた経験としてあったのが、会社員に向いていない人ではなくて、仕事内容が合っていなかった。

と言う事例もよくありました。

具体的には、クリエイティブな仕事の中でも後半の品質検査に関わる担当で一緒に仕事をしていたのですが、上手くいかないことが多くて、筆者自身もサポートしきれず、よく問題になってしまうことがありました。

けれど、より前の工程におけるデザイン制作物などの担当をしてもらったら、それが性に合ったようで、筆者もビックリするくらいレベルが上がっていきました。

結果的に、それでレベルが上がったので転職されてしまったのですが、そんな事例もあります。

とはいえ、会社の規模や事情により、簡単に配置換えをするのは難しい場合が多いと考えます。

会社員に向いているか転職で再確認してみる

会社員に向いているか転職で再確認してみる

筆者は、「絶対にすぐ転職した方が良い。」みたいなことはあまり言わない方ですが、実際、転職したほうが良くなるんじゃないか…。って思う状況をかなり聞いてきました。

ただ、転職を成功させるには会社に所属している状態が超有利です。

会社員としての転職を成功させる3つのステップ

会社員としての転職を成功させる3つのステップ

基本的にあまりにひどい状況じゃなければ、会社に所属しながら以下の3つのステップを提案しています。

  1. ミイダス自分の市場価値を知っておきつつ
  2. Wantedly働き方の今を知りながら
  3. ビズリーチなどで色んな会社を見てみる

あとは、転職検討の本気度によって、JACリクルートメントみたいに転職エージェントの担当者の方が付いてくれる環境を整えれば、自分のスキルと経験がどのくらいか図ることが可能です。

ミイダスは、名前や住所などの個人情報が入力不要なので、けっこう面白いです。

ミイダスの特集記事を書いてみたので、そちらもお役に立てば幸いです。

Wantedlyは、代表を含めたベンチャー企業の役員レベルの方といきなり会うことも可能なので、けっこうビジネス最前線を知ることが可能です。

(そのまんま意気投合で転職っていうことも結構あります。)

正直、大きい会社への転職をしてみたいなら、ビズリーチを利用したり、転職エージェントの方にお世話になった方が良い結果になります。

と言っても、DXに意識があって転職を考えるくらいの方は、けっこう優秀な方が多いと思うので動いてみた方が良いと思います。

1番やってはいけないのが会社を辞めてからの転職活動

1番やってはいけないのが会社を辞めてからの転職活動

1番やってはいけないのが『辞めてしまってからの転職活動』です。

当面の生活資金が充分にある場合や、ちょっと世界中旅してみるなどの目的がある場合は良いのですが、単に辞めちゃって、「今就職活動しています。」っていうのは、正直結構キツいので避けた方が良いです。

逆に辞められないとき…

逆に辞められないとき...

職場環境でひどいパターンが、「辞められない」パターンです。

  1. 言葉で罪悪感を責めて辞めさせない
  2. 謎なペナルティ?受けるか請求される
  3. 転職に必要な帳票関連を出さない

などの、色々なパターンがあります。

このような状態になると、正直結構キツいので、少しお金は掛かってしまいますが

  1. 退職代行ガーディアン
  2. 女性の退職代行【わたしNEXT】

などの退職代行サービスに相談した方が解決が早いです。

会社員のうちにブログで自分のメディアを持っておく

会社員のうちにブログで自分のメディアを持っておく

会社員のうちにブログメディアを持っておくというと、唐突になるかもしれないですが、実はこの部分が結構大事だったりします。

このブログのメインテーマになっている「会社からの収入だけに依存しない生活を手に入れる」でもメインコンテンツになっているのがブログの運営です。

転職をするにしても起業をするにしても、自分のWebメディアを持っている人材や集客チャネルを持っている状態というのは、何をするにしても圧倒的に有利に働きます。

ブログで多くのアクセスを集めるサイトに成長させるには、1年近くの時間が掛かりますが、会社員としての毎月固定で入る収入があれば、じっくりとブログを育てて行くことが可能です。

なので、緊急性がなければ、今の会社に所属をしつつブログをじっくり育てておくことをオススメします。

今のうちにブログを初めてコツコツ育てておき、ある程度のアクセスがあるようになっておけば、転職の場合はWebスキルとしてプラスに働きますし、起業する場合でも最初から集客チャンネルのハブとして有効活用することが出来ます。

自分のWebメディアを持っておき、会社員としてもフリーでも、どちらの方法でも選択できる余地を育てて行くことはとても大事な事です。

現状の仕事や業務に加えて、自宅に帰ってからさらにブログをやるのは結構大変なことですが、ちょこっとずつでもやっておけば、後で「やっておいて良かった…。」となる日がやってきます。

このユニコブログでは、筆者自身がブログ飯が出来るくらいまでサイトの収益化を成功させたので、そのノウハウをブログ記事で多く扱っています。

コツコツ積み上げて、あなたのブログも成長させておき、どんな選択肢も出来るようにしておきましょう。

  1. レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
  2. 初心者向けに最適化されたレンタルサーバーでブログ運営を始める方法
  3. 日記ブログは本当に稼げないのか?収益を増やすコツを3つ紹介します
ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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