筆者は、2021年に40歳になりました。
そして、起業して2023年で4期目を迎えます。
起業して経営者になったというと、うらやましがられることもありますが、筆者の場合、ハッキリ言って順調なスタートとは言えないものでした。
10人大家族の筆者にとっては、30代後半から40代にかけての起業はものすごくキツいプレッシャーで、しかも起業した途端に社会は自粛ムード。
何か事業を立ち上げるにも、ユーザーから直接サービス提供の費用をもらえるようなビジネスの垂直立ち上げするには、かなり辛い外部環境が重なりました。
本記事では、筆者の起業から今を簡単に書いていきつつ、実際に問題として40代に無職になっても何故大丈夫なのかを解説していきたいと思います。
また、当ブログ(ユニコブログ®)は、ブログメディアを中心に収入を得るためのノウハウを中心に提供しているブログサイトなので、本記事でオススメするやり方に、ブログメディアの運用が多く入ってくることはご了承ください。
40代で無職になると絶望します
まず、結論から言うと通常40代での無職はハッキリ言って絶望します。
基本的に生活の中心は、会社から毎月支給される給料によって賄われます。
それに加えて、筆者の会社員時代は、会社に許可を得て副業という形で事業を持っていました。
副業の流れで知り合った人脈が、そのまま会社員としての本業に活かせるというメリットがあったため、いくつもの事業を本業役立つように立ち上げて貢献していました。
しかし、自分の考えていたタイミングとズレて、会社員として給料が安定して毎月入ってくる状況がなくなることが分かると、途端にものすごい不安に駆られます。
筆者の場合、毎月の生活に必要なお金もそれなりに必要だったため、かなり悩んだことを覚えています。
40代の転職活動はかなり厳しいのが一般的な見解
筆者は、20代はよく転職をしていましたが、当時は約40歳の転職とあって、長く務めた会社員としての生活を辞めて転職活動をしたときに
- 希望年収高すぎ
- 副業許可希望
- 職務指定
と、自分の立場や取り巻く環境が分かっていない希望を出しつつ、自分も採用される確率なんて0%と知りながら、かなり多くの会社にアプローチしたのを覚えています。
当然ながら、「お祈りメール」が続出する結果となりましたが、全てダメということでもなくて、結果的に、従業員としてではなく、お手伝いすることになった会社もいくつかあります。
主に、そのパターンとしては以下の3つです。
- 主にスタートアップ企業で必要なポストが空いている場合
- オーナー企業で、その子会社で必要なポストが空いている場合
- 新規事業の立ち上げなどですぐに経験者がほしい場合
の3つです。
雇用形態は、業務委託契約になったり、社員、顧問、取締役と色々ありますが、どうせ絶望状態なら、履歴書と職務経歴書、あとは、Wantedlyや多くの転職サイトに目をつぶってバンバン入社希望を送ると、意外ときっかけが掴めたりします。
40代の転職は転職エージェントに任せた方が良い?
このブログ記事は、転職サイトを紹介する記事ではないのであまり深く言及はしないのですが、結果として3つの動きをやっておくと無職生活の心を支えるプラスになる動きが出てきます。
- とにかく転職サイト(JACリクルートメントなど)に登録してバンバン入社希望を出す
- SNS(LinkedInやWantedly)で人材募集中の起業にとにかく会いたいと希望を出す
- 実名でブログを始めてWebメディアで経験を基にした情報発信を行う
とにかく、この3つはどんどんやっておいた方が良いです。
あえてJACリクルートメントが入っているのは、筆者が当時利用した転職エージェントが付いてくれる転職サービスだからです。
40代くらいになると、自分だけで動くよりも、転職エージェントとパートナーシップを組んで転職を進めた方が何かと上手くいくと、この時に経験しました。
また、特に問題がなければ、可能な限り、名前だけ実名で公開して、ブログ型、サイト型のどちらでも良いので、今までの経験や生活、とにかく何でも良いのでWebメディアを運用しておくことです。
特に、Webメディアを自分で運用する練習をすることで、入社直後のDXギャップを少しでも埋めることが可能になります。
筆者の経験上、同じ40代だと、技術系の仕事をしているか趣味、副業でサイト運営をやっている人以外の人で、自分で独自のドメインからWebメールアドレスを作成して管理したり、Webサイトを更新したり、Webサイトの仕組みを理解して自分でサイト構築したり、転職用メールアドレスで、転職エージェント事に切り分けるなどの作成などができるいる人は多くはありません。
結構、このハンディキャップは大きかったりします。
そのハンディキャップを埋めるための期間、または覚えるきっかけとしても、転職エージェントを利用するのは結構メリットがあります。
すばりとどこが良くて、何がダメなのかも一緒に考えてもらえるし、壁打ちにもなります。
面談では、筆者が面談をする側の時もそうだったのですが、笑顔で取り繕っても、実際は絶望感満載っていうのは結構分かる(たぶん筆者もそう思われていた…。)ので、とにかく動いて精神面の安定を図るのもありです。
40代はWebで自分の名前が出て実績が見えた方がお得です
これは、筆者の持論ではありますが、Webで名前が出てこない人から得られる情報は、履歴書と職務経歴書、面接・面談などでしか得ることが出来ません。
スタートアップの会社でしたら、代表の方と一緒に食事したりしながら事業計画や展望を一緒に話したりしながらというこも出来ますが、全ての人がそうしてくれるとは限りません。
筆者の場合は、名前を入れると筆者自身が発信している様々なチャンネルが検索結果に出て来すぎるくらい出てくるので、第三者が言及してくれる良い事は全く見えてこないのですが、入社希望先が名前で検索してきたときに、運営しているWebメディアが出てきたり、他の誰かがじぶんのことについてプラスに書いていたりしてくれたりする内容が出てくると、正直かなり好感は持ってもらえると思います。
なので、筆者としては、基本的に就活や転職活動の時には、実名で色んなWebメディアに登録してアクティブに活動したり、Webメディアの運営をしてみたり等、とにかくやってみることをオススメします。
関連記事:就活でブログ運営が役に立つのか具体事例を交えて解説
40代で起業して経営者を経験しておくのもあり
日本政策金融公庫 国民生活事業のひとつにある新創業融資制度はご存じでしょうか。
日本は思っているよりも起業については寛容です。
実際に筆者も創業融資を利用して起業しています。
具体的な進め方はもう少し下記の解説でリンクを貼っていますが、創業融資については、認定支援機関としてライセンスされている税理士の先生と一緒に進めていくと上手くいく確率を上げることが可能です。
その他、雑誌や取材などで認知度を一気に上げていく戦略なら、ほかの資金調達の方法もあります。今はどれくらい盛り上げっているのか、あまり多くの情報交換をしていないこともあって、分からない部分もありますが、少し前は
- 投資家
- VC(ベンチャーキャピタル)
- CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)
から資金調達をして起業することも多かったと思います。
けれど、資本政策は戻れません。
どんどん自分がオーナーとしての持ち株が減っていくので、持ち株比率についてはかなり慎重に計画しないと、事業が大きくなったときに悲しいことが起こることがあるので気をつける必要があります。
筆者も、スタートアップ立ち上げの手伝いをしていたときには、どんな事業で起業するのかによって資金調達の方法を調整していましたが、筆者自身の会社に関しては、一緒に仕事をしてきたメンバーだけで会社の株を持ち合っています。
会社の作り方については別記事で書いているのでそれが参考になれば幸いです。
1度、会社設立をして自分で事業をやってみるという経験をすると、会社員時代に見えていなかった事務処理や、会社員の立場としてはあまりみられない、経営者としてやらないいけないことなどが見えてきます。
そのような経験を持った状態で、改めて転職活動….。
というか、もうその頃は経営者をやりつつ、多分コンサルタントとしての契約になって、他の人達からは新しく中途で入った感満載の空気で誰かの会社をお手伝するか感じになるかもです。
40代は絶望から展望を語れる人になります
記事の冒頭で、「40代は基本絶望します。」と書きましたが、どうすれば良いのか次に行動する手順が見えないと本当に絶望します。
けれど、次に何をすれば良いのか、例えば本記事を読んで少しでもキッカケになれば、それはまず自分の希望になっていきます。
そうして、それぞれ苦しみはあるだろうけれど、うまく次のキャリアに進むことが出来れば、今度は展望を語れる立場になったり、発信できる状況に転換することだって可能です。
40代で引きこもりは恥ずかしいのか?
筆者は全くそうは思いません。
むしろ、筆者自身がこの2〜3年、一部を除いてはほぼ引きこもり状態です。
子供に「パパって働いているの?」って聞かれたことがあるくらいです。
一瞬ショックでしたが、今は自宅やオフィスに引きこもっても全然外部と連絡をとったりビジネスを進めたりすることが出来るので全く問題ありません。
会社員による生活を辞めてから、筆者の場合は人と会うことが凄く苦手な性格になってしまいましたが、現在は創業メンバーも含めてみなフルリモートでWEbアプリの開発などを一緒にやっています。
40代がブログを始めた成功事例
ひきこもりつつ、ブログメディアの運営で成功事例があります。
それは、40代の筆者自身です。
このブログ(ユニコブログ®)の実際の実績などをプロフィールに記載していますが、ブログや他のWebメディアから入る収入だけでも、贅沢をしなければそれなりに暮らしていけるほどの収入にはなりました。
この期間は約18ヵ月です。
本当の理想は特別おかしいことでなければ会社に務めながらじっくりとWebメディアを育てて、ある程度の収入になったら、辞める前にまずは待遇条件交渉してみてから辞めたって良いと思います。
ただ、最近は話しで聞くだけでも、かなり嫌な気分になるハラスメントが多いようなのでそれはそれで問題かもですが…。
40代の無職でも収益化出来るのはブログやWebサイト運営
40代の無職でも収入を得ることが出来るようになるのは、筆者自身の経験からブログ運営だと思っています。
実際、以前に比べたらブログ運営はものすごく簡単になっています。
- 日記ブログ
- 趣味ブログ
- 特化ブログ
上記のどれかから始めつつ、本格的にサイト設計などを考えつつ別の雑記ブログや、50記事くらいのボリュームで構成された特化ブログを作って行けば、月1万円〜5万円と少しずつですが毎月の収入も上がっていきます。
Webサイトの運営事業が大きくなれば、それで法人化でも良いと思います。
40代無職でも終了ではない
とにかく強く言いたいのは、40代で無職でも終了ではないと言うことです。
40代で無職でも何とかなる
正直、20代〜60代でも、最終的な着地点を起業にして、チャレンジしてしまうのも1つの選択肢だと考えています。
年代に関係なく、起業から法人設立などのステップは変わらないのですが、転職となると話は変わってきます。
であれば、40代で無職になってしまった…。を続けるくらいなら、思い切って起業経験をしてしまって、その後が良くない結果であっても、そこで得た知見を次に生かすことが出来る要用になります。
正直、会社経営の仕方と会社を解散する仕方を知っていると、なかなかそっち方面の需要も大きいことを知ることが出来ます。
また、下記の3つのように
- 経営の内容自体は、あまり変わらない
- 会社経営による年間でやらなければいけない総務的なことが一通り分かるようになる
- 経営経験をしておくと、スタートアップ企業で補佐的なスキルを所有しているとみられて採用されやすい
と言うメリットができます。
会社経営の経験者が会社で1人でもいると、何度も繰り返しますがスタートアップ企業の成長に関わるバックアップでかなり役に立つことができます。
40代からに限らず起業した直後は何かと辛いことが多い
実際、筆者の場合は元々4Kライブ配信の対談スタジオで事業を立ち上げる予定でしたが、情勢が変わり方向転換するしかない状況になって、この間の売上は0です。
起業して事業の方向転換による売上0というのは無職と変わらない状況です。
Webメディアの運営についても、起業した途端に返信をもらえないか、返信が来てもポジショントーク+仕事のドタキャンという何重苦か分からない状況に追い込まれました。
正直かなりキツかったですが、今はなんとかWeb事業、アプリ開発事業、キャラクター関連事業の3つで売上が上がるようになりました。
結果として、このWebサイト運営やWebアプリのマネタイズ、キャラクタービジネスに関連したコンサルティング依頼も来るようになりました。
なので、辛くても超頑張れば何とかなるというメッセージも残しつつ…。
最後まで読んでいただきありがとうございました。