40代の筆者が20代の頃の話なので、かなり古い時の事になるのですが、2000年代に入ったばかりの頃は
「私達の会社はホームページがある会社なんです!!」
と、会社のWebサイトがあること自体、それが今のSEO(検索エンジン最適化)でいうE-E-A-Tのように、自信満々に信頼性や権威性の象徴としてアピールをされた時代がありました。
今や、企業がWebサイトでその存在生を検索することが出来たり、自社のWebサイトを所有していることは当たり前となっていて、逆にWebサイトなり、Web上で何らかの情報が出てこないと信頼性が落ちるくらいにまでなっています。
そして、Webサイトの内容、それはWebデザインのUI(ユーザーインターフェイス)や、記載されている内容や、そのWebサイトの構成から、その企業がユーザーフレンドリーがどうかまで、Webサイトを訪問してきたユーザーに判断される時代になっています。
とはいえ、いまでも企業Webサイト(会社用のWebサイト)を作成するには、社内の誰かにお願いして制作してもらうか、外部のWeb制作会社をパートナーとしてWebサイト制作に臨まないといけないイメージがあります。
しかし、今はwebのことがほとんど分からない方でも、クリック感覚でWebサイトが制作出来るサービスがたくさん出てきました。
その中でも、特に利用されているCMS(コンテンツマネジメントシステム)があり、Webサイトを制作するために、初心者向けに最適化されたサービスとして提供されています。
その管理システムWordPressといい、多額の費用をかけてWebサイトの制作をしなくても、簡単に自社のWebサイトが作成できる内容になっています。
法人の場合、Webサイト(コーポレートサイト)と自社のブログメディアを連携させることで、サイト全体のコンテンツを積み上げていき、Webサイトへの訪問者を増やしていくことで、最終的に多くの見込み顧客を獲得することが可能になります。
このような集客用Webコンテンツがあれば、顧客への情報発信をはじめ、見込み客の獲得をWeb経由のみで獲得することも可能で、筆者がWebサイト作成を手伝った会社の中では、もう営業部が組織図内に存在しない所もあります。
外出自粛などで、お客様とのコミュニケーションがWebベースとなった中、打ち合わせのキッカケ自体もWebサービスを駆使していかないといけない時代になっています。
また法人サイトがあれば、社内へのインナーブランディングにおいてもWebコンテンツが大いに役立ってくれます。
この記事では、法人の方向けにWordPressで簡単にWebサイト作成をする方法を紹介します。
コーポレートサイトやオウンドメディアを作りたい「WEB担当者」など、Webサイト管理者のお役に立てれば幸いです。
- 法人サイトにWordPressがオススメの理由
- WordPressでサイトをつくる方法
- 法人ブログ、LP(ランディングページ)の作り方
WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)とは、ブログソフトウェアの名称で、プログラミングなどの専門的知識なしでカンタンにWEBサイトの作成や管理ができる仕組みのことです。
WordPressがうれしいのは無料で使えること。
そして直感的に操作ができるので、WEBサイトを作るのが初めての方でも、プロレベルの美しいWEBサイトが作れることです。
さらにWordPressは、国内外の大手企業も使用しており、個人のサイトだけで無く『法人向けWEBサイト』にも最適なツールです。
関連記事:初心者がブログを始めるならどこ?【答えはWordPressです】
法人のWEBサイトにWordPressがおすすめな理由
法人のWEBサイトに『WordPressがおすすめな理由』をまとめてみました。
- 初心者でもWEBサイトがカンタンに作成できる!
- 国内外の大手企業、有名メディアもWordPressを使用
- プラグインが充実しておりカンタンにカスタマイズできる
「おすすめ理由」を順に解説しましょう。
初心者でもWEBサイトがカンタンに作成できる!
冒頭でも説明をしましたが、WordPressを使えば、初心者でもWEBサイトがカンタンに作成できます。
さらにWEBサイトだけで無く、企業のブログメディア(オウンドメディア)制作やLP制作にもWordPressが大活躍してくれます。
国内外の大手企業、有名メディアもWordPressを使用
国内外の大手企業もWordPressを使ってWEBサイトを作っています。
国内であれば、トヨタ自動車、株式会社博報堂、楽天株式会社、ZOZOTOWNやWEARでおなじみの株式会社スタートトゥデイ、クックパッド株式会社もWordPressを使っています。
また海外に目を向けると、アメリカ合衆国のホワイトハウス、ニューヨークタイムズ、ウォルト・ディズニー・カンパニー、Vogue(ヴォーグ)、イギリスの国立公文書館、The Sun(ザ・サン)、フランスの自動車メーカーRenault(ルノー)等々。
ここには上げられきれないほど、世界の有名な企業、各国の官公庁、マスメディアもWordPressを使ってサイトを作成しています。
実際にWEB調査会社Q-Successの調査によると、2019年9月の時点でWordPressの世界シェア率はインターネット全体の「34.3%」、日本国内のシェア率は「82.4%」と非常に高いシェア率を誇っています。
プラグインが充実しておりカンタンにカスタマイズできる
WordPressは「シェア率が高い」という背景もあり、世に出回っているWordPressの関連情報も多くなっています。
例えば WordPressには、プロレベルのサイトが作れるブログテーマが充実しており、初めての方でもカンタンに本格的WEBサイトが作成できるよう工夫されています。
関連記事:WordPressおすすめブログテーマ10選!有料版と無料版を比較
またWordPressは、セキュリティ管理等に役立つプラグインも提供されており、WordPressのダウンロード後、必要なプラグインはワンクリックで導入できます。
さらにネット上には、さまざまなWordPressの情報が提供されており、書店にもたくさんのWordPress関連書籍やムックが並んでいます。
ユニコブログでも、たくさんのWordPress関連記事をアップしていますので、WordPressの操作やカスタマイズ迷ったときには、ユニコブログ®のノウハウ記事がお役に立てば幸いです。
WEBサイト制作に必要なモノ
『WEBサイト制作に必要なモノ』は、次の三つです。
- WordPress
- 独自ドメイン
- レンタルサーバー
それぞれのツールについて解説します。
WordPress
WordPressは、WordPress公式サイトからもインストールできますが、今はまだインストールしないでください。
WordPressの導入は、レンタルサーバーサービス提供会社からレンタルサーバーを借りてからの「レンタルサーバーの設定後」にしましょう。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
レンタルサーバーの各社は、ほぼワンクリックで設定できるくらい「WordPress」を簡単にインストールできる機能を用意してくれています。
レンタルサーバーから設定する方が、カンタンに設定できるのでオススメです。
独自ドメイン
「独自ドメイン」とは、アナタの好きな名前で取得できるドメインのことです。
例えば「ユニコブログ」の場合、unicorn-blog.jp という独自ドメインを取得しています。
法人サイトの場合、社名でドメインを取ると良いでしょう。
社名+.com、社名+co.jpなど、アナタの好きなドメインが取得できます。
ただし、すでに同じ名前のドメインを他の方が取得していた場合、希望のドメインが取れない場合もあります。
万が一取得できなかった場合は、ドメインの文字列を変更し、取得できる「ドメイン名」を探して申請しましょう。
独自ドメインは、お名前.comなどのサービスで取得できるので、事前に取得できるかチェックしておきましょう。
レンタルサーバー
レンタルサーバーは、WEBサイトの公開に必要なサーバーを「レンタルで貸し出す」サービスのことです。
法人サイト、個人サイトともに自社サーバーを持っているところは少なく、大半はレンタルサーバーに契約をし、WEBサイトを公開しています。
独自ドメインやWordPressを用意しても、サーバーが無ければWEBサイトは公開できません。
法人サイトをつくる前に、まずはレンタルサーバーを契約しておきましょう。
法人サイトの立ち上げ|3STEPでカンタン設定!
法人サイトの立ち上げ方をまとめてみました。
- STEP1:独自ドメイン、レンタルサーバーの設置
- STEP2:テーマを選ぶ
- STEP3:プラグインを導入する
STEP1〜STEP3の内容を見てみましょう。
STEP1 独自ドメイン、レンタルサーバーの設置
まずはじめに、独自ドメインとレンタルサーバーを設定します。
独自ドメインは、お名前.comなどのサービスで取得できます。
そしてWEBサイトを表示するには、レンタルサーバーが必要です。
レンタルサーバーの選び方ですが【WordPressで超高速、月額費用が安い、WordPressカンタン設定機能】が使えるサービスを選ぶと失敗しません。
そしてConoHa WINGのように、サーバーとドメインが同時取得できるサービスを利用すれば(例:WINGパック)サーバー費用も安くなり、永年無料で独自ドメインが取得できるので とってもお得です!
独自ドメインとレンタルサーバーが設定できたら、レンタルサーバーのページから「WordPressカンタン設定機能」を使い、WordPressをインストールしましょう。
参考リンク:ConoHa WING(公式サイト)
STEP2 テーマを選ぶ
次にWordPressを開いて「テーマ」を選んでください。
「テーマ」とは、WEBサイトの骨組みやデザインを1つにまとめた「テンプレート」のことです。
テーマを設定すれば、デザインが数クリックでカスタマイズでき、SEO施策やセキュリティ対策などもカンタンに設定できます。
関連記事:WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介
STEP3 プラグインを導入する
最後に、WordPressの機能を拡張してくれる「プラグイン」を導入します。
WordPressの設定ページから、セキュリティ対策、SEO施策、カテゴリー・ファイル名整理、画像圧縮、サイトマップ作成、表示速度アップ、装飾&レイアウトで役立つプラグインがインストールできます。
関連記事:おすすめできるWordPressブログの各プラグインの機能を徹底解説
ここまで設定できれば、いよいよWEBサイトの公開です!
サイトをつくった後は、多くの人が訪れるよう「人気サイト」になるようコンテンツを拡散しましょう。
WEBサイトを広めるには、SNS(X(旧Twitter)、Instagram、LINE)などを利用するとスピーディーに情報拡散できます。
またYouTubeなどの動画コンテンツと連携したり、SEO施策を行いGoogleなどの検索エンジンで「上位表示される」よう、サイト調整すると「集客」効果がはやく表れます。
SEO施策の方法は、下の記事で詳しく特集を組んでいます。
関連記事:【保存版】サイト構成の設計完璧ガイド!SEOに強いサイトを作ろう!
初心者の方でも分かりやすく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
法人ブログの作り方
法人ブログの作り方ですが、次の3STEPでカンタンに作成できます。
- STEP1:ターゲットを決める
- STEP2:ターゲットに合わせたコンテンツ設計
- STEP3:CMSをブログ用にカスタマイズする
STEP1〜STEP3の流れについて、順番に解説します。
STEP1:ターゲットを決める
まず誰に向けてブログを作るのか、読み手となる「ターゲット」を決めましょう。
企業ブログは、大きく分けて二つの目的があります。
- アウターブランディング
- インナーブランディング
アウターブランディングは、消費者や顧客に行うブランディングのことです。
アウターブランディングでは、集客や見込み客の獲得を目的として、新製品やサービス、企業の取り組みなどを情報発信します。
一方のインナーブランディングは、社内に向けたブランディングのことです。
インナーブランディングでは、企業の理念やビジョン、自社の製品やサービス、ブランドについて理解してもらえるよう情報を発信・共有します。
LPの説明でターゲットを決めましたが、企業ブログもアウターブランディングなのか、インナーブランディングなのかで、各テーマや共有する情報が変わってきます。
アナタのブログは、どちらをターゲットにしたいですか?
もちろん企業ブログは、アウターブランディングとインナーブランディングを同時に行うこともできます。
ここで分かりやすくするため、アウターブランディングとインナーブランディングで「得られる効果」をまとめてみました。
アウターブランディング
対象 : 消費者、顧客
- 商品やサービスの提案
- 見込み客(ファン)の獲得
- 顧客の新規獲得
- 顧客のニーズを把握
インナーブランディング
対象 : 社内、社員
- ビジョンや理念の共有
- 自社やサービスへの愛着
- 従業員のモチベーションアップ
- 社員定着率の向上
社外なのか、社内向けなのか、もしくは社内外に向けて発信するのか。
まずは「ターゲット」を決めて、どのような記事を書くのかイメージをしましょう。
STEP2:ターゲットに合わせたコンテンツ設計
STEP1で設定したターゲットに向けて、コンテンツを設計します。
「ブログで何を書くのか」記事の内容やカテゴリーを大まかに決めましょう。
例えば顧客に向けて、自社製品の「スマートウォッチ」について情報発信したいとします。
この場合、どのようなコンテンツが作れるでしょうか?
以下は、筆者が考えた一例です。
- スマートウォッチ(ウェアラブル端末)とは何か?
- スマートウォッチの主なメーカー
- スマートウォッチ装着方式の違い
- スマートウォッチ接続機能の比較(Bluetooth、Wi-Fi)
- スマートウォッチを身につけるメリット
- スマートウォッチを身につけるデメリット
- スマートウォッチの機能
- スマートウォッチの価格
- スマートウォッチのクチコミ
- スマートウォッチ新製品のニュース
- スマートウォッチのキャンペーン
このようにコンテンツの内容が決まったら、カテゴリーは
- 【製品情報】
- 【話題のトピックス】
- 【ウェアラブル端末の基礎知識】
- 【口コミ・レビュー記事】
- 【ニュース】
といった流れで、カテゴリが決められますね。
今回は「スマートウォッチ」を例に取り上げましたが、アナタの会社が扱うサービスや製品に合わせて、コンテンツ候補とカテゴリーを決めてください。
STEP3:CMSをブログ用にカスタマイズする
STEP1とSTEP2で決定した「設計」に合わせて、CMSをカスタマイズしましょう。
CMSのカスタマイズ方法は、WordPressで導入した「テーマ」の公式サイトで説明が見られるはずです。
また公式サイトだけで、カスタマイズの方法が分からない場合は、Google検索を開いて「テーマ名+使い方」で検索してみてください。
WordPressのテーマに関する記事や情報は、ネット上にたくさん上がっており、参考になる情報はすぐに見つかるはずです。
また有料テーマを購入すれば、詳しいマニュアルが公式サイトや、PDFで付いてくるので初心者の方でも迷わず、CMSがカスタマイズできます。
ブログメディアに合う、カテゴリーを設定しましょう。
デザインやカテゴリー設定で迷ったときには、同じジャンルで成功しているオウンドメディアを参考に、どのようなレイアウトやカテゴリーを選んでいるのか参考にすると良いでしょう。
※ ちなみにユニコブログでは、ブログテーマ『STORK19』を使用しており、STORK19のおかげで、ブログ開設から10ヶ月で月間35万PVまでブログを成長させる事ができました。
※ ちなみにユニコブログでは、ブログテーマ『STORK19』を使用しており、STORK19のおかげで、ブログ開設から10ヶ月で月間35万PVまでブログを成長させる事ができました。
STORK19(WordPressブログテーマ)
メインコンテンツの作り方
ここでのメインコンテンツとは、WordPressの「固定ページ」のことを意味しています。
固定ページとは、ブログやニュースなどの投稿記事ではなく、独立したページのことで、サイトの骨格のような役割をしてくれます。
この記事「法人ブログの作り方」と基本的考えは同じですが、自社で情報発信したい内容、サービスや商品に合わせて、どのようなコンテンツを「メインにするのか」設計をしてください。
WEB担当者必須!LPの作り方
LPとは、レコード(long play)のことではありません。
WEBサイトのLPとは、WEB広告などを経由して最初にアクセスされるページのことです。
LPの正式名称はLanding Page(ランディングページ)といい、商品やサービスの販売、契約などの「成約率」を高める重要なページです。
法人のWEBサイトでは、メインコンテンツも重要ですが、直接売り上げに関係しているLP(ランディングページ)の作り込みも重要になります。
以下、ランディングページの作り方をまとめてみました。
- STEP1:LPの目的を設定
- STEP2:LPのターゲットを決める
- STEP3:LPを作成する
STEP1〜STEP3について解説します。
STEP1:LPの目的を設定
ランディングページ作りでは、初めに「目的」を設定します。
ランディングページでは何を販売・紹介するのか、どのようなサービスや商品を売るのか決定し、どのくらいの販売や契約を目指しているのか「目的」を明確にします。
もちろん商品販売や契約以外にも、問い合わせの件数、会員登録を増やすなどの目的にLPが活用できます。
ここではWebサイトにおける最終的な成果(CV、コンバージョン)を設定してください。
STEP2:LPのターゲットを決める
次にLPの「ターゲット」を設定します。誰に向けたLPなのか、STEP1で設定した「目的」にマッチするターゲットを設定します。
具体的には、LPを見る人の年齢、性別など。
ペルソナ(人物モデル)を詳しくイメージし、見込み客はどのような状況でLPを訪れるのか「ターゲットの状況」も明らかにしておきます。
ペルソナの設定に合わせて、ターゲットへの訴求方法、文章の書き方、申込みボタンの位置、レイアウトなども変わってきます。
どのレイアウト、LPのデザインが成約に結びつくのか。
作成が難しい場合は、同業他社の中で成功している企業が、どのようなLPを採用しているのかチェックしましょう。
特に大手企業は、LP制作に莫大な費用と予算をかけており、デザイン、キャッチコピーにおいても優れたLPを作成しているので参考になります。
STEP3:LPを作成する
STEP1とSTEP2の内容を踏まえて、LPを作成していきます。
WordPressを開いて、LP用のプラグインをインストールしましょう。
LP用のプラグインを使えば、初心者でも簡単にLP用のページが作成できます。
またWordPressで使用中のテーマには、LP機能を搭載したものがあります。
固定ページとしてLPをそのまま作成できるので便利です。
例えば、このブログでも使用しているSTORK19であれば、WordPressのダッシュボードから「ランディングページ」作成ボタンをクリックするだけで、LPが新規作成できます。
LPの完成度を上げる+αのコツ
LPの完成度は、自社の商品、サービス、顧客の獲得にとって「最も重要」な要素です。
が、完成度を高めるには、WEBマーケティングの知識、キャッチコピーなどの要素も必要です。
LP作成は自己流ではなく、書籍で「成果を上げるコツ」を掴むのが良いでしょう。
ここでLP制作に役立つ書籍を5冊紹介しておきます。
ネット上にもLP(ランディングページ)に関する情報は多く上がっています。
コピーライター、WEBデザイナーのブログ等を参考に情報収集しましょう。
関連記事:LP(ランディングページ)とは?ドメインの使い分けまで含めて分かりやすく解説
SNS(X(旧Twitter)、Facebook、Instagram)と連携しよう!
ここまでに作成したWEBサイト、法人ブログ、LPにたくさんの人が集まるよう、各コンテンツとSNS(X(旧Twitter)、Facebook、Instagram)を連携させましょう。
コンテンツ同士を連携させ、コンテンツを拡散する方法は、次の記事が参考になります。
関連記事:コンテンツを拡散する方法!コンテンツマーケティングの成功法則
法人WEBサイトでおすすめのレンタルサーバー
ここまで作った法人ブログ、WEBサイト、LPがサクサク快適に表示されるよう、WordPress向けの高速化された、レンタルサーバーを使用しましょう。
関連記事:法人で使えるレンタルサーバーのサービスを分かりやすく解説
GoogleはWebサイトの表示スピードも評価の対象にしているため、ページやサイトが高速表示されれば、Googleの上位表示化にも役立つ可能性があります。
また、LPにおいては、Webサイトのページが高速表示されることで離脱率を下げるという効果があります。
ここでは、法人WEBサイト、LP(ランディングページ)を公開するのに、おすすめのレンタルサーバーを集めてみました。
各サーバーの特徴をカンタンに紹介しておきます。
ConoHa WING(コノハウイング)
ConoHa WINGは、当ユニコブログでも使用中。個人や法人の間で大人気レンタルサーバーです。
ConoHa WINGがスゴイのは、圧倒的な高速/超高性能なサーバーをリーズナブルな価格で提供していること。
実際に、人気ブログや法人コーポレートの多くがConoHa WINGを使用しています。
以下、ConoHa WINGの概要をまとめてみました。
ConoHa WING(コノハウイング)の概要 |
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初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
月額720円〜 |
WordPressの設定 |
「WordPressかんたん移行」機能でワンクリック設定可 |
サービスの特徴 |
利用者満足度No.1!国内最速のサーバー処理速度能力、初心者でもワンタッチでWordPressが導入OK! |
おすすめ度 |
★★★★★(大変オススメ) |
WEBサーバのスピードは、サイトを訪れる人の離脱率に関わる部分であり、Googleなどの検索エンジンも「ページが快適に表示できるか」どうかを重視しているため、SEO施策でも「良い効果」が期待できます。
ConoHa WINGの詳細は、以下公式サイトで確認してください。
XSERVER(エックスサーバ−)
XSERVER(エックスサーバー)は、WordPressユーザーの間で知名度の高いサービスです。
運用サイトはすでに180万件を突破しており、国内シェアの高いサービスとして知られています。
ただ最近では、競合のサービスが増えており、ConoHa WINGのように高性能/高機能サービスに押され気味な印象も受けますが、ブロガーの間では根強い人気があります。
以下、XSERVERの概要をまとめてみました。
XSERVERの概要 |
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初期費用 |
2022年8月4日(木)12時より無料 |
初年度の費用 |
月額900円〜 |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
サービスの特徴 |
国内シェアNo.1!サーバー利用中はドメインが無料 |
おすすめ度 |
★★★★☆(オススメ) |
XSERVERの詳細は、以下公式サイトで確認してください。
ちなみにXSERVERでは、WordPressに特化した専用クラウドサービス『wpX Speed』を2019年9月24日からスタートしました。
wpX Speedの詳細は、次の項目で詳しく解説します。
wpX Speed
wpX Speedは、XSERVERが提供する、WordPress専用のクラウドレンタルサーバーです。
XSERVERに比べて、読み込み速度は従来の16倍以上を誇り、WordPressの表示速度は国内No.1といわれています(wpX Speed調べ)。
以下、wpX Speedの概要をまとめてみました。
wpX Speedの概要 |
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初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
2円/時(月額上限は1,200円)〜 |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
サービスの特徴 |
次世代の接続インターフェースNVM(エヌブイエムイー)を採用し、WordPressの高速表示を実現。 |
おすすめ度 |
★★★★☆(オススメ) |
wpX Speedの詳細は、以下公式サイトで確認してください。
wpX Speed|公式サイト
ただ、最近はエックスサーバーのグループ企業であるシンクラウド株式会社から、新しいレンタルサーバーサービスとしてシン・レンタルサーバーという高機能レンタルサーバーもリリースされています。
シン・レンタルサーバーについても、検討してみてください。
お名前.com
お名前.comレンタルサーバーは、独自ドメインの取得でおなじみのサービスですが、レンタルサーバーのサービスも提供しており、WordPressで便利な「かんたんインストール機能搭載」も使えます。
以下、お名前.comの概要をまとめてみました。
お名前.comの概要 |
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初期費用 |
無料 |
初年度の費用 |
月額980円〜(初月無料) |
WordPressの設定 |
WordPressかんたんインストール機能搭載 |
サービスの特徴 |
ドメイン取得と同時にレンタルサーバーが契約できる。 |
おすすめ度 |
★★★★☆(オススメ) |
お名前.comの詳細は、以下公式サイトで確認してください。
LOLIPOP!(ロリポップ)
ロリポップ!は、GMOペパボが提供するレンタルサーバーです。
業界最安値のプランを提供しており、初心者にうれしい「WordPress簡単インストール機能」も搭載しています。
またGMOペパボといえば、独自ドメインサービス「ムームードメイン」を提供していますが、『ムームードメイン』の対象ドメインと『ロリポップ!』のレンタルサーバーを利用すると、独自ドメインが無料になる特典があります。
以下、LOLIPOP!(ロリポップ)の概要をまとめてみました。
LOLIPOP!(ロリポップ)の概要 |
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初期費用 |
キャンペーン中は無料 |
初年度の費用 |
月額500円〜 |
WordPressの設定 |
WordPress簡単インストール機能搭載 |
サービスの特徴 |
月額500円で手軽に高速サーバーが使える! 独自ドメインも同時取得できるので一石二鳥。 |
おすすめ度 |
★★★★☆(オススメ) |
LOLIPOP!(ロリポップ)の詳細は、以下公式サイトで確認してください。
なお 本項で紹介し切れなかった、レンタルサーバーについては以下の記事にて詳しく解説しています。
アナタの目的にあったサーバーに申し込んでください。
関連記事:レンタルサーバー徹底比較!WordPressおすすめサーバーを解説
アフィリエイト広告主になって収益を拡大しよう!
WEBサイトは、法人の「収益拡大」を実現する強力なツールです。
完成したブログにアフィリエイト広告を貼っても一定の収益が得られますが、より大きな収益を得るには「アフィリエイト広告主」になるのが一番の近道です。
アフィリエイト広告主になれば、アナタのWEBサイトやコンテンツ、会社の商品やサービスを日本全国のアフィリエイターが情報を拡散し、販売に繋がるよう彼らのブログやSNSで紹介してくれます。
ここまで紹介した法人サイトをつくった後は、「アフィリエイト広告主」として、更なる収益拡大が狙いましょう!
関連記事:【保存版】会社の売上を上げるためにはASPのアフィリエイト広告主になるのが近道
まとめ|法人サイトはブランディング&収益拡大に不可欠!
法人サイトは、自社のブランディングや収益拡大に欠かせないコンテンツです。
法人サイトをつくって、顧客の獲得だけでなく、自社の情報発信にも活用してください。
またアフィリエイト広告主になれば、日本全国のアフィリエイターがアナタの会社や商品、サービスを効果的に拡散してくれます。
複数のコンテンツや情報拡散の方法を併用し、さらなる収益拡大を目指しましょう。