会社のブログネタはどうすれば良いのか実例を元に分かりやすく解説

会社のブログネタはどうすれば良いのか実例を元に分かりやすく解説

最近のオウンドメディアでは、ホームページ内でのによる企業概要や商品や製品の紹介、サービス情報以外にも、継続的なWebサイト内のコンテンツ更新を目的としたブログコンテンツの運用が増えてきています。

とはいえ、会社のWebサイトでどんなブログコンテンツを積み上げて良いのか、迷って事もあります。

簡単にですが、オウンドメディア要素も含めた当ブログの概要を簡単にで恐縮ですが紹介します。

ブログサイト名ユニコブログ®︎
サイト開設日2020年01月
レンタルサーバーConoHa WING
利用しているCMSWordPress
WPテーマSTORK19
最高月間PV数56.5万PV(2023年01月)|Webサイト運営を本業にすることも可能になる より
最高月間収益1,217,403円(2021年05月)|ブログ収益の公開記事
収益化の方式ASP経由のアフィリエイト広告及び直接広告
記事数ブログ記事数は600記事
登録商標ユニコブログ 登録商標第6335150号
2024年09月時点

本記事では筆者の経験から、実例を元に会社のブログネタをどうすれば良いのかを解説していきお役に立てればと考えています。

本記事の内容
  1. 会社のブログネタを決めるのに必要な事
  2. 会社のブログネタを何にすれば良いのか?
  3. 会社のブログコンテンツを積み上げていく環境

会社のブログネタで扱うカテゴリーを決める

会社のブログネタで扱うカテゴリーを決める

まずは、大事な事として会社のブログネタで扱うコンテンツを決める必要があります。

せっかく会社のブログ記事を作って行くのであれば、Webサイトの総アクセスを増やしていきたいところです。

例えば筆者は、映画/放送/映像制作の業界にいたのですが、任されていたWebサイトのコンテンツでブログ型の記事を扱うときは、下記のようなコンテンツを扱っていました。

下記の場合、「一緒にコンテンツ制作してくれる人達の募集」に力を入れていたので、映像制作業界に興味がありそうな人達が検索しそうなキーワードをベースに扱うカテゴリーを絞っていきました。

  1. テレビ番組や映画、ドラマなどがどのように制作されるのかなどのノウハウ集
  2. ブログ記事にアップする上で権利処理が簡単そうな映像コンテンツを選別して制作現場の裏側を書く
  3. コンテンツ制作で使用したソフトや環境などの紹介

上記3つに合わせて、制作会社の代表が有名な人な場合は、やってくれるかは別として、その有名な方のひびや思うこと、考え方などのブログ記事を書いてもらうようにしていました。

※Webサイトに上げても大丈夫そうか、そこはWebサイト運営で判断が必要な面もありますが効果的です。

会社のブログネタになるキーワードを抽出する

会社のブログネタになるキーワードを抽出する

会社のブログ記事で扱うカテゴリーを決めたら、そのカテゴリーに関連したキーワードを抽出します。

例えば、先ほど紹介したWebサイト運営の事例の場合は、ブログコンテンツを作成するために必要な外部リソース(取材やロケ)はそれほど必要なく、今現在社内で業をしている方や自分のスキルやキャリアで書けることが多いと考えます。

先ほど決めた「一緒にコンテンツ制作してくれる人達の募集」を念頭に置いて、そのような人達が検索しそうなキーワードを抽出していきます。

キーワード抽出に使えるWebサービス

検索からの流入を想定したキーワードの抽出に使えるWebサービスは、無料で使えるのモノでも充分に活用できます。

筆者の場合は、主にUbersuggestを利用して、Webサイトのコンテンツ制作方針に合わせたキーワードを2語〜3語くらいの組み合わせで抽出していました。

Ubersuggestは無料版でも結構使えるのでオススメです。

会社のブログネタに使えそうなキーワードをまとめる

キーワードやキーワードの組み合わせはなるべく多く抽出して、すぐにブログネタが切れないようにブログネタはストック出来るように準備しておきます。

個人で運営するブログを違ってWebサイトの運営兼ブログコンテンツ制作の担当になったら、定期的に、そして計画的に運用して定めた目標やそこを目指すためのKPI等があると考えるので、抽出したキーワードを組み合わせて、事前にいくつものブログネタ、具体的には、最低でもブログ記事のタイトルまでは多くのストックを作っておきたいところです。

会社のブログ記事を見だしレベルまで事前に作成しておく

会社のブログ記事を見だしレベルまで事前に作成しておく

いくつものブログ記事のタイトルまで作成できたら、次はブログ記事の見出し作りに入ります。

1つずつでも良いのですが、できれば数多く付くっておいた方が、他の業務が忙しくなってしまったときや、他の方に事前に頼める部分も出ているので、なるべく多く、見出しレベルまでブログネタを作成しておきます。

この時、先ほど抽出したブログネタのキーワードと、そこから作成したブログタイトルの内容を把握しながら見出しを作っていきます。

この時、抽出したキーワードが

  1. タイトル
  2. ディスクリプション
  3. 見出し

に、ブログ記事の文章にキーワードが入れていくように構成を作っていくようにしていきます。

ここまでできれば、会社のブログネタ作りに困ることがないようにWebサイト内のブログコンテンツを積み上げていくことが可能になります。

会社のブログを運営していく環境

会社のブログを運営していく環境

会社のブログ記事を運営していく上で、可能な限り押さえておきたいポイントが3つあります。

  1. 肖像権に気をつける(従業員だとしてもぼかし処理などを入れる)
  2. 会社のWebサイトドメインのサブディレクトリでブログサイトを運営する
  3. 日本企業、日本向けであれば可能な限り「.co.jp」ドメインを取得して運用する

上記の3つを押さえて、会社Webサイトのブログコンテンツ運用をしていきたいところです。

肖像権に気をつける(従業員だとしてもぼかし処理などを入れる)

これは、長く続けて行く上で後々の事を考えると大事なところです。

昨今は、以前に比べて著作権や肖像権、その他の様々な知的財産権などについて注目されることが多くなってきています。

会社のブログネタに組み込まれるコンテンツの中には、取締役含め従業員、取材したときに映り込む様々なモノが出てくると考えます。

本来、画像などに写り込むモノについては、アプルーバル(許諾処理)を行っておく必要があります。

特に、取締役や従業員の場合、解任や退職があったときなど、前の会社から写真や名前などを消して欲しいと依頼が来たりします。

ブログコンテンツが積み重なっていくと、その処理も結構多くなってくるので、なるべく許諾処理が少なくて済む(必要ない)ような画像などを選定して作るようにしていきましょう。

会社のWebサイトドメインのサブディレクトリでブログサイトを運営する

会社のWebサイトドメインのサブディレクトリでブログサイトを運営する

可能であればなのですが、会社のブログネタ(ブログ記事)を積み上げていくコンテンツの場所は「サブディレクトリ」にして行くことをオススメします。

別ドメインサブドメインでも良いのですが、サブディレクトリで会社のブログサイトを運用すればメインのWebサイトコンテンツとして評価が積み上がっていくので、できればサブディレクトリで運用していきましょう。

サブドメインとサブディレクトリの違いを分かりやすく解説

日本企業、日本向けであれば可能な限り「.co.jp」ドメインを取得して運用する

もしも、現状利用している会社のWebサイトドメインが「.co.jp」でない場合は、会社のホームページになる部分も合わせて、「.co.jp」ドメインの取得をオススメします。

.co.jpドメインは法人ならすぐに取得したほうが良いという話

「.co.jp」ドメインは、法人が1つだけ持てるという貴重なドメインです。

信頼度の高いドメインを使用して、そのサブディレクトリに会社のブログ記事を積み上げていけるようにベストな環境に持っていきたいところです。

筆者の場合何故か、分かっていたのに起業した時に、ドメインを統一してWebサイトを制作しないまま、バラバラに色んなWebサイトを作ってしまったので、若干後悔している部分があります。

仕事で利用しているメールアドレスを変えるというのは結構大変なので、取り急ぎ、Webサイトだけ「.co.jp」ドメインで改めて構築していくとして進めていけば、それほど社内でこじれることもないので、そちらの運営方法をオススメします。

筆者の会社の場合、「.co.jp」ドメインはお名前.comで取得しています。

サイトデザインについても、なるべく簡単に素敵なデザインにしたということであれば、筆者が最近よく利用しているのは

  1. STORK19(当ブログのユニコブログ®)
  2. SWELL
  3. XWRITE

と、有料ではありますが、すぐに素敵なWebサイトデザインがコーディングしなくても作れるように設計されているWordPress(CMS)用のサイトデザインテーマを利用しています。

上記以外にも素敵なサイトデザインテーマは数多くあるので、下記の記事も参考になれば幸いです。

WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較して実例を基に紹介

参考になれば程度で狭小ですが、例えば、上記とは別の有料WordPressテーマになりますが、NOMADを利用した場合は、下記のようなWebサイトデザインがすぐに完了します。

nomadというWordPressテーマを使用して制作したWebサイト
NOMADを利用したWebサイト

次に、SWELLを利用すると下記のようなサイトデザインが可能です。

SWELLというWordPressテーマをりようした場合のWebサイトデザイン
SWELLを利用したWebサイト

上記のようなサイトデザインがコーディングしなくてもすぐにサイトデザインで設定出来ます。

WordPressテーマでシンプルなサイトデザインが出来るお気に入りのテーマについて実例を交えて紹介

もし、会社のCMS(コンテンツマネジメントシステム)がWordPressではない場合、サブドメインやサブディレクトリを活用してその中にWordPressをインストールする事が可能なので検討して観てください。

現在、大手レンタルサーバーのほとんどはWordPressが簡単にインストールして利用できるようにコントロールパネルを設計してくれているのでスゴく便利です。

改めて、新しいレンタルサーバーを借りてということであれば、筆者の場合は

  1. お名前.com
  2. ConoHa WING
  3. シン・レンタルサーバー
  4. エックスサーバー
  5. ロリポップ!レンタルサーバー


をよく利用しています。

最近は、暗号化通信に「アルファSSL」が使えるConoHa WINGのレンタルサーバーへWebサイトを少しずつ移管しています。

実際に利用しているレンタルサーバーを徹底比較してオススメできるサービスを解説

会社のブログネタを積み上げていくブログサイトは自分で構築できる

会社のブログネタを積み上げていくブログサイトは自分で構築できる

会社でブログコンテンツの制作を始めようとしたときに、既存の会社のWebサイト(ホームページ)デザインをアウトソーシングしていて、ブログコンテンツを作るのに都度追加料金を請求されている事例をいくつも見てきました。

自社の独自ドメイン、または新たに取得する「.co.jp」ドメインからサブドメイン・サブディレクトリを作成して、CMSにWordPressを利用すれば、ブログコンテンツメインのWebサイトは自分で簡単に構築できるようになっているのが現在の環境です。

会社のブログコンテンツ担当などになり、やり方を覚えることが出来れば、自分のブログサイトを開設して、そこに自分の得意分野やスキルを活用したブログ型サイトや、雑記ブログを運営していけば、新しい収入の窓口にもなりますので、積極的にWebサイト運営に関わっていくことをオススメします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT US
ユニコブログの執筆者である小林玲王奈のアイコン
小林 玲王奈ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役

放送業界や映画業界で映像制作や新規事業の立ち上げを中心に16年間働いて2019年に独立。2020年1月にユニコーンコンサルティング株式会社を設立しました。現在は、国内・海外向けのWebメディアを複数サイト運営しながら、経営コンサルタントとして数社の技術顧問、及び複数の教育機関で特別講義をおこなったり、Web講演をしています。|BBT経営塾(旧:大前経営塾)第10期生 卒塾

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