Googleアドセンス(GoogleAdSense)は、ブログ運営をしながら収益化していくための重要な選択肢の1つです。
実際に、Googleアドセンスはブログに収益をもたらす強力なツールであり、情報発信力と比例してブログサイトのアクセス数に応じて収益も増えていく傾向が強いです。
また、Googleアドセンスは、従来の2023年11月2日に、AdSense の収益分配構造の更新とサイト運営者へのインプレッションに応じた支払いへの移行していく(英語)という発表をしました。
元々、クリック型報酬だけでなく、インプレッション数による広告収入も見込めたGoogleアドセンスですが、今後、より一層、GoogleアドセンスはブログやYouTubeなどのソーシャルメディアはもちろん、サイト運営者にとって大事な収入の柱となっていきます。
本記事では、Googleアドセンス審査で合格したWebサイトの事例を紹介していきます。
このほかにも記事の後半では、アドセンス運用に役立つ動画やサイト、運用で「良くある質問」をまとめてみたり、実際に筆者がGoogleアドセンスで得られた収益等について公開している情報も載せています。
ブログを開設して、Googleアドセンスでサイト収益化運用を考えている方の役に立てば幸いです。
- Googleアドセンスとは何か?アドセンスの運用方法
- Googleアドセンスの運用で参考になるブログ
- Googleアドセンスで参考になる動画&サイト
それでは、Googleアドセンスについて解説していきます。
Googleアドセンスの審査に合格しているWebサイトの具体的な事例
先に、すでにGoogleアドセンスに合格している幾つかのパターンを紹介します。
本記事内で何回も言及していますが、Googleアドセンスの審査を通過するための明確な審査基準は公開されていません。
Googleアドセンスを利用できるようにするためのコンテンツポリシーやガイドライン*1はありますが、具体的にどのように作れば審査に受かるということは明記されていません。
したがって、審査を通過するためのWebサイト構造について再現性を高めていくには、事例を増やしていくしかないというのが現状です。
今回、まだまだ少ない事例で恐縮ですが、実際にGoogleアドセンスの審査に合格して運用をしているWebサイトを先にいくつか紹介します。
Googleアドセンスの審査に合格した事例の信憑性を調べる方法
また、本当に紹介している記事数などで合格したか確認する方法をいくつか紹介します。
この辺りの情報は、過去の運用履歴を調べることができないようにしたり、情報の秘匿をすることが可能なので、100%ではありませんが、公開されている情報で本当にそれが可能かを調査するために役立つノウハウです。
Googleアドセンスの審査に2記事で合格した事例
筆者が運用している中で、1番少ない記事数でGoogleアドセンスの審査に合格したパターンが下記のWebサイトです。
関連サイト:Button Interaction Ideas
Googleアドセンスの審査に10記事で合格した事例
現状は9記事になっていますが、Googleアドセンスの審査に10記事で合格して利用しているWebサイトは下記のブログになります。
関連サイト:猫の柄ブログ®︎
先にWebサイトの構成だけを構築してGoogleアドセンスに合格した事例
筆者の場合は、毎日が記念日ブログ®︎が該当します。
このWebサイトは、先に一年分のページ、366日分のページ以外にも色々カテゴリーを作成して400ページくらいを先に作成し、あとからコンテンツを入れ続けているWebサイトです。
このような進め方でも、Googleアドセンスに合格できた事例もあるので、特化ブログなどの場合に役立つ参考事例になるかもしれません。
「こうすればGoogleアドセンスに受かる」というものは無い
このように、一貫して確実にこうすればGoogleアドセンスの審査に受かるというものはありません。
しかしながら、Googleアドセンスに合格したばかりのサイトをたくさん確認して、その傾向を調べることは大事なことです。
このユニコブログ®︎でGoogleアドセンスによる収益化をしていたこともあったので、どれくらいの収入になったのか事例を書いているブログ記事があるので紹介します。
関連記事:Googleアドセンスの収益はどれくらいになるのか実例を公開
これら上記の事例や、次章以降で解説している内容がお役に立てば幸いです。
Googleアドセンスとは?
Googleアドセンスとは、Googleが運営する広告サービスの名称です。
Googleは国内だけでなく、世界中の企業から広告掲載の依頼を受けます。
また、Googleは(私たちブログ運営者のような)広告掲載を希望するブログやWebサイトからの申請を受け付け、企業広告の提携先を決定しています。
Googleアドセンスの広告が掲載できれば、広告をクリックされる度に報酬が発生し、ブログ運営者に報酬が支払われる仕組みです(下の画像を参照)。
ブログに貼った広告をユーザーがクリックしたり、多くのインプレッションを獲得すると、企業側に(サービスの利用、商品の購入などで)利益が発生するチャンスを生み出します。
企業は、クリックの数やインプレッション数に応じたGoogleに広告料を支払いますが、手数料を差し引いた報酬が、私たちブログ運営者(またはサイト運営者)に支払われる仕組みになっています。
なお、表示される広告によって単価はかなり異なりますが、1クリックあたり数十円〜数百円の報酬が発生します。
本記事冒頭で紹介した、Googleアドセンスのインプレッション型報酬への移行によって、これからどうなるか見守る必要がありますが、人気の記事や、利用者が多いWebサイトで、広告を配置する場所を改善しながら運用すると、広告がクリックされる率もインプレッション数も高くなり、それによって得られる報酬も比例して大きくなります。
ブログで副収入が欲しいという方や、ブログで生計を立てたいという方は、「収益化」が狙えるGoogleアドセンスに登録しましょう。
参考リンク:Welcome to Google AdSense|Google AdSense(YouTube)
【メモ】
今回はブログにおける「Google広告」に解説を留めますが、私たちが普段みているYouTubeにも、Googleに広告出稿を依頼した「企業広告」が掲載されています。
ブログの収益化にGoogleアドセンスを利用する
どんなに、たくさんの記事を書きためても、お金にならないようでは生活できません。
ブロガーとしてクリック型広告の報酬を得るには、「収益」が発生するGoogleアドセンスの導入がほぼ必須と言っても過言ではありません。
本記事の後半で解説をしますが、Googleアドセンスの登録には審査もあります。
Googleアドセンスの審査を通した後で、成果報酬型アフィリエイト広告との併用をしたほうが良いという意見も一部あります。
しかし、Googleのアフィリエイトプログラムに関する考え方はとてもニュートラルですし、筆者自身、アフィリエイト広告が先にあるブログ型のサイトでもGoogleアドセンスに合格しています。
参考リンク:アフィリエイト プログラム|Google検索セントラル
ただ、アドセンスプログラムにしてもアフィリエイトプログラムにしても、各広告プラットフォームが設定している品質基準を満たすことが出来ないと、審査などに合格することは難しいので、収益化するまでの準備には注意が必要です。
(次項以降にて解説します)。
Googleアドセンスとアフィリエイトの違い
Googleアドセンスのほかにも、ASP(アフィリエイト・サービス・プロパイダ)のアフィリエイト広告をブログに設置し、報酬を狙う方法があります。
- アフィリエイトとは?収益化できるおすすめASPと運営方法を解説【独自AFPの紹介付き】
- アフィリエイト広告の選び方を分かりやすく解説
- アフィリエイトサイトでおすすめのリンクの貼り方やテンプレート構成を分かりやすく解説
アフィリエイトとは?
日本語では「成功報酬型広告」と言い、ウェブサイトに設置されたアフィリエイト広告において、サイト閲覧者が商品やサービスの購入をすると、発生した利益の一部がブロガーやサイト運営者に支払われる、成功報酬型ビジネスの用語(通称アフィ、アフィリとも呼ばれている)。
筆者自身がブログを運営している感覚としては、Googleアドセンスだけの場合だと、月間100万PVくらいあれば、Googleアドセンスだけでも食べていけるようになるかなという感じです。
感覚としては、かなり高いハードルに感じていて、そのようなことから、アフィリエイト広告と組み合わせていく工夫が必要かなと考えています。
具体的な収益金額などについては、別記事で下記のブログ記事に書いてみました。
関連記事:Googleアドセンスの収益はどれくらいになるのか実例を紹介
ただ、これは筆者自身のコンテンツ設計の仕方に、多くの課題があったりもするので、よりGoogleアドセンスに向いたコンテンツ制作を意識して運用すれば、より高いクリック単価になる可能性があります。
そうすれば、月間100万PVまでいかなくても、クリック広告の収入だけで生活していける状態は作れると考えています。
Googleアドセンスの場合は、「自働広告機能」もあるので、コンテンツ制作にだけ集中してサイトを育てて行く環境を提供してくれるメリットがあります。
アドセンスとアフィリエイト併用の注意点
なお、本記事で紹介するおすすめブログの(次項)では、審査に通る広告配置方法について説明したブログがあります。
アフィリエイト広告を併用する前に、ポリシーや配置のルールを確認しておきましょう。
Googleアドセンス審査に通った後も、他社広告の併用が原因でアドセンス広告が停止になるケースも多く見られます。
アドセンスで報酬を得るには、「広告もコンテンツの一部」であることを忘れずに、配置のバランスを考えて併用しましょう。
Googleアドセンスで参考になるブログの紹介
Googleアドセンスの運用で「参考になるブログ」を集めてみました。
それぞれ、Googleアドセンスの仕組みや審査に通るブログの設定方法やブログ運営の仕方について、分かりやすく解説しています。
- メディア運用担当必見、アドセンスの基礎知識
- Googleアドセンス広告の種類とおすすめの配置
- グーグルアドセンスの登録から稼ぎ方までを解説
- アドセンス審査用ブログの作り方、合格方法を動画で解説
- Googleアドセンス審査に合格したブログを公開
- Googleアドセンス初心者が知っておきたい規約違反の例
- AdSense(アドセンス)の利用方法、広告の配置・最適化
それでは、Googleアドセンスで役に立つ各サイトを紹介します。
1.メディア運用担当必見、アドセンスの基礎知識
Kabuki incは、マーケティングオートメーションツール「@Concierge」を開発・販売する企業です。
今回紹介する記事では、初めてメディア運用担当になった人が知っておきたい「アドセンスの基礎知識」について解説しています。
アドセンスの報酬体系やクリック相場、運用上の注意点など「アドセンスの基礎知識」が凝縮されています。
より詳しい内容については、他のブログやGoogleアドセンス(公式)の情報を交えて、情報の補完を行うと良いでしょう。
参考リンク:Kabuki.inc Blog
2.Googleアドセンス広告の種類とおすすめの配置
Enazealは、SEO対策、Web制作を行う企業です。
今回紹介する記事では『Googleアドセンス広告の種類は7つ』と題して、Googleアドセンスの種類と収益性の高い広告、最適な配置の方法について解説しています。
Googleアドセンスにも、レスポンシブ広告、ネイティブ広告、自動広告、オーバーレイ広告など、さまざまな広告の種類があります。
自分のブログには、どの広告がマッチするのか確認しておきましょう。
参考リンク:Googleアドセンス広告の種類は7つ!おすすめの配置はこれ!(Enazeal)
3.アドセンス(Google AdSense)とは?仕組み・稼ぎ方・登録方法
KAGOYAは、カゴヤ・ジャパン株式会社が運営する情報サイトです。
今回紹介する記事では、『アドセンス(Google AdSense)とは?』と題して、Googleアドセンスで稼ぐ仕組みや実際の稼ぎ方、アドセンスの登録方法を紹介しています。
アドセンスの基礎知識から、実際の導入まで、サクッと理解したい人(時間がない方)におすすめの記事です。
参考リンク:アドセンス(Google AdSense)とは?仕組み・稼ぎ方・登録方法(アフィリエイト基礎講座vol.10)(カゴヤのサーバー研究室)
4.アドセンス審査用ブログの作り方、合格方法を動画で解説
『アドセンス審査用ブログの作り方完全版!合格方法を動画で解説!』は、人気ブログhiroki’s を運営する、hirokiさんによって書かれたブログです。
今回紹介する記事では、Googleアドセンス審査に合格するブログのテーマや作り方、レイアウトなどの方法を詳しく解説しています。
hirokiさんは、もともと映像クリエイター、動画の制作プロデューサーとして活動をしていましたが、副業でブログをはじめてから2カ月目には月収10万円を達成。
会社を退職してからは本格的にブログを運営し(退職から)45日で月収100万円を達成したブログ運営のプロです。
これからブログを運営したいという方や、アドセンスで収益を出したいという方には、有益な情報が満載です。
参考リンク:アドセンス審査用ブログの作り方完全版!合格方法を動画で解説!(hiroki’s blog)
5.Googleアドセンス審査に合格したブログを公開
Kotoko Official Blogは、小学校3年生と中学1年生のお母さん、滝沢琴子さんが運営する、女性にも人気のブログです。
今回紹介する記事では、「Googleアドセンス審査に合格したブログを公開!」と題し、アドセンス審査に通るコツを紹介しています。
文字数、記事の目安、画像設定の仕方、アフィリエイトリンクやアドセンスポリシーについて細かく解説をしています。
「アドセンス審査に通らない…」という方は、琴子さんの解説を参考に設定をしてみましょう。
参考リンク:Googleアドセンス審査に合格したブログを公開!2020最新情報をお伝えします(Kotoko Official Blog)
6.Googleアドセンス初心者が知っておきたい規約違反の例
ferretは、WEBマーケターはもちろん、WEB関連のビジネスパーソンには、おなじみ「マーケティングの総合情報サイト」です。
今回紹介する記事では、Googleアドセンスの運用方法だけで無く、アドセンスポリシーに抵触しない広告配置の方法や、ブログ表記の仕方について解説をしています。
すでにGoogleアドセンスを運用している方も、Googleの規約を違反していないか、ferretの記事で再確認してみましょう。
参考リンク:GoogleAdsenseのこんな配置・運用はNG!初心者が犯しやすい規約違反まとめ(ferret)
7.AdSense(アドセンス)の利用方法、広告の配置・最適化
「できるネット」は、1994年に刊行を開始したパソコン解説書「できるシリーズ」のWeb版サービスです。
サイトでは定番のWebサービスなどの解説記事をはじめ、パソコンに関するさまざまな設定・運用の方法が書かれています。
今回紹介する記事では、Googleアドセンスの申請方法から、広告配置のテクニック、広告運用と最適化のワザを一挙に公開しています。
アドセンス以外にも、パソコンやスマートフォンで困ったこと、分からないことがあれば「できるネット」を覗いてみましょう。
参考リンク:AdSense(アドセンス)の利用方法、広告の配置・最適化ノウハウまとめ【随時更新】(できるネット)
Googleアドセンスの登録方法
ここで『Googleアドセンスの登録方法』を簡単にまとめておきます。
- Googleアドセンスの登録方法1 Googleアカウントをつくる
- Googleアドセンスの登録方法2 電話番号と住所の登録
- Googleアドセンスの登録方法3 ブログ・サイトの登録
それでは、ひとつひとつステップを解説していきます。
Googleアドセンスの登録方法1 Googleアカウントをつくる
Googleアドセンスには、Googleアカウントが必要です。
すでにGmailを使っている方、Googleのサービスを利用中の方は、既存のアカウントが使えますが、「まだGoogleアカウントを持っていない」という方は、Googleアカウントを取得しましょう。
Googleアカウントの取得方法は、とてもカンタンです。任意のアドレスとパスワードを設定すれば、Googleアカウントが取得できます。
Googleアカウントは下のリンクから取得しましょう。
Googleアドセンスの登録方法2 電話番号と住所の登録
Googleアカウントを登録したら、運営者の電話番号と住所を登録します。
ここでの情報は、後ほどGoogleアドセンス報酬の受け取りに必要です。
Googleアドセンスの登録方法3 ブログ・サイトの登録
最後に、運営をするブログ(またはサイト)のURLを設定します。
Googleアドセンスの審査が終われば、ブログでGoogleアドセンスの広告が掲載できます。
Googleアドセンスの審査難易度
Googleアドセンスには、審査があります。
Googleアドセンスの審査難易度は、2016年以降厳しくなっており、Googleアドセンスのポリシーに準拠したサイトでなければ、アドセンスの利用が認められません。
なお、アドセンス審査の内容や審査期間、「審査に通るコツ」は本記事の後半(Googleアドセンスの運用で良くある質問)でも解説しますが、簡単に示すと、以下のサイトが審査に通りやすい傾向があります。
- 最低でも5記事〜10記事くらいある
- 「〇〇を解決する方法」みたいなタイトルを付けておく
- 独自性の高いコンテンツ(オリジナルの内容がある)
- 見やすいUIとデザイン
- お問い合わせやプライバシーポリシーの設置
ざっと書くと、上記のような内容になります。
Googleアドセンスには、合格するための明確な基準が公開されていないので、色々調べると意見が様々あります。
筆者がこれまで立ち上げてきたWebサイトやブログサイトで意識してきた部分は、このような形です。
① ブログの記事数
Googleアドセンスに合格するための記事数は、多くのwebサイトで取り上げられていますが、その数は皆ばらばらとなっています。
筆者の実体験として、現在、当ブログ(ユニコブログ®)では数十記事でも不合格が続きましたが、副サイトの小説ブログは、テスト的に書いたエッセイや短編小説の文章で10記事前後で1発合格ということもありました。
そんなことから、1つ言えるのは、Googleアドセンスに合格するための記事数に決まりはないということです。
ただ、経験値として言えるのは、あまり多くの記事を抱えてからGoogleアドセンスに申請すると、不合格時に問題の切り分けが難しくなってくるので、まずは5~10記事程度のボリュームになった時に初審査に出してみるのが良いです。
② ブログ記事のタイトルの付け方
本記事の最初では、2記事で合格した事例や最初のブログサイトでGoogleアドセンスの審査合格までに10回以上の再審査をして合格しました。
2サイト目以降は、初期に審査に落ちまくった経験を活かして、割と1~2回の審査で合格できるようになっています。
サイトコンテンツの各タイトル名は検索者が自分のサイトを訪れる目的を考え、それに対する「問題」や「課題」系のタイトルを付け、「〇〇を解決する方法」みたいなタイトルにしておくのが良いと考えています。
日記ブログとかでも、日々起きている中で何らかの問題発生やその解決について誰かの役に立てそうなポイントがあって書けることがあったら、サイトコンテンツとして、少しでも良いので書いておくと良いと思います。
③ 独自性の高いコンテンツ
Googleアドセンスに合格するためのテンプレート的なテキスト集を使用しても、クオリティーが低いと判定されることがあります。
文字数とか関係なく、オリジナルコンテンツで
- タイトル分
- リード文
- 見出し
- 文章
- 適時画像を入れる
この5つの項目にオリジナリティに溢れるコンテンツを盛り込んでブログ記事などのサイトコンテンツを作成しましょう。
④ 見やすいUIとデザイン
ここは、好みの部分もあると思うのであまり強く推奨はしないのですが、Googleアドセンスの審査に受かるまでは極力デザインはシンプルにしておいて、検索エンジンに優しいサイト構成にしておいた方が良いです。
個人的には、有料のWoredPressテーマを入れておくと、プロが開発したサイト設計でサイトデザインのUI/UXが整うので、始めのうちから導入してしまった方が良いと考えています。
関連記事:WordPressテーマでおすすめできる有料版と無料版を比較しながら実例を用いて紹介
⑤ お問い合わせやプライバシーポリシーの設置
お問い合わせページと、プライバシーポリシーのページは「固定ページ」で新しく作成しておきましょう。
関連記事:プライバシーポリシーと免責事項、利用規約の書き方を徹底解説【ブログ向け】
Googleアドセンスの運用で参考になる動画
ブログを読むのが苦手、文章で理解するより「動画で理解したい」という方には、YouTubeの動画がおすすめです。
本項では、Googleアドセンスの運用で、参考になる動画を2本紹介します。
- グーグルアドセンスで広告コードを貼る方法
- Google AdSense 毎月1万円以上の収益を得る方法
それでは、紹介して行きます。
1.グーグルアドセンスで広告コードを貼る方法
動画を作成している『しょーりんチャンネル』では、ブログで利益を出す方法について、さまざまな動画をアップしています。
本動画ではGoogleアドセンス審査後に広告コードを貼る方法について解説しています。
しょーりんチャンネル【ビジネス】YouTube
参考リンク:【2020年更新】グーグルアドセンス二次審査headタグ後に広告コードを貼る方法【審査状況は2017年と形式は変わっていません】
2.Google AdSense 毎月1万円以上の収益を得る方法
iscle(イズクル)は、ブログやネットで収益を得る方法について紹介するブログ&YouTubeチャンネルです。
本動画では、一歩踏み込んで「1カ月1万円以上の収益をえるには」どのような作業が必要なのか丁寧に解説しています。
iscle(イズクル)YouTube
参考リンク:Google AdSense でまず毎月1万円以上の収益を得るためには何をしたらよいか
Googleアドセンス運用で参考になるページ一覧
ここまで紹介したブログや動画以外にも、Googleアドセンスの運用で参考になるサイトを集めてみました。
すべてGoogleアドセンスやGoogle公式サイトの情報ですが、Googleアドセンスの設定について、必要な情報が分かりやすくまとまっています。
Googleアドセンスを設定する前に、どのような点に注意すれば良いのか、今一度確認しておきましょう。
Googleアドセンスの運用で良くある質問
最後に、Googleアドセンスの運用で「良くある質問」を集めてみました。
- Googleアドセンスの収益は平均いくら?
- Googleアドセンスに適したブログとは?
- Googleアドセンスの運用でNGなこと(ポリシー)は?
- Googleアドセンス広告は誰が選ぶの?
- Googleアドセンス審査合格までの日数は?
それでは①から⑤まで回答していきます。
① Googleアドセンスの収益は平均いくら?
Googleアドセンスでは、1クリックあたり平均20円〜30円の報酬が発生します。
アドセンス報酬は【アクセス数 × クリック率 × クリック単価】で計算できます。
アクセス数が多くても、広告をクリックする率が低ければ、アドセンス報酬は少なくなります。
このため、クリックされやすい広告の場所や配置を工夫する必要があります。
当ブログの場合、1PV当たり0.3円~0.5円くらいです。
当ブログのGoogleアドセンスによる収益の公開を下記の記事で確認することが出来ます。
関連記事:Googleアドセンスの収益はどれくらいになるのか実例を紹介
目立った収益額ではないですが、参考になれば幸いです。
Googleは、ブログや記事、ユーザーにあった広告を最適化し表示します。
このため、クリック単価の大きな広告が表示されるよう、ブログの内容を工夫したり、どのようなユーザーをターゲットにするのか、事前にシミュレーションする必要があります。
② Googleアドセンスに適したブログとは?
Googleアドセンスに適したブログにするには、Googleの規約(ポリシー)を守る必要があります。
以下、『Googleアドセンスに適したブログの条件』をまとめてみました。
- ユーザーの興味を引く独自コンテンツがある
- アドセンスのプログラムポリシーに準拠している
- サイト運営者は18歳以上である
- 独自ドメインで運用されたブログ・サイトであること
公式サイトでは言及されていませんが、Googleアドセンスを利用するには独自ドメインが必要です。
独自ドメインとは?
独自ドメインとは、http://www.****.co.jp/」のようなオリジナルのドメインです。
お名前.comやムームードメインなどのサイトでは、自分で好きな文字列のドメインが取得できます。
かつては、無料ブログでもGoogleアドセンスが申請できたのですが、 2016年3月以降、独自ドメインがなければ、Googleアドセンスの審査には通らなくなりました。
Googleアドセンスを申請する人は、お名前.comなどで独自ドメインを取得しておきましょう。
また、これからブログ開設をする方向けの記事もまとめていますので参考になれば幸いです。
尚、現在は独自ドメインの取得からWordPressのインストールまでクリック感覚で進めることが可能です。
Googleアドセンスで収益化をするなら、運用を自分でコントロールできるWordPressで進めていきましょう。
サイトのテーやジャンルによっては下記のレンタルサーバーを優先して使うようにしています。
③ Googleアドセンスの運用でNGなこと(ポリシー)は?
Googleアドセンスを利用するには、前項で紹介した条件のほか、Googleアドセンスのポリシーを準拠する必要があります。
Googleアドセンス利用条件は厳しくありません。
読者のためになるコンテンツや一定数の記事(15記事〜20記事以上)を掲載したサイトであれば、Googleアドセンスが利用できます。
参考リンク:申し込み時の条件 AdSense の資格要件(Googleアドセンス公式サイト)
以下、Googleアドセンス「プログラムポリシー」の一部をまとめてみました。
- サイト運営者が自身の広告をクリックしない
- 手動やその他の方法で表示回数・クリック回数を作為的に増やさない
- リワード広告枠以外の場所でクリック表示を促さない
- ポリシーに違反するコンテンツを配置しない
- 不正なコンテンツを含むサイトは、広告表示が許可されない
- ads.txt を使用する場合は、広告枠認定販売者自身を含める必要がある
- Google のランディング ページ品質に関するガイドラインに準拠する
この他にも、広告コードの修正方法、広告の配置に関するポリシー、サイトの仕様など、細かなポリシー(規約)が設けられています。
各プログラムポリシーの詳細は、Googleアドセンス公式サイトを参照してください。
参考リンク:AdSense ポリシー: 初心者向けガイド(Googleアドセンス公式サイト)
④ Googleアドセンス広告は誰が選ぶの?
Googleアドセンスの広告は、サイトに関連した広告が自動で表示されます。
ASPのアフィリエイト広告のように、自分で広告を選ぶ必要がなく、誰でも手軽に広告報酬が狙えます。
⑤ Googleアドセンス審査合格までの日数は?
筆者自身が多くのサイトで審査申請していますが、Googleアドセンスの審査期間は「平均3日」くらいでした。
※筆者の場合、最初の頃は審査に10回以上落ちた経験もあるので、コツコツと対応していけば審査合格出来ると考えています。
申請をしたブログに問題があれば、平均より日数は掛かりますが、ブログの構成や記事数、記事の内容、ブログの更新頻度、ポリシーに準拠していれば、筆者の場合は申請から3日前後で審査結果が出るような状況でした。
当ブログ(ユニコブログ®)は、Googleアドセンスの審査に何回も不合格になったのですが、結果が出るまでが早かった事例としては、2021年12月以降に審査に出した
この5サイトに関しては、審査申請の翌日には広告配信が出来るようになったので、この辺り、審査基準が明確に公開されていない分、正直、なかなか分からない部分でもあります。
※当ブログ(ユニコブログ)含め、Googleアドセンス広告は利用していたりすることもあれば、利用していないときもあります。
Googleアドセンスでブログを収益化しよう!
今回はブログ運営に欠かせない、Googleアドセンスについて紹介をしました。
Googleアドセンスを設定することで、ブログに収益が生まれます。
ブログ記事を書いていくだけなく、アクセスが増えるにつれて収益化できる仕組みを作っておきましょう。
Googleアドセンスを始めた後の3つの楽しみ
Googleアドセンスに合格すると、3つの楽しみが待っています。
- 収益額が1,000円以上でPinコードが発行される
- 8,000円以上で登録口座に振り込まれる
- 関連広告ユニットの開放
それでは、①〜③を解説していきます。
① 収益額が1,000円以上でPinコードが発行される
Googleアドセンスの運用が始まって1,000円以上の収益が発生すると、Googleから「Pinコードが郵送されました」と通知が来ます。
Pinコードは広告収益を得るための大事なステップなので、Pinコードが届いたらGoogleアドセンスの管理画面で登録をしましょう。
② 8,000円以上で登録口座に振り込まれる
ブログアクセス数の伸びと共にGoogleアドセンスからの収益も上がってきます。
収益の合計が8,000円以上になるとついに口座に広告収益が振り込まれるようになります。
少ない金額ではありますが、ここがGoogleアドセンスでの初の収益になります。
まずはここまで頑張りましょう。
③ 関連広告ユニットの開放
さらにブログのアクセス数が増えてくると、「関連広告ユニット」など、利用できる広告の種類が多くなります。
開放される条件はまちまちですが、筆者の場合は、150記事目で関連広告ユニットという広告の種類が開放されました。
関連広告ユニットが開放されると、記事内に関連記事と広告紹介が合わさった関連広告ユニットを配置できるようになります。
関連広告ユニットを活用すると、違うページも見てもらえるようになる機会が増えたり、読者がそこで気になった公告をクリックしてくれるようになります。
Googleアドセンスで収益化するならPV数を増やしていく
Googleアドセンスで広告収入を上げていくには、ブログのアクセスを増やしていくことが最重要になります。
ユニコブログ®も2020年9月時点で月間30万PVを超えて、多くの広告収入が入るようになりました。
下記の記事では、月間アクセス数をいくつかに区切って、どのような施策でアクセスアップに繋がったのか実際の運用事例をもとに紹介しています。
せっかくブログを始めたなら、月間数十万から数百万PVの人気ブログに育てていきたいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
- AdSense ポリシー: 初心者向けガイド|Google AdSenseヘルプ ↩︎
- Internet Archiveでは、調べたいURLを入力すると過去に公開されていたコンテンツを調べることができます。 ↩︎
- 一例としてウーバーサジェストの無料版などでも調べることができます。 ↩︎